ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 493717
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(弾丸登山&負傷者を下山させよう編)

2014年08月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
16:28
距離
38.9km
登り
2,705m
下り
2,508m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:21
休憩
2:08
合計
16:29
3:25
22
スタート地点
4:18
4:18
14
4:32
4:32
31
5:03
5:04
40
5:44
5:45
67
6:52
6:56
6
7:02
7:06
51
7:57
7:57
93
9:30
9:42
82
11:04
11:07
11
11:18
11:35
26
12:01
12:32
11
12:43
13:00
10
13:10
13:10
47
13:57
14:01
72
15:13
15:21
58
16:19
16:24
7
16:31
16:46
135
19:01
19:02
36
19:38
19:38
16
19:54
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
槍平小屋
午前2時。新穂高駅周辺の有料無料の駐車場全て満車。無料駐車場の見張りのおじさんに甘えても却下。鍋平駐車場を勧められましたがここも満車。仕方ないのでこの途中の坂になんとか停めました。
2014年08月13日 03:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11
8/13 3:35
午前2時。新穂高駅周辺の有料無料の駐車場全て満車。無料駐車場の見張りのおじさんに甘えても却下。鍋平駐車場を勧められましたがここも満車。仕方ないのでこの途中の坂になんとか停めました。
トンネル歩いて小一時間かけて新穂高センターへ。登山届けを提出します。
2014年08月13日 03:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5
8/13 3:55
トンネル歩いて小一時間かけて新穂高センターへ。登山届けを提出します。
けっこう登山者がいて、みなさん行く方向に歩いたら違う方向へ。慌てて一人林道へと向かいました。
2014年08月13日 04:19撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 4:19
けっこう登山者がいて、みなさん行く方向に歩いたら違う方向へ。慌てて一人林道へと向かいました。
レコの写真でみたゲートです。安心しました。
2014年08月13日 04:31撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5
8/13 4:31
レコの写真でみたゲートです。安心しました。
夜が明けてきました。
2014年08月13日 04:34撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
8/13 4:34
夜が明けてきました。
明るくなってきました。穂高平小屋があります。
2014年08月13日 05:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
8/13 5:03
明るくなってきました。穂高平小屋があります。
けっこうな距離の林道を歩きます。
2014年08月13日 04:48撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
8/13 4:48
けっこうな距離の林道を歩きます。
でもすがすがしい。
登山者だれもいないので寂しいですが。
2014年08月13日 05:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
8/13 5:22
でもすがすがしい。
登山者だれもいないので寂しいですが。
奥穂高に行く道があります。ここに自転車デポしたい気持ちわかりますね。
2014年08月13日 05:44撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
7
8/13 5:44
奥穂高に行く道があります。ここに自転車デポしたい気持ちわかりますね。
工事現場に休憩所と水場、トイレがあります。
ここを下りて沢にでます。
2014年08月13日 05:49撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
8/13 5:49
工事現場に休憩所と水場、トイレがあります。
ここを下りて沢にでます。
朝陽で山がきれいに浮かび上がります。
2014年08月13日 05:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
9
8/13 5:50
朝陽で山がきれいに浮かび上がります。
最初の橋。手すりがあるから平気ですね。て、帰りはザック2個持ってハイドレーションがひっかかったので冷や汗でしたが。
2014年08月13日 05:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
8/13 5:50
最初の橋。手すりがあるから平気ですね。て、帰りはザック2個持ってハイドレーションがひっかかったので冷や汗でしたが。
濡れた岩道を進みます。
2014年08月13日 06:04撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
8/13 6:04
濡れた岩道を進みます。
このルートでの今日最初の登山者。写真とってくれました。
2014年08月13日 06:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11
8/13 6:36
このルートでの今日最初の登山者。写真とってくれました。
次の橋。濡れてない!良かった。
増水しているので心配でした。
急流ですがこれなら行けそうです。
2014年08月13日 06:56撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 6:56
次の橋。濡れてない!良かった。
増水しているので心配でした。
急流ですがこれなら行けそうです。
余裕こいてますね。良い子は立ち止まらずに行きましょう。
