記録ID: 481167
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山
ベリル色の水が刻む総天然色の水墨画_大いなる大杉谷_大台ケ原からの通り抜け紀行
2014年07月19日(土) 〜
2014年07月20日(日)
三重県
奈良県
JA12V
その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:10
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 4,575m
- 下り
- 5,832m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:56
距離 17.5km
登り 2,445m
下り 3,522m
11:04
4分
スタート地点
18:01
2日目
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 3:08
距離 12.4km
登り 2,152m
下り 2,320m
9:25
ゴール地点
19日：大台ケ原バス停11:10⇒11:50日出ヶ岳12:00⇒13:40粟谷小屋13:55⇒14:50堂倉滝⇒15:30与八郎滝⇒15:40隠滝⇒15:55光滝⇒16:05崩壊地取付き⇒17:05七ッ釜滝休憩舎⇒17:35桃の木山の家(泊)
20日：桃の木山の家6:15⇒7:00平等��吊橋⇒7:35猪ヶ渕⇒8:25千尋滝休憩舎⇒10:00大日�槇�10:05宮川第三発電所(大杉谷登山口)⇒10:15旧第一乗船場・東屋
※GPSログですが、20日はバッテリー切れのため途中でログが途切れています。
渓谷の深い部分では誤差が大きいですが、コース上を歩いています(外れては歩けません)。
20日：桃の木山の家6:15⇒7:00平等��吊橋⇒7:35猪ヶ渕⇒8:25千尋滝休憩舎⇒10:00大日�槇�10:05宮川第三発電所(大杉谷登山口)⇒10:15旧第一乗船場・東屋
※GPSログですが、20日はバッテリー切れのため途中でログが途切れています。
渓谷の深い部分では誤差が大きいですが、コース上を歩いています(外れては歩けません)。
| 天候 | 19日：曇り/霧・雨 20日：曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
http://tokainet88.com/entry/80211/ ザックを背負って登山靴でも駅まで徒歩5分です。ただし近鉄は地下道をくぐってJRの反対側です。 19日：近鉄松阪駅6:02⇒7:23大和八木7:32⇒7:37橿原神宮前7:57⇒8:48大和上市(以上近鉄計1,480円)9:00⇒10:51大台ケ原(以上奈良交通バス2,000円) http://www.narakotsu.co.jp/rosen/rinji/2014spring_oodaigahara.html 20日：大杉谷登山口旧第一乗船場・東屋12:10⇒13:30道の駅・奥伊勢おおだい⇒13:40三瀬谷駅(以上エス・パール交通登山バス2,500円・要予約)13:48⇒14:17多気14:34⇒14:42JR松阪駅(以上JR計580円) http://xn--ick8a4dyesd709tv09f.com/oosugikyoukoku/ ※エス・パール交通登山バスは通常は三瀬谷駅まで行きません。 運賃は大人1名分です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○登山ポスト：大杉谷登山口トイレ脇と大台ケ原駐車場にあります。さらには大和上市駅でも出せます。 ○トイレ：大杉谷登山口と大台ケ原駐車場、粟谷小屋と桃の木山の家にあります。 粟谷小屋のトイレは営業日以外は使えません。 ○下山後の温泉は適当なところが無く、車に戻ってから津にある「スオミの湯」を利用しました。 大杉谷登山口付近には補給出来るような施設は何もありません。水場さえもありません。登山口のトイレは水洗ですが、手洗い場の水は飲用の可否不明。水は残しておきましょう。 上りルートを取り大台ケ原へ抜ければ売店や宿泊施設があります。 ▲宮川第三発電所から舗装路を9.4km(約2時間半)歩けば大杉バス停があり、そこから町営バスがたった300円でJR三瀬谷駅まで結んでいます。元気があれば安く済みます。 http://www.odaitown.jp/kurashi/kotu/1392362374480.html しかし登山口から大杉バス停まで人家や水場、自販機などは全く無い印象でした(登山バス車窓より)。 大杉谷登山口スタートの場合、町営バスのダイヤでは桃の木小屋着が日没に間に合わない恐れがあります。 ▲下山した20日に宮川ダムの観光船が再開されたようです(小屋のポスターで知りました)。 この遊覧船を使えれば、第三乗船場までもう少し歩いて運賃も節約出来そうです。(観光船＋町営バス) ■登山道は非常に良く整備されています。しかし必ずしも安全ではありません。 道標がいたるところにあり、道も分かりやすく、作業道の分岐には立入禁止ロープもあって迷う心配はありません。吊橋には銘板があり滝などのランドマークが豊富で自位置を把握しやすいです。 渓谷沿いの道は岩を穿って付けたもので、凸凹の少ない一枚岩の上を歩くことが多く、晴れていても湧水で濡れている場所があります。そして傾斜のあるアップダウンが絶え間なく続きます。 登山靴であっても容易に滑る路面なので鎖が有る場合は必ず持ち、一気に体重を移動して滑りを誘発しないよう慎重に歩きます。落ちたら助かりません。 ■大台ケ原から下る場合、桃の木山の家までのコースタイムは大杉谷側から入る場合と似たようなものですが、こちらの方(奈良側)が歩行距離は長いです。桃の木山の家まで標高差は約1,200mもあります(ほぼ富士宮口から富士山に登るくらいの標高差です)。そしてバス利用の場合は大台ケ原到着が昼前になってしまい、同日中に出発となると登山としては遅い時間の行動開始となります。 加えて登りが少なく心肺の負担が軽いので、尾根ルートを速く降り過ぎると渓谷に出てから脚にガタが出てしまい慎重な歩行がし辛くなります。 歩行ペース、通過時刻をしっかりマネジメントする必要がある応用編のコースです。 大台ケ原から下る場合は、通常は大台ケ原で前泊することが推奨されています。 ※大台ケ原〜大杉谷一帯は携帯電話が全く通じません。日出ヶ岳が最後の通話可能場所です。 http://oosugidani.jp/ ■桃の木山の家は一泊二食付9,000円。夕食17:30〜／朝食6:00〜＿風呂〜19:00 http://www.momonokigoya.jp/ 食事はチェックイン時に食事札を貰い、利用時にカウンターで札を渡して料理を受け取ったあと食堂の空いているテーブルに座ります。サービスエリアのフードコートのような感じです。宿泊者が同時に食事を開始するわけではないので、ある程度時間を選んで食事が出来ます。 朝食は6時からになっていますが、準備出来次第もう少し早い時間から可能でした。 お風呂は3人ほどで満員。洗い場は3つですが水の蛇口しかありません。石鹸類は使用禁止です。 ■大台ケ原〜大杉谷一帯は吉野熊野国立公園内にあり幕営禁止区域です。千尋滝と七ッ釜滝にある休憩舎は屋根だけで壁は無く、今の時期では虫が寄って快適とは言えないでしょう。堂倉避難小屋のみ利用可能だと思います。水場は粟谷小屋へ向かう林道脇にあります(延命水)。 |
写真
大台ケ原駐車場です。奈良交通のバス(左)は大和上市駅出発時に満員でした。
特急バスですが、途中「杉の湯」「わさび谷」「和佐又山登山口」「伯母峰」に停まります。
「和佐又山登山口」へ寄るため「新伯母峯トンネル」を往復します。
乗客が体調不良になったので大台ケ原到着が10分ほど遅れました。
1
7/19 11:07
大台ケ原駐車場です。
奈良交通のバス(左)は大和上市駅出発時に満員でした。
特急バスですが、途中「杉の湯」「わさび谷」「和佐又山登山口」「伯母峰」に停まります。
「和佐又山登山口」へ寄るため「新伯母峯トンネル」を往復します。
乗客が体調不良になったので大台ケ原到着が10分ほど遅れました。
奈良交通のバス(左)は大和上市駅出発時に満員でした。
特急バスですが、途中「杉の湯」「わさび谷」「和佐又山登山口」「伯母峰」に停まります。
「和佐又山登山口」へ寄るため「新伯母峯トンネル」を往復します。
