記録ID: 4740074
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無雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
超快晴の谷川岳（土合駅から、西黒尾根→田尻尾根）
2022年10月01日(土) [日帰り]
群馬県
新潟県
俺塩
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:52
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,613m
- 下り
- 1,611m
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日帰り
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:52
距離 14.4km
登り 1,613m
下り 1,617m
17:42
ゴール地点
| 天候 | 終日秋晴れの快晴 気温は上がるが、西風がヒンヤリと感じる |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
05:03発 板橋ー08:37着 土合 乗換3回（赤羽・高崎・水上） 3,080円 ▼帰り 18:18発 土合ー21:51着 板橋 乗換3回（水上・高崎・赤羽） 3,080円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●天神尾根 下りの渋滞がひどかった。 渋滞の原因（渋滞の先頭）の人が無自覚でまったく道を譲らなければ、混雑状況以上のひどい渋滞ができあがるようです。 ●田尻尾根 大きな段差、滑りやすい石、巧妙に仕掛けられた木の根トラップ、急坂とぬかるみのコラボなど、非常にストレスの掛かる道でした。 西黒尾根の樹林帯部分を歩きにくさ3.34倍くらいにした道という印象です。 ※田尻沢沿いの作業道は、崩壊箇所の修復が完了し、渡渉が必要な場所はありません。重機が普通に通れる状態になっています。 |
写真
土合駅、なにやら改装工事中です。上越線の下り電車はかなり混んでいました。来週、再来週は混雑のピークを迎えることでしょう。
清々しい快晴です、白毛門も頂上付近までクリアに見えていますが、紅葉はこれからといったところでしょう。
西黒尾根の登山口到着。湿度は夏に比べれば相当低いですが、思ったより暑いです。土合駅からここまで意外と時間掛かるんですよね。水上からバスに乗ったしまったほうが時間的には早く到着できるのですが。
10/1 9:22
西黒尾根の登山口到着。湿度は夏に比べれば相当低いですが、思ったより暑いです。土合駅からここまで意外と時間掛かるんですよね。水上からバスに乗ったしまったほうが時間的には早く到着できるのですが。
カメバヒキオコシ。花はほぼ枯れています。
シソ科で冬になると氷華を作る花として知られる植物ですね。
シソ科で冬になると氷華を作る花として知られる植物ですね。
おなじみの直角ブナ。西黒尾根下部の紅葉はまだまだ先です。このあたりで消化器まわりに不快感を感じ、こまめに小休止を入れる羽目になります。
10/1 10:05
おなじみの直角ブナ。西黒尾根下部の紅葉はまだまだ先です。
このあたりで消化器まわりに不快感を感じ、こまめに小休止を入れる羽目になります。
このあたりで消化器まわりに不快感を感じ、こまめに小休止を入れる羽目になります。
最初の小ピーク。あまりにも体が動かないので、このあたりで撤退しようかと考えましたが・・・。
ようやく鎖場手前の展望地に付きました。すでに全身が悲鳴を上げているような情けない状態ですがここまで来たらもう引き返すわけには行きません。休み休み行けばなんとかなるでしょう。
1
10/1 11:18
ようやく鎖場手前の展望地に付きました。
すでに全身が悲鳴を上げているような情けない状態ですがここまで来たらもう引き返すわけには行きません。休み休み行けばなんとかなるでしょう。
すでに全身が悲鳴を上げているような情けない状態ですがここまで来たらもう引き返すわけには行きません。休み休み行けばなんとかなるでしょう。
ラクダのコブの鎖場に取り掛かります。一つ一つの鎖場がやたらと疲れます。ここ2年位で急激に筋力が衰えたということをここでも実感します。これが老化ってやつか。。。
10/1 11:25
