蓼科山(脚がつって歩けず・・、白樺スキー場からピストン)


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 703m
- 下り
- 695m
コースタイム
10:35 七合目
11:00 馬返し
13:40 将軍平
14:40 蓼科山頂ヒュッテ
14:45〜14:55 蓼科山山頂
16:10 七合目
16:25 ゴンドラリフト山頂駅出発
(注)写真を撮りながら歩いてますので、時間は参考程度にして下さい。
天候 | くもり(時折り青空あり)、風弱し |
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過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復:白樺高原国際スキー場〜(レンタカー)〜茅野〜(特急あずさ)〜立川 ※今回初めて「レール&レンタカー」を利用しました。 理由は、目的地に行く路線バスが無かったからです。 これを使うと、乗車券が20%引き、特急券が10%引きになります。 http://www.ekiren.co.jp/phpapp/syouhin/index.phtml?syouhin_cd=008 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 登山口から森林限界点まではトレースがしっかり有ります。雪質はモ フモフといった感じで柔らかいです。森林限界点を越えた辺りから雪 質がガリガリになりトレースははっきりしません。 注意を要する個所は、森林限界点から山頂に至る急斜面です。 ■登山ポスト リフト券売場で聞きましたらゴンドラリフト山頂駅に出すところが有 ると言われましたが、それらしきものは見当たりませんでした。 山頂駅の係の方にお聞きしましたら、登山ポストは置いて無いとのこ とで、「この紙に書いて下さい」と白紙を用意してくれました。 必要と思われることを記入し提出しました。下山届は不要でした。 ■トイレ ゴンドラリフト山麓駅と山頂駅のみ。途中の山荘(2軒)は雪に埋没 してましたので、使えないと思います。 ■携帯電話(au) コースの中間辺りまでは圏内であることを確認しましたが、それより 上は未確認です。 |
写真
ゴンドラリフト山頂駅に到着
円い山頂には雲がかかっている
『この円頂はどこから望んでも端正な形を崩さず、蓼科山が名山として讃えられるゆえんも、ここにあるのだろう。』深田久弥
森林限界点に到達、山頂の太陽が眩しい、ここからはかなりの急斜面
『この円錐丘はなかなか傾斜が急峻で、山頂に近い所では32度ある。少し下っても28度を示している。』深田久弥
やっとのことで、7合目到着
何とか最終リフトには間に合いそう
※実は下山途中の将軍平辺りから脚がつり出し、歩行不能となり、非常に焦りました。その状況と対処法については感想欄に詳述します。
感想
■脚つりの状況と対処法
最終リフトの時間までギリギリの為もあり、山頂からの急斜面を急ぎつ
つも慎重に下山して将軍平辺りに差し掛かった頃から両足の太もも(大
腿四頭筋)がつり始める。立ち止まってストレッチしたり水分補給した
りを繰り返しましたが、進むにつれてつり方が強くなる。この調子では
最終リフトに間に合わない。途方に暮れるとはこのことか。
と、その時、以前に筋肉の痙攣等に効果のある漢方薬「芍薬甘草湯
(シャクヤクカンゾウトウ)」を常備薬としてザックに入れておいたの
を思い出す。藁をも掴む思い(頼むから効いてくれという思い)で服用
し、ゆっくりと歩きだす。すると10分程した頃に左脚のつりが無くなっ
てくる。そして右足も。助かった〜ッ!
その後、遅れを取り戻すべく、まさに老骨に鞭を打って、急ぎ足で進む
も至って順調、最終リフトには何とか間に合いました。漢方薬は凄い!
以上、大変お恥ずかしい内容で、当初は本記録には書かないつもりで
したが、しかし、これもどなたかの参考になればと思い、敢えて有りの
ままを書くことにしたものです。
※因みに私が使用した「芍薬甘草湯」は
ツムラ製、一包2.5g、一包当り100円程、薬局で購入
■感想
天気予報を調べて、ほぼ間違いなく晴れる日を選んだのですが、時たま
青空が覗く程度で見晴らしは最悪でした。これが山なんですね〜。
前回の反省を踏まえて、今回は前泊でしかもレンタカーを利用するとい
う初めての試みです。しかし、レンタカーのカーナビが良く分からず目
的地設定に時間が掛かり、結局は使いこなせず、予定時間を大きくオー
バー、そして、予想を大幅に越えた登りということで、下山後の温泉も
入れず、散々な一日になってしまいました。先週に続き北八ヶ岳は相性
が悪いのかもしれません。
■反省点
ガイドブックによると今回のコースは夏道で登り2時間となっている。
しかし、実際には4時間40分も要してしまった。
その原因は雪質にあると思います。トレースが有るとはいえ、スノ
シューを使用しなかった為に結構踏み抜きが有ったり、途中までアイ
ゼンを装着しなかったことでステップしても半歩くらいは滑り落ちた
りが多かった。反省です。冬山の難しを感じました。
■ヤマレコ山行記録
今回も多くの方の記録を参考にさせていただきました。
この場をお借りしまして御礼申し上げます。
■行動記録
写真欄に記載しました。
rakuinkyo6さん相変わらず冬の山も楽しんでおられて
療養中の私にとっても元気の出るヤマレコありがとうございます。
そして冬の蓼科山登頂おめでとうございます。
天気がやや不安定とはいえ青空に霧氷綺麗ですね。
私も経験がありますが、限られた時間の中で、足が攣ってしまうという
アクシデント災難でしたが、ザックの中の常備薬で助かったとういことで
流石だなと思いました。
私も今後の山行きの際には常備薬の一つとして芍薬甘草湯を必需品に
しなけらばと確信するレコでした。
また楽しいレコ楽しみにしております。
痛みが残る状況の中、コメントをありがとうございます。
今回の山行はお恥ずかしい内容で、脚の攣ったことは伏せようかとも考えましたが、これもどなたかの参考になればと思い、ありのままを正直に書きました。
下山した時点では疲労困憊の極致といった状態で、当分は行かなくてもい〜なと思っていましたが、疲労が回復してきた最近は、さ〜て次はどこにしようかな〜といった状況です。もちろん、もっと楽なコースですが。
tagu36さんは、復活にはもう少し時間が掛かる様ですが、少なくても私の年齢に達するまでには十分過ぎるほどの時間がありますので、今は療養に専念することが一番と思います。
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