四阿山〜根子岳〜菅平牧場横断周回・白い北アルプスの眺望
群馬県
長野県
ぐろ
体力度について
- GPS
- 07:32
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 1,149m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:33
| 天候 | 曇りのち快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・パノラマライン北ルートは凍結なし。鳥居峠の日陰は凍結していた。ブラックアイスバーン。11月30日以降の寒気流入で必ず路面は変わる。スタッドレス必須、チェーン携行。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・四阿山：八合目手前から積雪凍結10〜20cm。山頂付近は20〜30cm。吹き溜まりは膝まであった。以前よりピンクテープが増えて、厳冬期でも道迷いしにくいと思う。 ・中四阿分岐〜大隙間：泥濘と木の根の道は積雪凍結し滑り止め必須。 ・鬼遊びの庭周辺は日陰で凍結している。 ・根子岳：日当たりの良い箇所や午後は、雪が溶けてドロドロの泥濘。 ・菅平牧場管理事務所〜四阿山登山口：中四阿登山口を通り過ぎ、フェンス脇から下る。トレランコースでもあり踏み跡明瞭。渡渉後は作業道を歩いて登山道と合流。夏季放牧時の作業道は通行不可。冬季積雪期限定コース。 |
写真
1時に起床するはずが、目覚ましをセットし忘れてまさかの寝坊。3時に出発。急いで嬬恋村愛妻の丘に5時10分に到着。流れ星と浅間山。カメラも寝ぼけてボケている。
6
感想
前日の栃木里山紅葉巡りと、メインの食べ歩きから早く帰宅したので、翌日は星空撮影と四阿山周回を計画。1時に出発したいので、21時前には就寝した。しかし1時に起きることはなく3時になっていた。珍しく目覚ましをかけ忘れた。荷物は車に積んであるので、5分で着替えて出発。消防士になれるな。
5時に嬬恋村の愛妻の丘に到着。薄曇りでいまいちだった。深夜に来ていれば満天の星空が見られたと思うと無念。ただし頻繁に流れ星が見られたので良かった。20分ほど仮眠して朝焼け撮影。夜空とは違い美しい朝の空だった。
気温マイナス2℃で、鳥居峠の日陰はブラックアイスバーンだった。旧あずまや高原ホテルに駐車。誰もいなかった。7時10分に出発。気温は2℃で微風。閑散とした別荘地を歩いて牧場へ。
夜の薄曇りが高曇りになっただけ。11時を過ぎないと晴れないのは分かっていたが、後立山連峰方面は晴れており、やや虚しさを感じた。あっちでも十分間に合ったなと。
里宮を過ぎるとやや急坂となり雪が見られるようになった。八合目手前から積雪凍結。10〜20cm。案外積もっていた。岩稜帯に入ると積雪は減るが、シラビソや樹木の霧氷が見られた。ピンクテープが増えていた。しかも高い位置にあるので、厳冬期対策だと思った。
中四阿分岐先から岩稜帯を経たシラビソ帯は、夏でも道迷いしやすい。こんなところ通るんだと思う箇所にピンクテープがある。厳冬期は、中央を突っ切るように行けばまず問題ない。東へ寄り過ぎると的岩方面へ滑落し、西へ行き過ぎると中四阿の岩稜と樹林帯で道迷いする。地図とコンパスとGPSは必須アイテム。
根子岳分岐を四阿山山頂へ。北面は霧氷が現れ冬本番の景色。的岩分岐先の木階段は半分ほど埋まっていた。吹き溜まりは膝まであったから50cmはあった。上州祠信州祠に参拝して登頂記念撮影。
高曇りで南から西方面は視界がいまいちだったが、北西方面は晴れていて上越市直江津港と日本海が見えた。山頂は風が冷たく気温−2℃。ただ弱風で雲の流れが遅い。SCWの予想より晴れ間は遅くなると独自予想して、山頂で待たずに根子岳へ。
四阿山北面は霧氷が現れて、昨季の蔵王並みのスノーモンスターを期待したい。根子岳分岐であまりに晴れないので、快晴祈願で雪ダルマを作っていたらヤマレコユーザーのsirochauさんとお会いしました。
大隙間までは積雪凍結した急下りだが、夏季は泥濘と木の根で歩き難いので、滑り止めがあれば逆に歩きやすい。日差しで泥濘の大隙間から根子岳へ登り返す。日当たりが良いのでさらに泥濘、滑りやすい。
鬼遊びの庭に差し掛かる。岩稜帯の日陰は積雪凍結で、北側は急斜面。不安な方は滑り止めを。岩稜帯を抜けるとザレて崩壊した泥濘のトラバース。そこを抜ければ根子岳山頂。鐘と祠が歓迎する。記念撮影して下る。南斜面の登山道は泥濘で滑りやすい。
見晴らしの良い東屋に到着して昼食。仕込んでおいた鶏塩ちゃんこ鍋や、前日栃木で買ったものを食べた。栃木と群馬の食材を長野で調理して、北アルプスを眺めながら食べる贅沢を味わった。
下った菅平牧場事務所は雪囲いされ閉鎖。そのまま東へ歩いて中四阿登山口を過ぎ舗装路を進む。その先の牛舎は立入禁止で×がしてあり、右手の有刺鉄線のフェンス脇を歩く。トレランコースでもあり踏み跡明瞭。沢への道はロープまである。
渡渉して作業道へ。夏季ならすぐ脇から入るトレランコースなのだが、積雪期限定の作業道へ足を進める。広大な牧場を東へ。アップダウンがあり歩きごたえがある。快晴の青空となった草原に横たう根子岳と四阿山が美しかった。
淡々と作業道を3km歩いて、今朝歩いてきた登山道に合流。大した距離でもなくあっという間。これが町道歩きだと倍の距離と時間がかかる。経験済み。シカが鳴く別荘地を下って駐車場へ戻って来た。
一昨年は途中まで試行錯誤してルーファイしながら歩いたが、道が分かっている今回は、迷わず歩けて時間も距離も短かった。厳冬期に歩きたいが、鬼遊びの庭が難所。岩稜を直登出来ればと思っている。雪山シーズン到来とは、まだ思えぬ積雪だが気分だけでも十分味わえた。
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旧あずまや高原ホテルと菅平牧場管理事務所の間の道があるんですね。放牧してない時期が通行できるんでしょうか？ 今冬は高原ホテルから四阿山へはスノーシューで行けるところまで
と思っております。またいろいろと教えてください。
予想より晴れてこないので、根子岳分岐で様子を見ていた所でお会いしましたね。早朝から出かけたんですが、あいにくの薄曇りでガッカリしてましたが、良い朝焼けを見られたのが救いでした。
旧あずまや高原ホテルと中四阿登山口はトレランコースと作業道で繋がっています。以前や夏季は林道を歩いて帰ったのですが、2時間以上かかりました。それが1時間に短縮できます。ただし放牧時は立入禁止ですので入れません。冬季もしくは未放牧時のみです。一昨年料金所の方に冬季は歩いていいのか尋ねたら、問題ないと言われました。草原をスノーシューで歩くのは楽しいですよ。しかも素晴らしい眺望ですから。
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