2014年08月13日 06:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
17
8/13 6:57
余裕こいてますね。良い子は立ち止まらずに行きましょう。
橋のかかっていない沢渡りのほうが緊張しました。
濡れてない岩探して少し上流で渡河。
(追;16日に遭難した3人はこの滝谷出合で流されたようです。)
2014年08月13日 07:00撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
7
8/13 7:00
橋のかかっていない沢渡りのほうが緊張しました。
濡れてない岩探して少し上流で渡河。
(追;16日に遭難した3人はこの滝谷出合で流されたようです。)
沢を渡ったところに藤木レリーフがあります。
今wikiでみたら「1936年1月に石鎚山の冬季初登を成し遂げた」。て、へー。
2014年08月13日 07:05撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
8/13 7:05
沢を渡ったところに藤木レリーフがあります。
今wikiでみたら「1936年1月に石鎚山の冬季初登を成し遂げた」。て、へー。
いきなり木道出現。
2014年08月13日 07:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
8/13 7:47
いきなり木道出現。
槍平小屋です。ここまでは予定時間通り。
人が多く居ます。自分もちょっと休憩。
2014年08月13日 07:49撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
8/13 7:49
槍平小屋です。ここまでは予定時間通り。
人が多く居ます。自分もちょっと休憩。
小屋の横と裏手にはテン場があります。
2014年08月13日 07:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 7:55
小屋の横と裏手にはテン場があります。
雲が出てきました。ちょっと不安。
2014年08月13日 07:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
8/13 7:55
雲が出てきました。ちょっと不安。
小屋の水を頂きます。
2014年08月13日 07:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
8/13 7:57
小屋の水を頂きます。
どこからだか一緒に歩くようになったブルーヘルメットさん(仮名)。なぜか山頂まで付かず離れずで一緒に行く事に。
2014年08月13日 08:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
15
8/13 8:08
どこからだか一緒に歩くようになったブルーヘルメットさん(仮名)。なぜか山頂まで付かず離れずで一緒に行く事に。
最終水場です。ここからは森林限界を超えてガレ場になります。
下山途中の台湾の人?達が汲んでました。
2014年08月13日 08:40撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 8:40
最終水場です。ここからは森林限界を超えてガレ場になります。
下山途中の台湾の人?達が汲んでました。
吐き気とめまいが・・。行動食がとれない。
徹夜の疲労か高山病か・はたまた二日酔い?昨日は飲んでないし!(笑)。
2014年08月13日 09:02撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
7
8/13 9:02
吐き気とめまいが・・。行動食がとれない。
徹夜の疲労か高山病か・はたまた二日酔い?昨日は飲んでないし!(笑)。
山頂が見えてきました。ここで帰る訳にはいきません。
思いっきり声に出して弱音はきながら歩きます。
2014年08月13日 09:19撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
8/13 9:19
山頂が見えてきました。ここで帰る訳にはいきません。
思いっきり声に出して弱音はきながら歩きます。
振り返ると雪渓のある山々が・。
涼しいわけだ。気温12度くらい。
2014年08月13日 09:21撮影 by  iPhone 5, Apple
7
8/13 9:21
振り返ると雪渓のある山々が・。
涼しいわけだ。気温12度くらい。
2014年08月13日 09:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
8/13 9:35
救急用品が置いてあります。ここで体調崩す人の気持ち痛いほどわかるわ。
2014年08月13日 09:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
7
8/13 9:35
救急用品が置いてあります。ここで体調崩す人の気持ち痛いほどわかるわ。
座って無理矢理にでも食べます。
食べないことには動けないのだ!
2014年08月13日 09:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10
8/13 9:36
座って無理矢理にでも食べます。
食べないことには動けないのだ!
山頂がなかなか近づかない。
山小屋が見えるような気がする。幻覚?
2014年08月13日 09:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
8
8/13 9:46
山頂がなかなか近づかない。
山小屋が見えるような気がする。幻覚?
あ〜生きて帰ってネコに会いたい・・などと錯乱思考で一歩一歩。
2014年08月13日 09:17撮影 by  iPhone 5, Apple
11
8/13 9:17
あ〜生きて帰ってネコに会いたい・・などと錯乱思考で一歩一歩。
ブルーヘルメットさんも飛弾乗越を目指して右回りで行きます。
引っ張ってくれたので助かりました。
2014年08月13日 10:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
9
8/13 10:23
ブルーヘルメットさんも飛弾乗越を目指して右回りで行きます。
引っ張ってくれたので助かりました。
時折F-15(たぶん)がかっ飛んでいきます。
早くて写真とれません。
2014年08月13日 10:34撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
7
8/13 10:34
時折F-15(たぶん)がかっ飛んでいきます。
