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Yamareco

記録ID: 559253
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

大川入山 (パウダースノーの治部坂高原コース)

2014年12月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:59
距離
11.4km
登り
965m
下り
950m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:38
休憩
0:20
合計
6:58
距離 11.4km 登り 965m 下り 969m
8:47
89
治部坂高原P
10:16
10:24
173
13:17
13:29
98
15:07
38
15:45
治部坂高原P
天候 快晴時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
治部坂高原の駐車場:中央道園原ICより約20km。
 (園原ICはハーフICで名古屋方面からしか利用できないので注意。)
コース状況/
危険箇所等
・全コース新雪の積雪ありで、土踏まず。
・積雪は、駐車場付近約20cm、山頂付近約50cm。
・雪質はパウダーで、凍結なしのふっかふか。
・先行者のトレースあり。感謝。
【朝の高速】
沿道も白い花道。
2
【朝の高速】
沿道も白い花道。
【昼神温泉にて】
いい天気。
4
【昼神温泉にて】
いい天気。
【R153も花盛り】
目覚めスッキリ。
2
【R153も花盛り】
目覚めスッキリ。
【氷点下7℃】
ワクワクが止まらない。
2
【氷点下7℃】
ワクワクが止まらない。
【最初はここで】
きれいなトイレだ。
1
【最初はここで】
きれいなトイレだ。
【駐車場】
長靴履いて、まずは雪かき。
4
【駐車場】
長靴履いて、まずは雪かき。
【雪の爆弾】
木の上にも雪がたっぷり。
【雪の爆弾】
木の上にも雪がたっぷり。
【雪煙】
あちこちで雪煙が上がる。
2
【雪煙】
あちこちで雪煙が上がる。
【うわっ】
直撃だ。つめた〜!
2
【うわっ】
直撃だ。つめた〜!
【雄姿】
自慢のピラミダルな山容。
5
【雄姿】
自慢のピラミダルな山容。
【中央アルプス】
真っ白。
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【中央アルプス】
真っ白。
【南ア北部】
北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳が並ぶ。
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【南ア北部】
北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳が並ぶ。
【南ア南部】
荒川、赤石、聖が、雪煙を上げている。
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【南ア南部】
荒川、赤石、聖が、雪煙を上げている。
【横岳の三角点】
雪を払うと、白い文字が浮かび上がった。
1
【横岳の三角点】
雪を払うと、白い文字が浮かび上がった。
【天然のシャンデリア】
青空バックにきらきら。
8
【天然のシャンデリア】
青空バックにきらきら。
【飛行機二つ】
空には二つの白い点。
2
【飛行機二つ】
空には二つの白い点。
【展望ベンチより】
南アルプスが屏風のようだ。
4
【展望ベンチより】
南アルプスが屏風のようだ。
【あと2km】
雪は50cmくらいか。
1
【あと2km】
雪は50cmくらいか。
【あれが山頂】
樹間から山頂を仰ぐ。
3
【あれが山頂】
樹間から山頂を仰ぐ。
【モコモコ雲海】
南の方には雲の海。
1
【モコモコ雲海】
南の方には雲の海。
【あと1km】
ここを登ったら休憩しよう。
1
【あと1km】
ここを登ったら休憩しよう。
【昼食が美味しい】
風の当たらない日溜まりの展望地で休憩。
1
【昼食が美味しい】
風の当たらない日溜まりの展望地で休憩。
【笹と雪の斜面】
サラサラの雪。トレースを外すとズボッ!
2
【笹と雪の斜面】
サラサラの雪。トレースを外すとズボッ!
【雪の波頭】
すごい荒波だ。
4
【雪の波頭】
すごい荒波だ。
【山頂は近い】
砂糖をまぶしたような笹原。
6
【山頂は近い】
砂糖をまぶしたような笹原。
【雪の剣山】
触ると痛そう。
2
【雪の剣山】
触ると痛そう。
【遠足尾根か】
行列になって人が登っているようだ。
4
【遠足尾根か】
行列になって人が登っているようだ。
【雪の河】
夏道は吹き溜まりになっている。スキーコースみたい。
1
【雪の河】
夏道は吹き溜まりになっている。スキーコースみたい。
【雪のモニュメント】
芸術作品がいっぱい。
4
【雪のモニュメント】
芸術作品がいっぱい。
【三角帽子】
崩れそうで崩れない。
4
【三角帽子】
崩れそうで崩れない。
【クリスマスリー】
飾り付けは、これからかな。
6
【クリスマスリー】
飾り付けは、これからかな。
【もうすぐ山頂】
これでは、なかなか歩が進まない。
6
【もうすぐ山頂】
これでは、なかなか歩が進まない。
【南ア遠望】
南アも南の方まで真っ白だ。
2
【南ア遠望】
南アも南の方まで真っ白だ。
【富士山】
山頂からは富士山も。頭がちょっとだけだけど。
4
【富士山】
山頂からは富士山も。頭がちょっとだけだけど。
【エビの尻尾】
プードルがダンスをしているみたい。
8
【エビの尻尾】
プードルがダンスをしているみたい。
【阿智7サミット】
ただいま売り出し中。
3
【阿智7サミット】
ただいま売り出し中。
【白い笹原】
笹原は、やっぱり緑の方がいいかな。
1
【白い笹原】
笹原は、やっぱり緑の方がいいかな。
【帰り道】
長い尾根が白く光って道案内。
【帰り道】
長い尾根が白く光って道案内。
【ガラス細工】
白く綺麗なガラス細工の木々。向かいは蛇峠山。
2
【ガラス細工】
白く綺麗なガラス細工の木々。向かいは蛇峠山。
【山頂を振り返る】
想像以上の山だった。
8
【山頂を振り返る】
想像以上の山だった。
【白髪の無精髭】
チクチクして痛そう。
1
【白髪の無精髭】
チクチクして痛そう。
【カラマツドーム】
吹き抜けの天井が西日で光ってる。
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【カラマツドーム】
吹き抜けの天井が西日で光ってる。
【ふすま絵】
ふすまの絵を思い出す。
2
【ふすま絵】
ふすまの絵を思い出す。
【雪のカラマツ林】
熊鈴がトナカイの鈴に変わりそう。
1
【雪のカラマツ林】
熊鈴がトナカイの鈴に変わりそう。
【斜陽】
12月の太陽はすぐ西に傾く。
2
【斜陽】
12月の太陽はすぐ西に傾く。
【見納め】
展望ベンチで南アに別れを告げる。
1
【見納め】
展望ベンチで南アに別れを告げる。
【終始雪の上】
全行程ふっかふかの雪歩きだった。
【終始雪の上】
全行程ふっかふかの雪歩きだった。
【無駄な歩なし】
やっぱり雪山は最高。
1
【無駄な歩なし】
やっぱり雪山は最高。

