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Yamareco

記録ID: 441361
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
関東

秩父槍ヶ岳

2014年05月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:44
距離
6.5km
登り
1,237m
下り
1,276m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

自宅0322≒練馬IC≒川越IC≒(16)(299)(140)[21]≒0555相原橋0605―0620雪渓渡渉(スノーブリッジ)―0657崩壊地上―0803主稜線(野鳥の森歩道終点)0806―0818コンサイス秩父槍ヶ岳(1430m)―0854秩父槍ヶ岳(1341m)0858―0930巻道分岐―0936野鳥の森歩道合流―1008崩壊地上―1031雪渓渡渉(スノーブリッジ崩壊)―1044相原橋1050≒[21](140)(299)≒1330入間市立寄り1510≒1610自宅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口である相原橋のすぐそばに東屋・トイレ付の駐車場(10台程度)あり。
コース状況/
危険箇所等
2014年2月の大雪の影響で、野鳥の森歩道の手すりが破損しているなど、危険個所があるため、一般には通行止となっていました。また、雪渓が沢を埋めているところがあり、1度渡渉する必要がありました。往路はスノーブリッジが使えましたが、復路ではそれも崩壊していました。

野鳥の森歩道の終点(主稜線)から秩父槍ヶ岳山頂までも道が不明瞭な部分があり、コース全体としても、家族向きとは言えない、いわゆる破線コースです。

実際、山と渓谷2010年11月号の特集「脱メジャーコース登山」でも取り上げられています(pp. 68-75)。但し、テレビ塔は2012年9月に撤去されています。
相原橋に向かう途中、本日のピークハント対象らしき鋭鋒が正面に登場しました。
2014年05月04日 05:50撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 5:50
相原橋に向かう途中、本日のピークハント対象らしき鋭鋒が正面に登場しました。
相原橋の登山口の向かいには、駐車場が整備されていて、東屋、トイレ(但し冬季閉鎖中のままでした)、観光案内看板などもありました。
2014年05月04日 06:04撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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相原橋の登山口の向かいには、駐車場が整備されていて、東屋、トイレ(但し冬季閉鎖中のままでした)、観光案内看板などもありました。
登山口の入り口には・・・
2014年05月04日 06:05撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 6:05
登山口の入り口には・・・
このコースマップを見ると、秩父槍ヶ岳を示している手書きの説明が、1430m峰(コンサイス版)になっていますね。
2014年05月04日 06:05撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 6:05
このコースマップを見ると、秩父槍ヶ岳を示している手書きの説明が、1430m峰(コンサイス版)になっていますね。
相原川沿いの登山道を登っていくと、何と雪渓が!! 2月の大雪の置き土産というわけでしょうが、驚きました。
2014年05月04日 06:10撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 6:10
相原川沿いの登山道を登っていくと、何と雪渓が!! 2月の大雪の置き土産というわけでしょうが、驚きました。
遊歩道の手すりも崩壊してしまっています。
2014年05月04日 06:13撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 6:13
遊歩道の手すりも崩壊してしまっています。
左岸の歩道を雪渓が埋めてしまっているので、ちょっと渡渉する必要があります。
2014年05月04日 06:18撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 6:18
左岸の歩道を雪渓が埋めてしまっているので、ちょっと渡渉する必要があります。
こんな感じ。
2014年05月04日 06:20撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 6:20
こんな感じ。
渡渉後に振り返ったところ。右岸から左岸に戻るところは、小さなスノーブリッジを越えました。
2014年05月04日 06:20撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 6:20
渡渉後に振り返ったところ。右岸から左岸に戻るところは、小さなスノーブリッジを越えました。
雪渓が続いています。
2014年05月04日 06:21撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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雪渓が続いています。
こんなところや・・・
2014年05月04日 06:35撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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こんなところや・・・
こんなに広がった雪渓もありました。斜面の雪が全部落ちて積み重なったのでしょうか。
2014年05月04日 06:38撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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こんなに広がった雪渓もありました。斜面の雪が全部落ちて積み重なったのでしょうか。
こういった看板だけが「遊歩道」っぽい人工物です。
2014年05月04日 06:52撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 6:52
こういった看板だけが「遊歩道」っぽい人工物です。
崩落値の脇を登る部分もあります。
2014年05月04日 06:57撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 6:57
崩落値の脇を登る部分もあります。
ヤシオがきれいに咲き誇っています。
2014年05月04日 07:27撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 7:27
ヤシオがきれいに咲き誇っています。
尾根にのると、少し展望が開けてきました。あのピークが多分、そうなのでしょう。
2014年05月04日 07:40撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 7:40
尾根にのると、少し展望が開けてきました。あのピークが多分、そうなのでしょう。
こちらは奥秩父方面。右奥が和名倉山(白石山)だと思います。
2014年05月04日 07:40撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 7:40
こちらは奥秩父方面。右奥が和名倉山(白石山)だと思います。
もう少しで主稜線に出るようです。
2014年05月04日 07:41撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 7:41
もう少しで主稜線に出るようです。
奥には、両神山が見えています。
2014年05月04日 07:44撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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奥には、両神山が見えています。
主稜線につきました。
2014年05月04日 08:03撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 8:03
主稜線につきました。
ここは、野鳥の森歩道の終点でもあります。
2014年05月04日 08:03撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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ここは、野鳥の森歩道の終点でもあります。
西上州の南部・昨年の晩秋に歩いた「天丸山〜帳付山」方面だと思います。
2014年05月04日 08:05撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 8:05
西上州の南部・昨年の晩秋に歩いた「天丸山〜帳付山」方面だと思います。
1430m峰には「(コンサイス)秩父槍ヶ岳」の標識がありました。三省堂のコンサイス日本山名辞典では、こちらの標高が記載されているのでしょうか?(調べていません)
2014年05月04日 08:18撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 8:18
