初スノーシューハイキング♪ 浅間 湯の丸山
- GPS
- 04:59
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 383m
- 下り
- 376m
コースタイム
天候 | 超快晴♪ ※快晴の雪山ハイキングでは日焼け止めは必須です!日焼け止めを忘れた私は見事に「飲み過ぎの親父パンダ」のような顔になりました(笑) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※朝8:30頃到着時でメイン駐車スペースの70%程度は埋まっていました。下山時の14時頃もほぼ同様の駐車状況です(大半がスキー場利用者で雪山ハイキングの方は僅かな印象でした) ※綺麗なトイレがあります 上信越道、浅間サンラインには積雪や凍結は皆無です アサマサンラインから右折し地蔵峠までの間は一部凍結箇所がありますが、ほぼ完璧に除雪されています(帰宅時にはほぼ凍結箇所は全て溶けていましたが、朝はチェーンは必要ありませんがスタッドレス必須です) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース全体を通じて、特別危険箇所はありません またトレースは明瞭で、この日のコンディションであれば、トレースを外さなかればスノーシュー、ワカンでなくとも歩ける印象です(6本爪、4本爪の軽アイゼンで登っている方もいましたが、かなり難儀していたようですが・・・) ※登りは私がスノーシュー、嫁がワカン、下りはその交換して歩きましたが、この日のコンディションでは機動力のあるワカンの方が適している印象でした ・場所によっては、少しだけトレースを外しただけで、ワカンでも膝上、一番ひどかった鐘分岐東側の平坦地では腰まで踏み抜きました(スノーシューでは踏み抜きは皆無) 【地蔵峠湯の丸スキー場駐車場〜湯の丸キャンプ場(白窪湿原付近)】 ・駐車場西側の南端にあるお店の北側から林道を進みます ・林道に入って直ぐにワカン、スノーシューを装着しましたが、ツボ足でも問題ない感じでした ・緩い傾斜がありますが、すぐに湯の丸キャンプ場に到着です ※白窪湿原脇から北に進むトレースがありましたが、おそらくリフトトップ辺りに出るコースだと思います ※キャンプ場のトイレは使用できません 【湯の丸キャンプ場(白窪湿原付近)〜中分岐】 ・開けた白窪湿原付近から針葉樹の樹林帯を10分ほど進むと、地図にない西進するトレースと北進するトレースがありました ・北進するトレースが中分岐分岐へのコースです(我が家は本来のコースより少しだけ早く北進してしまい、GPSでコース確認しトラバース気味に本来のコースに復帰しました(汗)薄いトレースがいくつかありましたし、赤布もあるので間違えやすい場所かも知れません) ・北進すると少しだけ急な斜面になり、これを登り切ると中分岐に到着です ※中分岐は鐘分岐方面と烏帽子岳方面への分岐となります 【中分岐〜鐘分岐】 ・北進すること20分ほどで開けた鐘分岐に到着です ・コース上にはそこそこの積雪があり、トレースを外すと確実に踏み抜きます。また雪で歩行面が高くなっている為、木々の枝が少々邪魔な場所がありました 【鐘分岐〜湯の丸山南峰】 ・進行方向を西に変え、山頂まで緩急の繰り返しの登りとなります ・トレースは明瞭ですが、トレースを外すとスノーシューでも膝以上まで確実に踏み抜きますので注意が必要です 【湯の丸山南峰山頂】 ・天候が良ければ360度の大展望です ・東には東西篭ノ登越しに黒斑山、浅間山。南東には富士山、南には八ヶ岳、中央アルプス、西から北には御嶽山、乗鞍、北アルプスの山々まで圧巻の眺望です ※この日は移動性高気圧に覆われた穏やかな最高のコンディションでしたので、登りでは中間着まで脱いでも汗をかく陽気でしたが、山頂は隔てるものが全くない為、冷たい風が吹き抜けており、厚手のフリースを着込んでも寒さを感じました(気温-2℃)防寒着は確実に着込んでおいて下さい 【湯の丸山南峰〜鐘分岐】 ・往路を戻ります ・山頂直下は比較的急斜面の下りとなるため、慎重に下る必要があります(嫁はグリップ力の弱いスノーシューで何度も大スリップして雪に埋もれていました(笑)私は下りはワカンでしたので踵加重でグリセード気味に楽に下ることが出来ました♪) ※予定では北峰まで向かう予定でしたが、夕方から予定があることと南峰からの大展望で充分出来たので北峰には向かいませんでした(大半の方が北峰には行かれていない感じでした) 【鐘分岐〜リフトトップ】 ・ほぼ平坦な道です ・但し、トレースを外すとワカンでも腰まで踏み抜く場所がありましたので、あまり浮かれて羽目を外さないほうが無難です(笑) 【リフトトップ〜地蔵峠の湯の丸山スキー場駐車場】 ・ゲレンデの南端を下りました ※スキー場の係員の方がコース整備をされていましたが、ゲレンデ脇を下っていても注意されることはありませんでしたし、踏み跡が多数ありましたので問題ないと思います ※ゲレンデはそこそこの傾斜地ですので、慎重に下るほうが無難です ※ゲレンデ内にはいるとスキーやスノボの方の迷惑になるばかりではなく、ゲレンデを痛めることになるので絶対に入ってはいけません! |
