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Yamareco

記録ID: 5979354
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

「試練と憧れ」剱岳早月尾根日帰り

2023年09月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:47
距離
15.8km
登り
2,425m
下り
2,420m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:57
休憩
1:47
合計
12:44
距離 15.8km 登り 2,425m 下り 2,425m
3:49
8
3:57
38
4:35
68
6:30
6:32
49
7:21
7:31
1
7:32
7:33
70
8:43
45
9:28
9:41
16
9:57
10:03
20
10:23
11:07
31
11:38
19
11:57
11:58
34
12:32
12:39
42
13:21
13:40
2
13:42
13:45
33
14:18
36
15:45
15:46
39
16:25
8
16:33
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島の登山者用駐車場を利用
前夜入り(21時頃到着)したが登山口に一番近い駐車場はどれも満車なので500mくらい手前の駐車場まで戻って駐車スペースを確保しました
コース状況/
危険箇所等
・序盤の平坦地(松尾平)以外は基本的にずっと急登。
・本格的に岩場になるのは早月小屋を過ぎてから標高2,400m地点を越えてから。早月小屋までは樹林帯の急登が続く。
・山頂直下の核心部に入ると三点保持必須の岩場が連続する。非常に高度感もあって万一滑落したらもちろんただでは済まない。落石にも注意。
・技術的には登りより下りの方が難しいのは言うまでもないが、長くて急な早月尾根の下りは精神的体力的にも相当堪える。本当の試練は登りではなく下りだと思った。
・登山道としてはメジャーで良く整備されたルートなので、迷いやすいところは全く無いです。
・早月尾根の登山道には標高200m毎に標識(金属製のプレート)が設置されているが、GPSと照らし合わせてみると精度はかなりいい加減です。実際の標高±50mくらいの誤差があると考えた方が良い。
その他周辺情報 下山後、魚津市の金太郎温泉カルナの館を利用(3時間1,050円)
(火山の近くでもないのにまさかの硫黄泉で凄くいいお湯でした😊)
午前3時50分、剱岳早月尾根登山口の馬場島
2023年09月24日 03:50撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 3:50
午前3時50分、剱岳早月尾根登山口の馬場島
いざ早月尾根!
2023年09月24日 04:00撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 4:00
いざ早月尾根!
いろんな碑が立ちまくっている馬場島登山口
2023年09月24日 04:02撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 4:02
いろんな碑が立ちまくっている馬場島登山口
今度こそ、いざ早月尾根!
2023年09月24日 04:03撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 4:03
今度こそ、いざ早月尾根!
標高1,600mの標識前で小休止 でも実はココ、本当は標高1,550mしかないんだよね…😇
(早月尾根の登山道は標高200m毎に標識が設置されているけど精度はかなりいい加減です…🙃)
2023年09月24日 05:40撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 5:40
標高1,600mの標識前で小休止 でも実はココ、本当は標高1,550mしかないんだよね…😇
(早月尾根の登山道は標高200m毎に標識が設置されているけど精度はかなりいい加減です…🙃)
やっと夜が明けて景色が見えるようになってきました
2023年09月24日 05:42撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 5:42
やっと夜が明けて景色が見えるようになってきました
早月尾根の登山道は基本的に前半戦から急登の連続
先週歩いた黒戸尾根に比べて前半部分の勾配は明らかにキツく感じられます💦
2023年09月24日 05:49撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 5:49
早月尾根の登山道は基本的に前半戦から急登の連続
先週歩いた黒戸尾根に比べて前半部分の勾配は明らかにキツく感じられます💦
谷の反対側に見える大きな山はどうやら毛勝三山の一番南、猫又山?🤔
2023年09月24日 05:49撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 5:49
谷の反対側に見える大きな山はどうやら毛勝三山の一番南、猫又山?🤔
猫又山に朝陽に照らされる
2023年09月24日 05:56撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 5:56
猫又山に朝陽に照らされる
標高2,000m突破
2023年09月24日 06:44撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 6:44
標高2,000m突破
標高2,000m付近は一瞬だけ勾配が緩いところがあるけどすぐに急登再開です😇
2023年09月24日 07:07撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 7:07
標高2,000m付近は一瞬だけ勾配が緩いところがあるけどすぐに急登再開です😇
岩場っぽい場所も出てきました
2023年09月24日 07:13撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 7:13
