雲取山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,447m
- 下り
- 1,447m
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
3/30〜31にかけて、初のテント泊装備で雲取山に登りました。
テント、シュラフ、マット等々、一通り揃えた幕営装備のテストを目的とした山行です。初のテント泊なので、思わぬトラブルが発生した際に対処できるよう、標高差が少なく、有人小屋に設けられたテントサイトに行くこととしました。関東圏で条件を満たす山は複数ありましたが、知名度も高く人が多く入っていそうな雲取山に決定しました。
奥多摩小屋のテン場に泊まりたかったので、ルートは鴨沢ルートとし、七ツ石山経由で登りました。
鴨沢から七ツ石小屋までは目立った急坂もなく良く整備された道であり歩きやすかったです。ただ、初のテント泊装備であり勝手が分からず、荷物が非常に多くなってしまいました。ザックの総重量は21kgとなり、体力的に非常につらい思いをしながら登りました。七ツ石小屋は富士山の展望が素晴らしく、こぢんまりとした小屋の雰囲気が非常に素敵でした。小屋から七ツ石山山頂へはやや急な登りとなり、非常に体力を使いました。七ツ石山山頂からは、これから目指す雲取山とブナ坂の展望が素晴らしかったです。ブナ坂から奥多摩小屋への尾根道は非常に歩きやすい道でしたが、体力の限界に近付いており、展望を楽しむ余裕はありませんでした。奥多摩小屋に到着後は、テント場にて適地を探しました。当日はテント場のぬかるみが激しく、場所探しに難儀しましたが、比較的水平でぬかるんでいない場所を見つけてテント設営しました。外で張るのは初めてであり、30分近く費やしましたが、無事設営出来ました。水場がテント場よりやや下る為、水の確保後に登り返すのに少し疲れます。大休止をとった後、最低限の荷物を持って雲取山山頂を目指しました。ヨモギノ頭あたりより残雪が見られ始めましたが、アイゼンは使用せずに登ることが出来ました。山頂直下にやや急登がありましたが、無事山頂に到着。霞んでおり展望はあまり良くなかったですが、無事登頂出来たことに満足し、15分程滞在してから下山開始。テントに戻ってからは食事や昼寝をして時間を潰し夜を迎えました。テントは私の一張りのみであり、非常に静かな夜を過ごせました。夜のテント内の温度は5℃程度でしたが、寒さを感じることなく眠ることが出来ました。
翌朝、テント場よりご来光を眺め、ゆっくりとテントを撤収し下山開始。下山は時折小走りも混ぜて、2時間ほどで戻ることが出来ました。
初のテント泊でしたが、非常に静かでゆったりとした時間が過ごせ満足でした。テント泊装備をもっと余裕を持って背負える体力をつけたいと感じました。
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