その他周辺情報 | 【コンビニ情報】 最終コンビニは上信越道小諸ICからアサマサンラインに出た後、数件あります ※アサマサンラインを右折して地蔵峠までの間(約10km)にはコンビニはありません 【スノーシューレンタル】 地蔵峠の湯の丸スキー場南側の湯の丸高原ホテル隣にレンタルショップがあります ※スノーシューレンタルは2500円/日(1500円/半日(〜13:00返却まで)) ※朝8:00から営業しているようです 年配の男性店員さんが対応してくれましたが、返却時も含めてとても感じのよい対応で気持ちよく利用出来ました この日はスノーシューをレンタルしたのは私たちでだけで、スキー、スノーボード関係のレンタルが大半のようでした。スノーシューのレンタル品がどれくらい準備されているのかはわかりませんが、いつ行ってもレンタル出来そうな感じです ※スノーシューはリールリフターのない平坦路用のもののみですが、この日のコンディションでは湯の丸山山頂までほぼ問題なく登れました。但し爪はつま先、土踏まず、踵の3か所のみのモデルで横滑りに弱く、グリップ力も弱いので傾斜の急な下り斜面ではかなりの確率で滑りますし、トラバースにも弱い感じでした |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア(下) 1 ノースフェイス レインテックプラズマ
ソフトシェルジャケット 1 ミレー薄手
エマージェンシーキット 1 エマージェンシーブランケット・薬類、ナイフ、テーピング、ライター他
カメラ(M4/3機) 1 Panasonic GM1+12-32
手袋 1 OUTDRYタイプ、予備手袋も携行
行動食 1 ナッツ、菓子類他(1食分)
ゲイター 1 シートゥサミット製ハード素材
帽子(ニット帽) 1 ないしはフリース素材ビーニー
スマートフォン 1 内蔵予備バッテリー及び外部バッテリー各1
ヘッドライト 1 ブラックダイヤモンド製、予備電池1set
速乾性タオル 1 シートゥサミット製60x30サイズ
インスタントラーメン 2
水(1L) 1 プラティーパス
多機能ウォッチ 1 SUNTOベクター
保温水筒 2 テルモス500cc+250cc
ハードシェルジャケット 1 ミレー
ダウンジャケット 1 モンベルアルパインダウンジャケット
ストック 1 スノーバスケット
サングラス 1
ネックゲイター 1 フリース素材ダブルタイプ
カイロ 2 貼るタイプ・貼らないタイプ
着替え 1 長袖Tシャツ(ブレスサーモ)、替えソックス
アイゼン 1 グリベル12本爪
ストック 1 LEKI サーモライトAS
スノーシュー 1 レンタル予定
ワカン 1 マジックマウンテン ネイジュ
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト 1
GPS 1
ガスストーブ 1
コッヘル 1
250ガス 1
自動車 1
地図 1
コンパス 1
サプリメント 1
|
感想
以前から興味のあったスノーシューハイキング
先月の赤城山雪山ハイキングの続く、今年2度目の雪山ハイキングを楽しんできました
先月の赤城山雪山ハイキングの記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-579050.html
平坦な美ヶ原や霧ヶ峰、戦場ヶ原等も検討しましたが、移動性高気圧に覆われて快晴の予報でしたので、大展望が得られる浅間山域の湯の丸山に出掛けることにしました
湯の丸山は昨年の9月に角間山から周回していますし
2014/9月の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-508755.html
その前には烏帽子岳と合わせて周回しているので
2014/10月の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-351294.html
コースの状況も把握しているつもりでしたが、積雪のあるコースは夏道とは全く別物!
ほんの少しだけですが、地図やGPSを確認せずに方向感覚とトレースに頼って軽く道迷いする場面もありました
雪があると別の山になるということを身をもって経験出来ました
前日の仕事帰りに嫁に「上申」して急遽購入したマジックマウンテンのワカン(ネイジュ)も予想以上に歩きやすかったですし、平坦地用とは言え、レンタルしたスノーシューも心配した歩きにくさ、登りにくさも余り感じませんでした
ただ・・・スノーシューは重い!それに方向転換が難しい!