感想

恵那山トンネルを抜けると、予想をはるかに超える青空が待っていた。
思わず声が出る。
霧氷狙いだったが、白銀に青天とは願ってもないシチュエーションだ。
それから駐車場までは、高まる興奮を抑えるのに必死なR153のドライブだった。

駐車場は、こんなにもいらないというほどの雪。
でも、ふわふわの新雪を除けるのに手間はかからなかった。
はやる気持ちを抑えつつ、出発の準備をする。
空は、申し分のない青空だ。

登山口付近は、約30cm程の積雪だった。
雪質は、この標高でこのパフパフパウダーだ。
こんなにいい雪は、鈴鹿では滅多にお目にかかれない。
これだけでも来た甲斐があったというものだ。

横岳までは樹林帯の中で、樹の枝には大量の雪が載っていた。
見上げると、今にも落っこちてきそうだ。
恐る恐る登っていくと、案の定、あちこちで頻繁に雪煙を上げている。
なんだか、降り注ぐ爆弾を避けながら逃げ惑う行軍のような気になってきた。
と思ったら、すぐ近くに着弾があった。
連鎖的に爆撃は広がり、あっという間に目の前が真っ白に。
もろに被弾してしまった。
冷たいのなんのって、雪が首筋にも入り込んで、全身雪だるまだ。

横岳からは、快適なフカフカの雪道だった。
時折見える南アルプスや大川入山の山頂に、心もウキウキだ。
突然の雪山で、この天気に、この雪質だ。
雪の爆弾のことはすっかり忘れ、ここにしてよかったと、その幸運を何度も噛みしめながら歩いた。

あと1kmの標識を過ぎ、1720m地点に着くと、風の当たらない陽だまりの展望地があった。
山頂までは、まだ時間がかかりそうだったので、ここで昼食を取ることにした。

体が暖まると、おもむろに出発した。
ここからは急斜面になった。
トレースも細ってきた。
ここまで何の気なしにトレースを辿ってきたが、急に先頭者のことが気になった。
この斜面にこの雪質では、先頭者のラッセルは想像を絶する程の大変さだったはず。
このパフパフの雪では、ただ崩れるだけで、雪は全く締まらない。
一歩進んで二歩下がる状況だっただろう。
このトレースがなかったら、ここまで来れたかどうか。
ましてや、山頂までは到底辿り着けなかっただろう。
そう思うと、ラッセルしトレースを付けてくれた人に感謝せずにはいられない気持ちになった。
いくらお礼を言っても言い足りないくらいだ。
下って来る先行者に会うたびに、ラッセルのお礼を言いつつ、山頂を目指した。

山頂近くの笹原と樹氷は素晴らしかった。
エビの尻尾の塊の雪像が立ち並び、雪まつりのようだった。
真っ白な雪の造形が真っ青な空に映え、見事な芸術作品となっていた。
笹原の緑と紅葉の赤、霧氷の白とのコントラストが売りの山というのが、これまでの認識だった。
大川入山の雪山が、これほどだとは思ってもいなかった。
今回、丁度いいタイミングで最高の大川入山に巡り合えたことに感謝した。

最後に、先頭でラッセルをしてくれた方々に、ここで再度お礼を言いたいと思います。
どうもありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
 

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