岩場っぽい場所も出てきました
富山湾の展望
昨年登った毛勝山の登山道からの景色にそっくり…
2023年09月24日 07:16撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 7:16
富山湾の展望
昨年登った毛勝山の登山道からの景色にそっくり…
丸山に到着!
奥大日岳・大日岳が間近に見えます
2023年09月24日 07:20撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 7:20
丸山に到着!
奥大日岳・大日岳が間近に見えます
剱岳は絶賛逆光の中😇
小窓尾根が完全にシルエットです
2023年09月24日 07:20撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 7:20
剱岳は絶賛逆光の中😇
小窓尾根が完全にシルエットです
丸山まれ来れば早月小屋はもうすぐ
2023年09月24日 07:21撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 7:21
丸山まれ来れば早月小屋はもうすぐ
午前7時半、早月小屋前で休憩 今のところ時間的には順調😊
2023年09月24日 07:32撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 7:32
午前7時半、早月小屋前で休憩 今のところ時間的には順調😊
距離的には7割来ている
でも実際は…😥
2023年09月24日 07:36撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 7:36
距離的には7割来ている
でも実際は…😥
さて、早月小屋から先が急登の本番!
2023年09月24日 08:03撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 8:03
さて、早月小屋から先が急登の本番!
既に森林限界を突破しているので登山道からの眺めはとても素晴らしいです
2023年09月24日 08:02撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 8:02
既に森林限界を突破しているので登山道からの眺めはとても素晴らしいです
絶壁の奥に白馬岳が見えてきた
2023年09月24日 08:21撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 8:21
絶壁の奥に白馬岳が見えてきた
目指す剱岳…、ほぼ壁だ
2023年09月24日 08:21撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 8:21
目指す剱岳…、ほぼ壁だ
標高2,500mを超えた辺りで最初の本格的な岩場が登場
ここから先は険しい岩稜の連続です
2023年09月24日 08:27撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 8:27
標高2,500mを超えた辺りで最初の本格的な岩場が登場
ここから先は険しい岩稜の連続です
これぞ"岩の殿堂"という感じですねぇ
2023年09月24日 08:48撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 8:48
これぞ"岩の殿堂"という感じですねぇ
急登の具合はさらにアップ
2023年09月24日 09:14撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:14
急登の具合はさらにアップ
岩場の隙間から望む景色
2023年09月24日 09:17撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:17
岩場の隙間から望む景色
尾根の北側は毛勝三山と富山湾の大展望🤗
2023年09月24日 09:23撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:23
尾根の北側は毛勝三山と富山湾の大展望🤗
早月尾根の稜線と富山湾
2023年09月24日 09:23撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:23
早月尾根の稜線と富山湾
やっと標高2,800mに到達
何だかんだで早月小屋からここまで2時間もかかっています😓
2023年09月24日 09:26撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:26
やっと標高2,800mに到達
何だかんだで早月小屋からここまで2時間もかかっています😓
険しい道のりはまだまだ続く
2023年09月24日 09:26撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:26
険しい道のりはまだまだ続く
岩と絶壁だけの世界
2023年09月24日 09:27撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:27
岩と絶壁だけの世界
白馬岳周辺の山なみ
2023年09月24日 09:34撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:34
白馬岳周辺の山なみ
山頂方面はこの絶壁
流石は劔、格が違うぜ…😇
2023年09月24日 09:38撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:38
山頂方面はこの絶壁
流石は劔、格が違うぜ…😇
もうね…、登山道は一体どこへ続くのか😇
2023年09月24日 09:43撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:43
もうね…、登山道は一体どこへ続くのか😇
岩だらけで遮るものが全く無い登山道
景色は本当に極上です
2023年09月24日 09:44撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:44
岩だらけで遮るものが全く無い登山道
景色は本当に極上です
毛勝三山
