大峯山 大普賢岳
奈良県
shinjoji
- GPS
- 56:00
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,263m
- 下り
- 1,281m
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| 天候 | 2月11日（水祝）：晴れ 2月12日（木） ：くもりのち雪 2月13日（金） ：雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰りは和佐又口から奈良交通バスで大和上市駅へ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
小普賢岳山頂から大普賢岳まで危険。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
ﾋﾞｰﾆｰ FTｱﾙﾊﾟｲﾝﾋﾞｰﾆｰ
ﾈｯｸｹﾞｰﾀｰ MBﾎﾞﾙｶﾉｷｬｯﾌﾟｼｬﾐｰｽ
-
ﾄﾞﾗｲﾚｲﾔｰ上 FTﾌﾗｯﾄﾞﾗｯｼｭｱｸﾃｨﾌﾞｽｷﾝﾛﾝｸﾞｽﾘｰﾌﾞ
ﾄﾞﾗｲﾚｲﾔｰ下 FTﾌﾗｯﾄﾞﾗｯｼｭｱｸﾃｨﾌﾞｽｷﾝﾌﾞﾘｰﾌ&ﾀｲﾂ
ﾍﾞｰｽﾚｲﾔｰ上 FTﾒﾘﾉｽﾋﾟﾝｻｰﾓｸﾙｰﾈｯｸ
ﾍﾞｰｽﾚｲﾔｰ下 MBｽｰﾊﾟｰﾒﾘﾉｳｰﾙM.W.ﾀｲﾂ
-
ﾐｯﾄﾞｼｪﾙ FTﾆｭｳﾓﾗｯﾌﾟﾌｰﾃﾞｨ
ｱｳﾀｰｼｪﾙJK FTｴﾊﾞｰﾌﾞﾚｽﾌｫﾄﾝｼﾞｬｹｯﾄ
ｱｳﾀｰｼｪﾙﾊﾟﾝﾂ FTｴﾊﾞｰﾌﾞﾚｽｱﾙﾏﾊﾟﾝﾂ
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-
ｲﾝﾅｰｿｯｸｽ MBﾒﾘﾉｳｰﾙ5ﾄｩｰｽﾞｳｫｰｷﾝｸﾞｿｯｸｽ
ｱｳﾀｰｿｯｸｽ MBﾒﾘﾉｳｰﾙﾄﾚｯｷﾝｸﾞｿｯｸｽ
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ｲﾝﾅｰﾌﾞﾛｰﾌﾞ(1st) FTﾌﾗｯﾄﾞﾗｯｼｭEXP.ｸﾞﾛｰﾌﾞ
ｱｳﾀｰｸﾞﾛｰﾌﾞ(1st) FTｴﾊﾞｰﾌﾞﾚｽｽﾉｰｸﾞﾛｰﾌﾞ
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-
ｲﾝｼｭﾚｰｼｮﾝJK BHｲｸﾞﾅｲﾄJK
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-
ﾄﾚｯｷﾝｸﾞﾌﾞｰﾂ ｽﾎﾟﾙﾃｨﾊﾞ ｶﾗｺﾙﾑHC
ｽﾊﾟｯﾂ MBｱﾙﾊﾟｲﾝｽﾊﾟｯﾂ
ﾌﾞｰﾂﾊﾞｯｸﾞ
-
ﾊﾞﾗｸﾗﾊﾞ FTﾒﾘﾉｽﾋﾟﾝﾊﾞﾗｸﾗﾊﾞ
-
ｲﾝﾅｰｸﾞﾛｰﾌﾞ(2nd) BDﾐｯﾄﾞｳｪｲﾄ
ｱｳﾀｰｸﾞﾛｰﾌﾞ(2nd) BDﾄﾚﾝﾄ
ｲﾝﾅｰｸﾞﾛｰﾌﾞ(3rd) FTﾌﾗｯﾄﾞﾗｯｼｭｻｰﾓｸﾞﾛｰﾌﾞ
-
-
ﾍﾞｰｽﾚｲﾔｰ上(2nd)兼ﾐｯﾄﾞﾚｲﾔｰ MBｼﾞｵﾗｲﾝEXP.ﾗｳﾝﾄﾞﾈｯｸｼｬﾂ
ﾍﾞｰｽﾚｲﾔｰ下(2nd) MBｼﾞｵﾗｲﾝL.W.ﾆｰﾛﾝｸﾞﾀｲﾂ
ﾊﾟﾝﾂ FTｽﾄｰﾑｺﾞｰｼﾞｭAPﾊﾟﾝﾂ
-
ｱｳﾀｰｿｯｸｽ(2nd) MBﾒﾘﾉｳｰﾙｱﾙﾊﾟｲﾝｿｯｸｽ
