記録ID: 4938031
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
金峰山/廻目平より 静寂の信州側ルートでした
2022年11月19日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,114m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
廻目平キャンプ場のゲートは24時間入場可能。 出場前に金峰山荘にて支払いし、ゲートのカードに精算済みの磁器処理をしてもらいます。 駐車場は最も広い大日広場を利用しましたが、ルートの西股沢林道に沿って駐車可能です。(キャンプ場最奥に車止めゲートあり) トイレは駐車場付近に数ヶ所あり。 ※なお川上牧丘林道との分岐付近の駐車場含め、廻目平へのアクセス路は「申し合わせにより」駐車禁止となっています。このため本日のルートは廻目平に入場することが必須となっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全線にわたって整備の行き届いた登山道です。 金峰山小屋より少し下(2,350m付近)から登山道に積雪有り。 下りのみ練習も兼ねて6本爪軽アイゼンを使用しました。 |
その他周辺情報 | 滝見の湯(南相木村)にて汗を流しました。 |
写真
4:42 廻目平キャンプ場・大日広場(1,580m)出発
初めてやってきました廻目平。下調べにより最も広い駐車場に停めて出発です。
土曜早朝の時点ではテントは確認できず。車もまばらでした。
4:56 キャンプ場最終ゲート(1,600m) ※当写真
この先はキャンプ場管理区域外。けっこう広いキャンプ場のようです。
夜明け直前の林道を黙々と歩きますが、ずっと沢沿いで寒い。このルートは夏向きかもしれません。
初めてやってきました廻目平。下調べにより最も広い駐車場に停めて出発です。
土曜早朝の時点ではテントは確認できず。車もまばらでした。
4:56 キャンプ場最終ゲート(1,600m) ※当写真
この先はキャンプ場管理区域外。けっこう広いキャンプ場のようです。
夜明け直前の林道を黙々と歩きますが、ずっと沢沿いで寒い。このルートは夏向きかもしれません。
最終水場らしい沢に下りてから、再び尾根へ向けて本格的な登りに入ります。いかにも奥秩父らしい樹林帯が良いです!
あと土が乾いているので本当に歩きやすい。最近、黒姫や守門など雪国の山が続いていたから余計にそう感じます。
あと土が乾いているので本当に歩きやすい。最近、黒姫や守門など雪国の山が続いていたから余計にそう感じます。
7:06 中間地点(2,140m)
ちょうど空いてる窓(枝払いされてるのでしょうか?)から瑞牆山の眺望が素晴らしい!
早くも中間地点に差し掛かりました。「中間」の意味合いを少し考えましたが、林道終点から小屋までの標高差のことのようです。
ちょうど空いてる窓(枝払いされてるのでしょうか?)から瑞牆山の眺望が素晴らしい!
早くも中間地点に差し掛かりました。「中間」の意味合いを少し考えましたが、林道終点から小屋までの標高差のことのようです。
8:15 金峰山小屋(2,440m)到着
初めての金峰山小屋!機会があれば泊まってみたい山小屋ですが、今回は特に用がないので中へは入らずに先へと進みます。
というか自分は基本的に屋外でマスクを着けないので、日帰り登山の装備ではマスクを入れてないのでした。
それにしてもいつになったらコロナを5類扱いにするのやら。
初めての金峰山小屋!機会があれば泊まってみたい山小屋ですが、今回は特に用がないので中へは入らずに先へと進みます。
というか自分は基本的に屋外でマスクを着けないので、日帰り登山の装備ではマスクを入れてないのでした。
それにしてもいつになったらコロナを5類扱いにするのやら。
最近下調べで知った五丈石の裏側へ廻ってみました。
ただただ自然の造形に圧倒されます!
御神体なので登らないでという看板はこちら側にあります。
自分は目に見えるものしか信じないけど、転落が怖いので登る気にはなりません。
ただただ自然の造形に圧倒されます!
御神体なので登らないでという看板はこちら側にあります。
自分は目に見えるものしか信じないけど、転落が怖いので登る気にはなりません。
アイゼンを付けなくてもどうにかなりそうなコンディションでした。でも付けたほうが気は楽になるし、練習のためにも装着しました。厳冬期の山スキーはほぼシールのみで登れるし、自分がアイゼンを使う場面はシートラが必要な春先からというパターンが多いのです。
12:33 林道終点・中ノ沢出合(1,869m)出発
登りの時には触れなかったけど林道終点にはかなり古い車の残骸が。
親が若い頃に乗ってたような、たぶん半世紀くらいは前のものでしょう。かなり朽ちてますが、自然に戻るにはまだまだ時間がかかりそう。
早朝は底冷えだったけど小春日和の昼下がりで、林道も快適に歩けました。
登りの時には触れなかったけど林道終点にはかなり古い車の残骸が。
親が若い頃に乗ってたような、たぶん半世紀くらいは前のものでしょう。かなり朽ちてますが、自然に戻るにはまだまだ時間がかかりそう。
早朝は底冷えだったけど小春日和の昼下がりで、林道も快適に歩けました。
林道歩き小一時間ほどでキャンプ場まで戻ってきました。
初めて明るい時間帯に見る廻目平キャンプ場は素晴らしいロケーションです!
自分は山でのテント泊しかしませんが、キャンプ好きの方ならかなりお薦めの場所です。
初めて明るい時間帯に見る廻目平キャンプ場は素晴らしいロケーションです!