1430m峰には「(コンサイス)秩父槍ヶ岳」の標識がありました。三省堂のコンサイス日本山名辞典では、こちらの標高が記載されているのでしょうか?(調べていません)
バックは、左から右へ、和名倉山(白石山)から唐松尾山への奥秩父稜線でしょう。手前の尾根は白奏山からのもの。
2014年05月04日 08:19撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 8:19
バックは、左から右へ、和名倉山(白石山)から唐松尾山への奥秩父稜線でしょう。手前の尾根は白奏山からのもの。
満開です。
2014年05月04日 08:23撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 8:23
満開です。
かつてテレビ塔があったと思われるピークの脇から北側に北西道があり、槍ヶ岳に続いているようです。が、このあと再び稜線に戻って、一部南東側を巻くのが正解ルートでした。(たくさんあるテープや踏み跡に惑わされ、ちょっと北西側に外してしまいました)
2014年05月04日 08:28撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 8:28
かつてテレビ塔があったと思われるピークの脇から北側に北西道があり、槍ヶ岳に続いているようです。が、このあと再び稜線に戻って、一部南東側を巻くのが正解ルートでした。(たくさんあるテープや踏み跡に惑わされ、ちょっと北西側に外してしまいました)
少しルートファインディングに手こずりましたが、なんとか秩父槍ヶ岳(1341mピーク)に到着しました。
2014年05月04日 08:54撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 8:54
少しルートファインディングに手こずりましたが、なんとか秩父槍ヶ岳(1341mピーク)に到着しました。
樹林があるため、山頂からの展望は今一つです。これは両神山方面。
2014年05月04日 08:55撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 8:55
樹林があるため、山頂からの展望は今一つです。これは両神山方面。
山頂から東へ直接相原橋方面に下るルートは通行止めとのこと(事前把握済み)で、今回は往路を戻ります。
2014年05月04日 08:55撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 8:55
山頂から東へ直接相原橋方面に下るルートは通行止めとのこと(事前把握済み)で、今回は往路を戻ります。
復路はできるだけ稜線沿いに行くことにします。
2014年05月04日 08:58撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 8:58
復路はできるだけ稜線沿いに行くことにします。
右に和名倉山(白石山)。
2014年05月04日 09:06撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 9:06
右に和名倉山(白石山)。
両神山(写真のさらに左)から派生する梵天尾根上のピーク(大峠?)でしょう。
2014年05月04日 09:06撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 9:06
両神山(写真のさらに左)から派生する梵天尾根上のピーク(大峠?)でしょう。
帳付山、倉門山、大ナゲシ方面。
2014年05月04日 09:11撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 9:11
帳付山、倉門山、大ナゲシ方面。
さらにその東側には、赤岩岳。
2014年05月04日 09:16撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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さらにその東側には、赤岩岳。
両神山本峰を背景に。
2014年05月04日 09:20撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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両神山本峰を背景に。
地味な山に花を添えてくれています。
2014年05月04日 09:30撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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地味な山に花を添えてくれています。
ここから巻道でショートカットします。
2014年05月04日 09:30撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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ここから巻道でショートカットします。
巻道が終わって、野鳥の森歩道の尾根に乗りました。
2014年05月04日 09:36撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 9:36
巻道が終わって、野鳥の森歩道の尾根に乗りました。
雪渓まで下りてきました。雪崩の跡なのでしょう。
2014年05月04日 10:20撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 10:20
雪渓まで下りてきました。雪崩の跡なのでしょう。
5月の秩父とは思えませんね。
2014年05月04日 10:23撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 10:23
5月の秩父とは思えませんね。
いつまで雪が残るものだか・・・
2014年05月04日 10:25撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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いつまで雪が残るものだか・・・
この案内板の言う通りだと思います。
2014年05月04日 10:28撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 10:28
この案内板の言う通りだと思います。
夏は沢登りも楽しいかも知れませんね。
2014年05月04日 10:29撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 10:29
夏は沢登りも楽しいかも知れませんね。
往路で渡ったスノーブリッジは落ちてしまっていました。
2014年05月04日 10:31撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 10:31
往路で渡ったスノーブリッジは落ちてしまっていました。
残雪と新緑と。
2014年05月04日 10:37撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 10:37
残雪と新緑と。
野鳥の森歩道の起点、
2014年05月04日 10:41撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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野鳥の森歩道の起点、
登山口まで無事戻ってきました。
2014年05月04日 10:43撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 10:43
登山口まで無事戻ってきました。
この機会ですので、いくつかの注意事項も記録に残しておきます(1)
2014年05月04日 10:43撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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5/4 10:43
この機会ですので、いくつかの注意事項も記録に残しておきます(1)
注意事項(2)
2014年05月04日 10:43撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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注意事項(2)
注意事項(3)
2014年05月04日 10:43撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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注意事項(3)
野鳥の森歩道の起点道標。
2014年05月04日 10:44撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
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野鳥の森歩道の起点道標。
相原橋を渡ったところにある駐車場。
2014年05月04日 10:44撮影 by  DMC-LZ2, Panasonic
5/4 10:44
相原橋を渡ったところにある駐車場。
撮影機器:

感想

GWの後半は、1歳3ヶ月になる初孫が我が家で過ごすことになり、4日に車で迎えに行く都合がありました。午後に来てくれというので、方向が同じ秩父方面の山を午前中に登ってくることにしました。人が少ない静かな山にしたいなぁ、ということで、秩父槍ヶ岳を選びました。新・分県登山ガイド「No. 埼玉県の山」には、「中津仙境にそびえる本書中最難関の岩峰」と紹介されています。また、2010年11月号の山と渓谷誌では、特集「脱メジャーコース登山」の中で8ページ(pp. 68-75)を割いて紹介しています。

・2月の大雪のことは知っていましたが、まさか5月になってもここまで雪が残っているとは、驚きました。
・コースは急登ですが、稜線までは比較的はっきりしています。問題は、「1430m峰=(コンサイス)秩父槍ヶ岳」を過ぎてから秩父槍ヶ岳のピークに達するまでの区間でして、テープや踏み跡がたくさんありすぎ(つまり間違っているものが多い)でした。できるだけ稜線から大きく離れずに行くのが正解です。巻くところも北西側ばかりではなく、1箇所は南東側にルートがあるところもあります。
・山頂からの展望は今一つです。特に近くて存在感のある両神山本峰方面をすっきりと見渡せる場所がないのが残念なところです。
・地味な山ですが、ヤシオが満開で彩を与えてくれていました。
・なお、GPSログがバタついています。谷合いで、衛星からの電波の受信状況が不十分だったためでして、そのようにコース取りしたわけではありません。往路と復路とで違ったルート取りをしたのは、秩父槍ヶ岳頂上付近と、主稜線分岐(野鳥の森歩道終点)付近の2箇所だけです。

## GWの残りは、「育爺」に専念しまぁ〜す。

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コメント

こんにちは。
こんなところがあるなんて知りませんでした。
急いで雲取・両神の地図を引っ張りだしてみたら、ありました!
凄く興味深く拝見させていただきました。
2014/5/18 18:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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