奥多摩小屋まで 日帰りピストン
東京都
山梨県
tentomori
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,365m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
留浦行きバスで終点下車。 帰り：深山橋バス停より乗車。奥多摩より青梅線、中央線と乗り継ぐ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
七ツ石山の巻き道の途中からアイゼン使用。 ブナ坂から雲取方面に出ると一旦雪が減るが、ヘリポートへのピークを越えると、以降しっかり雪がついていました。 |
写真
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七ツ石巻き道。壊れた木道の先にある新しい木道を渡り切り、写真を撮っているとカラカラと音が続き、写真左奥のガレている斜面から細かな落石がありました。
感想
奥多摩に復帰です。とりあえず、奥多摩小屋までのピストンを計画。
ザックは15kgで行きたかったが、数日前に左膝を強く打ってしまい、少し痛みが残っていた為、止めておいた。アイゼンを下ろして9〜10kg位だったか。
始発列車で行くと、奥多摩駅発留浦行きのバスに乗れる（留浦から鴨沢までは大した距離でなく、どちらにもトイレがあるので便利）。左膝の調子は普段と変わらず、よく汗も出てくれるが、急がず一定の速さで歩き続けることにする。
堂所の先で、下って来られたご夫婦に雪の様子をお聞きする。七ッ石の巻き道から雪が出てくる。ブナ坂から先は雪が残っている。昨日は小雪がちらついたが、夜20時には星が見えていた…等々。巻き道に入り、新しい木道の先の残雪箇所をアイゼンなしで歩いたが、アイスバーンの表面が解けている感じで、少し傾斜があると滑りそうになる。しばらく土の上を歩いた後、行く先に新しい残雪が見える。急いでアイゼン装着して進んだ。土道歩きに苦労した後、ようやく雪がついてきた。ブナ坂から石尾根に入ると、久々の爽快感を感じた。
奥多摩小屋に着いた時点で、足は全く痛みがなかったが、気持ちの上でそれより先には進む気になれなかった。予定通り、ここを折り返し地点とした。テーブルでお湯を沸かしていると、東京消防と書かれたヘリコプターが上空をしばらく旋回して去っていった。遭難者の捜索だったろうか？暑いくらいの日差しの下で、ラーメンとおにぎりを食べ、紅茶でくつろぐ。富士山と南アルプスが隈なく見えていた。
下りでも足は痛まず、快調に下る。麓の集落ではスミレが咲いていた。鴨沢からのバスがない時間の為、深山橋まで早足で向かい、間に合った。
気持ちの上で、登りっぱなしの道をまだ3時間半しか歩けなかった。泥濘やアイゼンの重みがあっても、奥多摩小屋から先の小ピーク越えを何のことなく登れるように、自分を取り戻さなくてはいけない。しばらく、雲取に通うのもよいかもしれないと思っている。
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