野坂岳から幻の美保の滝を懸垂下降


- GPS
- 07:49
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 1,073m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:55
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先々週に幻の滝・美保の滝を訪れたのですが滝を堪能することができず、今回は野坂岳まで登山道で登って、上から攻略することにしました。美保の滝は公称20mですが、実際にはもっとあると見て50mシングルロープに、予備の30mツインロープを持参しました。ロープ地獄です。
もう結構涼しかったのですが野坂岳への登り序盤は汗だく。重いロープが足かせです。50mシングルロープは重さ3.2kg、30mツインは1.5kgです。
それと駐車地から登山口まで40分の余分な登りがありました。
さて野坂岳からは山コースの鞍部まで下り、そこから植林地で始まる谷筋を歩きます。ほどなくして水流が現れ、沢となります。
美保の滝の上部まで1時間少々、先にお昼を済ませて軽くなったところでいよいよ滝を懸垂下降します。まずは上部の滝、少し緩やかでロープなしでも行けますが、滑るとそのまま滑落するのでロープを出します。支点の木は滑りの良いもので、食い込んだりしないものを選びます。時にロープが食い込んで回収できず、また登り返すということもありますので。
一度テラスに出たら本瀑の攻略を考えます。右岸にあるブナの木とサルスベリの木の2本を支点に使うことにし、セルフビレイしてロープを回収します。そして50mロープをループにして滝に投げますが、途中のテラスに落ちて足りるかどうか分かりません。なので30mロープを出せるようにして下降しました。そのテラスからロープを下に投げると、一番下には届きませんがもうそこから歩いて下れそうでした。滝の岩はヌメリもあり滑りやすく、右岸の草付き斜面も使います。
25m懸垂下降を終え、あとはクライムダウンです。位置関係から考えるとこの美保の滝、20mではなくやはり40mはありそうで、上部の滝も含めると50mの名瀑と言えるでしょう。
懸垂下降はこの先も2回使いました。あとは2週間前に来たところで記憶に新しいルート、無事に林道終点まで歩けばあとは林道歩きで無事に下山です。
本当は沢を登って行きたいところ、これほどの落差の滝は高巻きするしかありません。下りで懸垂下降ならロープで確保される安心感がありますが、支点がトラップになる、器具操作ミスのリスクが残ります。残り少ない沢シーズン、引き続き慎重に行きたいと思います。
コメント
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28番の写真どうやって撮ったんですか?
今回は2人山行だった? コピーロボットを持って居る? 気のせい?
他の選択肢が考え付きませんが、まさかカメラ回収に、もう一度登り返してるなんて事は受け付けませんからw
graveltre
追加:わたし今年の秋はキノコを楽しみたいんです。あのタマゴタケって美味しいらしいんですが、どうしても毒キノコに見えるのは私が老人だからですか?
種明かしは面白味なく、同行者のユーチューバー撮影です(笑)
さすがに美保の滝登り返しは躊躇しますね…
タマゴタケ美味しいですよ。競争率高いので早い者勝ちです!
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