湯ノ湖・光徳沼・涸沼・刈込湖

- GPS
- --:--
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 607m
- 下り
- 590m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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|---|
感想
先週奥日光戦場ヶ原周辺の南部を歩いて早くも見頃になった紅葉を堪能したので、今回は多分まだ見頃と思われる北部を歩くことにした。起点は湯元温泉。明日は山登りをするので湯元温泉の定宿に宿泊する。で、まず歩くのに余分な荷物は宿に預けてから出発するのだ。となると、コースは湯元を起点に時計回りにするか、反時計回りにするかのどちらか。時計回りだと、湯元→刈込湖→切込湖→涸沼→山王峠→光徳沼→北戦場ヶ原→小滝→湯滝→湯ノ湖南岸→湯ノ湖北岸→湯元、となる。反時計回りならその逆だ。歩きやすいのは時計回りかな、とも思うが、それだと紅葉の名所兎島が西日の頃になって逆光になってしまう。そこで午前中日当たりの良いときに兎島を通るよう、反時計回りで歩くことにした。
まずは湯ノ湖北岸。観光客はそこそこ来ていて、「きれい!!」という声も聞こえてくる。まぁ、きれいなんだけれど、ここの本当に素晴らしい紅葉を知っている者としてはもの足りない、としかいいようがない。湖の真ん中の兎島はこの時間こちら側が影になるので仕方ないにしても、園地の木々も、周囲の山の山肌も絶頂期の50%もないくらいだ。あまり気も乗らないけれど記録のため写真を撮って兎島のビューポイントのある国道側遊歩道に進む。 兎島、といっても本当は「島」ではなく「半島」で、その中を歩ける。ただし、湖岸には建前としてでられないので、木立の中を進むことになる。中に紅葉もあるが、外から見える紅葉は「内」から眺めることになる。紅葉の中を進む、という感じにはならない。
兎島を出ると、兎島の南側のビューポイント。ここを日が当たっているうちに見たくてこちらから回ってきたのだが、ちょうど太陽は雲に隠れてしまっていた。太陽が顔を出すのを待って写真撮影。まだきれいだけれど、やはりピーク時には遠く及ばない。
湯ノ湖南岸。ここには駐車スペースがあり湯滝の滝上からの眺めもあるので人が多い。湯ノ湖全体の紅葉も、やはり色彩に乏しい。湯滝沿いの階段を下って、滝壺前の湯滝間瀑台へ。湯滝の紅葉はまぁまぁといったところ? ここは、元々とても素晴らしいという時の記憶がない。観瀑台を降りて、小滝に向かう遊歩道へ。ここは所々きれいな紅葉が点在。気分の良い道だ。小滝間近に行く道はないのだが、多分釣り人が作ったのだろう、踏み跡がある。辿って崖に近いところを下ると小滝真ん前。ここは紅葉がきれいだ。遊歩道に戻り、小滝観瀑台を兼ねる橋へ。ここから小田代橋までの湯川沿いはきれいな紅葉が点在する絶景地。その割に人は少ないのだが。湯川沿いを離れて北戦場ヶ原へ。大好きなところだが、紅葉は期待できない。光徳入口から逆川沿いを光徳沼に向かう。ここは全くの期待外れ。光徳沼も、ズミはほとんど葉を落とし切っていて紅葉の華やぎはないし、人も全くいない。牧場を越えたミルクスタンドと土産物屋の一角には観光客がたくさんいるんだけれど。
山王峠から涸沼を抜け、切刈を通って湯元に向かう遊歩道に入る。はじめは山王峠までの登り。最初と最後に急な階段が続くがハイキングコース。所々紅葉はあるけれど、本当にまばら。ひたすら歩く。山王峠の先の山王見晴らし。ここには真っ赤な紅葉が何本かある。しかし、男体山・大真名子山は雲に隠れてしまっている。ここから、涸沼への急な下り。何組かのハイカーとすれ違う。九十九折りの最後の角を曲がると、涸沼が見えてくる。しかし目に入ってくるのは黄色ばかり。ここも色彩に乏しい。展望台についても、やはり同じ。山王帽子山の山腹も「地味〜〜」。ここで絶景を眺めながら食事の予定だったんだけど・・・。
小さい上り下りを経て、切込湖へ。ここも湖岸に降りる遊歩道はないのだけれど、急な崖を下る踏み跡はある。刈込湖はいつも人がたくさんいるが,こちらはほとんど無人。紅葉はもう一つだけれど、やはりとてもいい雰囲気。明日登る湯泉ヶ岳も正面に聳え立つ。
切込湖と刈込湖の接続部でいったん降りる。普段は繋がっているのだけれど今回は水が少なめで、2つの湖の間を水が「川」となって流れている。ここにはきれいな紅葉もあった。
刈込湖に近づくと人の声。水が少ない。というのが最初の印象。ここも、紅葉は完全に「外れ」。どんどん奥に進んで、石がごろごろしているところまでいって、適当な石をテーブルと椅子代わりにして食事。日が当たったり、翳ったり。紅葉はちょっと残念だけれど、何度来てもここは良い。紅葉がもう一つのためか、予定よりかなり早くなってしまったが、湯元に向かうことにする。
最初は急な崖を木製の階段などでどんどん登る。冬はここをスノーシューで下るのが面白いのだけれど。息が切れない程度に急いで登るとあとはほぼ平坦な道。小峠まではすぐ。小峠からは、冬は谷に降りるのだけれど、夏は斜面をトラバースする道を行く。展望はなく紅葉もほとんどない単調な道をどんどん行くと、蓼ノ湖のビューポイントに着く。冬はスノーシューで降りて行けるのだけれど、夏はここからちらっと眺めるしかできない湖。しかし、何とか降りて行けるところないかなぁ・・・と思いながら歩いていたら、ビューポイントのちょっと先に踏み跡らしきものが。かなり急だけれど、行けそう。ということで、行って見ることにした。斜面をいったん降りきったところで踏み跡は消えたが、あとは、斜面を降りて行けば湖畔に出られそう。で、何とか降りられました。ただ、こちら側は砂浜のようなところはなく岩の上から眺めるだけ。向こう岸に回り込みたいと思ったが、それは次回のお楽しみとして、今回はここからの眺めで満足して戻ることにした。
akuji




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