来月の下見を兼ねて晴れ予報の富士山を須走口から

- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,881m
- 下り
- 1,881m
コースタイム
| 天候 | ほぼ快晴、強風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
ポストは登山口にあり 登山口茶屋、各山小屋は営業、山頂休憩所は営業準備中 トイレは何処も使用可、山頂¥300 他は¥200の協力金が必要 危険個所は特になし お鉢廻りは剣ヶ峰側で残雪のために閉鎖になっていたが、左回りで歩いたら特に閉鎖されているようではなかったので残雪部まで歩き、腐れ雪を数メートル壺足で進み閉鎖のロープをまたいだ、滑ってもすぐ下で止まるので危険は感じなかった。 下山道は埃がすごいのでマスクがあると良い 下山時に登山口で協力金¥1000を寄付、朝9時からの募集だそうだ |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
天気予報と予想天気図とをじっくり検討し、富士山くらいしか晴れないという結論に達したため、来月の下見を兼ねて須走口から日帰り山行することにした。
でもお花も変化も無くてつまらないんだよな・・・(-_-;)
ガスってもコマクサか出発まで悩んでいたのだけど、やはり晴天予報に軍配が上がり(天候悪化でも最悪キノコ探しにスイッチできるし、それも魅力的だったので)青空期待で富士山に向かった。
2時集合で須走口へ向かう、高速に乗る前に食糧調達、一応液体燃料も仕入れる。
高速を快適に走行し須走、あざみラインをくねくね上がって登山口に・・・おや?警備が居る??
路肩には車がいっぱい???
奥まで行ったら「駐車場は満車なので、ここで車を回して下の警備の指導で路駐してください」だって、平日なのにやはり富士山だね。
あまり戻らずに駐車できてラッキーだったのか・・・身支度整え登山口へ、ご来光は見れないねなんて話していたのだが登山口は開けており景色ばっちり、御来光もしっかり見えそう、何ともナイスです。
カメラを構えて待つこと数分、東北東の雲にオレンジ色の線が入り・・・いつどこで見ても日の出は神々しい。
既に営業を始めているお茶屋の前を通りスタート、協力金の徴収は無し。
カバ・モミ・カラマツなどの混生林をしばらく登り、林が切れると富士と麓の景色が広がる、またカバの林に入り、出ると富士と麓・・・だんだん樹木の背丈が低くなり、遠目に見えていた鯉のぼりに到着するとそこが六合目、森林限界を越えた先の小屋が本六合、それから先は草もまばらな火山性の砂礫の道をひたすら九十九折れ七合〜本七合〜八合〜本八合と登る、何ともつまらない、いい加減飽きる・・・
本八合で吉田ルートと合流、一気に人が増える。
上に行くほど風が強くなる、下から砂埃の渦巻きを何度も見ていたので覚悟はできていた。
それより登山者のマナーの悪さにげんなり・・・数人のグループで横に広がりおしゃべりしながらワイワイと・・・と、次の瞬間いきなり立ち止まって撮影会、しかも道の真ん中で・・・銀座のホコ天じゃないんだから迷惑考えろっての、つい文句が出てしまった・・・真ん中で止まるな、広がるな・・・
下りながら挨拶も良いけれど人数考えろ、登る方は一々返事してたら息が続かない、登る方から挨拶が有ったら返事すればいい、これは他のお山でもそう、特にツアーの団体さんには辟易、二十人も三十人も相手にできませんから、学校の遠足に当たった日には最悪・・・添乗のガイドが挨拶はせぬようしっかり指導しておいてほしいもんだ。
ショルダーバックで登っているハイカーモドキ、何もってるの?
下の小屋でちょっとしんどいからと言って面白がって酸素を吸っていた小僧、顔色悪いぞ、チアノーゼじゃねぇの?
ボンベの酸素が必要になったのならアウトだよ、動けなくなる前に下りなくちゃ・・・酸素ボンベ売る方もちゃんと指導してほしいよね、あくまで緊急用だよって、ヒマラヤじゃないんだから吸いながら登るための酸素じゃないよって、高度障害出たら時間があるなら停滞、日帰りならばそこまでにして下りなくちゃ・・・
皆さん周りに迷惑かけないように楽しみましょう!