早くて写真とれません。
残雪があります。
このルートでは雪に接することはなかったです。
2014年08月13日 10:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
8/13 10:47
残雪があります。
このルートでは雪に接することはなかったです。
飛弾乗越につきました。長かった!
風で冷えるのでレイヤー着ます。
2014年08月13日 11:04撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 11:04
飛弾乗越につきました。長かった!
風で冷えるのでレイヤー着ます。
テン場を過ぎると・
2014年08月13日 11:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
8/13 11:16
テン場を過ぎると・
どーん!憧れの槍!圧倒的な迫力です。
2014年08月13日 11:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
26
8/13 11:18
どーん!憧れの槍!圧倒的な迫力です。
ブルーヘルメットさんは小屋泊して明日は縦走するそうです。
一緒に登れて良かったです。ありがとうございました!お気をつけて!
2014年08月13日 11:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
33
8/13 11:22
ブルーヘルメットさんは小屋泊して明日は縦走するそうです。
一緒に登れて良かったです。ありがとうございました!お気をつけて!
ブルーヘルメットさんに撮ってもらいました。
2014年08月13日 11:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
21
8/13 11:21
ブルーヘルメットさんに撮ってもらいました。
もう12時半。下山するにはぎりぎりの時間です。
疲れ切ってるし泊まるべきか悩んでます。はっきりせん男だな!(笑)
11
もう12時半。下山するにはぎりぎりの時間です。
疲れ切ってるし泊まるべきか悩んでます。はっきりせん男だな!(笑)
とりあえず登れや!
はい。 (笑)
2014年08月13日 11:34撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
8/13 11:34
とりあえず登れや!
はい。 (笑)
取り付きます。難しい登りではないようです。
3
取り付きます。難しい登りではないようです。
前の人と同じ登り方とは限りません。体格によって違いますね。
9
前の人と同じ登り方とは限りません。体格によって違いますね。
続々と登ってます。下りと交差するところでは渋滞します。
2014年08月13日 11:56撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
7
8/13 11:56
続々と登ってます。下りと交差するところでは渋滞します。
ハシゴ間のスペースが狭い場所は後続者にタイミングを合図します。適当な合図ですいません。
15
ハシゴ間のスペースが狭い場所は後続者にタイミングを合図します。適当な合図ですいません。
この長いハシゴをふたつ登りきると・
10
この長いハシゴをふたつ登りきると・
行列です・・いや山頂です。
20
行列です・・いや山頂です。
(GoPro)自撮りですかー?
そうでーす。
18
(GoPro)自撮りですかー?
そうでーす。
後ろの方に撮影お願いして。
2014年08月13日 12:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
37
8/13 12:16
後ろの方に撮影お願いして。
す、すいません、ちょっともう一枚!
2014年08月13日 12:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 12:16
す、すいません、ちょっともう一枚!
槍!
2014年08月13日 12:17撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
29
8/13 12:17
槍!
写真ではよく見る風景ですね。
2014年08月13日 12:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
15
8/13 12:01
写真ではよく見る風景ですね。
続々登って、続々下りて行きます。
何度も登っている人もいるようです。
2014年08月13日 12:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
8/13 12:21
続々登って、続々下りて行きます。
何度も登っている人もいるようです。
下りの階段。
足を浅くしか掛けられない段は緊張します。
2014年08月13日 12:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
9
8/13 12:21
下りの階段。
足を浅くしか掛けられない段は緊張します。
一部鎖もあります。
2014年08月13日 12:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
5
8/13 12:21
一部鎖もあります。
すんなり下りてきました。
2014年08月13日 12:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
8/13 12:41
すんなり下りてきました。
ほほう。ドクターも大変ですなあ。でもいいなあ(笑)。
2014年08月13日 12:42撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 12:42
ほほう。ドクターも大変ですなあ。でもいいなあ(笑)。
すいません。大量に仕入れたウインナー、車に忘れてきました。
2014年08月13日 12:58撮影 by  iPhone 5, Apple
12
8/13 12:58
すいません。大量に仕入れたウインナー、車に忘れてきました。
13時。やはり明日の天気微妙なので下りましょう。
日が落ちる前には下山できるでしょう。と、この時は思って下山決意。
2014年08月13日 13:04撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
12
8/13 13:04
13時。やはり明日の天気微妙なので下りましょう。
日が落ちる前には下山できるでしょう。と、この時は思って下山決意。
