鷹ノ巣山【東日原BS→鷹ノ巣山→六ツ石山→水根BS】


- GPS
- 06:15
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,701m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 6:09
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.nisitokyobus.co.jp/wp/wp-content/themes/nisitokyobus/rosen/lib/objects/hiking_okutama20141001.pdf |
写真
感想
また寝坊…惨敗です。
登山開始予定の時間に目が醒めて途方に暮れます。
咄嗟に思いついたのは、ホリデー快速で往復するギリギリの山行。
が、標準CT程度の足ではランチする時間もなく、お勧めできたものではありません。
■東日原BS→鷹ノ巣山
バスの乗客は途中の川乗橋バス停で殆ど降りました。
いつの時期でも安定した、川苔山の人気には純粋に驚かされます。
東日原からは、いつも通り孤独な山行が始まります。
橋を渡り、稲村岩を見上げながら沢筋に入るタイミングで雪が着いてきました。
稜線まで陽の当たらない沢筋なので、チェーンスパイクを装着します。
ツボ足だと稜線までトラバース気味に登る辺りが怖そう。
稜線に出ると一瞬だけ露地でしたが、すぐに雪が着いて次第に深くなっていきます。
次第に勾配も増してくるので、爪の短いチェーンスパイクでは滑ります。
奥多摩くらいチェーンスパイクで充分だろうと思っていましたが、場所によっては軽アイゼンの方が良いですね。
もちろん8本爪以上は要りません。さすがにオーバースペックです。
先行者の踏み跡に感謝しつつ、従順に辿っていきます。
途中に露地部分など無く、座って休む場所もありません。
ヒルメシクイノタワで一休みして、最後のひと登りに備えます。
ここの標準CTは厳しいです。守れたことないかも。積雪期という条件も加わり、40分も超過してしまいました。
■鷹ノ巣山→六ツ石山→水根BS
もう遅い時間なので人影もない山頂。
天気予報は晴れの予報だったのに、完全に曇り空です。
青空と雪のコントラストが効いた石尾根を期待して頑張って登ってきただけに、心が折れそうです。
が、折角来たので少し石尾根を歩いてみることにしましよう。
鷹ノ巣山の東側斜面は、泥濘が出来やすいので転倒注意です。
榧ノ木尾根、水根沢林道、六ツ石山経由いずれも踏み跡はあるようです。
石尾根らしい開けた防火帯は各ポイントにありますが、このルートでは水根山周辺と六ツ石山周辺で楽しめます。
石尾根の防火帯と言えばブナ坂から雲取山の区間が有名ですが、ブナ坂以東も見応えがあるエリアが続きますよ。
水根山から将門馬場までの間は、積雪で登山道が埋もれているため稜線近くを高巻きする箇所があります。
倒木などもあり、普段よりアスレチック気味に攻めてきます。
六ツ石山は一旦巻いて通り過ぎた後、東側斜面より登り返します。
南側斜面は石尾根らしい防火帯がトオノクボまで続きます。
トオノクボからすぐに地図に表記がある通り急坂に変わります。
細かい九十九折で多少は緩和されますが、雪解けの泥濘の時期は注意です。
途中から急坂は少し緩和されるものの、基本的に急勾配のようです。
疲労が溜まっていると膝を痛めてしまいそうな、嫌らしい勾配に感じました。
登山口の民家脇には洗い場を兼ねた水場が設置されています。
有難いことです。チェーンスパイクとゲイターを洗わせて貰いましょう。
登山口からバス停まで、意外に長い舗装路長いが待っています。
10分以上かかる場合があるので、バスの通過時間には注意が必要です。
水根バス停の付近には、辛うじてジュース類の自販機があります。
少し歩いて奥多摩湖バス停まで移動すれば、VC内の食堂などが利用できます。
SuSE さん、初めまして。
仰るようにこの雪だと軽アイゼンが丁度ですね。
土曜日は同じ稲村尾根尾登りましたが、ほとんどの人が12本を履いていたのにはびっくりしました。
天気も早々と曇ってしまいましたね。
hakkutuさん、初めまして!
同日、1本前のバスに乗られたようですね。
稲村岩尾根で踏み跡を観察していましたが、チェーンスパイク跡の先人も見ました。
きっと、hakkutuさんの踏み跡だったのでしょう。
他にも12本爪の踏み跡も見られましたが、驚きは同感です。
前爪があった方が、登攀が楽な場合もあるのは分かりますけど…ね。
とは言いながらも、以前に12本爪やワカンの歩行練習で鷹ノ巣山を訪れたことのある身ですが
チェーンスパイクはこの冬から初めて履いたので、やっと少しずつ感覚が掴めて来たのですが、奥多摩や丹沢程度なら、なるべくツボ足かチェーンスパイクで行きます。
昼から薄雲に覆われてしまったのは残念でしたね。
でも、銀世界の石尾根は歩かずにいられない魅力を感じるので、また行ってきます。
はじめまして。
関東近隣日帰りコースを検討してたので参考にさせていただきます。
寝坊の惨敗・・・お気持ち、よーく分かります!
歯ぎしりしたくなりますよね(^^)
oobantouさん、初めまして!
奥多摩は遠いでしょうけど、丹沢とは異なる趣の山域ですので、ぜひ足を運んでください。
始発のホリデー快速で来られるのなら、同時間帯に鴨沢西行きのバスも出ます。
奥多摩湖周辺から南北へのアプローチもご検討くださいませ。
寝坊は…仕方ないですよね
遠出する計画だったら流石に絶望感に支配されますが、奥多摩くらいなら、まぁ、何とかなります。
寝起きのボーっとした頭で、電車の乗り換えや山行計画を即興で組み立てるのにも慣れてきました。
いや、だから何だって話ですが…。
SuSE さん、こんばんは。
石尾根は、この時期、静かで景色良く、良いところですね。
朝寝坊はありますけれども、これだけの景色を見ることができれば十分だと思います。
綺麗な雪景色どうもありがとうございます。
lesbourgeonsさん、こんばんは!
この時期の石尾根、特に七ツ石山以東は良いですよね。
積雪で、しんと静まり返った防火帯の稜線を、サクサクとアイゼンが雪を噛む音だけが伝わってくる…そんなオトナの歩き方ができる魅力があります。
ちゃんと早起きできたら、また挑戦したいです。
なにせ奥多摩駅の始発バスに乗ろうと思ったら3時半起きなので、失敗する確率も高めです
特に、ガッツリ残業してしまった日の翌日は絶望的ですが…。
今年はまだ雪山を全然歩けていないので、チャンスは活かさなければ、ですね。
まだまだ雪山レコをお届けできるチャンスはあると思っているので、虎視眈々と狙います。
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