自分は山でのテント泊しかしませんが、キャンプ好きの方ならかなりお薦めの場所です。
13:32 廻目平キャンプ場・金峰山荘(1,570m)到着!
着きました!下りは3時間余で戻ってきました。
4度目の金峰山でしたが、また気分が変わって楽しかったです。
このルートは季節を変えて再訪したいです。
出庫の前に金峰山荘で入庫時の駐車場カードを提示して料金を支払います。
着きました!下りは3時間余で戻ってきました。
4度目の金峰山でしたが、また気分が変わって楽しかったです。
このルートは季節を変えて再訪したいです。
出庫の前に金峰山荘で入庫時の駐車場カードを提示して料金を支払います。
早朝はガラガラだった大日広場にはたくさんの車!
初めて廻目平へ来ましたが、ここは登山者よりもボルダリングやキャンプの方のほうが多いようです。
自分もボルダリングはやればハマりそうな気がしますが、登山の時間を割くのが難しいのです。
初めて廻目平へ来ましたが、ここは登山者よりもボルダリングやキャンプの方のほうが多いようです。
自分もボルダリングはやればハマりそうな気がしますが、登山の時間を割くのが難しいのです。
装備
個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
6本爪軽アイゼン
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
鈴
ラジオ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
金峰山は百名山の中でもお気に入りの山で秋冬に過去3度登っていますが、信州側のルートは手付かずで気になっていました。金峰山は長野県では「きんぽうさん」と呼ぶらしく、現長野県民の自分としても登っておかないといけないでしょう。
標高差は瑞牆山荘起点の定番ルートとほぼ同じ。但し歩行距離の半分以上は林道歩きとなります。林道歩きの分で標高差300mほど稼ぐので、尾根歩きは標高差700mほど。日が長い時期だと小川山までの周回も視野に入れたかもしれません。
定番ルートと比べると展望は上部のみでやや地味な印象を受けますが、奥秩父らしい樹林帯を静かに満喫できる好ルートです。複数回金峰山を登られている方にお薦めできます。
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もう雪があったようですね。
6本アイゼンの練習になったようですね。
まずは スライドショーで拝見です。(⌒∇⌒)
約7時間の行動ですね。
イン谷から 武奈ケ岳往復ほどの
分厚い行程がありますね。お疲れさまでした。
途中は 森の中をあるくようで、
展望なく 山頂での大展望への 感動を増すため
展望なしよが 続くのかな、、(⌒∇⌒)
大展望ですねー。
富士山が近い。地図を見ると 真南に富士山の様ですね。
サクサクと登れると書いておられましたが、
結構きついんだろうなと思います。
小屋からの山頂への展望は
コヤマノ岳基点から見上げる
武奈様を思い出しました。
大展望ではルーンさんらしく
たっぷり時間を取られたようですね。
さもありなんの 景色をシェアー!
ありがとうございます。(^▽^)/
ほんとにすばらしい 色
引いても 寄せても美しいですね。
円の小角さんによる 山岳修険道の山のようですね。
小角さんは 八面六臂の大活躍されてますね。
全国に名をはせた山が点在かと。
五丈岩はご神体とか。
自然の造形には 敬服しかありませんね。
下りではアイゼン練習になられ なによりでした。
何度登っても飽きない お山なのですね
初めてのコースを登れてよかったですね。
ありがとうございました。
昨日まで2日間丹沢へ行ってまして、返信が遅くなりました。
(丹沢については改めてお知らせしますね。)
今回も自分のレポで楽しんでいただけまして、本当にありがとうございます。
11月はまだ積極的に雪山に登りたい時期ではないんですが、
現地情報ではアイゼンの感触を確かめる程度の雪ということで行ってきました。
おっしゃるとおりイン谷から武奈ヶ岳と同じくらいの行程ですね!
長野に来て以来、比良はもう6年ほどごぶさたで本当に行きたいですね〜。
コヤマノ岳は武奈ヶ岳の前衛といえる位置関係でしたね!
奥秩父は基本的に森林限界を越えるところが殆どなく(主脈は好展望の区間が多いですが)、
僅かに金峰山山頂と周辺の稜線のみが例外といった山域です。
自分の好きな南アルプスもですが、山頂近くまで展望がない登りというのが、
余計に山頂での景色の感銘を高めてくれる気がします。
金峰山はもう何度も来ているのですが、初めてのルートを歩いてみてこのことを改めて実感しました。
金峰山は山梨県の北辺、そして富士山は南辺といった位置関係で、
間には甲府盆地と周辺の山々ということで遮られるものなく見えるんですよね。
南アルプスを除いては長野県で最も富士山が大きく見えるのが金峰山といっても良いんではないでしょうか。
今回はいずれ母を連れていくことも想定して下見も兼ねての山行でした。
特に目立つ難所も登り返しも大きな段差もなくて登りやすい行程かと思います。
山頂近くに金峰山小屋があるので小屋泊まりでゆったり登るのもお薦めかと思います。
円小角さん、山岳信仰は詳しくありませんが聞いたことがあります。
金峰山は昔から甲斐の北鎮として人々から尊崇されている山だとのことですが、
山頂の五丈石をみればなんとなく分かる気がしますね。
金峰山は韮崎から瑞牆山荘までバスが出ていますので(今回のルートではなく定番ルートです)、
ぜひmayasanpoさんも瑞牆山と合わせていずれご計画なさってください。
富士見平小屋泊ですと1泊2日で瑞牆山と金峰山を併せて楽しめますよ。
今回もありがとうございました。
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