超初心者 山登り初めての職場の仲良しさんを宝篋山に誘ってみた。



- GPS
- 05:51
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 467m
- 下り
- 467m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「29番道標」まで沢沿いを歩きました。渡渉点の丸太の橋が年代を感じさせる(老朽化)ものでした。 沢沿いと並行して登山道が設けられていて、その2本の道は何ヵ所か接点が有り、水量の具合に依って行き来できるような仕組み、と見て感じました。 |
その他周辺情報 | ◎宝篋山小田休憩所 現在、施設内工事中で利用不可。簡易トイレ 和洋各1の設置有り。 ◎同エリア内駐車場 土曜・日曜は混雑すると聞いていましたが、驚くほどの混雑ぶりで、市営駐車場に移動。そこもすでに満車で、臨時駐車場に行くよう指示されました。 看板があると言われたので注意しながら少し車を進めると、右側に左折の案内板。 そこを曲がって突き当たった場所が「臨時駐車場」になっていました。 ◎小田休憩所内の野菜直売所 もぎたての新鮮野菜・美味しい米、北条産のお米が並んでいました。 無人販売所で各人が指定の缶の中に代金を入れる仕組みになっています。 おつりが出ないので小銭を持参すると良いですね。 |
写真
今日の小田休憩所はざわついています。
麓には、消防団・レスキュー隊の方々が。
上空を県警ヘリが。
行動不能になった登山者救護の出動でした。
最大アップで、ホバリング中のヘリを確認出来ると思います。
北アルプスで救助ヘリの活躍を何度か拝見していますが、ここ茨城で 的確な連携プレーを拝見させていただきました。
このコースは、滝見のポイントがあるのを下調べしてあったので
沢沿いを行く 左に舵を取りました。
岩がむきだしの道になった途端、尻もち。
視線と脚運びとストックの使い方を教えながら・・
最初に「慈悲の滝」のプレートのある地点に到着。
宝篋山トレッキングマップに「五条の滝」「こころの滝」などの名所が書かれています、その中のひとつですね。
彼女に写真を撮る余裕が出てきて、自然の中に身を置いた瞬間です。
登るときに見えていた、高巻きコース。
趣向を変える意味もあったし、彼女がドボン💦しないように。
道は地味でしたが、こんな大岩があったりで 十分楽しめました。
日が沈むのが早いですね。
楽しい1日をありがとうございました。
下山開始が14時を回っていて、暗くなるのを恐れて ほぼ休憩なしで下りて来た。この点を彼女に謝ったが 山の怖さを知らない彼女には通じなくて 自己反省に留まった。
感想
≪ プロローグ ≫
「登山が趣味」は、そうそう受け入れてもらえない。
唯一彼女は 誰とも違う反応を見せてくれた。
彼女は、私より8コ年下。入社日が私より10日早くて、私の先輩であったけど、お互いを知る程に仲良し同僚の関係に。
ある日、山に誘ってみた。
彼女は目を丸くした。でも・・興味深々な眼差し。
「私 絶対 無理です。歩くのだって いつも 遅い!って言われているし、階段も3階でヘロヘロになっちゃうんです💦」
そう。確かに彼女は そんな感じの女性。
会社勤めと主婦業を熟す真面目婦人である。
「なら、砂沼 歩いてみる? 歩けるところまで」
6キロなんて歩けない。と言っていた彼女が しっかり一周した。
いつもスカート姿の女性らしい彼女が、待ち合わせ場所に、ラフなデニムとスニーカー姿でやって来たではないか♪
「登り2時間、下り1時間ていう 宝篋山って山があるんだけど どぉ登ってみる?」
とLINEしたら・・
「本当に私、登れるでしょうか」の返信。
登れる確信があったので 即、「はい、登れると思います」と返信。
山が初めての彼女を、2時間の行程を登り、1時間とはいえ足に負担がかかる下山道を無事に降ろす。
で、頂上では山の楽しみを味わってほしい。
宝篋山は、私にとっても初めての山。
ヤマレコを始めて知った山なのです。
11月27日 日曜日 晴れ☀
26日が雨となり、今日に変更した。
朝の内 用事があるというので 後日に・・と思ったら
彼女 行く気 満々。
遅出の上、駐車場のたらい回しにあって、スタートがかなり遅くなってしまった。
内心 不安。
登山初心者故に多分 登り3時間 下り2時間の5時間と考えている。
小田休憩所 野菜直売所脇の農道から歩き出す。
すぐに「常願寺コース」との分岐に、私たちは左方向「極楽寺コース」に。
登山口から いざ山道になると 彼女の足が 平地とは まるで違う。
生まれて初めて山登りをする人に 変な新鮮感を覚えてしまった。
とはいえ、いつものおしゃべりは健在だし マイナスイオンたっぷりの沢歩きを楽しんだ。
純平歩道まで来て「この辺で、半分くらいかな」って言ったら
「えっ〜まだ半分なんだぁ」・・
疲れてる?
内心 時間も気になっている私。
焦っちゃいけない。
「ここで おにぎり食べてから行こう♪」と私。
純平歩道をこなして、今日一番の辛い登りだっただろう上り坂を
何とか少しでも楽に登れるように道を選んで
行く先に 明るい日射しが・・
「もう少しで 登り 終わるよ♪」と言ったけど 彼女の気分は♪じゃなかった感じ。
でも 私たちは 上り詰めた♪
平地だ♪ 彼女は大して嬉しそうじゃなかったけど 私は嬉しかった。
「宝篋山トイレ」だ。
その先に頂上の電波塔も見える。
彼女 疲れ 吹っ飛んだかな♪
「下山までが登山なんだよね」と彼女。 おー わかってんじゃん♪
11月28日 月曜日 どんな様子で出勤して来るか心配だった私。
いやいや 筋肉痛で 休み💦なんてこともあり得る・・
しかし彼女は、いつになく元気に出勤して来たようにみえた。
「筋肉痛は?」と聞くと 大したことはないと言う。「ご指導のおかげで」、なんて言うけど・・そんなことはない。
歩いたのは あなただよ。
「ねぇ♪身体鍛えるのに 砂沼 また歩こうか」に「うん♪」が返ってきた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する