必要以上に筋力を使い、夏山シーズンでは有り得ない筋肉痛になりました(汗)
少々トラブルはありましたが、念願のスノーシュートレッキングもほぼ問題なく歩き切ることが出来ましたし、ヒップそりも少しだけ楽しめましたし、何より山頂からの見事な展望は言葉を失うほどのものでした♪
2月も後半になり、今年の雪山ハイキングシーズンも残り僅かとなりましたが、あと1〜2回は雪山ハイキングに出掛けたいものです
最後になりましたが、質問箱で今回のスノーシューレンタルに関して質問した際に回答して頂いた皆さん、それに質問を閉めた後にもわざわざメッセージまで頂いた ritaさん、torackyさんには、この場をお借りして深く御礼申し上げます
有難うございました
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
air_4224さん お疲れ様でした。
どの写真もすばらしいので、全部拍手しそうになりました。
特に頂上からの眺めは最高ですね。
これだけ好天だとたしかに 「飲み過ぎの親父パンダ」(と雪目?)にならないよう注意が必要ですね。
今年はなんとなく雪が少なくていきそびれてましたが、すばらしいレコ拝見して急にどこか雪のあるところ行きたくなりました。私製「行かねばリスト」更新するかな
「飲み過ぎの親父パンダ」ワタクシも冬場になっては気にしていなかったので注意しますが。
もう一度、お疲れ様でした。
tatsucaさん
いつもコメント有難うございます。
週初めから休憩時間になると眺めていた週間予報と予想天気図
この日は移動性高気圧ど真ん中の超快晴
最高のコンディションで初のスノーシューハイキングを楽しむことが出来ました
山頂からの眺めも文句なしのものでしたし、踏み抜きで遊んだり、子供のようにヒップそりで歓声を上げたりと大満足の1日となりました
日焼け止めはこの時期必須ですね
元々、インドア派でウィンタースポーツの経験がないので、「雪焼け」への感覚が薄んですよねぇ(汗)
帰宅して家内から言われて鏡を見た時、まさに「飲み過ぎの親父パンダ」になってました
もういい歳なので、お肌のことも考えないといけませんね(笑)
自分も当日湯ノ丸山に登っていました。時間的に自分の方が先行していたようですね。お互い天気に恵まれて良かったですね。自分はスノーシュー使うのは2回目でしたが、やはり下りはワカンの方が楽だなと感じました。湯ノ丸山楽しまれたようで良かったです。それでは。
otoneさん
コメント有難うございます
otoneさんも同じ日に歩かれていらっしゃったのですね♪
早速、レコも拝見致しました
稀にみる「超快晴」で最高の山行になりましたよね
スノーシュー・・・家内と2人、初体験だったのですが、思いのほか楽に歩けて驚きました
ただ平坦地用のモデルだったので、登りや特に下りでは難儀しました
おっしゃる通りワカンの方が楽かも知れませんね
我が家は帰宅後即、ワカンをもう1セット発注しちゃいましたもん♪
おはようございます。
お天気に恵まれて大パノラマを堪能できたみたいですね!
真っ青な空と輝いてまぶしい雪が
写真からよく伝わって来ましたよ
ワカンという選択、
確かに機動力があって良さそうですね。
携行するのも軽く小さいですし。
スノーシューもレンタルしてみて
使用感がわかってよかったですね。
私も去年レンタルしてみて
上位モデルを買ってみようかワカンなど他の選択にするか
ちょっと悩んだんですが
たまたまセールで安かったTSLのスノーシュー
意外に当たりでした。
レコだとMSR派が多いですね。。。
torackyさん
コメント有難うございます
天候に恵まれて最高の雪山ハイキングが出来た1日でした♪
初のスノーシューでの雪山ハイキングでしたが、事前にイメージトレーニング!?していたお蔭か楽に歩くことが出来ました
急きょ準備したワカンでも歩いてみましたが、携行性、取り回し等を考えると我が家はワカン向きなのではと結論付けました
次回は家内と2人、ワカンで歩くことになりそうです
TSLのスノーシュー・・・樹脂製で軽量で良さそうですね
MSRも良さそうですが、何せお値段が・・・
とは言え、ワカンを揃えても数年後にはきっとスノーシューも購入しているような気がします(汗)
飲み過ぎ親父パンダってどんな??笑
雪山の紫外線、半端ないですよね。
それにしてもすばらしいお天気に恵まれ最高の雪山ハイクうらやましいです!
今週末、私もピッケルデビューしたいのですがお天気が微妙ですよね
chiho_wさん
お久しぶりです
コメント有難うございます。
「飲み過ぎ親父パンダ」・・・見事な出来栄え!?でしたよ(笑)
4日経過して赤味はなくなりましたが、当日の夜は嫁の笑いを終始誘っていましたからね
おっしゃる通り、最高のコンディションの雪山ハイキングになりました♪
この先、ここまでの好天の雪山にはなかなか巡り合えない気がします
おっ!いよいよピッケルデビューなんですね
まだ若くて体力も吸収力のあるchiho_wさんなら、思いのほかすんなり登攀されることでしょう
週末は天候が怪しげですので、無理はされませんように
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する