大普賢岳〜国見岳〜七曜岳


- GPS
- 07:56
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,890m
- 下り
- 1,890m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 7:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■和佐又ヒュッテ〜大普賢岳 前半は緩やかな登りですが日本岳のコルを過ぎると急な登りになり鉄ハシゴが連続するようになります。 小普賢岳との分岐からは少し下りになり大普賢岳への登りにも鉄階段やハシゴ場があります。 ■大普賢岳から国見岳を経て七曜岳 大峯奥駈道を進み当然アップダウンはありますが随所に眺望があるので気持ちよく歩くことができます。 ※ 水太覗は転落注意です(ムチャをしなければ大丈夫です) ■七曜岳から無双洞 前半は激下りになっていてその後緩やかな下りになります。 ■無双洞から和佐又ヒュッテ 和佐又ヒュッテに戻るには無双洞からの谷筋を進むのではなく、滝の上を渡渉してトラバース気味に山を周り込む様に進みます。 しばらくして別の枯れた谷に出るとここからは暫らく岩場や急登りが続きます。 登り切ると緩やかな下り道になります。 |
写真
「ついさっき子熊を見た」とのことでした!!!
子熊は走って逃げていったそうですが近くに母熊がいるはずなのでこの山域は本当に要注意ですね!!!
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
笛
熊除けの鈴
筆記具
保険証
飲料
応急セット
iフォン
登山要GPS
カメラ
レインウエア
ガスコンロ
食料
|
---|
感想
天気予報で奈良県が快晴となっていたので頑張って早起きしました。
自宅から2時間半かかって8時に和佐又ヒュッテに到着し、ヒュッテの方に登山届けを提出して準備運動も済ませて8時30分に登山開始。私がいうのはなんですがやっぱり朝の山は「ちょ〜気持ちいい」です。
新緑の森の中をゆっくりゆっくり歩き進んで体力を温存し、日本岳のコルを過ぎた辺りから勾配がきつくなって鉄ハシゴをいくつか登って最初の絶景ポイントの石の鼻に到着。その後いったん小普賢岳に立ち寄ってから大普賢岳へ向かいました。
山頂からの眺望も素晴らしく少し下った先の水太覗でお昼にしました。
正午前に昼食を終えてこのペースなら予定通り七曜岳まで周れるだろうと判断し、大峯奥駈道を進んでまずは国見岳へ向かいました。
その後、七曜岳への最後の登りにさしかかかる直前で熊野本宮大社から吉野山へ向かわれている兵庫県の男性とお会いしました。昨日は弥山小屋で宿泊されて今日は山上ケ岳の宿坊まで向かわれるとのことで、お話しを伺ってがぜんパワーが湧いて来ました。私以上にビタミンが必要に違いないのでクーラーバッグに入れてきたグレープジュースを飲んで頂くと大変喜んで頂けました。
この後、七曜岳で絶景を堪能しながらしばし休憩しジュースを飲み干しました。
休憩を終え少し下った先で大峯奥駈道から離れて無双洞を経て和佐又ヒュッテへ戻るコースに入りました。かなりの激下りを抜けてさらに下って行くと沢の音が聞こえて来てほどなくして無双洞に辿りつきました。
氷だけになった水筒に川の水を補充して滝の上を渡渉してヒュッテ方面に向かいましたが、この後の登り返しが結構堪えました。こんなに登らないといけないとは思ってませんでした。事前のリサーチ不足ですが、ちゃんとリサーチできていたら来てなかったかも(笑)
途中どう考えても進めそうにないトラバースを間違って進みかけて引返したりしながらどうにかこうにか登り終えて、やっと下りになって少し進んだ所で同じコースを歩かれていた4人の団体の方々に出会ったのですが、「ついさっき熊を見た」とのことでした。子熊ですぐに逃げて行ったということでしたが当然近くに母熊がいるはず。
もしも、1人で歩いている時に子連れの母熊に遭遇していたらと思うとゾッとしましたww
クマがいて繁殖もしている訳ですからこの辺りの紀伊山地の奥山には「クマは普通にいてる」と認識した方が良さそうです。たまたま居てたのではありません!!!
この後少し先の和佐又山との分岐点のベンチで休憩し先ほどの4人組の方々が来られたのでしばし談笑してから和佐又山にも登ってみました。
山頂から大普賢岳を振り返ったあとヒュッテまで下ってゴールしました。
yamaotocoさん、こんにちは。
やはり大普賢岳は、細長くあまり広くない山頂に立つより、稚児泊を過ぎたあたり、七曜山頂、あとは大台ケ原ドライブウェイから眺めるほうが良いなぁと・・。
七曜を終えて、無双洞への下りと和佐又山ヒュッテへの登り返しは辛いですよね!?写真を撮ろうとカメラを取り出すのもおっくうになるような、。
和佐又山頂にも立ち寄って、「今日はこのくらい・・」症候群は無かったんですね、。
DCTさん、こんばんは。
少々暑かったですが湿気は少なかったので割りと気持ちよく歩くことができましたよ
確かに眺望は稚児泊から七曜岳付近の方が良かったです。
無双洞から和佐又山ヒュッテまでの道程はほとんど登りだったんですね
終盤に来てのあの登り返しはほんとに堪えました
宿題を残してしまうとここまでまた来るのは大変なので
「今日はこのくらいにしといたらぁ」症候群は封印しました
yamaotocoさん、おはようございます
5月というのにこの暑さ!快晴はうれしいですが
暑さは体力奪われますよね(ーー;)
クマさんに会わないでよかったですね(^_^;)
chasseさん、こんばんは。
本当に最近暑いですよね
でも湿気で蒸し蒸ししてるようなことはなかったので助かりました。
クマさんは本当に遭遇しなくて良かったです。
1人で歩いていて不安な時は行者さんを真似て「さんげ、さんげ〜...ろっこんしょうじょう〜」と声を出して歩いたりしてます。
クマ鈴も千切れてなくならないようにしっかりしたものを使ってます。
合わせて転法輪寺のお守りの鈴も付けているので2人分の音が鳴ってると思います
yamaotocoさん、こんにちは。
今日は早起きされて、行かれたのですね
それにしても先日の稲村ケ岳といい、今回といい素晴らしいお天気
に恵まれて良かったですね。
私もこの辺りの山域に行ってみたいと思うのですが、
最初はやはり経験者の方と行ったほうが良いでしょうね。
shi9056さん、こんばんは。
コメントありがとうございます♪
shi9056さんを見習って5時過ぎに起きましたよ!