2023年09月24日 09:44撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:44
毛勝三山
富山平野
2023年09月24日 09:45撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:45
富山平野
いよいよ山頂直下
ここが核心部の中の核心部
2023年09月24日 09:54撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 9:54
いよいよ山頂直下
ここが核心部の中の核心部
核心部を抜けて別山尾根と合流
立山方面の展望が大きく広がります
2023年09月24日 10:12撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:12
核心部を抜けて別山尾根と合流
立山方面の展望が大きく広がります
午前10時20分
早月尾根からの剱岳登頂!!
山頂は大盛況😇
2023年09月24日 10:19撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:19
午前10時20分
早月尾根からの剱岳登頂!!
山頂は大盛況😇
剱岳から望む富山湾
2023年09月24日 10:21撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:21
剱岳から望む富山湾
視界良好で富山市街のビル群もはっきりと見えています🤗
2023年09月24日 10:21撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:21
視界良好で富山市街のビル群もはっきりと見えています🤗
東側に広がるのは五竜岳・鹿島槍などの後立山連峰
手前のギザギザは八ツ峰
2023年09月24日 10:24撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:24
東側に広がるのは五竜岳・鹿島槍などの後立山連峰
手前のギザギザは八ツ峰
2023年09月24日 10:25撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:25
後立山の山なみと荘厳な八ツ峰がとても絵になる🤗
2023年09月24日 10:25撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:25
後立山の山なみと荘厳な八ツ峰がとても絵になる🤗
白馬三山
2023年09月24日 10:26撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:26
白馬三山
毛勝三山
2023年09月24日 10:28撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:28
毛勝三山
再びの富山湾方面
2023年09月24日 10:29撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:29
再びの富山湾方面
海の青さが素晴らしい
2023年09月24日 10:30撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:30
海の青さが素晴らしい
眼下には登ってきた早月尾根の稜線が広がる
ここをまた下るのか…、思うと少しげんなり😓
2023年09月24日 10:30撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:30
眼下には登ってきた早月尾根の稜線が広がる
ここをまた下るのか…、思うと少しげんなり😓
今更だけど山頂の祠を撮影
祠の周りに群がる人が少なくなったタイミングを待ってしました(;´∀`)
2023年09月24日 10:34撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:34
今更だけど山頂の祠を撮影
祠の周りに群がる人が少なくなったタイミングを待ってしました(;´∀`)
立山方面の展望
2023年09月24日 10:35撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:35
立山方面の展望
劔御前に室堂平
奥の方には薬師岳
2023年09月24日 10:36撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:36
劔御前に室堂平
奥の方には薬師岳
富山湾(X回目)(笑)
2023年09月24日 10:37撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 10:37
富山湾(X回目)(笑)
綿のような雲がポコポコと
2023年09月24日 11:04撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:04
綿のような雲がポコポコと
新湊〜氷見方面をアップで
2023年09月24日 11:04撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:04
新湊〜氷見方面をアップで
富山市中心部
2023年09月24日 11:04撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:04
富山市中心部
能登半島
2023年09月24日 11:05撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:05
能登半島
別山尾根のカニの横ばい
こうして見ると凄い場所を通過している😣
2023年09月24日 11:10撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:10
別山尾根のカニの横ばい
こうして見ると凄い場所を通過している😣
午前11時過ぎ下山開始
2023年09月24日 11:14撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:14
午前11時過ぎ下山開始
下りの岩場は特に慎重に…