乗客が体調不良になったので大台ケ原到着が10分ほど遅れました。
今回の最高点。日出ヶ岳山頂三角点1,695.1m。
にわか雨が来たので展望台下で雨宿り。すぐに止みました。
にわか雨が来たので展望台下で雨宿り。すぐに止みました。
大杉谷への下降点にある案内板です。
時間が限られていますので、休憩もそこそこに出発します。
時間が限られていますので、休憩もそこそこに出発します。
深い森の中ですが尾根伝いに下って開けているところもあります。
「原生林」という言葉がぴったり！
「原生林」という言葉がぴったり！
バイケイソウが咲いていました。
笹の中に群落があるようです。
葉っぱが汚いのが少し残念です。
笹の中に群落があるようです。
葉っぱが汚いのが少し残念です。
花のアップ。
蕾もたくさんあり、間もなく満開で一番の見頃でしょうか。
やや緑掛かった白い花は清楚で美しく感じました。
蕾もたくさんあり、間もなく満開で一番の見頃でしょうか。
やや緑掛かった白い花は清楚で美しく感じました。
ヒメシャラと石楠花のコラボ。
どちらも大好きな植物です。
石楠花の咲く5月後半はさぞ綺麗でしょう。
どちらも大好きな植物です。
石楠花の咲く5月後半はさぞ綺麗でしょう。
ヒメシャラの大木がありました。幼木と違い節くれ立った幹からは風格を感じます。
さながら「縄文シャラ」(樹齢はそんなに古くないと思いますが)
7/19 13:00
ヒメシャラの大木がありました。
幼木と違い節くれ立った幹からは風格を感じます。
さながら「縄文シャラ」(樹齢はそんなに古くないと思いますが)
幼木と違い節くれ立った幹からは風格を感じます。
さながら「縄文シャラ」(樹齢はそんなに古くないと思いますが)
三重県規格の道標。
このように距離が書いてあります。
文字は彫り込んだ上に白い塗料を塗っています。
このように距離が書いてあります。
文字は彫り込んだ上に白い塗料を塗っています。
粟谷小屋です。「氷」の旗に引き寄せられましたが休業でした。
三連休なのに。。。
※4名以上の予約が無いと小屋を開けないそうです。
利用時には注意してください。
水場は使えます。(豊富に出ていました)
1
7/19 13:36
粟谷小屋です。
「氷」の旗に引き寄せられましたが休業でした。
三連休なのに。。。
※4名以上の予約が無いと小屋を開けないそうです。
利用時には注意してください。
水場は使えます。(豊富に出ていました)
「氷」の旗に引き寄せられましたが休業でした。
三連休なのに。。。
※4名以上の予約が無いと小屋を開けないそうです。
利用時には注意してください。
水場は使えます。(豊富に出ていました)
登山道は一旦大台林道に出て再びここから登山道に入ります。大台林道は崩壊地が通行止めだったときは迂回路になっていました。したがって昨年も大杉谷から大台ケ原へは抜けられました。
しかし迂回路は桃の木山の家対岸の尾根に取り付くため、七ッ釜滝を含む上流の滝を見ることが出来ませんでした。
7/19 13:59
登山道は一旦大台林道に出て再びここから登山道に入ります。
大台林道は崩壊地が通行止めだったときは迂回路になっていました。したがって昨年も大杉谷から大台ケ原へは抜けられました。
しかし迂回路は桃の木山の家対岸の尾根に取り付くため、七ッ釜滝を含む上流の滝を見ることが出来ませんでした。
大台林道は崩壊地が通行止めだったときは迂回路になっていました。したがって昨年も大杉谷から大台ケ原へは抜けられました。
しかし迂回路は桃の木山の家対岸の尾根に取り付くため、七ッ釜滝を含む上流の滝を見ることが出来ませんでした。
尾根コースも終わりに近づき沢の音が大きくなってきます。外は雨が降っているようですが深い木立で濡れません。
かなりガスっています。
7/19 14:34
尾根コースも終わりに近づき沢の音が大きくなってきます。
外は雨が降っているようですが深い木立で濡れません。
かなりガスっています。
外は雨が降っているようですが深い木立で濡れません。
かなりガスっています。
森を抜けると本当に忽然と堂倉滝が現れます。他の滝に比べ高さは無いですが(それでも落差20m以上あります)、怒涛の水量と巨大な滝壺、垂直に近い角度を一段にストレートで落ちるシンプルで男っぽい滝です。
