リハリビ登山は低山から(宝篋山)


- GPS
- 04:53
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 506m
- 下り
- 489m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りやすく危険個所なし |
写真
感想
リハリビ登山は低い山から
椎間板ヘルニアで歩行困難となってから4か月が過ぎた。最近では足に痛みはあるものの4kmぐらいは平地を歩けるようになってきた。これなら標高差の少ない山ならば歩けるかもしれないと思い茨城の宝篋山に行ってみることにした。この山は筑波山のすぐ南にあり標高は461mである。自宅近くにも手ごろな山はあるが、この山の雰囲気が好きで最初に登るのはこの山と決めていたのだ。
登山口に7時過ぎに着くがすでに駐車場は半分以上埋まっている。低山ながら地元では人気がある山だ。きっと暑くなる前に登ってこようという人が多いのだろう。普通に歩けば2.5時間ほどで往復できるのだから。
さあ行くか。久しぶりの山歩きだ。腰に負担をかけないように普段は使わないストックも両手に持って出発する。今日のこの時間ではまだ涼しさを感じさせるほどで歩きやすい。あぜ道のようなところを抜けて山に入ると木陰の道となりそこを順調に歩く。ちょっとした花が咲いていると止まって撮影する。今日はゆっくり歩くことを目標とする。沢沿いの道は低山ながら植林が少なくいい雰囲気が続く。道が右に折れるところでちょっと休憩。ここからは南側が開けており空気が澄んでいれば富士山も見える場所だ。足の痛みも普段公園を歩いているのと同程度で今のところ問題はない。
ここからしばらく歩くと尾根道となる。そして降りてくる人とよくすれ違う。聞けば朝6時ころに登り始めたとか。やはりそういう人が多そうだ。足の痛みはそれほどでもなく順調に高度を稼ぐとほどなくして頂上に着く。もう少し人が多いかなと思ったが休んでいるのは1グループのみ。丁度木陰になるベンチが空いていたのでそこにザックを下ろす。改めて回りを見渡すと筑波山が目の前にあり反対側には霞ケ浦が広がっている。空気が澄んでいれば遠くの山も見えるのだが今日はほとんど見えない。夏山ならば仕方がないか。まあ順調に登れたので良しとしよう。心配してくれていた妻にも無事登頂の連絡をする
そしてランチの開始。今日は簡単にしようとカップ麺にしたが、山の上で食べるのは久しぶりでなかなかうまい。足はだいぶ痛くなってきて、ふくらはぎをもんだり伸脚したりして痛みを和らげる。食事が終わってまた一通り景色を見たら下山にかかる。ただまっすぐには降りず、道が分岐する場所で休憩する。出発してから10分もたっていないがここはお気に入りの場所なのだ。ほどよく広がった地形に木々が立ち並び、柔らかな草地となっている場所。木陰のベンチに座りコーヒーブレイクとする。丁度風も出てきて涼しさを感じさせる。ここで昼寝をしていってもいいかなあと思っていると登山者に涼しいところでいいですねえと声を掛けられる。いいとこですよと答えるが、ここで休む登山者は少ない。皆素通りだ。
さあ行くか。このころから気温も上がってきて夏山の低山状態になる。風もなくて汗ばむ。あとは下るだけだがお尻のあたりが痛くなってきた。下りでそれが少し響く。途中で休みたいと思うもののいい場所もなくとうとう麓までおりてしまった。あぜ道に出ると、ため池のそばに大きな木陰がありそこで大休止。もうあと10分もかからずに登山口なのだが休みたかった。風が吹き抜けるその場所で足を投げ出して座り込む。右のお尻あたりがかなり痛い。何とか登れたけれどこれぐらいが今のところの限界か。万歩計を見ると14千歩ぐらい。平地で歩くのと同じぐらいの歩数だ。痛みも平地で歩くのと同程度。
とりあえずはこんなものか。それでも何とか登ってこられてホッとする。以前のように長躯はできなくても、このぐらい歩ければ登れる山は色々ある。そんなところをぼちぼち歩いて行こうと思った。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する