沼ッ原湿原-鬼ヶ面山【熊の匂いがプンプンする山行】


- GPS
- 04:26
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 299m
- 下り
- 295m
コースタイム
↓
5:10沼原湿原5:50
↓
6:55鬼ヶ面山
↓
7:35沼原湿原8:10
↓
8:25沼原湿原駐車場
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4時半前到着時点で先行2台。 8時半帰着時でも15台ほど。 ※駐車場までは最初と最後に未舗装路ありますが、2駆でも全く問題なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽駐車場⇔沼原湿原 ある意味危険。 この辺りは熊頻出地帯として有名。湿原に下る木道脇の笹藪が突然ガサガサと。 三斗小屋宿跡に向かう道にある石仏で歩きましたが、もう雰囲気満点。 熊鈴を振り回して歩きました。 ▽沼原湿原⇔中頭山⇔鬼ヶ面山 迷う箇所はありませんが、非常にキケンな匂いが。 道中はほとんど(刈り払いは行われているものの)笹藪を行きますが、 ダニの結構デカイのが五匹ほど付着(;゜Д゜) 鬼ヶ面山(山頂標なし)に着いて引き返す際に、登山道にクマと思われる 巨大な糞が二箇所に・・・往路は無かった((((;゜Д゜))))))) ものの10分ばかりの間でした。。。 ギンリョウソウ(別名ユウレイタケ)を100本以上みた。 もう二度と歩く事はないルートでしょう。 ☆下山後の温泉 板室温泉「奥那須・大正村幸乃湯温泉」700円(HPでは500円でしたが・・・) http://www.kuroiso-kankou.org/spa/index.html 他にも沢山あります。那須も近い。 ☆酒 那須に向かう途中に栃木の地酒が豊富な名店があります。 以前の那須岳山行で発見して以来毎回寄っています。 http://www.paw.hi-ho.ne.jp/y-tsukii/ |
写真
感想
四年前だっただろうか、流石山辺りからみた沼原調整池の、
この世のものとは思えない美しさに心を奪われ、いつの日かの訪問を約束していた。
この池は上池とも呼ばれ、深山湖(こっちが下池)から夜間電力によって
引き揚げられた水を日中の電力消費が多い時間帯に下池まで下ろし、
その際に発電するという、揚水発電のために人工的に作られたものです
(詳しくは写真を参照)。
人工的とはいえ、その見事なまでの円形、縁取りのコンクリの傾斜、色使い・・・
デザインした方のセンスのよさに脱帽である。
ちなみに、人工物が見事なまでにそのリッチにマッチした例の模範的存在と言えるのが、
車山レーダーである。
沼原湿原はレンゲツツジ、ズミのピークが過ぎ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウなどの
盛夏の花が開花の準備をしていた。
湿原散策だけではあまりにも時間が余るので、地図でその名前が気になった
「鬼ヶ面山」までピストンすることに。
この山域はクマがよく出てくるようなので緊張感を持って進みます。
笹藪のダニに悩まされ、山地図の「クマ注意」という文言に驚かされながら、
栃木の奥深い自然を堪能しながら歩きます。
銀竜草が至る所からニョキニョキと顔を出し、深山の雰囲気を助長する。
中頭山と鬼ヶ面山の三角点を過ぎるも、山頂標はなし(´Д` )
深山湖まで行って大回りして戻るという選択肢もあったが、
早く温泉に浸かりたかったので引き返します。
すると、鬼ヶ面山と中頭山の間に新しい巨大な糞が・・・
これは間違いないでしょ!ものの10分足らずなのに。。。
熊鈴を更に大きく鳴らし、ストックを打ち鳴らしながら、
生きた心地のしないまま足早に下りました。
「早朝の一人歩きはダメ」と至る所に書いてあるのに、ホントにその通りだと実感しました。
あと「名前が気になったから行ってみよう」とか、事前調査不十分で
気軽に行くのも問題ですねー、と感じた山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する