アカヤシオを求めて 清東橋より日向沢ノ峰、有間山、蕨山へ

- GPS
- --:--
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,432m
- 下り
- 1,553m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:33
| 天候 | 曇り 小雨断続的に有 時々日差し有 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:さわらびの湯バス停にて飯能駅行きに乗車。終点飯能駅より電車利用。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
獅子口小屋跡→横ヶ谷平はなかなかの急登です。 ほか、細めのトラバース路に注意しました。 |
| その他周辺情報 | さわらびの湯でさっぱりしました。 |
写真
感想
奥多摩ビジターセンターの情報で、大丹波川の道はアカヤシオが見ごろ…とネットで知る。数年前に歩いた、大丹波川沿いの道を再訪することにした。
ザックは大分軽めにする。水は2Lだけ。
清東橋行き始発には乗れなかったが、次のまずまず早いバスに乗れた。
林道歩きも、山腹のヤマザクラの彩りがあると飽きない。途中、前方を獣が林道から下に降りていくのが見え、上から見下ろすと野生のサルだった。緊張しながら通過する。以降は獣の気配はなかった。
川沿いの道に下りると、スミレやらニリンソウやら、ネコノメの仲間やらお花が沢山咲いていた。渓流の美しさを横目に進むと、ワサビ田が現れ、そこからひと登りすると獅子口小屋跡に着いた。アカヤシオは登山道から見上げた上の方にちらほら咲いているようだった。落ちた花びらでそれと知れた。
横ヶ谷平への道は、記憶以上になかなかの急登でふくらはぎにきた。柔らかい土と壊れた木段が続く。
横ヶ谷平に着き、気合を入れなおして、日向沢ノ峰に向かう。稜線では所々アカヤシオが咲き始めていた。急登の手前で、チョコレートブラウニーを投入して登り出す。
日向沢ノ峰を下り、棒ノ折分岐に至る。都県境尾根で棒ノ折山からさわらびの湯に下るか、有間山稜から蕨山経由でさわらびの湯に下りるか、二つの計画があった。時間が早く、体力に余裕があるため、後者を選ぶ。
有間山分岐を過ぎると、景色が開けたところがあった。短い金属製の桟道みたいなところで、アカヤシオが咲いていた。細い木の下り階段がしばらく続く。林道にぶつかる所で林道に下りてしばらく歩く。
有間峠に至ったが、さて稜線への取り付きはどこか。5分ほど逡巡してようやく見つける。峠の標識から林道を道なりにちょっと進んだところで、木に赤テープが巻いてあり、木段が設置してあった。ひと登りすると再び稜線に復帰できた。
この辺りから小雨が降ったり止んだり、道もアップダウンが続く。強い雨ではないので、ウインドブレーカーでしのげた。
橋小屋ノ頭で上ってこられた方々は「さわらびが混みそうだから、今日は逆ルートで温泉なし」と苦笑い。この予想は見事的中することとなる。
蕨山展望台の手前で、再びアカヤシオが咲いている。最後の登りであと一息のところで、何とイワウチワが小さな群生を作っていた。思わずのぞきこむ。
蕨山展望台でおにぎりを食べていると、走る方が一人来られる。浦山口から来られたとのこと、おそろしや。しばらくすると雨がにわかに強まり、その方は先を急がれた。自分も早めに休憩を切り上げて出発する。今日はお湯を沸かさず、携行食メインとなった。
雨は弱いながら降ったり止んだり。アカヤシオはしばらく見られたが、すぐにミツバツツジに取って代わった。樹林の枝越しに、山肌の桜のパッチワークが目に優しい。
また、スミレが増えてきた。種類は分からないが、みな一様でない愛らしい姿である。ザックが軽い為、日向沢ノ峰以降はやや速めに歩いてしまったためか、蕨山展望台以降は少し足の疲労を感じた。
さわらびの湯はごった返していたが、幸い洗い場がひとつ空いていた所に滑り込む。さっぱりした後のごほうびは、おそらく名郷からの登山客で満席のバス。45分間の立ち乗りがますます足にこたえた。次来るときは、平日にしようと思う。
来週は雲取山。体調管理しっかりしよう。













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