伊東駅からバスで1時間近くかかって「天城縦走登山口」。バス車内で「トイレは登山口と反対側の駐車場内にあり」と放送されますが、冬期は使用不可。
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12/30 8:56
伊東駅からバスで1時間近くかかって「天城縦走登山口」。バス車内で「トイレは登山口と反対側の駐車場内にあり」と放送されますが、冬期は使用不可。
序盤は平坦地の深くえぐれた登山道を行きます。火山地形の故か、一日を通して複雑な地形をずっと歩くことになります。
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12/30 9:11
序盤は平坦地の深くえぐれた登山道を行きます。火山地形の故か、一日を通して複雑な地形をずっと歩くことになります。
過剰整備にオーバーユースが重なり、荒れ果ててとても歩きにくく、体力を使わされます。登山道の複々線化が進み、さながらJRの上野ー日暮里間状態です。
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12/30 9:23
過剰整備にオーバーユースが重なり、荒れ果ててとても歩きにくく、体力を使わされます。登山道の複々線化が進み、さながらJRの上野ー日暮里間状態です。
途中からは万二郎岳へ向けての急登になります。途中東側の展望がありそうでしたが、特に何も見えませんでした。
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12/30 9:29
途中からは万二郎岳へ向けての急登になります。途中東側の展望がありそうでしたが、特に何も見えませんでした。
万二郎岳に到着。平坦地→急登のギアチェンジに失敗して、息があがってしまいました。この序盤でのダメージがあとあと響いてきます。
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12/30 9:53
万二郎岳に到着。平坦地→急登のギアチェンジに失敗して、息があがってしまいました。この序盤でのダメージがあとあと響いてきます。
万二郎岳では雲の中に入ってしまいました。
晴れていれば南側の展望がありそうでしたが、見事に真っ白。
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12/30 9:54
万二郎岳では雲の中に入ってしまいました。
晴れていれば南側の展望がありそうでしたが、見事に真っ白。
稜線はブナ林ですが、目立っていたのはこの明るい茶色の樹木。ヒメシャラかリョウブらしいです。
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12/30 10:04
稜線はブナ林ですが、目立っていたのはこの明るい茶色の樹木。ヒメシャラかリョウブらしいです。
途中の馬の背ではゴルフ場がよく見えました。ゴルフ場が作れるようなまとまった平坦地が「伊豆半島の屋根」のすぐ近くにあるというのも不思議な感じ。
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12/30 10:13
途中の馬の背ではゴルフ場がよく見えました。ゴルフ場が作れるようなまとまった平坦地が「伊豆半島の屋根」のすぐ近くにあるというのも不思議な感じ。
p1325付近「アセビのトンネル」
奥多摩・奥武蔵界隈では低木のイメージが強いんですが、天城山地では樹高の高いアセビが多いです。
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12/30 10:17
p1325付近「アセビのトンネル」
奥多摩・奥武蔵界隈では低木のイメージが強いんですが、天城山地では樹高の高いアセビが多いです。
「石楠立(はなたて)」p1325と万三郎岳の鞍部。
相変わらず登山道は荒れて、段差が大きく歩きにくいし、登山者は多いしで、植生を愛でる余裕などほとんどありません。
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12/30 10:33
「石楠立(はなたて)」p1325と万三郎岳の鞍部。
相変わらず登山道は荒れて、段差が大きく歩きにくいし、登山者は多いしで、植生を愛でる余裕などほとんどありません。
万三郎岳へは60mほどの急な上りとなります。
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12/30 10:54
万三郎岳へは60mほどの急な上りとなります。
・・・何故か伊豆半島最高峰・万三郎岳の山名標識の写真がありません(そーいや、スマホのカメラアプリがエラー起こしてたっけ)。写真は山頂の隅っこにある「弥栄の神」の石碑。
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12/30 11:15
・・・何故か伊豆半島最高峰・万三郎岳の山名標識の写真がありません(そーいや、スマホのカメラアプリがエラー起こしてたっけ)。写真は山頂の隅っこにある「弥栄の神」の石碑。
万三郎岳頂上からはしばらく平坦なブナ林が続きます。頂稜部の西端の分岐から八丁池方面に向かえば、登山者の数は減るはずです。
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12/30 11:20
万三郎岳頂上からはしばらく平坦なブナ林が続きます。頂稜部の西端の分岐から八丁池方面に向かえば、登山者の数は減るはずです。
万三郎岳からのやや急な下りも落ち着いて、ようやくブナ林を気持ちよく歩ける区間となります。
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12/30 11:37
万三郎岳からのやや急な下りも落ち着いて、ようやくブナ林を気持ちよく歩ける区間となります。
万二郎岳〜万三郎岳〜戸塚峠にかけてのブナ林は「特別保護地区」に指定されている原生林となっています。
「ザ・極相林」ってやつですね。
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12/30 11:46
万二郎岳〜万三郎岳〜戸塚峠にかけてのブナ林は「特別保護地区」に指定されている原生林となっています。
「ザ・極相林」ってやつですね。
朝方の雲もとれて気持ちの良い晴天となりました。
歩いていると暑さを感じます。
