笠取山(シャクナゲと新緑のテント泊ハイク)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,122m
天候 | 1日目 曇り時々雨 2日目 ガス後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
残雪期もアルプス等の一部を除き終了。
前回の鳴神山見て思ったけど、もう花&新緑の山だよね。
というわけで行ってきました、初の笠取山。
しかし、日曜日の天気は良いのだが、土曜日の天気が悪い。
ならば天気が回復しそうな土曜日の午後から登り始め、笠取小屋にテント泊すればいいんじゃね?
というわけで、金曜日〜土曜日にかけては普通に就寝・起床し、9時に出発。
途中、道の駅で昼食を食べて、12時過ぎに駐車場(?)に到着。
まだ雨が降っていたので、止むのをちょい待ち、12時半過ぎに出発。
40分ほど舗装路を歩き、作場平口に到着。
ここから登山道に入る。
道はコケと落葉と沢、そして、ふかふかの土の道です。
道は緩やか。
散歩道という感じです。
所々に説明が記載されている看板があり、勉強になります。
しかし、本当に気持ちいい道です。
高温高湿さえなければ。。。
汗が吹き出して止まらない。
顎から滴り落ちるというレベルと通り越している気がする。
やはり午後から出発というのは睡眠は取れるが、気温が高くなるので辛い。
一休坂分岐を過ぎると若干斜度が上がります。
いつもならたいしたことないレベルなのだが、暑さに異常な程弱い自分にとっては結構辛い。
これを登りきると、藪沢峠に到着。
ここからはかなり歩きやすい道、かつ後ちょいと思い、結構楽行けた。
実際、出発してから2時間半かからずに笠取小屋に15時前に到着。
テントの場所は指定されるらしく、隣の平らなところが良いな〜と思いつつも、若干斜めの箇所に指定される。
まあ仕方ないかと思い、木などの寝心地やテントにダメージを当てそうなものを除外し、設営。
やっぱり雪上と違い、超楽だね。
おまけに風の心配もないから防風に気を配らなくていい。
張り綱の設置も合わせて10分も掛かっていないかもしれない。
テントの中に荷物をぶち込んで、さあ呑みだ。
テーブルに移動し、ビールを明け、乾杯。
つまみを食いつつ、先ずはビールを開ける。
その間に4時近くになってきたので、ここで夕飯の準備をすることにする。
プラティパスを持ってきて、水場まで駆け下りる。
そして、戻る。
水場がちかいって良いね。
米に水を張って、30分ほど漬け込み、炊く。
その後、いつものようにすき焼き。
やっぱり汁物は喉の通りが良い。
そのお供はビール&ウィスキー。
今回のウィスキーはフェイマスグラウス12年。
癖が殆どなく、かなり飲みやすい。
最終的にはビール、ウィスキー、すき焼きを完食し、6時過ぎに就寝。
夜、降雨。
二日目。
1時に起床。
朝食を済まし、テントを撤収。
3時過ぎに出発。
こんなに早く出発したのは山頂で日の出を見るためだ。
しかし、周りの景色がガスに包まれている。
道は明瞭だが、視界も制限され、不気味だ。
有名な小さな分水嶺に到着。
ここから直登の激坂が見えるはずだが、夜&ガスで全く見えない。
薄明開始時間は過ぎているはずだから、ガスさえなければ何かしら見えるはずなのだが、残念なことこの上ない。
こんなことなら昨日見ておくべきだったか。。。
天気微妙だったけど。
噂の坂を上ってみましょう。
かなりの急坂だ。
先日の北穂レベルかもしれん。
しかし、短いのですぐに山頂に到着。
ここで記念撮影をした後、多少明るくなることを待つ。
でも、かなりガス、雲が多く、景色は望めそうにない。
しかも、ここは西側で日の出が見えんかもしれん。
というわけで、多少明るくなった時点で先に進む。
ここから東峰までが意外と悪かった。
明るい&晴れていれば全く問題ないのだろうが、暗い&ガスのせいで、視界が5m程度に制限されており、道がわかりにくい上、思ったよりも切れ落ちている。
それでも明るくなるまで待ったので、間違うことはない。
岩場を安全に通過すると、東峰に到着。
ここの標識は立派。
ここでも撮影。
日の出時間には間に合ったのだが、ガスが取れん。
そしてなによりも東側が木に遮られてよく見えんorz
・・・進むか。
先へ先へ。
ちょっと急降下し、水干の分岐。
当然先へ。
そこからちょい進んだあたりでようやく日が当たり始めた。
しかし、周りはガスが立ち込めている。
そうすると、山ではよくある幻想的な風景になります。
最近、朝起きられないので、日帰りだと見れなかったんだよね〜
ガスによる光の軌跡と苔の輝きが見事。
そんな景色を見つつ、笹道を進んでいくと、ピークっぽいところ到着。
きっとここが黒塊山だろう。
特に休むこともなく、先へ。
ここから再び急降下。
岩と滑りやすい土、木の根があるので、注意しながら進む。
ここを下りきると、後は登るだけ。
唐松尾山手前に岩場があるが、難しくはない。
このあたりは回りが開けており、結構景色が良い。
というよりも今まで開けてなさ過ぎ。
ここをちょっと進むと唐松尾山に到着。
景色は悪い。
記念撮影を済ました後、展望の良い箇所がありそうな先へ。
・・・進もうとしたが、木で塞がれていた。
明らかに通行を禁止している箇所に行くこともないだろう。
というわけで、行かずに先へ進むことにする。
何しろこの先にはより展望の良い箇所があるらしい。
若干外傾している土の登山道にビビりつつも先へ進んでいくと、分岐に到着。
この先で荷物をでポして、西御殿岩を目指します。
結構急坂の上、ピーク手前は岩場。
簡単な岩場だが、落ちたらやばいので慎重に慎重に。
そして、到着。
360度の展望。
とりあえず記念撮影。
ここでしばらく撮影&まったり。
長野側は快晴だが、山梨側は雲が多いな。
やっぱり長野に行くべきだったかな〜
まあ楽しめたし、初山だし別にいいかな?
そして、往路を引き返し、荷物を回収。
下山開始。
ここから先はもう下るだけです。
和名倉山の分岐を過ぎ、将監峠の分岐を過ぎ、下山路へ。
このあたりの道はまるで草原の道です。
青々とした緑、空に囲まれ、気持ち良い。
折角なので、途中の景色の良い広場で昼食。
ここで30分近くのんびりした後、再び下山開始。
ここからはあっという間。
1時間ほどで舗装路に到着。
ちょっと歩き、車を回収し、帰路に着いた。
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