同ルートで下ります。テン場はもう一杯です。
夜はにぎやかなんでしょう。
2014年08月13日 13:05撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
8/13 13:05
同ルートで下ります。テン場はもう一杯です。
夜はにぎやかなんでしょう。
下りはあっという間、と言いたいところですが
あっという間に膝にきてストックでゆっくりと。
2014年08月13日 13:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 13:57
下りはあっという間、と言いたいところですが
あっという間に膝にきてストックでゆっくりと。
登ってくる人が続々ときます。やはりこの登りはみんな辛そう。
2014年08月13日 13:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
6
8/13 13:57
登ってくる人が続々ときます。やはりこの登りはみんな辛そう。
槍平小屋から少し下りたところ。
4人の男女が前を。
聞くと足首を痛めたらしい。荷物を分けて持つ事に。
2014年08月13日 15:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
32
8/13 15:59
槍平小屋から少し下りたところ。
4人の男女が前を。
聞くと足首を痛めたらしい。荷物を分けて持つ事に。
女性二人のうち一人が山頂付近で負傷。
下山途中に男性二人、ジムニーさん(仮名)と山男さん(仮名)が一人ずつ加わって介助しているとか。
負傷したスキーさん(仮名)辛そうです。お友達も心配そう。
2014年08月13日 16:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
19
8/13 16:25
女性二人のうち一人が山頂付近で負傷。
下山途中に男性二人、ジムニーさん(仮名)と山男さん(仮名)が一人ずつ加わって介助しているとか。
負傷したスキーさん(仮名)辛そうです。お友達も心配そう。
ジムニーさんがほとんどの荷物を背負ってます。全員がテント泊なので各自の荷物だけでも相当な重量だと思います。
やや年配の山男さんが会話で和ませてくれるので場に悲壮感はまったくないです。もし僕一人と負傷者だったらと思うとゾッとします。
2014年08月13日 16:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
39
8/13 16:35
ジムニーさんがほとんどの荷物を背負ってます。全員がテント泊なので各自の荷物だけでも相当な重量だと思います。
やや年配の山男さんが会話で和ませてくれるので場に悲壮感はまったくないです。もし僕一人と負傷者だったらと思うとゾッとします。
スキーさんの体力と技術もたいしたものです。ぬれた岩場や沢もほとんど片足で下りて行きます。痛み止めと湿布も自前でしてるし。
2014年08月13日 17:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
18
8/13 17:27
スキーさんの体力と技術もたいしたものです。ぬれた岩場や沢もほとんど片足で下りて行きます。痛み止めと湿布も自前でしてるし。
雨が降り始めました。辺りも暗くなってきました。
スキーさん、ついに痛みで動けなくなりました。
救助要請が頭をよぎります。
と、そこに待ってましたとばかりに八耐さん(仮名)登場!
2014年08月13日 18:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
15
8/13 18:01
雨が降り始めました。辺りも暗くなってきました。
スキーさん、ついに痛みで動けなくなりました。
救助要請が頭をよぎります。
と、そこに待ってましたとばかりに八耐さん(仮名)登場!
八耐さん(仮名)が負傷者を背負ったり肩持つなどして介助していきます。すごい体力。ていうか八耐さんのザック小さいけど重!水?石でも入ってんかな。
2014年08月13日 18:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
21
8/13 18:37
八耐さん(仮名)が負傷者を背負ったり肩持つなどして介助していきます。すごい体力。ていうか八耐さんのザック小さいけど重!水?石でも入ってんかな。
ようやく林道前の沢まで来ました。
2014年08月13日 18:38撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
9
8/13 18:38
ようやく林道前の沢まで来ました。
最後の難関を頑張ります。
2014年08月13日 18:38撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
7
8/13 18:38
最後の難関を頑張ります。
工事現場に着きました。自転車の用意しているところです。スキーさんは林道にデポしてあった八耐さんの自転車に乗って八耐さんと下まで。
2014年08月13日 18:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
17
8/13 18:41
工事現場に着きました。自転車の用意しているところです。スキーさんは林道にデポしてあった八耐さんの自転車に乗って八耐さんと下まで。
この後の4人で歩いた林道が長かった。足も意識も限界でした。
負傷者はとりあえず宿へ。骨折の有無が心配です。
でも無事下山できてよかった。
自分の車で装備ほどいて落ち着いたらもう9時前。
その後コンビニで夕食買って道の駅で力尽きたmuddyでした(爆)。
2014年08月13日 18:53撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
30
8/13 18:53
この後の4人で歩いた林道が長かった。足も意識も限界でした。
負傷者はとりあえず宿へ。骨折の有無が心配です。
でも無事下山できてよかった。
自分の車で装備ほどいて落ち着いたらもう9時前。
その後コンビニで夕食買って道の駅で力尽きたmuddyでした(爆)。
翌日渋滞の中8時間かけて香川に帰宅しました。
いろんな人に出会えて本当によかった。
すばらしい槍ヶ岳弾丸決死登山でした。(笑)
2014年08月15日 09:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
72
8/15 9:41
翌日渋滞の中8時間かけて香川に帰宅しました。
いろんな人に出会えて本当によかった。
すばらしい槍ヶ岳弾丸決死登山でした。(笑)

