苗場山


- GPS
- 08:49
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 977m
- 下り
- 962m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
昨季は行けなかった苗場山、そろそろいい感じになったろうと向かってみる。
深夜から里行傾向、のろのろ運転で小赤沢発はだいぶ遅くなり6時半。明るくなってからのスタートというのはなんだか落ち着かない気分。
除雪終了箇所から林道ラッセルを始めると、最初から膝上。林内に入ればましになるだろうと思っていたが、そんなことはなく終始膝上。
カイデ沢はだいぶ埋まってブリッジ豊富に見えるが、新雪の下はつながっていない可能性もあるので慎重に見極めて渡る。そこからの急登は股から腹上の深さ。なかなかここまでのは経験したことがない。段差の多い地形で時間を取られる。
壁を登ってからも延々と深い雪が続く。ストックも深く潜り、リングを雪面に出すためには手を頭より高く上げなければならない。けっこう腕がだるくなる。深すぎてスピードが出ないので、むしろ高い負荷をかけられないのかさほど息も上がらない。
三合目に出ると、便所はだいぶ埋まっていたがまだ頭を見せている。最近の降雪がなければかなりの惨状だったらしい。
沢沿いを進み、1600m付近のダケカンバの台地。山頂へ行くのは難しいだろうとここで断念。もう少し登ってから滑走開始。登っているときは雪が重めに感じたが、滑ってみるとそうでもない。雪が深すぎるとは言え、斜度があるところではそこそこ曲がって楽しめた。傾斜がゆるめば直滑降の下りラッセルすらままならず、登りのトレースに乗らねば進まない。トレースを作ってくれた人には感謝しかない。自分か。
途中の緩く短い登り返しも雪が深くて一苦労。だがそれをこなせばガタガタトレースながらも板はそこそこ走り、スタート地点まで。
【自分用メモ】
「山は偉大なホスピタル」という言葉を何度か目にしていた。ここしばらく微熱と咳が続いていたが(陰性)、山に行けば治るだろうかと向かってみた。だがラッセルしつつ深く息を吸おうとするごとに咳き込み、息をするのがしんどいくらいにゲハゲハ一人で喘ぎ続けていた。登りよりむしろこちらで消耗した感じ。帰宅しても微熱は下がらず、咳も止まらず。山に行けば不調が治るというのは人にもよるのだろう。
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