風倉山



- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 738m
- 下り
- 725m
コースタイム
11:00 ダム展望台の門扉前
13:12 風倉山山頂着
13:44 下山開始
〜
16:30を過ぎた頃、車を止めた所
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ダムサイトの展望台の奥にカギの繋っていない門扉を開けて登り始める。 電波塔まではメンテ用の階段があるが、それを過ぎるとこの先の険しい。 山道を最後に整備したのが何時だったのだろうか? かなりの年月手が入っていない様子。 トラ綱やロープは数ヶ所あったが途中で千切れていたり、朽ちていそうで怪しい、急登は手を付いて枝や根っ子や岩を頼りに慎重に登った。 |
写真
感想
風倉山 2014/05/11 SUN 晴れ
天気がいいのでガイドブックを開いて適当な山を物色しリュックと靴だけ持って家を出たのが朝8時半、
コンビニでおにぎり二つと水を調達して高速に乗って向かったのは奥胎内の風倉山。
(登り2時間程 標高931m ダムサイトからの標高差626m)
県道53号線に入り胎内スキー過ぎると道路に猿がぶら付いている。
風倉トンネル過ぎた所で6月下旬までの冬の通行止めで一般車両は入れない。
10時13分、これより登山口のある胎内川ダムまで道なりに4.3キロ、約50分強歩くことになる。
胎内川ダムに着くとそれらしい山はガイドブックに急登とあったが簡単そうに見えた。
ダムサイトを渡って展望台に上がり、11時を廻った頃にカギの繋っていない門扉を開けて登り始める。
電波塔まではメンテ用の階段があるが、それを過ぎるとこの先の険しい気配が伝わって来た。
おまけに近くで雪崩が起きて雷のように轟く。(どこ見ても雪崩や土砂崩れの巣だらけだ)
登山道を最後に整備したのが何時だったのだろうか? かなりの年月手が入っていない様子だ。
トラ綱やロープは数ヶ所あったが途中で千切れていたり、朽ちていそうでとても体を預ける気になれず、
急登は手を付いて枝や根っ子や岩を頼りに慎重に登った。(下りの事を考えると気が重い)
ここまでほとんど休憩も取らずどうにか北ノ峰を過ぎて、頂上直下の最大の難関を前に一瞬固まってしまったが、
垂れ下がってるだけのロープには触れず、藁をも掴む思いで枝や根っ子にしがみ付いてよじ登り、
午後1時12分ようやく頂上に辿り着いた。
喉が渇きすぎてて乾き物のビスケットやソイジョイに手を出す気にもなれず、
おにぎりだけを防虫網を被って水といっしょに流しこんだ。
見渡せば4方山だらけ、ダム湖の正面には飯豊連峰の北の端えぶり差岳と鉾立峰、不動の飯豊山と大日岳
南に二王子岳、その肩越しに五頭連峰、西に櫛方山脈、北は朝日連峰と日本海の粟島も見下ろせる。
午後1時44分下山開始。頂上直下の難所を過ぎた直後にコースアウトした。
すぐに気付いたがあっけ無くいとも簡単に道を見失ってしまうものだ。
そんな事で登り以上に緊張し慎重に足掛かりを探りながら下りた。
無事ダムの展望台まで下りて緊張が緩んだのか時計を見た事は覚えているが時刻の記憶が飛んでしまった。
写真を撮る事も忘れていた。行きの道路沿いに目を付けていた山菜も摘む気にもなれず、
ダムからまた歩いて駐車していた所まで戻って来たのは4時半を過ぎた頃だった。
はじめたばかりで経験もなく、すでに伸び代もないのによくがんばったと思います。今後に活かせる体を張った貴重な体験が出来ました。
※車を降りてから戻るまで、山菜と取りの地元の方4名と工事関係車両が数台通ったのみで、
絶好の登山日和にも関わらず登山者にはひとり足りも会えず貸切状態でした。
※北ノ峰に何かの碑が在るとガイドブックにあったが確認する事が出来ませんでした。
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