記録ID: 635076
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積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
十勝幌尻岳
2015年05月08日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:52
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,221m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
天候 | 晴れ、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
と進みたいのですがいつも道を間違えます。 戸蔦別林道を進み、途中で左折しオピリネップ林道へ 終点が登山口です。 登山口まで雪はなく、車で向かうことができました。 10台程度の駐車が可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二つ目の沢分岐あたりまでは夏道と同じで踏み跡も明瞭です。 この先、夏道が雪に埋もれて雪渓の上を歩くことになります。 踏み抜き注意。 <往路> 夏道と同じ場所から尾根に取り付きました。 夏道は当然雪に埋もれているため、急こう配の尾根を直登します。 雪は締まっていて、埋まる心配はありませんが ずっと急なため、滑りだすと止まるのが大変そう。 肩から山頂にかけては、東側に雪庇が見られます。 この上を歩いている跡が多数見られますが、怖いので西側にある夏道を通過。 <復路> 締まった雪の急降は登りよりも緊張します。 スパイク長靴+軽アイゼンの足回りでしたがヒヤッとする場面も。 踵に爪のあるアイゼンがあった方が安心です。 標高1550あたりから往路とは別の足跡をたどって少し進路を東に向け 沢に降りるルートへ、残雪期限定のルートだと思います。 灌木が多く、どちらが歩きやすいとは言えませんが 急登区間が短く、枝に捕まりながら歩けるので、個人的にはこちらの方が歩きやすかったです。 標高1100mの沢合流から下は、しばらくボブで下れる程度の雪渓区間です。 下るほど流量が増え、雪渓も薄くなっていたので 横断時などは特に注意が必要です。 |
その他周辺情報 | <コンビニ> 十勝清水もしくは芽室町のセブンイレブン <トイレ> 登山口に簡易トイレがあります。(要紙持参) 上記コンビニもしくはICのトイレを利用する方がベター <登山箱> 登山口にあります <温泉> 川北温泉、ゆもーる川北(¥440) シャンプーなどはなく、石鹸のみ置いてあります |
写真
撮影機器:
感想
残雪の日高山脈が見たくて、十勝方面への山行を計画していました。
芽室岳や伏美岳も候補に挙がる中
やっぱりここから!と、長距離ドライブ&急登を承知で十勝幌尻岳へ。
昨年2度、大展望を求めて登頂しているものの
どちらも日高山脈全体を拝むまでには至らず。
今回こそは!との想いとは裏腹に
朝は二度寝を決め込み、登山開始は10時(-_-)
のんびり登っている時間がないとわかっているのに
春の気配溢れる沢沿いの山道では
あちらこちらに目が移り、中々ペースが上がりません。
ようやく尾根に取り付き、ここからペースアーップヽ(*`・ω・´)ノ
と、勢い良く尾根を直登し始めますが、すぐにバテてペースダウン...
あの手この手で自分を励まし、ヘロヘロになりながらも登頂を果たしました。
山頂からは、念願だった残雪の日高山脈が!
期待以上の大展望に、疲れも吹き飛びます(*^_^*)来て良かった。
お昼を食べて、昨日汲んで来た大雪源水でコーヒーを淹れる至福の時間。
見飽きることなく山々を眺めて、時々十勝平野を振り返ってとしているうちに
あっという間に下山しなければならない時間に...
でも、なかなか腰が上がりません^_^;
それほど長くない登山歴の中でも
間違いなくお気に入りの一座であると確信し
「バイバイ」ではなく「またね」で山頂を後にしました。
帰りももちろん、200kmオーバーのドライブ
食べたら絶対に眠くなるので、夕飯抜きでの札幌への道のりが
本日一番の修業タイムでした(^_^;)
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コメント
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tetsu-kitaさん、こんにちは。お久しぶりです。
僕らが敗退した2日後に登ってきたのですね。
しかも10時と僕らなら諦めるであろう遅い時間のスタート!
さすがです。
僕らが怖くて渡れなかったスノーブリッジはどうでしたか?
ピンクテープのある場所を渡ったのでしょうか?
しかし固い雪の急登&下りは緊張ですね。
スノーブリッジを突破したとしても、その後が大変そうです。
僕らはもっと雪がなくなってからリベンジしたいと思ってます。
yahさん、こんばんは(^_^)
まずはお礼から
快適に登山口までたどり着けたのは、yah,shizuさんが枝を除けてくれていたからなんですね
ありがとうございました(*^-^*)
お二人が勝幌に挑んでいたとはつゆ知らず、本日レコを拝見しました。
スノーブリッジの箇所は9枚目の写真の箇所だと思われます。
私が登った時には、既にスノーブリッジはなくなっていましたが
そのおかげで下にある石が見え、無事に渡ることができました。
それにしても、お二人が登った時は私が登った時以上に水が多いように見えます。
渡渉があることと、増水を考慮して今回はスパイク長靴での山行でしたが
急登箇所でのアイゼン着用を考えると、この時期の装備は悩ましいところ...
融雪が終われば、水量も減り登山道も明瞭になるので夏装備で問題なく登れます。
勝幌からの絶景レコ、楽しみしています(*^-^*)
それにしても、行者にんにくのくだり
思わず笑ってしまいました(^^)
山菜も、春山の楽しみの一つですね!
往路からルートを変えて沢地形を下っている途中で
食べごろの行者にんにくが群生しているのを見かけましたが
私も時間がなくて収穫を断念するという悔しい思いをしています(T△T)
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