高尾山 〜ヒトにやられ陣馬までは断念 目の前で単独行者倒れる 119番通報〜


- GPS
- 03:28
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 561m
- 下り
- 549m
コースタイム
天候 | 晴れ。 登り始めマイクロフリース+半袖T+長袖T。 すぐに半袖T+長袖T。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
到着時には駅前駐車場は満車。 周辺駐車場を何とかおさえる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なんかあるわけないです(笑) |
写真
感想
まずは,119通報した目の前の遭難者さんが処置が間に合わずお亡くなりになったと聞いてご冥福をお祈り申し上げます。
言葉も交わしていない見ず知らずの単独行の方でしたが。
間に合ってくれることをお祈り申し上げておりました。
残念です。
久しぶりに関東出張で土曜日帰り。
金曜日は酒が入ってたので土曜日の朝に出発し高尾山口駅に。
一時間普段より遅れたからか駅前駐車場は満車。
いや,違う。
根本的にヒトが多すぎ。
駅前にはもの凄いヒト ヒト ヒト。
うへぇ,やめよっかなぁと思うほどで。
で,ちょい北側の駐車場を確保してスタート。
稲荷山コースを登ります。
登山道は道幅があるので,すれ違いや追い抜きには,そんなに困りませんがやっぱり人が多い。
高尾山頂に上がってみても人ごみにやられて。
でも,富士山が見えるのはやっぱりええモノです。
元々陣馬高原下までの縦走予定だったのでごちゃごちゃの
高尾山頂はスルーして奥高尾に向かったのですが。
いつもだったら,ぐっと人が減るはずなのが細くなった登山道で一列に並んで行進状態。
追い抜けることもなく,自分のペースでしか歩かない単独行の僕には余計にストレスです。
楽しいお山に来てストレスを感じるの嫌なので陣馬山の富士見茶屋のうどんはあきらめて撤退。
ただし,なめこ汁は食っときたいのではじめてもみじ平でなめこ汁を頂いて。
で,もう高尾だけで帰ろうと思いながら,どこを下るか考えて。
まだ登山道っぽいのは登ってきた稲荷山コースだけど。
なんかピストンはやだし。
えぇい。
こうなったら一番ヒトが多いところを降りてみてやるって思ってしまってわざわざ一号路へ。
「ここはサンシャイン通りか」っていいたくなるぐらいのヒト ヒト ヒト。
とにかくヒトまるけ。
やっぱり首都圏の山は違いますね。
まぁ,皆さん登ってる時間に下ってますので「ごめんなさいね」を連発しながら下だけ見てる方に気づいてもらっておりていき。
諸々ご参拝させて頂いて。
ヒトにやられながら降りてきたら。
目の前で高齢男性の単独行者さんの目がパツッと上を向いて膝をついていきなり前向きに倒れて。
倒れた直後にいびきをかき。
脳卒中です。
119番通報を僕は初めてしました。
で,119からのご指示に前向きに倒れたその方を仰向けにして。
そしたらヒトだらけの高尾山。
ありがたいことに介護福祉士の方や,この間救命講習受けた方やらで心臓マッサージしながら。
誰かが呼びに行ってくれてたんでしょうね。
京王電鉄の方がAEDを持って走ってきて。
AEDでバツン。
いるかたで一生懸命できることをして。
救急隊がバイクで到着。
初期処置をしてくれながら,通報者として色々情報をお伝えして。
ヘリ搬送を要請するも,ヒトが多すぎてヘリによる二次災害があるようで受け付けられず。
でもプロの皆様がもの凄くちゃんとされて。
ただ,やっぱり間に合わなかったそうでした。
すごく残念です。
すごく気になったので警察と消防の方々にどうなった化の結果だけは教えて下さいとお願いしてましたので。
僕も単独行者。
最終的に僕がどうなるかはわかりませんが。
とりあえず,僕は救命講習に行きます。
目の前で倒れられて,これがマイナーなお山では自分一人しかいないし。
自分が倒れたらあきらめるけど,目の前の相手は何とかしなければ。
なんとかします。
初めまして。
その頃、6号路の渋滞に揉まれながら登っておりました。
まずはご冥福をお祈り致します。
その場にて通報、救命措置に尽力されたことに感服致しました。
なかなか出来ることではないと思います。
山での災害の多くは、同じ場に居合わせても、
自分もまた同じ境遇にあることから、目をつぶらざるを得ない
大変悔しい場面も多々あります。
喧騒を逃れ一人になりたいと、山に登りますが、
楽しみながらも孤独に晒され、反って人の有り難さを痛烈に感じますね。
少なからず遠巻きに心配していたので、
残念ではありますが、有り難く読ませて頂きました。
私もまた、喧騒を逃れながらも、
人の有り難さを感じて下山致しました。
拙い言葉で恐縮ですが、
私なりの感謝の意をお伝えしたく、コメント致しました。
僕も単独行者なので。
いつ僕に降りかかる災難とも言えず。
ただ、助かって欲しかったです。
救急隊の方がヘリ要請するも、人が多すぎてヘリもムリ。
そもそもバイク隊は来れても車が来れず。
なんとも残念なできごとです。
この日はもうお一方高尾で体調不良になり、救助され。
さらにボヤ騒ぎがあったようで、消防、警察とも大忙しだったようです。
今日警察さんからお亡くなりになったおじいさんの家族に連絡先を教えていいかの確認の電話がありました。もし、ご家族さんが倒れた時の状況知りたくなったらと思い了承しときましたけど。
とりあえず登山保険は継続しつつ、自分も連絡先を携帯するように気をつけます。
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