2023年09月24日 11:16撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:16
下りの岩場は特に慎重に…
上から見下ろす核心部
2023年09月24日 11:16撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:16
上から見下ろす核心部
富山平野を真正面に見ながら早月尾根を下ります
2023年09月24日 11:25撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:25
富山平野を真正面に見ながら早月尾根を下ります
2023年09月24日 11:27撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:27
登るより下る方がずっと怖い
2023年09月24日 11:28撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:28
登るより下る方がずっと怖い
ここを下ってきました…😓
2023年09月24日 11:33撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:33
ここを下ってきました…😓
下れど下れど同じ景色
本当に先が長い…😇
2023年09月24日 11:41撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:41
下れど下れど同じ景色
本当に先が長い…😇
登る時は逆光だった岩の壁
帰りの方が光の加減で見やすいですね
2023年09月24日 11:49撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:49
登る時は逆光だった岩の壁
帰りの方が光の加減で見やすいですね
標高2,800m地点よりやや上の崩壊地
足場の悪さとしてはここが一番怖かったです💦
2023年09月24日 11:52撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 11:52
標高2,800m地点よりやや上の崩壊地
足場の悪さとしてはここが一番怖かったです💦
時々景色を眺めて深呼吸…
2023年09月24日 12:12撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 12:12
時々景色を眺めて深呼吸…
毛勝三山に雲が流れる
2023年09月24日 12:13撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 12:13
毛勝三山に雲が流れる
小窓尾根もこの時間なら順光
2023年09月24日 12:13撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 12:13
小窓尾根もこの時間なら順光
2023年09月24日 12:24撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 12:24
2023年09月24日 12:24撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 12:24
2023年09月24日 12:37撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 12:37
最後のナイフリッジ
足場がニョキニョキ…
ここを越えてしまえば危険地帯はほぼ終了です
2023年09月24日 12:47撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 12:47
最後のナイフリッジ
足場がニョキニョキ…
ここを越えてしまえば危険地帯はほぼ終了です
午後1時半前、早月小屋まで戻ってきました
2023年09月24日 13:20撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 13:20
午後1時半前、早月小屋まで戻ってきました
小屋の前で一休みしてから出発
2023年09月24日 13:43撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 13:43
小屋の前で一休みしてから出発
そろそろ小窓尾根の絶壁も見納め
2023年09月24日 13:43撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 13:43
そろそろ小窓尾根の絶壁も見納め
岩の殿堂
ありがとうございました!!
2023年09月24日 13:44撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 13:44
岩の殿堂
ありがとうございました!!
樹林帯をひたすら下る
これがとにかく長い
無心でただひたすら下る…
2023年09月24日 15:09撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 15:09
樹林帯をひたすら下る
これがとにかく長い
無心でただひたすら下る…
標高1,000m付近の松尾平はひどい泥濘あり(;´Д`)
2023年09月24日 15:48撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 15:48
標高1,000m付近の松尾平はひどい泥濘あり(;´Д`)
もうすぐ下山できる
2023年09月24日 15:49撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
9/24 15:49
もうすぐ下山できる
午後4時15分、番場島に下山!
出発する時は真っ暗で見つけられなかった「試練と憧れ」の碑
2023年09月24日 16:13撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 16:13
午後4時15分、番場島に下山!
出発する時は真っ暗で見つけられなかった「試練と憧れ」の碑
最後に碑の前で記念写真を😇
2023年09月24日 16:13撮影 by  SO-02L, Sony
9/24 16:13
最後に碑の前で記念写真を😇

