谷川岳 厳剛新道〜西黒尾根 ノートレースラッセル雪山洗礼と敗退
群馬県
ST
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,057m
- 下り
- 1,056m
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- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:55
| 天候 | 曇 中腹から上はガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
15日一日で、上部はまとまった降雪あった様で、 巌剛新道上部からひざ上、吹き溜まりや西黒尾根の稜線状部で腰上。 マジな雪山に変貌しています。 巌剛新道 マチガ沢出合いの谷筋から西黒尾根へ上がります。 無雪期は樹林帯の通過が西黒の下部より楽ですが 雪が着くと積雪が多く、何より 雪崩の危険で通行はほぼ不可能です。 上部で沢状地形を3箇所トラバースと上がり、これが嫌らしい。 この雪が根雪になると思いますので、次からは 表層雪崩の危険性が大です。 西黒尾根 ラクダのコルから見たピークの先の稜線状部、1、2月厳冬期は知らないので、 3月には巨大な雪庇が出来てますが、この時期はナイフリッジ状です。 昨年、風下の西黒沢側にトレースがありましたが、 今日はノートレースで、風上のマチガ沢側をメインに3箇所、踏み替えて トレースとしました。 まだ雪が浅いので、隠れた岩や窪みなど、トラップはいっぱいですので 注意です。 |
| その他周辺情報 | 湯テルメ谷川 \550 |
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装備
| 個人装備 |
ピッケル
予備バイル
バラクラバ
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
|---|
感想
今年も雪山初めは、谷川岳ー西黒尾根からと、厳剛新道から上がって西黒尾根、ラッセル三昧の末、雪山の洗礼浴び、ザンゲ岩下で敗退してきました。
毎年週末ならいつ行っても、西黒尾根には、トレース付いてるので
上りは厳剛新道から行きました。
ここは、状況で記載したように、厳冬期は雪深くて、残雪期でも雪崩の危険が高く
通行はほぼ不可能です。
下部はくるぶし位の積雪でしたが、上がるにつれ、すね〜ひざ位の深さになり、
吹き溜まりでは、ひざ上〜腰の深さです。
上部で小さい沢状部を何度かトラバースして行くのが、気持ち良くないです。
滑落とかではなく、深くてなかなか進めない、上がれないので、上から落ちてきたら
と想像すると、これから雪解けまでは行けないと思います。
西黒尾根合流手前で腕とひざで雪を崩してから踏み上がる、真面目なラッセルになり、無雪期に比べ、時間で2倍、体力で3倍以上かかって、ラクダのコルへ到着。
完全に読み違え、まだ、谷川の雪なめていました。
西黒尾根には、少ないけどトレース付いてるし、上から下りてくる人もあり、
ここからは想定通りと”楽観”していました。が、
大斜面上がって、しばらく行くと、トレースが終わっていました。
先ほどの人は引き返したんですね。
これからが西黒のメインイベントなので、行きます。
雪が無いと2mくらいの幅のある尾根道なんですが、三角に尖っています。
西黒沢、マチガ沢両側とも傾斜があるので、どちらか緩そうな側へ
踏み変えて行きます。怖いので3回踏み代えています。
雪の三角な堆積崩すのにも体力使いました。
そろそろ時間と体力切れの頃、後続のワカン履いた若者が
”ご苦労さまでした。これからは自分が行きます。”とガシガシ上がって行きます。
しばらく付いて、ざんげ岩下まで行きました。
多分、彼の後なら山頂へ行って、天神尾根下がりで行けたと思いますが、
13時リミットで山頂から西黒下山の計画でしたので、ここから戻ります。
二人分のトレースあるだけで、ノートレースに比べ、ハイキング状態で
怖くないです。。。。が、
脚力が落ちて、踏ん張りが利かなくなってきて、西黒の樹林帯の下りの雪で
5回以上スライディングしました。
初冬、いつも楽して多段式ロケット同様、トレース踏んで山頂へ行ってましたが
自力で行く、久々の一人ラッセル、キツクて、楽しい時間でした。
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STSNOW様
こんばんは
谷川岳
ラッセルすげー 大変そうで、凄すぎです
冬山 俺も、もっともっと楽しみたいので、
また機会があったら、いろいろと教えてください
kazuzoramameさん こんにちは。
kazuzoramameさん、パワーがありそうなので、自分よりよっぽど強いでしょう
と想像できます。
ラッセルするなら谷川山系、１、2月がお勧めです。
登山口まで、アクセスが容易で
でも西黒尾根、白毛門の樹林帯、森林限界上にはまず行けない雪の多さ
北アでは出来ないですね。。。。 危ないので。
南八だと３月くらいに、ドカ雪が降った次の日入れれば
ラッセル堪能できそうです。
というか、基本は楽して良い景色見たいです。
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