新春八ヶ岳本沢温泉一泊と硫黄岳登山



- GPS
- 30:03
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,119m
- 下り
- 2,116m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | スマホ用タッチペン(寒くてグローブを外せず、スマホ操作があまりできなかったため。) |
---|
感想
初日のみどり池入口登山道の本沢温泉までは、ほどほどに積雪もありましたが、
雪質も良く林間コースなので7人全員ノーアイゼン(つぼ足)で歩くことができました。
7日の本沢温泉では、外気温氷点下5℃ほどでお手頃の気温。
チェックインを済ませて缶ビールを一本飲んで、野天風呂に。
7人の男女全員入浴。
最初に入っていた5人ほどのお客さんも、私たちが来たせいか上がってくださり、
お気遣いいただいたようでありがとうございます。
気温は寒いのに湯温はかなり高く、
10分も浸からずとも身体はポカポカ。
その勢いで上がっても、1〜2分は裸のままでも寒さを感じないほど。
冷めないうちに急いで服を着るのがポイント。
脱衣室も何もなく床が雪面の状態で、上着を着て、靴下を履き登山靴を履くことも難儀だが、これも面白い。
小屋に戻ったが内側からポカポカしてくる。
冬の本沢温泉は4度目。
本沢温泉
翌日8日の硫黄岳に向けてのルートは、スタート地点の本沢温泉よりアイゼン装着。
これも夏沢峠までならつぼ足でも可能と思われましたが、
寒さと強風などを考慮すると、夏沢峠で冷たい思いをして装着するより、
本沢温泉で早めに装着して出かけたい気持ちでした。
夏沢峠より先は、いつもながら強風が予想されますが、
すれ違う人からの情報だと、
風は強かったという人、そうでもないという人さまざまで、
とらえ方は人それぞれのよう。
ただほとんどの方は登頂してきたようなので、
耐えられる程度の風だと判断。
実際に森林限界を越えたあたりより、確かに冷えるが歩けなくはなさそう。
ただ、テムレスのグローブでは結構冷たく感じました。
※テムレス(黒)登山屋で売られていたもので、袖が長く、インナーも防寒仕様になっているもの。その内側にも薄手の手袋を装着していたが。
指先が冷えて血行促進を良くしようとずっと指先を動かしていました。
それでも指先の傷みは戻ってくれ安心しましたが、
帰宅してから両手指10本中、右手人差し指と中指、左手中指の先端が軽いやけどを負ったようなヒリヒリした感じがあり、ごくごく軽度の凍傷と自己判断。初体験。
今回は登山メーカーのゴアテックスグローブは持たなかったが、
過去にも冬季赤岳や他の八ヶ岳、冬山も何度かこのテムレスで通したが、
硫黄岳での長時間も風に晒されるのでは、ちょっと無理があった感じかな。
良い勉強になりました。
当日の山頂の気温は氷点下15℃ほど。
本沢温泉小屋まで下山し、庭でランチを摂りアイゼンをチェーンスパイクに交換。
つぼ足でもよさそうだったが、下りなので用心のため装着。チェーンスパイク程度でもグリップが効いて滑らず歩きやすかった。
冬の硫黄岳登頂は3度目。
硫黄岳登頂
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