装備

個人装備
食料衣服等通常装備 ヘルメット ライト ツェルト 救急用品 シュリンゲ2 カラビナ カットロープ(7m) バーナー 固形燃料 各種グローブ

感想

駐車場;
新穂高駅周辺にはたくさんお有料、無料駐車場がありますがこの時期はほとんど満車でした。宿に予約をとって駐車場を確保するのが一番確実な方法かもしれません。
平鍋駐車場に停めれば1時間弱は出発を早めることをお勧めします。

道;
迷うような道はありません。水が豊富なので濡れた岩やぬかるみはあります。
林道は長い。きっと行きよりも帰りの方が長く感じるでしょう。
槍平小屋から飛騨乗越までの登りがきつかったです。自分的には一番の難関でした。
頑張るしかないです。

沢;
よほどの大雨直後でないかぎり渡れない沢ではないと思います。
木の橋は濡れていなければ全然OKです。ただすぐ下が急流なので怖いッちゃあ怖い。

水場;
最終水場まで飲み水はふんだんにあります。山小屋にもあるのでおかわり自由です。

槍穂先;
難易度は高くないです。高度感はありますが高所好きとネコなら大丈夫。
今回濡れた場所はなかったですがグローブはしたほうが良い。
ザックは小屋の横に置き場があります。ヘルメットも小屋で貸してくれるようです。(要確認)
アタックザックを持って行きました。どんな場所でどれくらい渋滞になるかわからないのでフリースと一応冬期グローブも。

負傷者救護;
こちらが声をかけなければそのまま通り過ぎていたのでしょうか・。ジムニーさんは手伝える人か見極めて声をかけていたそうです。実際スルーした人もいたとか。
微力ながら小さい荷物持たせて頂きました。
しかし山男さんとジムニーさんはテント一泊後の下山、女性二人は数日前に入山し縦走テント泊後の下山ですから疲れてないわけない。最後に加わったのは徹夜明けで入山して日帰りヘロヘロのオヤジだし(笑)。
ともかく何の縁か5人の負傷者救出劇が突然始まったわけです。

お互いの話して談笑しつつ意識は自分の足下と負傷者へ。
ここで転倒して怪我でもしたら全てが台無しになる。
進むにつれ徐々に会話も少なくなり地図を見る頻度と休憩の回数が増えてきました。
なかなか進まない・。みんなに焦りが。
そこに雨。(17:45くらい)

雨具を装備している間、スキーさん先で動けなくなってました。
先を急いで無理したのでしょう。
そらそうです。雨と暗闇が迫り他の人も随伴しているのです。プレッシャーがないわけありません。
僕なんかよりずっと体力あるとはいえ、女性が片足で山頂から下りてきたのです。疲労も限界です。
今思えば(これをいうと切りがありませんが)、もっとスキーさんに声かけなどしてメンタル的な負担を軽くすべきでした。でも各自もギリギリの状態だったんですね。
救急要請したら林道から徒歩で救助できるのではないか。
いやリーダーのジムニーさんの考えは・。などと思いを巡らせました。

