記録ID: 5562005
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ハイキング
関東
[備忘録]神田上水上流部(神田川・善福寺川・妙正寺川)
2023年05月09日(火) [日帰り]


- GPS
- 24:00
- 距離
- 41.1km
- 登り
- 2m
- 下り
- 64m
コースタイム
5月6日に神田上水の史跡を訪ねたが、やはり分水ポイントである関口大洗堰の上流がどのようになっていたのか、そして今どうなっているのかが気になる。
神田川(旧平川)及び支流の善光寺川と妙正寺川も訪ねることにしました。
しかし、河川に沿った景色は概して単調で皆さんにお勧めできるウォーキングエリアが少ないため自分自身の備忘録として登録することにしました。
なお、効率よく辿るために上流から下っただけでなく下流から遡ったケースもあるが、ここでは分かりやすさを重視して全て水源からスタートする形にしました。
ルートは手書きで、実際に辿ったルートと合っていない箇所があります。例えば以下の箇所です。
・本来は通過できるが工事中で通行止めだった。
・環七、環八など幹線道路では実際は信号機のある交差点を渡って進んだ。
神田川(旧平川)及び支流の善光寺川と妙正寺川も訪ねることにしました。
しかし、河川に沿った景色は概して単調で皆さんにお勧めできるウォーキングエリアが少ないため自分自身の備忘録として登録することにしました。
なお、効率よく辿るために上流から下っただけでなく下流から遡ったケースもあるが、ここでは分かりやすさを重視して全て水源からスタートする形にしました。
ルートは手書きで、実際に辿ったルートと合っていない箇所があります。例えば以下の箇所です。
・本来は通過できるが工事中で通行止めだった。
・環七、環八など幹線道路では実際は信号機のある交差点を渡って進んだ。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
神田川の水源は井の頭恩賜公園の井の頭池です。
「お茶の水」は池の最奥の湧水」で、徳川家康が関東随一の名水とほめてお茶をいれたという伝説にからこの名がついたそうです。
今は湧水減少のためポンプで地下水を汲み上げています。
「お茶の水」は池の最奥の湧水」で、徳川家康が関東随一の名水とほめてお茶をいれたという伝説にからこの名がついたそうです。
今は湧水減少のためポンプで地下水を汲み上げています。
お茶の水橋から眺める井の頭池。
かつては日量数万トン以上の湧水があったが周辺で地下水汲み上げが増えてほとんど枯渇してしまったのは残念なことです。
アスファルト舗装で雨水の地下浸透がなくなったのも一因でしょうか。
水質悪化や外来生物の増加には、対策として定期的な「かいぼり」を行っているようです。
かつては日量数万トン以上の湧水があったが周辺で地下水汲み上げが増えてほとんど枯渇してしまったのは残念なことです。
アスファルト舗装で雨水の地下浸透がなくなったのも一因でしょうか。
水質悪化や外来生物の増加には、対策として定期的な「かいぼり」を行っているようです。
川床が土なので植物が育ち生物も生息していて自然浄化作用が働き水の透明度も上がっているようです。
蛇行が顕著な箇所には、増水時に川底が洗われてしまうことがないように蛇籠(金網の籠に割栗石を入れたもの)を投入しているそうです。
蛇行が顕著な箇所には、増水時に川底が洗われてしまうことがないように蛇籠(金網の籠に割栗石を入れたもの)を投入しているそうです。
人口増加によって田畑や湿地を宅地に変え道路も舗装化されたため、雨水が地下に浸透せず一気に川に流れ込んで氾濫のリスクが増し治水が重要になりました。さらに近年の気候変動の影響で雨の降り方が変わってきているので従来レベルの対策では追い付かなくなってしまうようです。
感想
旧神田上水の分水堰の上流を訪ねてみて、神田川の状況が時代とともに変わってきたことが実感できました。
江戸時代の主要な役割は上水の安定確保と治水。上水供給の役割を終えた明治時代以降は下水排水と治水、昭和30年代以降産業排水と生活排水で”死の川”と呼ばれるほど汚れたが、その後下水道の整備と排水の高度処理で水質が改善して、今は高度処理水と雨水が流れており降雨時には治水の役割が大いに期待されています。
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