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Yamareco

記録ID: 5905348
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

秋を探しに八島湿原 鷲ヶ峰〜蝶々深山

2023年09月05日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
11.5km
登り
416m
下り
429m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:03
休憩
1:06
合計
5:09
距離 11.5km 登り 432m 下り 431m
7:23
5
8:06
8:36
36
9:17
9:24
8
湿原のベンチ
9:32
5
10:20
10:31
24
10:55
11:07
37
11:44
16
12:00
12:01
25
旧御射山神社
12:26
八島ビジターセンター駐車場
天候 霧のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八島ビジターセンターの駐車場を利用しました。必要十分な付帯設備があります。
一帯のトイレはチップ制です。キャッシュレス時代で小銭を持ち歩かない方も多いと思いますが、後日でよいので設置者の自治体に寄付していただければと思います。
コース状況/
危険箇所等
駐車場から鷲ヶ峰:
湿原の近くは深い茂みになっていて濡れる場合もあります。鹿よけゲートより先は気持ちの良い稜線で一部ガレていますが歩きやすい方です。
湿原の周回:
ほぼ木道です。アップダウンも少なく濡れていても滑りにくいです。ただ景色に見とれてよそ見をしていると木道を踏み外すこともあるのでお気をつけください。
奥霧キャンプ場跡地から物見石経由で蝶々深山:
低い笹の道です。足元が見えにくいのでぬかるみにご注意ください。遮る物がないので展望は抜群です。
蝶々深山から車山湿原経由で沢渡:
歩きやすい道が続きます。
その他周辺情報 岡谷市から八島ビジターセンターまで県道199号を利用しましたが、舗装されてはいるものの狭小の林道なので想像以上に走行しにくい道でした。幅員1.7mの制限がありますのでTUNDRAでは無理です。
霧に包まれた駐車場から
霧に包まれた駐車場から
ビーナスラインの下を潜り抜けると
ビーナスラインの下を潜り抜けると
七島八島の広場に躍り出ます
七島八島の広場に躍り出ます
花ごよみをなんとなく頭に入れ
花ごよみをなんとなく頭に入れ
鷲ヶ峰方面の茂みに突入すると
鷲ヶ峰方面の茂みに突入すると
早速咲いていました
(たぶん花ごよみの2段目にあった花ですね)
4
早速咲いていました
(たぶん花ごよみの2段目にあった花ですね)
少し登るとまた分岐があり鷲ヶ峰方面へ向かいます
少し登るとまた分岐があり鷲ヶ峰方面へ向かいます
さらに成長した茂みをかき分け
さらに成長した茂みをかき分け
鹿よけゲートのところまで来ると
鹿よけゲートのところまで来ると
気持ちの良い稜線が開けるはずです
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気持ちの良い稜線が開けるはずです
あいにくガスガスなので何も見えませんが
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あいにくガスガスなので何も見えませんが
あたりにはこんな花がたくさん咲いていました
(また仮面に見える)
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あたりにはこんな花がたくさん咲いていました
(また仮面に見える)
見えないピークを目指して登っていると
見えないピークを目指して登っていると
昭和の遺構を発見
昭和の遺構を発見
そしてピークには石碑がありました
そしてピークには石碑がありました
その先はほぼ平坦な道となり
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その先はほぼ平坦な道となり
いつしか山頂らしい景色が見え始め
いつしか山頂らしい景色が見え始め
ありました
ちょうど2年前におじゃました山頂が
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ちょうど2年前におじゃました山頂が
三角点も
あの時のままでした
あの時のままでした
すると一瞬霧が晴れ
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すると一瞬霧が晴れ
中央アルプスや
南アルプスがちょっぴり見えてきました
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南アルプスがちょっぴり見えてきました
そして目を凝らすと
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そして目を凝らすと
今話題のあの山も見えるではないですか
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今話題のあの山も見えるではないですか
その後も少し粘ってみましたが霧は相変わらずで
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その後も少し粘ってみましたが霧は相変わらずで
次のポイントに向け下山を開始しました
次のポイントに向け下山を開始しました
夏の終わりを感じながら
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夏の終わりを感じながら
隣のピークまで移動すると
隣のピークまで移動すると
何やら霧が晴れてきました
2
何やら霧が晴れてきました
さらに下ると湿原の彼方に
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さらに下ると湿原の彼方に
八ヶ岳も見えてきました
(雲を纏う蓼科山)
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八ヶ岳も見えてきました
(雲を纏う蓼科山)
車山の肩の奥には
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車山の肩の奥には
阿弥陀岳と権現岳
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阿弥陀岳と権現岳
駐車場の彼方には仙丈ヶ岳
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駐車場の彼方には仙丈ヶ岳
岡谷市の向こうには経ヶ岳と
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岡谷市の向こうには経ヶ岳と
展望が開けてきたところで湿原を見下ろし
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展望が開けてきたところで湿原を見下ろし
時間も忘れて編笠山の思い出に浸っていると
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時間も忘れて編笠山の思い出に浸っていると
物見石が目に入り
先に進むことにしました
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物見石が目に入り
先に進むことにしました
振り返ればすっかり青空の鷲ヶ峰が奇麗です
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振り返ればすっかり青空の鷲ヶ峰が奇麗です
例のゲートを通過し
例のゲートを通過し
湿原の畔に向かって進みます