それにしても素晴らしい水の色。
1
7/19 14:49
森を抜けると本当に忽然と堂倉滝が現れます。
他の滝に比べ高さは無いですが(それでも落差20m以上あります)、怒涛の水量と巨大な滝壺、垂直に近い角度を一段にストレートで落ちるシンプルで男っぽい滝です。
それにしても素晴らしい水の色。
他の滝に比べ高さは無いですが(それでも落差20m以上あります)、怒涛の水量と巨大な滝壺、垂直に近い角度を一段にストレートで落ちるシンプルで男っぽい滝です。
それにしても素晴らしい水の色。
堂倉滝吊橋はまだ整備されたばかりの新しい橋です。こんなに滝と近いです。
滝壺へ降りることが出来ますが、時間が押していたのと雨が降っていたので先を急ぎます。
1
7/19 14:50
堂倉滝吊橋はまだ整備されたばかりの新しい橋です。
こんなに滝と近いです。
滝壺へ降りることが出来ますが、時間が押していたのと雨が降っていたので先を急ぎます。
こんなに滝と近いです。
滝壺へ降りることが出来ますが、時間が押していたのと雨が降っていたので先を急ぎます。
堂倉滝吊橋は支沢の堂倉谷に掛かっていますが、そのすぐ下流の堂倉吊橋で宮川本流を左岸へ渡ります。堂倉滝と堂倉吊橋の間には宮川第三発電所の取水ダムがあります。
大杉谷の登山道は電源開発の道でもあります。
吊橋の左岸側にはダムへの分岐があります。(立ち入り禁止)
7/19 15:09
堂倉滝吊橋は支沢の堂倉谷に掛かっていますが、そのすぐ下流の堂倉吊橋で宮川本流を左岸へ渡ります。
堂倉滝と堂倉吊橋の間には宮川第三発電所の取水ダムがあります。
大杉谷の登山道は電源開発の道でもあります。
吊橋の左岸側にはダムへの分岐があります。(立ち入り禁止)
堂倉滝と堂倉吊橋の間には宮川第三発電所の取水ダムがあります。
大杉谷の登山道は電源開発の道でもあります。
吊橋の左岸側にはダムへの分岐があります。(立ち入り禁止)
タイトルのベリルとは鉱物の緑柱石のことで、淡い緑色をしています。
与八郎滝です。
双連の美しい滝ですが樹木に遮られてベストスポットがありません。
双連の美しい滝ですが樹木に遮られてベストスポットがありません。
隠滝。ちょうど吊橋の影になるのですが、滝は吊橋よりずっと古くからあったわけで隠れていたのではありません。上流のダムで取水しているときは水が無くなるようです。
(他のヤマレコユーザーさんの写真にありました)
そのときは本当の“隠れ”状態になり消えます。
7/19 15:40
隠滝。ちょうど吊橋の影になるのですが、滝は吊橋よりずっと古くからあったわけで隠れていたのではありません。
上流のダムで取水しているときは水が無くなるようです。
(他のヤマレコユーザーさんの写真にありました)
そのときは本当の“隠れ”状態になり消えます。
上流のダムで取水しているときは水が無くなるようです。
(他のヤマレコユーザーさんの写真にありました)
そのときは本当の“隠れ”状態になり消えます。
光滝。力強さより優美さがあります。
ここも一枚岩を落ちています。
ここも一枚岩を落ちています。
崩壊地の脇にある沢胡桃の大木。桃の木小屋のHPに載っています。生えている場所はほぼ河原です。
大杉谷をブッ壊した台風の水害に耐えたのですから神々しささえ漂っています。
7/19 15:57
崩壊地の脇にある沢胡桃の大木。桃の木小屋のHPに載っています。
生えている場所はほぼ河原です。
大杉谷をブッ壊した台風の水害に耐えたのですから神々しささえ漂っています。
生えている場所はほぼ河原です。
大杉谷をブッ壊した台風の水害に耐えたのですから神々しささえ漂っています。
沢胡桃の木のそばから見た崩壊地。崩壊地に堰き止められたためか、ここだけ谷が砂防ダムのように土砂で埋まって河原状になっています。
登山道は一旦この河原へ降りて再び崩壊地の中腹へ上がります。
7/19 15:59
沢胡桃の木のそばから見た崩壊地。
崩壊地に堰き止められたためか、ここだけ谷が砂防ダムのように土砂で埋まって河原状になっています。
登山道は一旦この河原へ降りて再び崩壊地の中腹へ上がります。
崩壊地に堰き止められたためか、ここだけ谷が砂防ダムのように土砂で埋まって河原状になっています。
登山道は一旦この河原へ降りて再び崩壊地の中腹へ上がります。
