鳥海山(山スキー)(七高山、新山)



- GPS
- 08:27
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
竹竿が1950m付近までありました。 5/4は寒気の影響で風が強くカチカチでした。 |
写真
感想
久しぶりのGW東北遠征である。いつもは独りが多いが今回はいつものよーこさんと
山形のあかねずみさんも合流。あかねずみさんは月山のガイドもされている。
5/3夕方安曇野を出て夜半頃に秋田象潟の道の駅着。
ここで3時間ほど仮眠して祓川へ向かう(眠)
空を見ると晴れ予報に反して雲が多い様だ^^;;
鳥海山は雲の中でその動きの早さから相当な風が吹いているのが分かる。
途中の林道は両脇の雪の壁が高い。
祓川の第一駐車場は満車寸前でギリギリ置けたのだった。
しかし朝の内は強い風と寒気の影響で雪はカチカチ^^;;
暫く様子見していると山頂の雲が取れて来たので出発する。
あかねずみさんは壷足なのでこうした条件ではいくらか有利かな?
ここでは山スキーの人の比率が圧倒的に多いが皆さんカチカチの雪に苦戦されている。
七ッ釜避難小屋への登りは夏道から離れて左側の尾根から上がる。うん、こっちの方が楽だね。
七ッ釜滝や氷の薬師は全て雪の下で綺麗に蓋をされていてあとは緩い沢状の地形を行く。
山頂下1960m付近の台地までスキーで行くがいよいよクトーが刺さらなくなってきたので
シートラーゲンに切り替えるが何せ風が強いので煽られまくりであった^^;
風が弱くなると前進、強くなると耐風姿勢の繰り返しで後で腕が筋肉痛になった(笑)
それでも七高山には11:00頃には着いたのでスキーをデポしてピッケル片手に新山まで行く。
外輪山からの降り口は火口原にある新山に繋がる「雪の尾根」に降りる斜面があるが上からは様子が
見えないので夏道沿いに降りる。ちょっとだけアルパインチックで面白い。帰りには七高山に直接
上がってみる。
「雪の尾根」に上がると山頂は近い。この雪の尾根、外輪山(七高山)と中央火口丘(新山)を
繋ぐ様に火口原を埋め尽くしている。秋の姿を知っているだけに雪の多さが分かるが30mは
あるかも? お陰で夏より楽に上がれたが地形と雪と風のいたずらで面白い形に雪が積もって
いるものだ。
新山の溶岩ドームも窪地は全て雪で埋め尽くされており、胎内くぐりも雪の下だ。いくつかある
ドームの間を行ったり来たりと楽に行けるのであった^^
北面を覗きに行くとちょうど直下を上がって来るパーティがロープを出しているのが見えた。
こりゃ滑落したらかなり下まで行ってしまいそうである。
さて、風も収まってきたので暫しまったり^^
いつもの雪兎だるまを3人で作る。ちょうどいい岩があったのでその上に乗せて騒いで写真など
撮っていると他の登山者からも撮らせてくださいと言われる^^ ヤマレコにも出すそうである(笑)
さて暖かくなったので七高山に戻るか。と、七高山に戻って下を見ると凄い人であった。
まさに砂糖の山に群がる蟻の如し(爆)ここはゲレンデか?
人を縫う様にして滑るが2000m位までは相変わらずカチカチであったがその下は快適な
ザラメであった。壷足のあかねずみさんは休み休みとは言えスキーの我々と5分も変わらず
降りてくる。さすがである^^
一気に降りるとあっと言う間なので途中でお茶休憩などしながらのんびり降る。
今日は祓川ヒュッテに泊まるのだ。ここに泊まるのは初めて(素泊まり1800円、毛布あり)
私も今までそうだったが車中泊かテントの人が多いからか空いていて、角の一番広くていい部屋に泊まれた。
3人でこれとは贅沢!!皆で喜んでいると速水もこみち似の管理人さん(由利本荘市職員?)がいいでしょー
と爽やかな笑顔で返してきた。
このヒュッテの管理人であった佐藤康さんの記録が本になっていて秋田の佐藤さんから何冊か頂いている。
もう亡くなられて久しいが氏の息吹をこのヒュッテの中のあちこちに感じられたのであった。
部屋の窓からは鳥海山が半分以上埋め尽くして見えている。北西に見えている稲倉岳も独立した
一つの山の貫禄がある。午後から夕方、夜と移ろいゆく鳥海山の色を見ながらあかねずみさん持参の
山形の郷土食「引っ張り」を頂きながら夜が更けてゆく。
昨夜は移動で3時間しか寝てないのでもちろん爆睡であった^^
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する