山行記録: サギダル尾根&#12316;宝剣岳

記録ID: 5404665

全員に公開

アルパインクライミング

中央アルプス

サギダル尾根〜宝剣岳

2023年04月23日(日) [日帰り]

長野県

juqcho その他1人

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 04:27
距離: 1.9km
登り: 302m
下り: 310m

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歩くペース

標準

1.1～1.2

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 3:36
休憩: 0:49
合計: 4:25

距離 1.9km 登り 308m 下り 310m

8:35

115分

千畳敷駅

10:30

10:46

7分

サギダルの頭

10:53

10:59

31分

三ノ沢分岐

11:30

11:35

35分

宝剣岳

12:10

12:32

28分

乗越浄土

13:00

千畳敷駅

天候	快晴
過去天気図（気象庁）	2023年04月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バスアクセスを調べる my出発地登録

写真

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千畳敷駅を出て目の前がサギダル尾根。

2023年04月23日 08:24撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 8:24

千畳敷駅を出て目の前がサギダル尾根。

下半分はハイマツが出ているので左から巻き上がる。

2023年04月23日 08:41撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 8:41

下半分はハイマツが出ているので左から巻き上がる。

ハイマツが切れて岩が出始めるあたりから尾根に取り付く。

2023年04月23日 09:02撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 9:02

ハイマツが切れて岩が出始めるあたりから尾根に取り付く。

ロープは60m。

2023年04月23日 09:13撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 9:13

ロープは60m。

それでも出だしは土の道。

2023年04月23日 09:13撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 9:13

それでも出だしは土の道。

やがてイワイワしてくる。

2023年04月23日 09:26撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 9:26

やがてイワイワしてくる。

ここが核心部。右側を登ったが、手足の置き場所をよく考えて取り付かないと行き詰まる。ここだけは残置ハーケンがあった。

2023年04月23日 09:29撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 9:29

ここが核心部。右側を登ったが、手足の置き場所をよく考えて取り付かないと行き詰まる。ここだけは残置ハーケンがあった。

上から見るとこういう感じ。

2023年04月23日 09:55撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 9:55

上から見るとこういう感じ。

核心部の上の岩に回してあるワイヤーが確保支点。強度を信用していいものかどうか不安なので極力タイトにビレイした。

2023年04月23日 09:57撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 9:57

核心部の上の岩に回してあるワイヤーが確保支点。強度を信用していいものかどうか不安なので極力タイトにビレイした。

核心部が終われば岩場も終わり。再び灌木帯の登りになる。

2023年04月23日 10:07撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 10:07

核心部が終われば岩場も終わり。再び灌木帯の登りになる。

すぐに傾斜が緩んで稜線に飛び出した。

2023年04月23日 10:29撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 10:29

すぐに傾斜が緩んで稜線に飛び出した。

トップアウトすると目の前に立派な三ノ沢岳。

2023年04月23日 10:41撮影 by iPhone SE (3rd generation), Apple

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4/23 10:41

トップアウトすると目の前に立派な三ノ沢岳。

振り返れば南アルプス全山。ひとつひとつの山の名を同定するのが楽しい。

2023年04月23日 10:41撮影 by iPhone SE (3rd generation), Apple

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4/23 10:41

振り返れば南アルプス全山。ひとつひとつの山の名を同定するのが楽しい。

宝剣岳はすぐそこ。

2023年04月23日 10:41撮影 by iPhone SE (3rd generation), Apple

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4/23 10:41

宝剣岳はすぐそこ。

……のように見えてけっこう時間がかかる。

2023年04月23日 11:05撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 11:05

……のように見えてけっこう時間がかかる。

日本版「トロルの舌」。

2023年04月23日 11:32撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 11:32

日本版「トロルの舌」。

山頂到着。

2023年04月23日 11:37撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 11:37

山頂到着。

下りは夏道の鎖も出ているが……。

2023年04月23日 11:44撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 11:44

下りは夏道の鎖も出ているが……。

ロープの長さを生かしてさっさと懸垂下降。

2023年04月23日 11:50撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 11:50

ロープの長さを生かしてさっさと懸垂下降。

木曽駒ヶ岳に登っている人もたくさんいた。

2023年04月23日 12:08撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 12:08

木曽駒ヶ岳に登っている人もたくさんいた。

カールの底を目指してぐさぐさの雪を下る。

2023年04月23日 12:30撮影 by TG-6 , OLYMPUS CORPORATION

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4/23 12:30

カールの底を目指してぐさぐさの雪を下る。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

juqcho

中央アルプス宝剣岳の近くのサギダル尾根で残雪期アルパイン。

たった2ピッチで技術的にも極めて易しいとされるサギダル尾根ですが、ワンポイントだけ手順足順をきちんと組み立てる必要がある場所があり、面白いクライミングになりました。ただし稜上の雪はほとんど溶けており、まもなくこのルートも植生保護のためにアプローチできなくなるものと思います。

しかし、このルートの魅力はむしろトップアウトしたときに一気に開ける大展望であるような気がします。中央アルプス主稜線の山々はもちろん、西側の目の前には立派な三ノ沢岳、さらにさほど遠くない場所に御嶽山、振り返ると南アルプス全山のスカイライン。ほぼ無風快晴の穏やかな日和の下でのんびりとあの山この山の山名を同定しながらその山を訪れたときの山行を振り返るのは至福の時間でした。

詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2023/20230423.html

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