崩壊地への取り付き。
リボンと鎖、ヤマツツジまで添えられていました。
リボンと鎖、ヤマツツジまで添えられていました。
岩を削岩機で砕いて崩壊地に道を作ってあります。
関係者の皆さんのご努力には頭が下がります。
関係者の皆さんのご努力には頭が下がります。
崩壊地上部を望みますがガスで見えない…
岩の一辺が5mだとしても225トン。
じゃあここ全部で何万トン？
岩の一辺が5mだとしても225トン。
じゃあここ全部で何万トン？
天然記念物のオオダイガハラサンショウウオです。雨の最中には何度も見掛けましたが、翌日は晴れて一度も見ませんでした。
君に会えたかと思うと雨もまんざらではありません。
1
7/19 16:35
天然記念物のオオダイガハラサンショウウオです。
雨の最中には何度も見掛けましたが、翌日は晴れて一度も見ませんでした。
君に会えたかと思うと雨もまんざらではありません。
雨の最中には何度も見掛けましたが、翌日は晴れて一度も見ませんでした。
君に会えたかと思うと雨もまんざらではありません。
休憩舎から見た七ッ釜滝ですが全容は見えません。
ここで土砂降りになり、しばし雨宿りしました。
ここで土砂降りになり、しばし雨宿りしました。
桃の木山の家宿泊棟の中です。中央に通路があり両脇が寝床。
右側は畳敷ですが左側は板の間。
最大330人収容とのことです。このときは板の間も使うのでしょう。
1
7/19 18:54
桃の木山の家宿泊棟の中です。
中央に通路があり両脇が寝床。
右側は畳敷ですが左側は板の間。
最大330人収容とのことです。このときは板の間も使うのでしょう。
中央に通路があり両脇が寝床。
右側は畳敷ですが左側は板の間。
最大330人収容とのことです。このときは板の間も使うのでしょう。
本日の宿泊は70名とのこと。個室は売り切れでしたが、大部屋でも快適でした。
(一部マナーの悪い高齢者団体がいましたが…)
布団一人一枚確保でなおかつパーティの間に布団一枚分の隙間を設けてくれます。
1
7/19 18:54
本日の宿泊は70名とのこと。
個室は売り切れでしたが、大部屋でも快適でした。
(一部マナーの悪い高齢者団体がいましたが…)
布団一人一枚確保でなおかつパーティの間に布団一枚分の隙間を設けてくれます。
個室は売り切れでしたが、大部屋でも快適でした。
(一部マナーの悪い高齢者団体がいましたが…)
布団一人一枚確保でなおかつパーティの間に布団一枚分の隙間を設けてくれます。
さようなら桃の木小屋。
お世話になりました。また次の機会まで。。。
お世話になりました。また次の機会まで。。。
平等�瑤任后�
恐ろしいほどの高さの一枚岩。カメラに収まりません。
恐ろしいほどの高さの一枚岩。カメラに収まりません。
空中庭園がありました。
中央部の大きさは五百円玉ほど。
美しく見えても生きるに必死な世界です。
中央部の大きさは五百円玉ほど。
美しく見えても生きるに必死な世界です。
渡り終えて平等�瑤板澡兇魄貊錣法�
ここ以降、本流を渡ることはありません。
ずっと左岸を歩きます。
ここ以降、本流を渡ることはありません。
ずっと左岸を歩きます。
まるで盆栽のようなこじんまりしたヤマツツジ。
そこかしこに咲いていました。
そこかしこに咲いていました。
猪ヶ渕越しに見るニコニコ滝。
大杉谷の一押し画像です。各種媒体に載る構図です。
大杉谷の一押し画像です。各種媒体に載る構図です。
大日�瑤任后�ゴールはもうすぐ。
それにしても見渡す先まで左岸一帯一枚岩。
驚愕の情景です。
それにしても見渡す先まで左岸一帯一枚岩。
驚愕の情景です。
宮川第三発電所。堂倉滝のすぐ下で取水しています。
水なら何分でここまで来るのだろう？
水なら何分でここまで来るのだろう？
JR三瀬谷駅時刻表。13:40駅到着。私には地元の東海道線の感覚しかなく帰りの列車時間は調べなかったのでこのダイヤを知りませんでした。着いたとこ勝負のつもりでしたがこれでは玉砕ですね…
(紀勢“本線”て名前だし、時間一本はあるでしょうという思い込み)
エス・パール交通の運転手さん、その節は大変お世話になりありがとうございました！
脳天気な乗客と、その後の落胆を察していただいた洞察力、JRダイヤの把握と土砂降りの中バスを廻していただいた機転。