浅間神社奥社到着、茶屋は営業準備中、お鉢廻りは未だ開通していないんだよね、とりあえず白山岳方面の封鎖まで行ってから、戻って剣ヶ峰に行こう・・・で、白山岳方面へ。
すぐのところで封鎖されているのだと思っていたのだが、ずいぶん先まで行けそう、ならば南ア方面の景色を楽しみましょう。
剣ヶ峰の下の残雪をこちらに向かってくる人影あり、なんだ通れるようになったのか・・・なら進みましょう。
小火口を右手に見送り火口縁へ登り返す、風が強く当たる、景色はぼちぼち、山頂付近に雲があるものの南アのスカイラインは山座同定可能、御嶽から北は雲の中、予報通りだわ。
風に煽られながら進んで大沢崩れを覗き込み、左手に少し下ってトラバース気味に登りだせば剣ヶ峰はもうすぐそこ、最後の部分は残雪だが半分くらいは夏道が出ており壺足はほんの十メートルくらいか、しかもスリップしても滑らないほど腐ってる、もし冷え込んでクラストしてもすぐ下で止まるし危険は無い、何故止めているか理解できなかったのだが、残雪の端にまで行って納得、そこは一メートル半あまりの壁になっていた、こちらからの取り付きは考えちゃうね。
ごめんなさいでロープまたいで(マナー悪いね(-_-;)階段登れば剣ヶ峰トップ、お疲れ様でした。
展望台は危険だからと塞がれていた、残念。
元観測所が良い風除けになっており暖かいのでマッタリすることに、携行してきた液体燃料で乾杯!
記念写真の順番待ちさえなかったが、登山者は後を絶たない、晴れ予報だったからな〜
ゆっくり楽しんだので帰りましょう。
建物の陰から出たら風がもろに当たる、いくらか強まったかな・・・
馬の背は追い風だったので良かったが、富士宮口合流から先は横風に、飛ばされそう・・・
ちょっと登り返して下れば須走下山口、茶屋が開いていないので石壁を風除けにしている登山者多数、ここでフラフラしていてもしょうがないので下りましょう。
下山路も朝と変わらず砂埃舞い上がる強風帯、強く吹き付けると砂がピチピチ素足に痛い、時折立ち止まって風を遣り過ごしながらザクザク下山、先行が立ち上げる埃を避けるために間隔を空ける、休むことなくゴイゴイ下る、たまに登山道と重なる所は登り優先でサクッと下り、七合目からは須走下山道、ザックザクで駆け降りる、早めにスパッツ着ければ良かったと後悔、傾斜が緩んだところで靴に入った小石を除く、スパッツ着け忘れてもう一下り、間抜けだ、また小石除去ストップ、今度こそスパッツ着けてゴイゴイ下り須走五合目、「冷たいジュース」が魅力的だったが止まらずに下りちゃいましょう。
カバの林をもう一下りで登山道に合流、体中ジャリジャリ、沢が有ったら飛び込みたい・・・
樹林帯の登山道をサクサク下って登山口に到着、お疲れ様でした。
朝は無かった協力金の関所で¥1000寄付、領収書に缶バッチとハンディガイドブックをくれた、折角徴収したのにこれは無駄なんじゃないのかな・・・(-_-;)
お茶屋の「氷」の旗に魅せられてかき氷でリフレッシュ!潤いました。
須走温泉・天恵の割引券もらえてラッキー!!
路駐した車に戻って終了、携行していた水でタオルを濡らし顔と手足の埃を拭う、かなりさっぱり。
残りで相棒が顔を洗う、捨てずに持ち帰って良かった(^^)v
キノコ友の情報から標高1500辺りで車を止め散策してみたが美味そうなキノコは見当たらなかった、もっと奥まで入らねばだめなのかな、雪駄だしもういいやってことで温泉へゴー!!
天恵で汗と埃をすっかり流してさっぱり、高速代をケチって道志道〜高尾〜八王子〜福生〜入間と下道を走り入間ICで圏央道に乗る、高尾で乗っても良かったなと反省、来月はそうします。
ぐったり疲れて帰宅したのだった。
来月もまた行くのか・・・ハァァァ・・・(-。-)











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