小屋泊まりで行く4月の鳥海山!(湯ノ台コース)

- GPS
- 13:25
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,702m
- 下り
- 1,714m
コースタイム
08:20 鳥海高原家族旅行村駐車場到着
08:50 湯ノ台コースの鳥海高原家族旅行村登山口
09:40 意図せず登山道ではない所を登り始める(^^;
10:45 横堂分岐(ここで登山道に復帰)
11:40 西物見
12:45 滝ノ小屋到着・宿泊
21:00 規則に従い(^^ 消灯・就寝
■24日(2日目)
03:30 起床
05:05 山頂に向けて出発!
- -:- - 直登につき位置の名称不明
07:25 2,000M突破!
07:40 外輪到着
08:20 七高山登頂!
08:50 道が分からず新山は断念決定し下山へ
10:00 手足が痺れ出し20分休憩。水とスニッカーズで回復(汗)
11:10 滝ノ小屋到着 → 昼食
12:10 滝ノ小屋出発
12:45 西物見
13:20 横堂分岐
14:10 鳥海高原家族旅行村駐車場到着
| 天候 | 23日 朝から15時ごろまで曇り、のち快晴。 14日 快晴! しかし1000m以上は風強し。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
■1日目 くもり 登山口に車で向かう道中、たまにフロントガラスに水滴が。登り始めてからはずっと曇りも雨は無し。西物見手前からずっとガスに巻かれる。雪は日照が無い分ほどほど締まっている。全行程アルミわかん装着。危険個所は横堂付近。通過コースでは無いが、見渡すと鳳来山方面も雪の崩壊が激しく大変そう。その後はいたるところにクラックが走っているので注意が必要。 ■2日目 快晴! 快晴も風強し。アイゼン・ピッケルでクライムオン! 午前5時出発のため雪はイイ感じで締まっていて歩きやすい。それでも岩稜地帯では膝上までの踏み抜きもたまにある。やはり向かう途中もクラック多数。高度や斜度なんかより雪崩が一番怖い。。。外輪付近からはずっとフィルムクラストが続く。パラパラと音を立てて落ちていく雪の音が心地良い。とにかく風が強い。顔も痛いし、たまに風でバランス崩れて怖い。下りは既に雪が緩みはじめている状態。歩きにきくいのもありますが、それよりクラックが多いため雪崩が心配で気疲れします。滝ノ小屋で昼食後の下山時はアイゼン+アルミわかんで出発。駐車場まで終始雪は緩々でした。 |
写真
感想
平日の2連休。天気も良さそうだし山行決定! 小屋泊まりで鳥海山か、吾妻山・磐梯山の2連戦かで悩んだ末に鳥海山行きをチョイス。問題は小屋泊まりは荷物が多くなることかな。持ってこなかった後悔ってやつが嫌いなんで、なんにしても荷物多めなのです。特に大量に担ぐお酒もね(^^;
初日は滝の小屋泊まりのみなので、自宅は6時50分出発とゆっくり。8時には鳥海高原家族旅行村駐車場へいったん到着。トイレと登山届け提出のために鳥海山荘へ引き返し、出発は8時50分ごろ。登山口にある案内図を見てみるとここは湯ノ台コース起点ではない事に気づく。3年前にこの登山口に来たことがあり、てっきりここが起点と思っていたけど、湯の台登山口は鳥海山荘をもうちょっと下った所にあるようだ。もどろうかとも思ったけど、ザックも背負って装備も完璧。メンドーなのでここから行く事にする。
登山口の道標から30M程歩くと直ぐに雪原。つぼ足で10分程歩いたのち、わかん装着。つぼ足でも行けそうだけど、この方が歩きやすいような雪質でした。登山道通りに行く予定でしたが、歩きやすそうなルートを通っているうちにどんどん登山道から外れていく始末。とりあえずスキーヤーのトレースを基本的に辿り、トラバースを繰り返しながら登山道復帰。横堂付近の急登は雪の崩壊が進んでいてちょい危険。その後西物見あたりでずっと続く崖もクラック多数で歩く場所には注意が必要かと思います。
濃いガスに巻かれながら滝の小屋前に到着すると、人影が3人見える。小屋の管理人である瀬川さんと役場の方2名でした。まだまだ無人小屋だけど、GWに利用する人のために小屋及びトイレの準備をされに来たそうです。いろいろお話しさせて頂き、その人柄に触れ大変嬉しかったです。有人小屋としての再開は6/21との事。有人小屋バージョンの時に泊まりに来ることを約束したので、今年また再来しますよ!
で、ひとりで1泊して翌5時出発。日の出とともに登り始める。雪はがっちり締まっていてとても歩きやすい。しかし斜面は大きなクラックが走っているところが多くあり、雪が緩んでくる午後なんかはちょっとおっかなそうだ。直登ゆえきつめの斜面が続くもなんとか外輪到着。風がめっさ強いが青空が嬉しすぎる。雪はもれなく全面フイルムクラスト。強い風と、崖っぷちの高度感、歩くたびにパラパラと音を立てて斜面を堕ちてゆく雪の音にちょいと腰が引ける(^^; でもそれにすぐに馴れ快調に外輪を歩き七高山到着! その後新山へのルートを探すがどこから行くのか分からず断念。ただスノーブリッジは低く、降りる場所が分かったとしても今の自分の無理だったと思う。一度新山側から外輪へ行く経験が自分には必要と思います。
下山は途中手足が痺れ出し20分程休憩した以外は至って快調。痺れは水とスニッカーズで回復しましたが、ロードバイクで経験した事のあるハンガーノックとは違ったし何だったのか不明。その後滝の小屋に戻りデポした荷物を回収し昼食。滝の小屋からの下山時は登山道をきちんとトレースしようとGPSとにらめっこしながら降りてきましたが、横堂分岐から旅行村口までの道がやっぱり分かりずらい。冬向きではないように思われました。
下山後は鳥海山荘でひとっ風呂浴びて終了。この時期は誰でも登れる山って訳では無いし、しかも大好きな青空のもと登山出来て最高でしたが、なんだかんだ言って新山登頂できなかったのは心残り。近いうちに外輪を経由しないで行けるルートから新山へ登頂し、新山側から外輪へ行く事でルートを経験したいと思います。雪消えちゃ意味ないんで早めに行かないとです(^^;
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gunjyou








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