ラクダのコブの鎖場に取り掛かります。一つ一つの鎖場がやたらと疲れます。ここ2年位で急激に筋力が衰えたということをここでも実感します。これが老化ってやつか。。。
稜線では林道が頑張ってました。写真は撮りませんでしたが、ウメバチソウもチラホラと咲き残っていました。
谷川岳山頂方面。今日は「山頂についたら雲の中で何も見えず」ということもなさそうな気配です。
清水峠の向こう側にやや霞んで見えている山はどのあたりだろう？
ボロ雑巾のようになってガレ沢のコル到着。とはいえ、到着時刻自体は「いつものペース」とほぼ変わらず。それでも疲れ具合がいつもの日ではなく、行動食も喉を通らないのでこの先が思いやらます。
10/1 11:51
ボロ雑巾のようになってガレ沢のコル到着。とはいえ、到着時刻自体は「いつものペース」とほぼ変わらず。それでも疲れ具合がいつもの日ではなく、行動食も喉を通らないのでこの先が思いやらます。
好天に導かれ、多くの登山者のみなさんが楽しそうに西黒尾根を登っています。
ついつい朝日岳の写真を撮ってしまいます。朝日岳に登ったのももう10年前になってしまいます。今の体力ではとてもとても・・・。
1
10/1 12:39
ついつい朝日岳の写真を撮ってしまいます。朝日岳に登ったのももう10年前になってしまいます。今の体力ではとてもとても・・・。
今日はザンゲ岩を見落としました。それほど余裕がなかったのです。このあたりから、少しずつ傾斜が緩んできます。
左トマの耳、右オキの耳。どちらのピークにもたくさんの登山者がいます。
天神尾根にも多くの登山者。とはいえ、紅葉渋滞の本番はこれからです。
トマの耳に到着。
山頂標識は記念撮影の方が入れ替わり立ち替わり・・・。自分はもう15回めくらいなので遠慮しておきました。
山頂標識は記念撮影の方が入れ替わり立ち替わり・・・。自分はもう15回めくらいなので遠慮しておきました。
谷川主脈と爼倉山稜の作るのシャープな稜線美。
何度見てもいいなあって思います。
何度見てもいいなあって思います。
朝日岳の向こうにぼんやり見えているのは越後三山のあたりでしょうか？
天神尾根を下りますが、岩場・鎖場を通過するごとに、ひどい渋滞。渋滞の原因をつくりながら道を譲る意志のない人が数人いるだけで、渋滞が出来上がってしまいます。渋滞の酷さは必ずしも登山者の人数に比例するとは限りません。
2
10/1 14:17
天神尾根を下りますが、岩場・鎖場を通過するごとに、ひどい渋滞。渋滞の原因をつくりながら道を譲る意志のない人が数人いるだけで、渋滞が出来上がってしまいます。渋滞の酷さは必ずしも登山者の人数に比例するとは限りません。
今日は田尻尾根を下ります。
田尻沢のゲレンデはなんどか降りたことがありますが、ここを通るのは初めてです。
田尻沢のゲレンデはなんどか降りたことがありますが、ここを通るのは初めてです。
田尻尾根唯一(?)の展望地。東向きの斜面ですでに薄暗くなってきています。
田尻尾根の悪路と格闘すること1時間、ようやく作業道に出会います。
暮れなずむ笠ヶ岳と白毛門。
今年はたぶん登らないつもり・・・。
今年はたぶん登らないつもり・・・。
感想
前回から1ヶ月あきましたが、秋晴れと紅葉の初めを狙って谷川岳に行ってきました。
8月に蓼科山に登った際に急登での筋力の低下を感じたので、慣れたコースで体力をチェックする意味合いもありました。蓼科山での反省から今回は久々にストックを持参して、上り下りともにストックを使用しての登山としました。
ところが、西黒尾根の急登を実際に登ってみると、ストックを使用する場合とそうでない場合とでは、使う足の筋肉が違うようでなのです。
こともあろうに、ストックで登るときに必要な筋肉がすっかり衰えていました。
体調もイマイチで、登り始めから30分もたたないうちにバテバテ。休憩を意識的に多くとっても体調は回復せず、食欲もありません。開始1時間程度で途中リタイアも考えるほど・・・。
結果としては2年前の8月https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2464373.html
に登ったときと比べて、30分程度の遅れで済みましたが、疲労感はこのときの比ではありません。情けないことに、鎖場でも腕力の衰えを顕著に感じる始末。
トータルでもたかが1ヶ月程度のブランクで、ここまで体力が落ちるのかという驚きと、これからも山歩きを続けられるのかという危機感が募る山行となってしまいました。
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