別山 （途中撤退を覚悟したチブリ尾根ピストン）
石川県
岐阜県
whitewater
体力度について
- GPS
- 11:41
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,650m
- 下り
- 1,640m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 11:41
| 天候 | 雨のちガスのち晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・市ノ瀬〜猿壁は、工事用道路を縫う傾斜の緩い登山道。 ・猿壁〜釈迦展望地は、樹林の中の道。 初めは斜面のトラバース道で、水飲場手前から急登。 ・釈迦展望地〜御舎利山は、尾根伝いの道。 最後は急斜面の九十九折り。 ・御舎利山〜別山は、緩やかなアップダウンの草原のプロムナード。 ・トイレは、市ノ瀬、チブリ尾根避難小屋にあり。 |
| その他周辺情報 | ・日帰り入浴は、大野市のあっ宝んど：600円。 |
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感想
不順な天候が続く中、日曜日が比較的いい予報に。
日曜は別当出合まで車で上がれないので、必然的に別山狙いに。
先日の御前峰の筋肉痛がまだ少し残る中を決行する。
天気予報が次第に怪しくなって朝方は雨に。
北からの高気圧にその後の回復を託して市ノ瀬に入る。
さすが日曜の朝の市ノ瀬。
一番バスが出る頃には既に満車状態。
どんどんバス停に吸い込まれていく登山者を尻目に、
別山に向かってひっそりと出発。
流石に、こっちに人は殆ど来ない。
花を愛でながら、林道をのんびり歩いて行く。
初めは樹林帯なので、雨は気にならない。
霧にむせぶ幽幻の登山道を順調に進む。
小屋では居合わせた登山者と雑談を楽しむ。
いつものペースで進み、御舎利の登りにかかる、
その頃から体調に異変が。
頭がフラフラし吐き気がして貧血状態に。
これはイカンと路傍の石にしゃがみ込み、しばらく休む。
二度ほど撤退をしかけた後、気を取り直してGPSを確認。
どうやら山頂までは残り200mのようだ。
まだ時間はあるので、12時までゆっくり登ってみることにする。
御舎利までは急登だが、九十九折の道は意外と歩きやすい。
12時までに、なんとか御舎利に辿り着くことが出来た。
ピークに立つと気分は変わるもので、体調の不安が一気に無くなった。
ここまで来たからには山頂に行かない訳にはいかない。
時間を気にせずにゆっくり行こう。
別山までは花を愛でながらのプロムナードとなった。
山頂は一面ガスの中だった。
しかし、もう山頂に辿り着けただけで十分だった。
それ以上望むものは何もなかった。
景色が見えない分、却って気が散らずゆっくり休むことができた。
下山にかかると、次第にガスが取れ青空が顔を出した。
眼下には白水湖も見え始め、体調の不安も全くなくなった。
その後は、いつも通りの別山となった。
登山口の近くではアケボノソウが待っていてくれた。
手足を思いっきり広げたボーノポーズが愛おしかった。
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