八耐さんはここにくるのは修行だと言ってました。見たとき山を巡回でもしているレンジャーかと(笑)。
さっそうと下りてきて手伝ってくれました。
「5人でこんな状態でおりてきたの!」疲れ切ってる5人が頼りなく見えたのでしょう。

負傷者をひょいと背負って歩き出します。すご!
スキーさんを八耐さんにまかせて自分のことに集中します。と、どっと疲労が・。足関節のあちこちが痛くなってきました。
ちょっと緊張がとれてしまったのですね。

八耐さんと負傷者は林道から自転車で下へ。
4人ポツポツ会話しながら林道を下山。
山男さん、赤石とか飯野山も登ったことあるって!感激です。こういう会話が足の痛みを忘れさせてくれます。
真っ暗な林道を長々と歩きました。

下で荷物をスキーさんに渡して解散。

その後ジムニーさんに車まで送ってもらいました。
あのあとさらに1時間かけて平鍋駐車場まで歩いていたらどうなっていたやら・。
ジムニーさんありがとう。(ジムニーもカッコ良かった!)

思い返せばいろんな反省点は出てきますが、なにはともあれ
スキーさん本当によく頑張りました!きっと君はどんな困難も乗り越えられる人です。

しかし八耐さんて、きっと5人を助けるべく槍が遣わせた山の神だったんじゃないかな(笑)。





お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:8808人

コメント

見れば見るほど
写真や動画やコメント見れば見るほど、凄いと感心してしまいました。
三谷さんはただ者じゃないとそら人さんが言ってましたが、本当ただ者じゃないですね。
体力も、優しさも根性も…
今日のビールは最高ですね。
2014/8/15 20:00
Re: 見れば見るほど
sadachanさんだけに言いますけど泣けました。スキーさんの頑張りや友達のMさんのサポート、山男さんの大らかさ、ジムニーさんの強さ、八耐さんの出現のタイミング(笑。
僕の出番はみじんもないドラマでした。
ビールも最高でした。
2014/8/15 23:57
弾丸ソロ&セルフレスキュー(自分達で救助)
こんばんは^^
お疲れ様でした!
槍へ行かれたのですね〜♪
弾丸でも香川から運転もお独りではさぞ、しんどかった事でしょう。

下山時に想定外のハプニング、大変でしたね。
それでも困難に強いmuddyさんに、山の神が応援に駆け付けたのかもしれないですね?
まるでドラマの様に見事な救助構成でした。

にゃんたんとごゆっくり休んで下さいね(=^..^=)ミャー
2014/8/15 21:32
Re: 弾丸ソロ&セルフレスキュー(自分達で救助)
以前に自分も骨折や出血なんかありました。でも同じ事態になったらきっとスキーさんのようには頑張れなかったと思います。
自分としてはもっと、もっと負傷者にできることがあったと思います。もし途中で後遺症残る何かが彼女にあったらと思うと後悔せずにはいれないと思います。
同じ事があったら何ができるでしょう。
槍が教えてくれた課題です。
にゃんたんとじっくり考えたいと思います。
2014/8/16 0:05
恐るべし!!
新穂高温泉までのロングアプローチ、槍までのロングトレイル&下山時の負傷者フォロー。泊りなしでの強行軍!
Muddyさんの体力と精神力には恐れ入谷の鬼子母神です!!
本来メインのはずの槍の梯子が霞んで見えました(笑)
これからも山行記録楽しみにしております!!!
2014/8/16 10:36
Re: 恐るべし!!
念願の槍、行けました!
同ルートのヤマレコデータを何回も見て、GPSは数人分ダウンロードして、装備はあーでもないこーでもないと出し入れして担いでは重さを確認して、と・・。2週ほど前に決意したときからすでに気持ちは槍の穂先に向かって歩いてました。ほんとに長かったです^^。

yamaaruki1 さんの山行記録も楽しみにしています。
て、次回はご一緒ですね(笑)
2014/8/18 11:11
山岳レスキュー隊ご苦労様でした!
こちらが阿蘇でのほほんと遊んでる間に大活躍ですね〜!
往復38km+レスキュー隊!お疲れさまでした!
しかも泊り無しでトンボ返りですか!?恐ろしい体力・気力!"(-"""
次は私を助けて下さいませ!(^^♪
追伸
深山荘前の無料駐車場もいっぱいでしたか??
2014/8/17 20:46
Re: 山岳レスキュー隊ご苦労様でした!
あ、あれ!?南アルプスじゃなかったんですか?え〜
nekojigenさんも頑張ってるだろうなあ、と考えながら登ってたんですけど〜(笑)。
でもきっと阿蘇をガンガン攻めてたんでしょうね。