ﾀｵﾙ
洗面用具
-
ｻﾞｯｸ TNFﾌﾟﾛﾌｨｯﾄ65S
-
水筒 MBｸﾘｱﾎﾞﾄﾙ0.75L
ﾃﾙﾓｽ ｻｰﾓｽ山専800ml
-
-
ｽﾄｰﾌﾞ EPI REVO-3700
ｶﾞｽｶｰﾄﾘｯｼﾞ EPIﾊﾟﾜｰﾌﾟﾗｽ230g+110g
ｶｰﾄﾘｯｼﾞﾄﾚｰ
ｶｰﾄﾘｯｼﾞｽﾀﾝﾄﾞ
ｺｯﾍﾙ小 SPｿﾛｾｯﾄ焚
炊事用ｸﾞﾛｰﾌﾞ MBﾉｰﾒｯｸｽｸﾞﾛｰﾌﾞ
ﾌﾞｷ
ｺﾞﾐﾊﾞｯｸﾞ
ｺﾞﾐ袋
ﾛｰﾙﾍﾟｰﾊﾟｰ
-
ﾍｯﾄﾞﾗﾝﾌﾟ ﾍﾟﾂﾙ ﾃｨｷﾅ60lm
予備電池 単3ﾘﾁｳﾑｲｵﾝ3
時計 HG ﾄﾚｲﾙﾎﾟｲﾝﾄ
ｺﾝﾊﾟｽ
地形図
地図 山と高原地図ｺﾋﾟｰ
計画書
筆記用具
-
-
健康保険証
身分証
ｻｲﾌ
携帯電話
ｶﾒﾗ
予備電池
-
-
ﾌｧｰｽﾄｴｲﾄﾞｷｯﾄ ｿｰｲﾝｸﾞｾｯﾄ、絆創膏、消毒薬、ﾒﾝﾀﾑ、滅菌ｶﾞｰｾﾞ、包帯、ｻｰｼﾞｶﾙﾃｰﾌﾟ、ﾃｰﾋﾟﾝｸﾞﾃｰﾌﾟ、爪切り、毛抜き、ﾋﾟﾝｾｯﾄ、耳かき、ﾋﾞﾀﾐﾝC剤、ﾗｲﾀｰ
ﾋﾟﾝﾁﾊﾟｯｸ ｽﾊﾟｯﾂﾍﾞﾙﾄ、細引き、靴紐、ﾚｽｷｭｰｼｰﾄ2、ｽﾃﾝﾚｽﾐﾗｰ、ﾗｲﾀｰ、防水ﾏｯﾁ、ﾛｳｿｸ3、ﾅｲﾌ、ｲﾝｽﾀﾝﾄｶｲﾛ(12時間×2、靴用ｶｲﾛ×3)、ﾀﾞｸﾄﾃｰﾌﾟ、ﾎｲｯｽﾙ、予備ﾗｲﾄ、ﾒﾀ3
持鈴 MBｷｰｶﾗﾋﾞﾅﾍﾞﾙﾅｽｶﾝ5M
-
食糧
行動食
非常食
予備食
-
ﾌﾟﾙｰｼﾞｯｸﾛｰﾌﾟ 60cm
ﾂｲﾝﾛｰﾌﾟ 8.3mm×20m
ｼｯﾄﾊｰﾈｽ MD ｱﾙﾊﾟｲﾝﾗｲﾄｼｯﾄﾊｰﾈｽ
ｴｲﾄｶﾝ MD ｺﾘﾄﾞﾗｴｲﾄｶﾝ
安全環ｶﾗﾋﾞﾅ 2
ﾃﾝﾄ本体&ﾎﾟｰﾙ ｱﾗｲ ｴｱﾗｲｽﾞ2
ﾌﾗｲｼｰﾄ
ﾍﾟｸﾞ 13
ﾃﾝﾄﾏｯﾄ
ﾛｰﾙﾏｯﾄ ｻｰﾏﾚｽﾄ ﾘｯｼﾞﾚｽﾄｿｰﾗｲﾄS
ｼｭﾗﾌ MB.ﾀﾞｳﾝﾊｶﾞｰ#2
ｼｭﾗﾌｶﾊﾞｰ ｲｽｶ ｺﾞｱﾃｯｸｽｼｭﾗﾌｶﾊﾞｰ
ﾃﾝﾄｼｭｰｽﾞ
-
ﾋﾟｯｹﾙ ｶﾝﾌﾟ ｱﾙﾋﾟﾅ
ﾄﾚｯｷﾝｸﾞﾎﾟｰﾙ MBｱﾙﾊﾟｲﾝﾎﾟｰﾙ
ｱｲｾﾞﾝ BDｾﾗｯｸｸﾘｯﾌﾟ
ﾜｶﾝ MM ﾈｲｼﾞｭ
ｽﾉｰｼｮﾍﾞﾙ BDﾃﾞｨﾌﾟﾛｲ3
ｻﾝｸﾞﾗｽ
ｺﾞｰｸﾞﾙ
ﾍﾙﾒｯﾄ ﾏﾑｰﾄ ｽｶｲｳｫｰｶｰ2
赤布 20
ﾀﾜｼ
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|---|
感想
2月11日（水祝）
奈良交通の臨時バス「霧氷バス」で大和上市駅を出発。和佐又登山口（終点）で下車。和佐又登山口バス停は和佐又口バス停から50メートルくらい登ったところ。その日は和佐又ヒュッテのキャンプ場で幕営しました。ヒュッテ前のスキー場では家族連れが大勢遊んでいました。
当日は幕営地の整地・防風壁作りを15:00ごろまで行い、1メートル弱の雪ブロックを3方に積み上げました。のこり1方はヒュッテがあるため防風壁は築いていません。16:00ごろに夕食を済ませて、ウトウトしているとヒュッテの方が豚汁のおすそ分けを持ってきてくださいました。ありがたく頂戴してから就寝しました。その夜は予想どおりの強風でしたが、防風壁と雪に埋めた張り綱&ペグで耐風性は完璧。
2月12日（木）