湿原の畔に向かって進みます
周回路との出合いにあるベンチで休憩したら
周回路との出合いにあるベンチで休憩したら
木道の散策タイムです
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木道の散策タイムです
ひっそりと佇む池や
(鬼ヶ泉水というそうです)
ひっそりと佇む池や
(鬼ヶ泉水というそうです)
すすき野を眺めながら歩いていると
すすき野を眺めながら歩いていると
秋を見つけました
秋を見つけました
さらに木道を進むと
さらに木道を進むと
ここが鎌ヶ池らしいです
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ここが鎌ヶ池らしいです
何とも言えない趣のある池でした
何とも言えない趣のある池でした
その先にはキャンプ場跡地があり
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その先にはキャンプ場跡地があり
立派なトイレがありました
(ここは諏訪市だそうです)
立派なトイレがありました
(ここは諏訪市だそうです)
ここで湿原と別れ
ここで湿原と別れ
再びゲートの外へ
再びゲートの外へ
うねうねとしたS字の道で徐々に高度を上げ
うねうねとしたS字の道で徐々に高度を上げ
湿原を見下ろすころには
湿原を見下ろすころには
男女倉山(おめくらやま)通称ゼブラさんが真横に見え
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男女倉山(おめくらやま)通称ゼブラさんが真横に見え
前方には物見石が近づいてきました
(中央奥のピークにはキタの耳だかオキの耳だかロバの耳だか何か名前がついていました)
前方には物見石が近づいてきました
(中央奥のピークにはキタの耳だかオキの耳だかロバの耳だか何か名前がついていました)
そうこうしていると物見石に到着し
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そうこうしていると物見石に到着し
景色を楽しみながらゆっくりと休みました
(手前のゼブラさんと奥には美ヶ原)
夏雲の影が絶妙のコントラストで
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景色を楽しみながらゆっくりと休みました
(手前のゼブラさんと奥には美ヶ原)
夏雲の影が絶妙のコントラストで
さっき登ってきた鷲ヶ峰は
さっき登ってきた鷲ヶ峰は
ようやくその全貌を現したようです
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ようやくその全貌を現したようです
記憶に新しいあの稜線は
記憶に新しいあの稜線は
扉峠からの三峰山と茶臼山ですね
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扉峠からの三峰山と茶臼山ですね
背後に見上げるのは例の耳です
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背後に見上げるのは例の耳です
夏雲が湧き上がる草原のど真ん中で
夏雲が湧き上がる草原のど真ん中で
夏の終わりを惜しむかのような
夏の終わりを惜しむかのような
ゆっくとした時が流れました
ゆっくとした時が流れました
さてそろそろ蝶々深山へ
さてそろそろ蝶々深山へ
と思い立ち草原の道を歩き始めると
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と思い立ち草原の道を歩き始めると
30分ほどで目的の丘に到着しました
30分ほどで目的の丘に到着しました
なだらかな山頂からは蓼科山が間近に見えました
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なだらかな山頂からは蓼科山が間近に見えました
隣の車山も目の前です
隣の車山も目の前です
そしてここからは上信越の山々も一望できました
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そしてここからは上信越の山々も一望できました
車山の肩からビーナスラインで
(ころぼっくるひゅって)
車山の肩からビーナスラインで
(ころぼっくるひゅって)
美ヶ原へのドライブも楽しいですが
美ヶ原へのドライブも楽しいですが
山を越え峠を越えて
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山を越え峠を越えて
ゆるゆると歩くのもまた楽しいものです
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ゆるゆると歩くのもまた楽しいものです
そんな魅力満載の景色を後に
そんな魅力満載の景色を後に
蝶々深山を下ることにします
蝶々深山を下ることにします
あまりに素晴らしい景色だったので
2
あまりに素晴らしい景色だったので
車山湿原を経由して戻ることにしました
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車山湿原を経由して戻ることにしました
下りきった所で分岐を折れ
下りきった所で分岐を折れ
湿原の木道に沿って沢渡方面へ進みます
(有名なさわんどではなくさわたりと読みます)
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湿原の木道に沿って沢渡方面へ進みます
(有名なさわんどではなくさわたりと読みます)
八島湿原とはまた違った雰囲気で
八島湿原とはまた違った雰囲気で
味わい深いものがありました
味わい深いものがありました
湿原の末端から続く道を緩やかに下り
湿原の末端から続く道を緩やかに下り
蝶々深山を見上げながら
蝶々深山を見上げながら
秋のお友達と戯れ
秋のお友達と戯れ
気が付けば樹林帯に変わっていました
気が付けば樹林帯に変わっていました
すると何やら心惹かれる案内が
すると何やら心惹かれる案内が
おっとこんなところにカフェがあるとは
おっとこんなところにカフェがあるとは
ところ変わって沢渡から八島湿原へのルートです
ところ変わって沢渡から八島湿原へのルートです
正面に鷲ヶ峰を望みつつ進むと
正面に鷲ヶ峰を望みつつ進むと
歴史を感じる案内板が
歴史を感じる案内板が
この辺りは旧御射山遺跡ということを知り
この辺りは旧御射山遺跡ということを知り
参拝させていただきました
参拝させていただきました
その先は湿原の周回コースに合流し
その先は湿原の周回コースに合流し
再び歩きやすい木道です
再び歩きやすい木道です
路傍にはこんな花やあんな花など
路傍にはこんな花やあんな花など
丁寧な説明書き付きで助かります
丁寧な説明書き付きで助かります
なぜかタムラソウだけは心に残りました
なぜかタムラソウだけは心に残りました
向かう先には鷲ヶ峰
(この景色はとりわけ池の平の雲上の丘ですね)
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向かう先には鷲ヶ峰
(この景色はとりわけ池の平の雲上の丘ですね)
振り返れば今日歩いてきた山々と
(弟子屈の900草原を思い出します)
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振り返れば今日歩いてきた山々と
(弟子屈の900草原を思い出します)
秋は少しずつ近づいているようでした
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秋は少しずつ近づいているようでした
起点に戻り
改めて振り返ると
改めて振り返ると
さすが日本最高の高層湿原でした
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さすが日本最高の高層湿原でした