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12/30 11:49
朝方の雲もとれて気持ちの良い晴天となりました。
歩いていると暑さを感じます。
小岳からの急なつづら折りの斜面を慎重に下って降り立った鞍部。南アルプス南部の聖岳・赤石岳・中岳・悪沢岳が見えました。
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12/30 12:06
小岳からの急なつづら折りの斜面を慎重に下って降り立った鞍部。南アルプス南部の聖岳・赤石岳・中岳・悪沢岳が見えました。
ブナ林は続きます。
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12/30 12:07
ブナ林は続きます。
戸塚峠に到着。ブナ原生林の特別保護地区はここまでとなります。戸塚峠の北には噴火口跡にできた「皮子平」という原生林があるそうです。次に天城を訪れる機会があれば、何としても足を運んでみたい場所です。
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12/30 12:10
戸塚峠に到着。ブナ原生林の特別保護地区はここまでとなります。戸塚峠の北には噴火口跡にできた「皮子平」という原生林があるそうです。次に天城を訪れる機会があれば、何としても足を運んでみたい場所です。
戸塚峠から白田峠の間ははよく整備された幅広の巻き道を気持ちよく歩けます。
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12/30 12:26
戸塚峠から白田峠の間ははよく整備された幅広の巻き道を気持ちよく歩けます。
ただし、戸塚峠を過ぎるスギだかヒノキだかの針葉樹を散見するようになります。
まあ、これが開発され尽くした伊豆半島の現実ってやつでしょうね。
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12/30 12:31
ただし、戸塚峠を過ぎるスギだかヒノキだかの針葉樹を散見するようになります。
まあ、これが開発され尽くした伊豆半島の現実ってやつでしょうね。
白田峠。ここを境に登山道は稜線の北側を巻くようになります。峠から少し進んだところにベンチがあります。
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12/30 12:37
白田峠。ここを境に登山道は稜線の北側を巻くようになります。峠から少し進んだところにベンチがあります。
道は相変わらず幅広の水平道で歩きやすい区間がほとんどですが、植林成分が強めになってきます。
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12/30 12:57
道は相変わらず幅広の水平道で歩きやすい区間がほとんどですが、植林成分が強めになってきます。
とはいえ、特別保護地区を離れても素敵なブナの木は多いです。
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12/30 13:11
とはいえ、特別保護地区を離れても素敵なブナの木は多いです。
ヒメシャラ(?)の樹皮。サルスベリに似てるかも?
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12/30 13:14
ヒメシャラ(?)の樹皮。サルスベリに似てるかも?
ヒメシャラ。
尾根の広がる平坦地では、踏み跡も薄めで油断してると道に迷いそうです。
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12/30 13:14
ヒメシャラ。
尾根の広がる平坦地では、踏み跡も薄めで油断してると道に迷いそうです。
アセビのトンネル
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12/30 13:17
アセビのトンネル
八丁池に到着。
白田峠から長かったです。前半の登りで体力を無駄遣いしたせいか、思ったほどペースが上がっていません。
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12/30 13:27
八丁池に到着。
白田峠から長かったです。前半の登りで体力を無駄遣いしたせいか、思ったほどペースが上がっていません。
日当たりの悪い池の南側ではこの時間でも薄氷が張っています。
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12/30 13:40
日当たりの悪い池の南側ではこの時間でも薄氷が張っています。
八丁池からは水生地方面に下山予定でしたが、時間に少し余裕がある(はずだった)ので、展望台に寄り道します。
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12/30 13:54
八丁池からは水生地方面に下山予定でしたが、時間に少し余裕がある(はずだった)ので、展望台に寄り道します。
展望台からの眺め。万三郎岳方面だとは思いますが、地形図とにらめっこすると少々自信なし。
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12/30 13:54
展望台からの眺め。万三郎岳方面だとは思いますが、地形図とにらめっこすると少々自信なし。
富士山は申し訳程度に見えていました。
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12/30 13:55
富士山は申し訳程度に見えていました。
八丁池を見下ろします。八丁池周辺のブナ林も特別保護地区です。
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12/30 13:55
八丁池を見下ろします。八丁池周辺のブナ林も特別保護地区です。
展望台脇のトイレは冬季閉鎖中。入口近くには
「冬期用トイレ入口」を示す看板もありましたが、結局何が冬期用トイレなのかわからず・・・。
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12/30 13:52
展望台脇のトイレは冬季閉鎖中。入口近くには
「冬期用トイレ入口」を示す看板もありましたが、結局何が冬期用トイレなのかわからず・・・。