道の駅で客を降ろせばサービス終了で何の問題も無いのに。
特急料金か3時間待ちか、そのどちらも失わずに済みました。
旅先で人の優しさを感じるときほど幸せな気分になれることはありません。
1
7/20 13:41
JR三瀬谷駅時刻表。13:40駅到着。
私には地元の東海道線の感覚しかなく帰りの列車時間は調べなかったのでこのダイヤを知りませんでした。着いたとこ勝負のつもりでしたがこれでは玉砕ですね…
(紀勢“本線”て名前だし、時間一本はあるでしょうという思い込み)
エス・パール交通の運転手さん、その節は大変お世話になりありがとうございました！
脳天気な乗客と、その後の落胆を察していただいた洞察力、JRダイヤの把握と土砂降りの中バスを廻していただいた機転。
道の駅で客を降ろせばサービス終了で何の問題も無いのに。
特急料金か3時間待ちか、そのどちらも失わずに済みました。
旅先で人の優しさを感じるときほど幸せな気分になれることはありません。
私には地元の東海道線の感覚しかなく帰りの列車時間は調べなかったのでこのダイヤを知りませんでした。着いたとこ勝負のつもりでしたがこれでは玉砕ですね…
(紀勢“本線”て名前だし、時間一本はあるでしょうという思い込み)
エス・パール交通の運転手さん、その節は大変お世話になりありがとうございました！
脳天気な乗客と、その後の落胆を察していただいた洞察力、JRダイヤの把握と土砂降りの中バスを廻していただいた機転。
道の駅で客を降ろせばサービス終了で何の問題も無いのに。
特急料金か3時間待ちか、そのどちらも失わずに済みました。
旅先で人の優しさを感じるときほど幸せな気分になれることはありません。
撮影機器：
感想
大杉谷のことは前々からおぼろげには知っていました。
実際に行ってみて想像以上の感動がありました。下りでも達成感がありました。
前回大台ケ原を訪れたときに災害で通行止めであることを知りました。
(おそらく当時でも迂回の林道を使えば通り抜けられたとは思いますが)
今年になって全面開通になったと聞き、ぜひ行ってみようと思いました。
行くからには通り抜けたい。しかしピストンと違いマイカーでは不便。自転車が使えるような規模の山でもなく。
ここは正攻法で松阪に車を置き、近鉄とJRで周回ルートを組みました。
大杉谷遡上ルートにするか、大台ケ原を下るルートにするか、直前まで悩みましたが結局後者にしました。
下りルートを選んだのは
・体力的に楽である。
・美味しい渓谷ルートを後半に持っていく(二日目がキツイのは辛い)。
・下りにコース取りする人は少ないだろうから快適に歩ける。前半に歩く尾根上なら離合がしやすい。
(バス利用だと到着時に同時スタートになってしまうので速度が合わないと辛いし渓谷の道では離合が困難)
・奈良側へ下ると車に戻った時点で立ち寄り湯の営業時間が終わってしまう。
(大台ケ原で入浴出来れば問題ありません)
ただ滑る危険が増えるのと小屋到着が遅くなる可能性があるため、予約時に大台ケ原発で遅くなることを小屋に伝えておきました。
遡上ルートの方が滝などの景観が目に入りやすく良いのでは？とも思いましたが、渓谷が大きいので下りでも十分景観は楽しめました。
時期的には夏季を避けるのがいいと思います。大杉谷の標高が低いので盛夏では熱中症の危険があります。風通しも悪いです。さらにヒル、虫が多いです。
スパッツを装着していましたが、ヒルに二発被弾しました。忌避剤は未使用でした。相方はCW-Xのおかげか無傷。
尾根ルート上ではヒルの心配は無いと思います。
春の連休は大無間山復習登山に使ってしまったし、日の短くなる秋では下りルートは日没の恐れがあって使えません。梅雨明けギリギリのこの三連休がチャンスでした(三日目は予備日)。
体力的には比較的楽な計画のつもりでしたが、喉の渇きは無かったのですが、二日目後半に異様に汗をかき、半熱中症のような感じになりました。登山道脇の滝に頭を突っ込んで冷却したためか、ゴールまで歩き切ることが出来ました。
高い山のピークハントでは無かったですが、歩行距離があってアップダウンも多く景観が素晴らしいビッグルートでした。
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