富士山 西臼塚から村山古道


- GPS
- 13:08
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,672m
- 下り
- 2,663m
コースタイム
- 山行
- 11:22
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 13:07
天候 | 晴れ、下山時は五合目より下は曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・富士山スカイラインは車が高速ですっ飛ばしてくるので注意。夜はヘッデンを点ける方が良い。 ・村山古道は所々に倒木があるが、通行困難というほどでもない。道は比較的はっきりしている。熊に注意の看板あり。 ・下山で使ったルートでは、ガラン沢と富士山スカイライン旧料金所ゲートの間はかなり荒れていたので歩行注意。 ・閉山期間中なので、今回は六合目の雲海荘のみ営業していたが、他の山小屋、トイレはすべて閉鎖されているので、飲み物、食料の用意は十分に。携帯トイレ奨励、あと紙も。 ・例年なら同じく六合目の宝永山荘も営業しているはずだが、今回は閉まっていた。台風の影響? ・富士宮ルート七合目付近で、直径50cmほどの落石を目撃した。 ・富士宮ルート九合五勺より上は工事中のため立ち入り禁止。ブル道を使って迂回する。 ・御殿場ルート九合目付近で、登山道のそばに巨大な岩が落ちていた箇所が2か所あった。ちょっとバランスが崩れただけで下に落ちるかもしれない。 ・超ロングルートなので、健脚者向き。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
ヘッドランプ
熊よけ鈴
予備電池
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | 日焼け止めを持ってきていたのに車に忘れた。また、計画が甘く、下山時にはどっぷりと日が暮れてしまった。 |
感想
今年10回目の富士登山。開山期のマイカー規制期間中は、水ヶ塚公園駐車場に車を止め、シャトルバスで富士宮口五合目に向かうことになっているが、水ヶ塚からさらに西に6キロほど進んだところに西臼塚駐車場という比較的広い駐車場があり、ここを起点に山頂まで往復できないものかと考えていた。それが開山期間中に実現できれば、駐車場代とバス代を節約できると思っていたのだが、ちょっと甘かった(笑)。
計画の時点ではお鉢巡りもするつもりでいて、吉田口馬返しからお鉢巡りを含めて往復する距離とほとんど変わらなかったのだが、西臼塚駐車場の標高は吉田口馬返しより約200mも低く、やはりというか疲労度が高くて登山の途中でペースが落ち、お鉢巡りは取りやめにしたものの、下山途中でどっぷりと日が暮れてしまった。それを想定してヘッデンと手持ちライトは持っていたので問題なく下山はできたが、できれば初めて通るルートで日没を迎えるのは避けたかった。また、下品な話で申し訳ないが、下山途中で携帯トイレのお世話になった。常備しておいてよかった。
なお、今回は七合目付近を登っている時に、上の方から大勢の叫び声と笛の音が聞こえてきたので何事かと思ったら、目の前の数十メートル先を直径50cm大の石がすごい勢いで落ちてきてビックリした。その石が進む先は五合目の駐車場だったのだが、大丈夫だったのだろうか? また、下りに使った御殿場ルートでは、8月に2回通った時には見なかったはずの巨大な岩が登山道のそばに落ちていて、こちらも驚いた。ちょっとバランスが崩れたら下に落ちてしまうかもしれない。
かくして、自分史上、標高差と歩行距離が最大という登山を無事に終えたが、この距離が自分が日帰りで行ける限界だなと感じた。ただ、吉田ルートほどではないが、歴史的な痕跡を感じる箇所はいくつかあり、植物観察も面白そうなので、今後このルートで登るときは、日帰りではなく一泊二日にしようかと思っている。
ちなみに、今回の登山で良かったと思うことは、気温が安定していたこと。通常は、これだけ標高差が大きく距離が長いと、途中で服を脱いだり羽織ったりということが必要だが、今回は暑い時だけシャツのボタンを外したぐらいで、ずっと同じ格好でいられたのが良かった。しかし、季節外れの富士山は何があるか分からないので、十分な装備でもって登山に臨まれたし。
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