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記録ID: 5915053
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【二百名山 毛勝山】西北尾根をピストン

2023年09月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:12
距離
12.9km
登り
1,863m
下り
1,863m

コースタイム

日帰り
山行
10:03
休憩
1:10
合計
11:13
距離 12.9km 登り 1,864m 下り 1,863m
5:22
5:23
112
7:15
7:27
4
休憩(三角点手前)
8:50
9:02
36
休憩(1,920m付近)
9:38
42
10:20
53
11:13
11:46
34
12:20
36
12:56
12:57
98
14:50
15:00
86
休憩(1,400m付近)
16:26
16:27
3
天候 晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
片貝山荘の先の林道ゲート手前に駐車してピストンしました。駐車可能なスペースは5〜6台程度。この日は,登山開始時点で私のクルマを含めて3台。
コース状況/
危険箇所等
・ 特に危険な個所は見当たりませんでしたが、登りはじめと山頂直下は急登が続きます。また、尾根歩きのため、アップダウンを繰り返しながら標高差1,860mを登るので、脚に負担が大きいです。
・ 山頂直下は岩ゴロの登山道なので、浮石に乗って転倒しないよう注意が必要です(という私も、下山時に浮石に乗ってしまい、一度転倒しました。)。
・ 涼しい時間帯を選んで夜明けとともに登山開始としましたが、9月初旬でもかなり暑く、体力を消耗しました。このルートは、9月下旬から10月に好天を狙って登るのがベストではないかと思います。なお、途中に水場がないので、スポーツドリンク2リットル+予備飲料水1リットルを持ち、2リットル消費しました。
その他周辺情報 ・ 登山前日の入浴は、満天の湯 魚津店(大人750円)を利用。食事処も併設されています。また、食料調達はそのすぐ目の前にあるMEGAドン・キホーテ UNY 魚津店を利用しました。コンビニも周辺に数多くあって便利です。
・ 前泊の車中泊は、登山口から7.2km手前にある片貝山ノ守キャンプ場駐車場わきの駐車スペースを利用。駐車場はキャンプ場利用者専用との注意書きがあったので、遠慮しましたが、平日のためか駐車は2台のみでした(翌日下山した際は、土曜日ということもあって駐車場は満車、駐車スペースも半分以上埋まっていました)。到着した午後7時頃には管理人さんはすでに不在でしたので、利用手続きはできませんでした。なお、キャンプ場のトイレはとても清潔で、24時間利用可能です。また飲物の自動販売機も利用可能でした。ドコモ電波も入ったので、スマホでメール送信できました。
・ 下山後は、翌日の青海黒姫山登山のため、糸魚川の須沢臨海公園に向かったので、その途中にある朝日町環境ふれあい施設「らくち〜の」で入浴・食事をしました。大人入浴680円。食事処はメニューが豊富で夜9時まで営業しています。
 https://rakuchi-no.com/
登山口近くの駐車スペースにクルマを駐車しました。ここから向かって右手の橋を渡り、一般車進入禁止のクサリを越えて林道を進みます。
2023年09月09日 05:19撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 5:19
登山口近くの駐車スペースにクルマを駐車しました。ここから向かって右手の橋を渡り、一般車進入禁止のクサリを越えて林道を進みます。
林道を3分ほど歩くと、毛勝山登山口に到着。ここから登山スタートです。
2023年09月09日 05:23撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 5:23
林道を3分ほど歩くと、毛勝山登山口に到着。ここから登山スタートです。
標高900m付近の登山道。登山口から標高差で300mほどの登りは、ロープが設置された急登です。蒸し暑くて汗だくになり、この先で給水休憩しました。
2023年09月09日 05:38撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 5:38
標高900m付近の登山道。登山口から標高差で300mほどの登りは、ロープが設置された急登です。蒸し暑くて汗だくになり、この先で給水休憩しました。
標高1,140m付近の立派なスギ。
2023年09月09日 06:22撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
9/9 6:22
標高1,140m付近の立派なスギ。
標高1,325m付近で僧ヶ岳が見えました。
2023年09月09日 06:52撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 6:52
標高1,325m付近で僧ヶ岳が見えました。
1,479m三角点を通過。この木の影に三角点が設置されていますが、先行者が休憩していたので、通過してから振り返って撮影しました。
2023年09月09日 07:30撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 7:30
1,479m三角点を通過。この木の影に三角点が設置されていますが、先行者が休憩していたので、通過してから振り返って撮影しました。
僧ヶ岳から駒ヶ岳へと続く稜線。少しガスがかかり始めました。
2023年09月09日 07:36撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 7:36
僧ヶ岳から駒ヶ岳へと続く稜線。少しガスがかかり始めました。
標高1,650mを超えると展望が良くなります。
2023年09月09日 08:06撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 8:06
標高1,650mを超えると展望が良くなります。
標高1,720m付近の尾根の登り。
2023年09月09日 08:18撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 8:18
標高1,720m付近の尾根の登り。
岩と松のところを通過。
2023年09月09日 08:32撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 8:32
岩と松のところを通過。
僧ヶ岳と歩いてきた登山道を振り返る。
2023年09月09日 08:50撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 8:50
僧ヶ岳と歩いてきた登山道を振り返る。
この先は灌木帯となり、日差しがきつそうだったので、この日影のところで休憩しました。
2023年09月09日 08:57撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
9/9 8:57
この先は灌木帯となり、日差しがきつそうだったので、この日影のところで休憩しました。
草原地帯の中を登って行きます。
2023年09月09日 09:22撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 9:22
草原地帯の中を登って行きます。
振り返ると、僧ヶ岳が見えました。
2023年09月09日 09:28撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 9:28
振り返ると、僧ヶ岳が見えました。
こちらは駒ヶ岳。
2023年09月09日 09:31撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 9:31
こちらは駒ヶ岳。
毛勝山の山頂が見えました。なお、左の灌木の茂みには、刈払機が置かれていました。この先の藪エリアが刈り払われていて、助かりました。感謝です。