感想

「南アルプスを代表する急登"甲斐駒ヶ岳黒戸尾根"と北アルプスを代表する急登"剱岳早月尾根"。両者の日帰りは一体どちらが辛いのか?」という話題は何故か昔からネット上でも見かけるし、酒の席でもよく話題になるが決して結論が出ることはない永遠のテーマである。

それならば、自分の足で体感してみて自分なりの結論を出してみよう。そうだ、黒戸尾根と早月尾根を二週続けて自ら歩いてみれば結論を出せるのではないか?🤔
ということで、先週末の黒戸尾根に続いて今週末は早月尾根に挑戦!ということになりました。ちなみに、黒戸尾根の方は先週を含めて過去に2回日帰りの経験がありますが、早月尾根は日帰り宿泊を問わず今回が初めての挑戦になります。

それで、黒戸尾根と早月尾根を二週続けて得られた結論。
それは「どちらも非常に辛すぎて比較ができない」であります!😇

とりあえず数値上で言えば…
歩行距離:黒戸尾根18.1km vs 早月尾根15.8km
総高低差:黒戸尾根2,477m vs 早月尾根2,425m
歩行時間:黒戸尾根10時間7分 VS 早月尾根10時間57分(休憩時間は除外)

総高低差はどちらもほぼ同じ2,400mなのに歩行距離は早月尾根の方が2kmも短く、数値上の急登度合は早月尾根の方が上ということになります。つまり、早月尾根の方が勾配がキツいわけです。
これは体感的もその通りで、黒戸尾根の方は中間地点ちょい手前の刃渡りまで急登らしい急登が現れないのに対して、早月尾根のは松尾平を除いて緩い場所がほとんど無くて序盤から急登ばかり。容赦ない急登感があるのは早月尾根の方でした。

そして休憩時間を除いた歩行時間は早月尾根の方が50分くらい余分にかかっています。そうなるとやっぱり辛いのは早月尾根の方?かと言うとそんな単純なものではなく、距離が長い分だけ黒戸尾根のダラダラ歩かされる感はやはり堪えるし、早月尾根は黒戸山のような登り返しが無くて素直に無駄なく登っている感があるので精神的にはちょっと楽に感じられたりもします。

では、早月尾根で一番辛かったことは何か?それは「下り」です。
登りはまさに"憧れ"の心で早月尾根に挑戦できる嬉しさを噛みしめながら山頂目指してガシガシ登っていけます。早月尾根に挑戦してみて本当の”試練"は下りなんだと思いました。山頂を出発して5時間半、歩いても歩いても麓に到着しない急な下り坂をひたすら下り続ける。体力的にも決して楽では無いし、岩場や急斜面では登り以上に緊張を強いられるし、ほとんど精神修行の世界です。

ただ、それでもやっぱり総合的に黒戸尾根vs早月尾根のどちらが辛いかということに関しては一言二言で結論を出せる世界ではないな、と感じました。岩場・鎖場の多さ、技術的難易度で言えば早月尾根の方が圧倒的に上なのは言うまでもないことですが、体力的に言うと結局は似たり寄ったり。足に優しいのはやっぱり黒戸尾根の方かなぁ?総合的にはうーん、どっちだどうかねぇ🤔🤔🤔
というわけで、黒戸尾根vs早月尾根の難易度話はやはり"永遠のテーマ"ということで棚上げにしたいと思います。と言うか、この話に結論を出す意味なんて最初から無いんですよ。どちらもあまりに辛くて、でも素晴らしい尾根なのですから…😇

ちなみに山そのものとは全く別問題ですが、早月尾根に関しては黒戸尾根に比べて一つ圧倒的に辛い要素があって、それは下山してからの運転。所沢から黒戸尾根は片道150kmですが、早月尾根は350〜400km。下山してからこの距離を運転してその日のうちに帰宅するのはひかえめに言っても無限地獄の世界でした😂

黒戸尾根vs早月尾根の話ばかりになってしまいましたが、最後に辛さ以外の感想を(笑)

まず、天気は一日を通して200%以上の晴天に恵まれて景色最高でした!!
とても印象的だったのは富山湾の眺めで海の青さが目に沁みました。北アルプスに登る時はいつも長野県側のルートばかりで、海を眺めながら北アルプスに登る機会は少ないので目の前に海が広がる景色はとても新鮮に感じられます(ちょうど1年前に毛勝山に登った時も同じようなことを思いました)。

そして早月尾根から見える小窓尾根の岩壁は本当に圧巻。目の前に迫る剱岳はまさに巨大な岩の塊で、以前に登った別山尾根以上に迫力あるかもです。
山頂からの眺めも本当に最高で剱岳登頂の達成感を盛り上げてくれました。

早月尾根から行く試練と憧れの剱岳、挑戦してみて本当に良かったです🤗

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
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