自分的にはそこが今回 一番頑張った所です (笑)
次は近場の山を朝から登って午前中に下山するというのをやってみたいです
初めて大峯方面の山を登られる場合はできれば経験者と行かれた方がいいと思いますが、
稲村ケ岳(母公堂付近からのピストンの場合)は登山道もしっかりしていて一本道なのであまりおっくうになられなくてもいいかなと思います。
また、天気の良い日に観音峰山を登って展望台から大峯の主峰を眺めるだけでも相当な満足度を得られると思いますよ
ただし、朝早すぎると霧で景色が一切見えないこともありますが
七曜岳⇔大普賢岳の尾根は距離の割に長〜く
熊は急坂でも走って登るみたいですから出会わないことがベストですね。(山田べにこ風に熊撃退スプレー必携?
水簾の滝は水量も多くてきれいなところ。いざとなったらここから林道へエスケープできますね。
cics_1954さん、こんばんは。
あの熊野犬ですよね? 会いたかったのですが見かけませんでした。
紀州犬のルーツになった犬をひと目見てみたかったです
おっしゃる通り熊には出会わないようにするのがベストでクマ鈴や唄(?)で「ここに人間がいますよ〜!」とアピールし続けることが肝要かと思いますです。はい。。。
クマ自身が安全と思える間合いが保たれていれば、クマの側からわざわざ人間に近づいて来るようなことは基本的にないと思いますので。
一番まずいのはクマも人間もお互いの存在に気がつかずに出会い頭的に遭遇してしまって、クマからしても恐ろしい”人間”に行き成り遭遇してパニックを起こして暴れ出してしまうことだと思います。
いやはや無双洞から登り返ししんどかったっしょ、最後の追い込みやね
ところで、大普賢岳も冬季トレの定番で昔行った時期あったけど空中回廊ってあったっけ?
山飯
熊しゃんにご用心
山音己と山男間違えててゴメンなさーい_(..)_
dejavuさん、こんにちは。
無双洞からの登り返しはホントにしんどかったです
せっかく激下った直後に。。。
大普賢岳の空中回廊は回廊という程の長さはありませんでしたけどありましたよ
dejavuさんのことなんでそんなやわな所は歩かずに岩壁をよじ登りはったのでは?
ダイエットはしていませんが、昨年の健康診断で内臓脂肪の数値が引っ掛かって
現在、6ヶ月間の生活習慣改善プログラムを実施中の身でございます。
でも、食べないと山は歩けないので砂糖入りの缶コーヒーと間食と、夜中のインスタントラーメンをやめただけです
熊しゃんは一度見かけて、もう二度と会いたくないと思っています
ヤマオトコさん、こんにちは〜!
もお〜
今年こそは、と毎年言っておりますが…
しかし、今回のレコもイイですね〜
最近大峰を、堪能されてますよね〜
うらやまち〜
大普賢岳の周回してみたいのですが、yasuがまだピストンでないと無理でしょう…と
それでも、無理かな〜
危険個所が、たくさんあるからかなぁ?
まだまだ、検討中…ずっと検討中ですが、
いつかは行きたいと思っています
クマさんに遭遇怖いですよね
フルフルさん、こんばんは〜!
岩湧の森「七ツ道」達成&バッチGETおめでとうございます
大峯方面は昨年中にもっと行っておきたかったのですが、
クマが怖くてなんとなく足が遠のいてしまっていたのと朝寝坊とで思うように捗らなかったので、今年は早め早めに行こうと決めてました。
でも、またクマしゃんが。。。私は見てないのですが少しの時間差で遭遇してた可能性があります
yasuさんは大切なフルフルさんを守るために無理をしないようになさってるんでしょうね
既に強者の域に達しておられるフルフルさん的にはやっぱり行きたいですか?
もし、行かれるのでしたらやはり早朝からスタートされた方がいいと思います。
その上で当日の天候や体調を見計らって、名誉ある撤退も視野に入れた上で行かれるべきかと思います。私も体力的、時間的に無理そうだったらピストンも考えていました。
この周回ルートはゆっくりゆっくり歩を進めて歩いた方が、結果的に最短時間でゴールできる典型的なコースかと思います。
時間に余裕がなく急ぎ足で登ると途中でバテてなおさら下山までの時間がかかることになると思われます。
大普賢岳への登りは垂直に近い鉄ハシゴをいくつか登る分すぐに高度が稼げるのですが、
終盤の無双洞からの登り返しはジワリジワリとローキックを浴びながら、時々ボディーブローを喰らってしまうような嫌らしい登りです
時間の目安としては七曜岳から無双洞までの下りが1時間、
無双洞から和佐又山ヒュッテまでが2時間〜2時間半(つまり山を1つ登る感じになります)です。
そして最大のネックは何といっても熊がいる山域だということです
行かれる場合はくれぐれもご用心なさってくださいね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する