2023年09月09日 09:32撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 9:32
毛勝山の山頂が見えました。なお、左の灌木の茂みには、刈払機が置かれていました。この先の藪エリアが刈り払われていて、助かりました。感謝です。
目指す山頂がはっきりと見えましたが、この先、モモアセ山を越えていくので、まだ山頂までは時間がかかります。
2023年09月09日 09:33撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
9/9 9:33
目指す山頂がはっきりと見えましたが、この先、モモアセ山を越えていくので、まだ山頂までは時間がかかります。
モモアセ山を過ぎたところから、毛勝山を望む。
2023年09月09日 09:40撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 9:40
モモアセ山を過ぎたところから、毛勝山を望む。
ズームアップ。
2023年09月09日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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9/9 9:40
ズームアップ。
歩いてきた登山道と、僧ヶ岳から駒ヶ岳へと続く稜線を振り返る。
2023年09月09日 09:58撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 9:58
歩いてきた登山道と、僧ヶ岳から駒ヶ岳へと続く稜線を振り返る。
山頂付近にガスがかかり始めました。
2023年09月09日 10:13撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 10:13
山頂付近にガスがかかり始めました。
クワガタ池の脇を通過。
2023年09月09日 10:19撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 10:19
クワガタ池の脇を通過。
歩いてきた登山道が、ガスの上に浮かび上がる感じでした。
2023年09月09日 10:41撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 10:41
歩いてきた登山道が、ガスの上に浮かび上がる感じでした。
ようやく、毛勝山の山頂に到着しました。長く苦しい登りでした。
2023年09月09日 11:13撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 11:13
ようやく、毛勝山の山頂に到着しました。長く苦しい登りでした。
証拠写真を撮影。周囲はガスに巻かれ、残念ながら期待していた剱岳や後立山連峰の展望は得られませんでした。
2023年09月09日 11:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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9/9 11:30
証拠写真を撮影。周囲はガスに巻かれ、残念ながら期待していた剱岳や後立山連峰の展望は得られませんでした。
三角点とお地蔵様。
2023年09月09日 11:35撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 11:35
三角点とお地蔵様。
猫又山方面もガスの中。
2023年09月09日 11:40撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 11:40
猫又山方面もガスの中。
展望も期待できないので、雨が降り出す前に下山開始です。
2023年09月09日 11:42撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 11:42
展望も期待できないので、雨が降り出す前に下山開始です。
深くえぐれた登山道。
2023年09月09日 11:42撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 11:42
深くえぐれた登山道。
岩ゴロの登山道を下りますが、浮石に乗ってしまい、一度コケました。要注意です。
2023年09月09日 11:50撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 11:50
岩ゴロの登山道を下りますが、浮石に乗ってしまい、一度コケました。要注意です。
ガスにけむるクワガタ池。
2023年09月09日 12:19撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
9/9 12:19
ガスにけむるクワガタ池。
山頂で一緒になった若者が、颯爽と追い抜いていきました。
2023年09月09日 12:20撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 12:20
山頂で一緒になった若者が、颯爽と追い抜いていきました。
このあたりは刈払いしてあったので、歩きやすかったです。ありがとうございます。
2023年09月09日 12:45撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 12:45
このあたりは刈払いしてあったので、歩きやすかったです。ありがとうございます。
山頂下の草原地帯は、二重山稜となっており、所々に池塘が点在しています。
2023年09月09日 12:59撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 12:59
山頂下の草原地帯は、二重山稜となっており、所々に池塘が点在しています。
ダケカンバの尾根を下る。
2023年09月09日 13:45撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
9/9 13:45
ダケカンバの尾根を下る。
傾斜のきつい下りでは、ロープがありがたいです。
2023年09月09日 14:20撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 14:20
傾斜のきつい下りでは、ロープがありがたいです。
ここから先はロープ場の急降下。
2023年09月09日 14:40撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
9/9 14:40
ここから先はロープ場の急降下。
リョウブの花が咲いていました。
2023年09月09日 15:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
9/9 15:15
リョウブの花が咲いていました。
登山道は、時折このような平坦なところもあります。
2023年09月09日 15:28撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 15:28
登山道は、時折このような平坦なところもあります。
木の上に置かれた石積みのケルンが良い感じです。
2023年09月09日 15:48撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 15:48
木の上に置かれた石積みのケルンが良い感じです。
登山口まで戻りました。
2023年09月09日 16:26撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 16:26
登山口まで戻りました。
クルマのところに到着。
2023年09月09日 16:30撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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9/9 16:30
クルマのところに到着。