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12/30 13:55
八丁池に戻って「下り行幸歩道」から水生地バス停に向けて下山開始。展望台によった分、ちょっと時間が押し気味です。最後は車道なのでそこで飛ばせば16時のバスには問題ないでしょう、と。
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12/30 14:05
八丁池に戻って「下り行幸歩道」から水生地バス停に向けて下山開始。展望台によった分、ちょっと時間が押し気味です。最後は車道なのでそこで飛ばせば16時のバスには問題ないでしょう、と。
「行幸歩道」というだけあって幅広の素晴らしい道です。昭和天皇の行幸の際に使われた道だそうですが、それでも谷筋と交わるところは若干荒れ気味になることに時の流れを感じます。
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12/30 14:08
「行幸歩道」というだけあって幅広の素晴らしい道です。昭和天皇の行幸の際に使われた道だそうですが、それでも谷筋と交わるところは若干荒れ気味になることに時の流れを感じます。
行幸歩道のブナ林も素晴らしいです。この道を下山に選んで良かった・・・とこのときは思っていました。
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12/30 14:15
行幸歩道のブナ林も素晴らしいです。この道を下山に選んで良かった・・・とこのときは思っていました。
美肌のヒメシャラさん
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12/30 14:18
美肌のヒメシャラさん
歩く人も他にいない、すばらしい空間が続きます。
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12/30 14:37
歩く人も他にいない、すばらしい空間が続きます。
林道に出合います。あずまやもあり、「本谷歩道」との合流点ともなっています。
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12/30 14:42
林道に出合います。あずまやもあり、「本谷歩道」との合流点ともなっています。
林道出合から先は一変して植林帯の荒れた道となってしまいます。ああ、これが現実ってやつですかね(本日2回目)
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12/30 14:50
林道出合から先は一変して植林帯の荒れた道となってしまいます。ああ、これが現実ってやつですかね(本日2回目)
これが最近話題のミツマタの蕾さんってやつ?
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12/30 14:55
これが最近話題のミツマタの蕾さんってやつ?
順調に下って、あずまやのある広場に出ました・・・って現在地を確認したら途中で分岐を見逃して間違った方向に下っていました! しばし呆然、16時のバスが一気にピンチとなります。
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12/30 15:00
順調に下って、あずまやのある広場に出ました・・・って現在地を確認したら途中で分岐を見逃して間違った方向に下っていました! しばし呆然、16時のバスが一気にピンチとなります。
このまま林道を直進しても下山は可能ですが、遠回りで16時のバスに間に合わないのは確実。全力で間違いの地点に戻ります。ミツマタの写真撮ってる場合じゃないよ!
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12/30 15:09
このまま林道を直進しても下山は可能ですが、遠回りで16時のバスに間に合わないのは確実。全力で間違いの地点に戻ります。ミツマタの写真撮ってる場合じゃないよ!
間違いの地点に戻ってきました。この道標を見落としていたようです。
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12/30 15:10
間違いの地点に戻ってきました。この道標を見落としていたようです。
自分としては全力で下って、舗装路に出ます。なんとかバスに間に合う感じになってきましたが、とにかく急いで下ります。
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12/30 15:24
自分としては全力で下って、舗装路に出ます。なんとかバスに間に合う感じになってきましたが、とにかく急いで下ります。
あずま屋のある園地にでてきました。ここが水生地とのことです。
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12/30 15:37
あずま屋のある園地にでてきました。ここが水生地とのことです。
あとは水生地のバス停まで普通に下るだけ・・・だったはずなのに、なんか道が上り基調になって、旧天城トンネルに向かってました。最後の最後で痛恨のミスも冷静に考える余裕はなく、パニック状態。天城峠のバス停に向けて全力で歩きます。
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12/30 15:48
あとは水生地のバス停まで普通に下るだけ・・・だったはずなのに、なんか道が上り基調になって、旧天城トンネルに向かってました。最後の最後で痛恨のミスも冷静に考える余裕はなく、パニック状態。天城峠のバス停に向けて全力で歩きます。
旧天城トンネルからは急な階段などの下りを経て国道に降り立ちます。最後の最後の難関は、この交通量の多い国道を渡りきることでした。バスが少々遅延してくれたことが幸いしましたが、年の終わりを散々な形で締めくくることになってしまいました。
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12/30 16:01
旧天城トンネルからは急な階段などの下りを経て国道に降り立ちます。最後の最後の難関は、この交通量の多い国道を渡りきることでした。バスが少々遅延してくれたことが幸いしましたが、年の終わりを散々な形で締めくくることになってしまいました。
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