朝から強風でくもり空でしたが、7:00ごろに晴れ間がのぞいたので出発。ヒュッテ前で自分を撮るためカメラのタイマーをセットしたところ、カメラが作動しなくなりました。（結局カメラは故障しました。）ワカンにシングルポールで登り始めました。和佐又のコルから強風が吹き荒れましたが、笙ノ窟での勤行後、ワカン・シングルポールからアイゼン・ピッケルに履き替え、ハーネス・ヘルメットを装着している間に後続の2人組に追い抜かれました。石ノ鼻まで2人組の後ろを歩きました。石ノ鼻で2人組が景色を見ている間に追い抜きました。
小普賢岳山頂までトレースがありましたが、山頂から小普賢のコルまでトレースが消えていたため、コルに向かってまっすぐ下りました。（かなり急な下りでした。）小普賢のコルから再びトレースが現れたため楽に登れましたが、馬ノ背のようなところでトレースがプッツリと消えました。左に行くと斜度60度の谷、右へ行くと斜度50度くらいですがこちらも谷で谷を10メートル登った先は低木が邪魔をして登れません。しかたなく左の60度の谷を慎重に横切り上を目指します。そこからは尾根伝いに登りますがトレースがないため1人ラッセルとなりました。上に行くにつれ雪が増え、一番積もっているところでは腰までありました。ラッセルに時間を消費して時刻は大普賢到着予定の12:00まであと10分となり、今回は来年のための下見なので引き返そうかと思っていると、後ろから2人組が迫ってきました。ここまで来て他人様に先に山頂を踏まれるのはいかがか？と思い最後の力（神通力）を振り絞って大普賢岳山頂に立つことができました。カメラが故障のため携帯電話で写真を撮ります。
景色の悪い山頂には長居せず即下山します。大普賢の斜面は思ったより急で、馬の背手前の斜度60度でロープを使おうと思いましたが、ロープを掛ける場所がないのでそのまま下ります。そこでバランスを崩し10メートルほど滑落しました。滑落した瞬間「南無神変大菩薩」とご法号を唱えると3度木にぶつかり速度が緩まったことで事なきを得ました。しかし滑落の代償として左太ももに右足のアイゼンが刺さり、結果オーバーパンツに穴が開きました。その後も桟道での方向転換で3メートルほど滑落しましたが、無事に小普賢のコルまでたどりつけました。小普賢のコルからは下ってきたところを直登し、小普賢山頂には行かず、山頂手前でトラバースしました。
石ノ鼻からは危険箇所は存在せず無事に和佐又ヒュッテに下山できました。
2月13日（金）
12日の夜22:00ごろから暴風となり、吹雪になりましたが、テントをしっかり張ったおかげで飛ばされることなく朝を迎えることができました。7:00にヒュッテの方にお礼を述べて和佐又口バス停に下ります。予定より1時間も早くバス停に到着したので電話ボックス内で寒さをしのぎました。外は吹雪です。渓流釣場受付のところにあった自販機が撤去されていたため温かい飲み物にはありつけませんでした。次のバス停のワサビ谷まで歩こうかと思いましたが、新伯母峯トンネルは長大で歩道がないためバスを待つことにしました。大和上市駅に到着後、温かい飲み物を買うことでき、ほっと一息。お土産を買い帰路につきました。
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