感想

・ 日本二百名山に選ばれている毛勝山に登ってきました。木曜日に長野市内に宿泊する出張があったので、その週末に登山を実行しようと、当初は頚城山塊の火打山から焼山縦走を予定していました。高谷池ヒュッテの予約も済ませて楽しみに待っていたら、なんと台風上陸の恐れということで、天候悪化が予想されたため、この登山計画はキャンセル。
・ でも、台風の影響が少なそうなエリアならば登れるだろうと探したところ、まだ登頂していなかった毛勝山は晴れの予報。それならば、残暑厳しいながらもチャレンジしてみようということで、長野宿泊の翌日を移動日にあて、糸魚川にあるフォッサマグナミュージアムに立ち寄ったりしながら、のんびりと富山に移動し、その日は片貝山荘近くの片貝山ノ守キャンプ場で車中泊。
・ 登山当日の朝は良く晴れて、登山日和の予感。日の出とともに出発して、樹林帯の中の急登を登りますが、登山口の標高はわずか714mほどと低くて蒸し暑く、30分ほどで汗が吹き出しました。山頂の標高は2,415mですので単純標高差は1,700mほどですが、尾根歩きのためアップダウンがあって、累積標高差は1,860mほどになり、山頂までのコースタイムは約7時間です。
・ まもなく65歳を迎える自分にとって、体力的にかなりきつい登山となることは分かっていましたが、「今チャレンジしなければ、次の機会は無いかもしれない。」という思いもあって、山頂を目指しました。クワガタ池を過ぎてからの山頂直下の急登はきつかったですし、山頂はガスに巻かれ、期待していた剱岳や後立山連峰の展望が得られなかったのは残念でしたが、途中休憩を含めて何とか6時間弱で登りきれたことにひと安心しました。
・ 本当は、紅葉シーズンに登るのがベストでしょうが、その時期には最後の百高山である剱御前や、ぐんま県境稜線トレイルの未踏ルートなど、まだまだ歩いていないエリアの赤線つなぎも予定に入れているので、今回の毛勝山登山は自分としては納得できた登山となりました。
・ なお、翌日は青海黒姫山に登りましたが、ヤマレコユーザーであるtomotchyさんと山頂で出会い、山談義を交わしながら一緒に下山して、思いもかけず楽しい登山となりました。

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