装備

個人装備
腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ モバイルバッテリー ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル レジ袋 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ トレッキングポール 双眼鏡 虫除け 無線従事者免許証 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機

感想

八島湿原からの鷲ヶ峰は前々から予定していたのですが、kohtaku-yamさんのレコを拝見し早速訪問することにしました。2年前に登った時は10℃前後の爽やかな気温で、じっとしていると寒いくらいでしたが、今回は日差しがなくても蒸し暑く本当に9月なのかと思ってしまう気候でした。それでも確実に秋は近づいているようです。
先週の荒々しい焼岳とは180度違った穏やかな湿原散策でしたが、ゆったりと流れる時間がとても気持ちよく癒しの山行となりました。
余談ですが、今回の山行で大門峠から武石峠までの道が踏破となりました。それを狙って歩いていたわけではないのですが、長い年月を経て結果的にということで、節目の山行となりました。

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訪問者数:246人

コメント

sanga1993さんこんばんは
ころぼっくるヒュッテ以外にもカフェがあるんですね!カフェをメインに計画立てたいと思います♪
2023/9/10 20:00
とまゆっちさん
こんばんは。八島湿原(霧ヶ峰高原)いいところですね。
「高原のカフェを楽しみながらのんびりと歩く」夢のようなプランです
2023/9/10 20:25
いいねいいね
1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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