行く前に言われてた通り、日帰り30kmオーバーで氏にました^^。
帰りに救助劇なければ集中力維持できなかったかも。
今回の山行なんとか無事終わる事ができたのも、nekojigenさん含めヤマレコ山仲間のみなさんのおかげです。ありがとうございました!

深山荘の無料駐車場も見張り付きの満車でした。夜中の2時に停められない車がたくさんウロウロしてました。
2014/8/18 11:46
さすがですね
飯野山を何往復もしたり、天候の悪い日を選んで登山したり、石立山に行ったり、
これらは全てこのための調整登山だったんですね。
さすがです。

かなりの苦行でしたが、人助けもされお疲れさまでした。
”情けは人の為ならず”ですね。きっとmuddyさんにかえってきますよ。

それにしても、今回もソーセージ忘れてますが?
muddyさんらしくないミスを犯してますね。
これも調整登山だとしたら、もっとハードな登山を計画してます?
2014/8/18 2:44
Re: さすがですね
どうもー!無事帰還してまいりました。
決して槍を意識した調整登山していたというわけではないですが、持てる力と経験の集大成であるという気持ちで行きました。

滝谷出合で3人流されたと16日報道されてました。まさに「橋のかかっていない沢渡りのほうが緊張」と写真コメントした川、そのものです。
新穂高駅ルートはなんとか日帰りできるルートですが高低差激しく、沢超えもいくつかあり道はほとんどが岩とガレ場です。やはり覚悟がいるルートだったのですね。

ソーセージはですねえ・・
・・・
弁解の余地ありましぇん!(笑)

訂正します。その後の新聞記事によると、3人はもっと上流の南沢の右俣谷の増水で流されたそうです。僕が通った時はほとんど流れのなかった場所です。

再訂正です。やはり遭難の川は滝谷のようです。
2014/8/18 12:17
遭難の件
亡くなられた3人は訂正のコメントのある写真の場所(滝谷沢)で流されたんだと思います。その上流には沢はないように思います。
2年前の豪雨の時「訂正のコメントのある写真」の前の写真の角材の橋が増水した流れで流失し立ち往生しました。流れ込む左手に写っている沢も激流でした。増水した沢の幅は数メートルで先行するパーティのロープもあったので、渡渉することも考えたのですが、流れも早く、左手の沢も濁流で断念して水量が少なくなるまで待っていました。
2014/8/19 23:02
Re: 遭難の件
はじめまて!やはりそうなんですね。右俣谷(どこぞで南沢とも)と新聞に書いてあったのでもっと上流のほうかと。やはり滝谷出合だったんですね。
下りでここさえ越えれば後はなんとか行ける、という地点ですから無理をしたのでしょうか。
複数でロープを張ってくれたら行ってしまったかも、ですね。
ご指摘ありがとうございました。訂正します。
今回亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
2014/8/19 23:33
すばらしいですっ!
すばらしい登山記を読ませていただきました。同日に親子4人で鳥取から西穂に行っていました。槍でこんなドラマがあったなんて 。。。。でもずっと記憶に残る山旅になったんじゃあないでしょうか?これからもお元気で。
2014/8/26 12:48
Re: すばらしいですっ!
ありがとうございます!同じ日に近くに登っていたのですね。
御家族と登山、うらやましい限りです。お子さん達にも良い経験になりますね。

もう2週ほど立ちますが槍であったこと、未だに夢の中のような感覚です。寝不足だったせいもあるかもしれませんが(笑)。
あれがきっかけで同行者とお知り合いにもなれたし、本当に不思議な縁というか山行でした。
okadamさんもお元気で頑張ってください。
2014/8/27 9:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら