高見石


- GPS
- 32:00
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 421m
- 下り
- 403m
コースタイム
(4日)高見石小屋8:05〜賽の河原8:28〜渋の湯10:00
天候 | 3日:晴れ 4日:曇りのち晴れ? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は雪が多いそうです。 黒百合ヒュッテ方面に比べて登山者がやや少なめなので、 降雪直後だったため賽の河原あたりのルートが不明瞭でした |
写真
感想
(・∀・)
今年初めての山行はお友達と高見石です。
朝7時のバスで渋の湯に出発、他に乗客は男性単独登山者2名。思ったより少ない。
渋の湯に着いたらさっそくアイゼンを装着しますが、一年ぶりなのでやり方を失念。
とりあえずなんとかして出発。
しょっぱなからの銀世界に胸をときめかせ、楽しい雪山歩きの始まりです。
黒百合ヒュッテ方面は人が多いらしいですが、高見石方面はちょっと少なめ。
誰にも邪魔されないお伽の国にレリゴー状態で浮かれる私たち。
やがて道はトレースがピタッとなくなり…(・□・;)あれ?
ルートは明瞭ですが昨夜の雪で足跡は埋もれ、まさかのプチラッセルに。
お友達に「交代しようか?」と言われても譲れない楽しさ♪
少しも寒くないわ♪
やがて賽の河原に出ると、少々の風の強さもなんのその、その展望と青い空に興奮度はMAX!…も束の間、ここからは踏み抜き地獄でした。
広いのでルートもわかりづらく、踏み固められてないためお友達より体重の重ぉい私は何度腰までハマったか…(>_<;)いや膝かな
怖くて次の一歩を踏み出せない。お友達に先行してもらうも、二人して難儀します。やがて登りにさしかかるも、さらにルートがわかりづらく、踏み抜きしまくりギブ寸前。上から中国人のパーティが下りて来たので少し安心しましたが、私らの後ろにいたカップルは引き返したようでした。
(;_;)
なんか…こんなに雪多いと思わなかったし(今年はほんとに多いらしい)、ルートがわかりにくくて危険だよ。ここで引き返して、小屋の予約キャンセルしよう…もう少しでそんな提案をしてしまう頃、登りは終わり、なだらかな樹林帯に突入しました。ここからは道がハッキリ出来ていて、何の不安もなく、雪をまとった木々はお菓子のようで美味しそう。すっかり機嫌がよくなった私。がんばって登って良かった!
やがて高見石小屋が見えて来ました。
( ̄∀ ̄;)
実は私が途中でアイゼン脱げてモタモタしたせいもあり、小屋に着いたのはなんとお昼!ほんとは茶臼山まで往復しようかなんて言ってたけど、疲れてしまって中止。晴れてはいるが寒かったので、とりあえずきのこ汁をいただいて体を温めました。
そしてすぐ上の高見石へ!
青い空と素晴らしい展望を堪能するも、寒いので早々に小屋に戻り、汁粉と名物の揚げパンを食べ、手拭いとコケ丸くんバッジを2つ買い(←バカ)、2階でまったり。
今日は10人程度しかいないということで、早々に好きな場所を確保し、コタツでおしゃべり。山の話は尽きません。
徐々に他の宿泊客が到着し、私がトイレに行ってる間にいらした山岳ガイド△田さんご夫妻と、夕方到着したご夫婦と楽しくおしゃべり。
夕食後も盛り上がり、山小屋ならではの楽しい時間を過ごしました。
高見石小屋の大きな魅力は、2階の大部屋の外に夜間・小専用のトイレがあること!
