赤岳


- GPS
- 10:20
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,585m
コースタイム
天候 | 曇のち一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵尾根の登り途中からトレースなくなり、膝上〜腰まで埋まる。稜線に登るとクラストしているが、山頂まで強風でトレースはなく、滑落しそうな危険な個所多数。 |
写真
感想
週末悪天が続いたので、3週間ぶりの登山。今季5度目の八ヶ岳、いよいよこの冬の目標赤岳に挑戦。
赤岳鉱泉でアイゼン着用、行者小屋を過ぎ地蔵尾根の登りにかかると次第に雪が多くなる。足跡をみると本日の先行者は1名、しばらく登っているとその方に追いつく。トレースがなくなってるとのこと。そこから稜線に登るまでの100mくらいの急登を膝〜腰まで埋まりながら、なんとか登って稜線に出る。
稜線に出ると、30m/sはあると思える強風。なんとか天望荘にたどりつくと、小屋の方から「休憩すると動けなくなるから、山頂に行くならそのまますぐ行ったほうが良いよ」と非情のアドバイス。これくらいの風は普通だとの口ぶり。
勇気を奮って、先行の方と共に山頂に向かうが、強風に雪が交じり顔が痛く、またガスでほとんど視界がない。先行の方の姿のみが頼りの状態。この方がいなかったら、たぶん登りも下りもできなっかたと思う。感謝。
途中少し降りるところをシリセードで降りると周囲の雪が崩れ出し、必死にピッケルを突き刺すとなんとか止まった。
頂上小屋まではたどりついたが、そこから先はさらに風が強く、進むのを断念。
天望荘まで下りて、大休憩。カレーうどんを食べて、ようやく生きた心地が戻ってきた。
下りは、その後登ってきた人もいるので、トレースをたどる。途中トラバースでアイゼンをひっかけ、急斜面を滑落しかかったが、ピッケルでなんとか停止。
行者小屋まで下りてきて、ようやく一安心。
失敗すること多く、自分の未熟さを思い知らされた登山でした。
もっと修行して、装備も万全にしないと。今回目出し帽とゴーグルを用意してなかったのが失敗。
なんとか無事帰ってこれて良かったです。
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