これは助かります。※大は絶対ダメです。
8時半消灯。
この日は月が明るく、星はあまり見えませんでした。
<( ̄∀ ̄)>
繊細でデリケートな私は山小屋でいつも寝付かれないため、夕食時にホットワインをいただきました。しかし効果なし。1時間ごとに目をさます有り様です。でも本日の皆様はイビキはほとんどなく、静かでした(自分のことはわかりませーん)
寒いせいか、皆が起き出したのは6時前後でした。6時半から朝食。珍しく洋食です。そして高見石に登り、ご来光?を期待しますが、雲が多く、皆さっさと下りて行きました。しばらく山頂?で我慢くらべ。景色はハッキリ見えてるのですが、太陽は雲の中です。積もりたてでふわふわだった昨日と比べ固くなった雪をアイゼンなしで下るのは怖いため、なかなか下りずに日の出を待つ私。誰もいなくなってから、ヤバイ箇所では尻で下りたことは内緒です。その後トイレに行こうと、またアイゼンなしでは怖い坂(私だけですが)を下り、チップまで入れたのに、小屋から紙をもらってくるシステムなことを思い出し、面倒になって入らず下山しました。
△田さんが「天気は下り坂」と言っていたので白駒池スノーシューの予定を断念し、渋の湯に下山。ヘタクソな私はまたアイゼンが脱げたりしましたが、昨日と違って道は踏み固められていて楽チン♪昨日は難所だった賽の河原も問題なく通り過ぎました。曇りぎみですが展望はサイコー!
( ̄∀ ̄)
サビの部分の歌詞すら知らないくせにレリゴーを歌うお友達。楽しいね余裕だねと言いながら下り坂でビビる私。人もおらずゆっくりのんびり雪山を堪能していると、渋の湯直前で、白駒池をまわってきた△田さん夫妻に追い付かれました。ご夫妻のご好意により茅野駅まで車に乗せて頂き、感謝感激です。送って頂いたことはもちろんですが、何より楽しいひとときを本当にありがとうございました!
(山のこと何でも知ってるんですね!(←本人談)奥さまがとても素敵な方でした。「縦走登山」ほか2冊、さっそく購入します!たぶん…)
さて昼に茅野に着いた私たちは諏訪湖のそばでランチを食べ、何を思ったか諏訪湖一周16kmの旅に出掛けました。諏訪湖は凍った部分が割れて流氷のようになり、なかなか面白い眺め。岡谷側は歩道に雪が多く、たまにザクザク踏んで楽しみました。一周し終わる頃には、もう諏訪湖は高速から眺めるだけでいいかなという心境になりました。
上諏訪でお友達と別れ、すっかりお馴染みとなった普通電車で帰路へ。上諏訪から大月行きに乗り、2時間ちょっとかけて大月へ。大月から東京行きに乗り継いで約1時間後に立川へ。立川から南武線で1時間…(-_-)zzZ
(・∀・)/
2015年、今年もガンガン登るぞー!
コメント
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imoneeさま
あけましておめでとうございます。
早速ですが…
”雪”いっぱいですね!
”モンスター”も、いっぱいですね!
”お食事”も、いっぱいだったのかな!?
きっと”想い出”もいっぱいですよね!
あっ、お弁当は定番の”お肉”でしたね!
今年もこれからも”いっぱい”お山に登ってくださいね!
(楽しい山レコ & 日記も楽しみにしています!)
雪の中の山行、大変お疲れ様でした!
(^^)あけましておめでとうございます♪
お食事は、いっぱいというわけではなかったですが美味しかったです。
高見石小屋おすすめです。
今度はステーキが食べれる某山小屋に行きたい野望が…(-_-)
処女雪歩くのは 楽しいでしょう!! トレースがないと不安ですよネ 雪多いと 赤布もみずらくなるので こわくなりますネ!!
最近は車道が出来たおかげで 美味しいもの山小屋でも食べられて良かったですネ (山始めたころは飯盒に米入れ 小屋で炊いたり 正月は込み合い炊事もできず餅たべてたことがありましたハイ!!)冬は天体望遠鏡で星空寒くて無理でした・????
(^^)こんにちは。
山小屋で美味しいもの食べられるのも嬉しいですが、でも別に全部カレーライスとかでいいじゃないかって気もします。山に求めてるものは食事じゃないし!と言いつつ、まぁ、メニューが多彩なら結局喜んで食べてしまいますけどね
雪は綺麗ですが、真っ白で道迷いしやすいし簡単に「死」が見える気がして、緊張します。
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