雁田山(屠屋場山)〜地元小学生定番の山は寒の戻りの大雪でガチ雪山に!福島正則と北斎ゆかりの地を歩く…
- GPS
- 05:12
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 556m
- 下り
- 557m
コースタイム
天候 | 前日大雪…のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪がなければ危険箇所なく安心だが、この日はラッセル💦 |
その他周辺情報 | 岩松院と浄光寺〜それぞれ登山口、下山口に位置しており、合わせて雁田山になる御朱印が最高! 葛飾北斎ゆかりの小布施の街並み〜福島正則終焉の地など歴史的価値がある地も巡れて楽しい! |
写真
感想
標高8百メートルにも満たない雁田山…春近いこの時期なら雪も少なくサクっと登れる割に戸隠連峰〜黒姫、妙高山まで雪山の絶景がのぞめて…長野市が一望できる眺望が魅力的な山を今回、高社山とセットで選択。前日の大雪で高社山は諦めたが、雁田山は予定通り登る事にした。
渋温泉に宿泊したため、車は宿に置いてバスと電車に乗って目的地へ〜。雁田山は、千僧坊と併せて縦走するのが一般的だが…どちらから登っても良い。小布施駅なら特急も止まり帰りの便も良く、小布施の街並みは小綺麗に整備され下山後に昼飲み🍺もできそうなので…都住駅から千僧坊に登り南下するルートを選択した。
都住駅は無人駅…そこからまず岩松院を目指し登山スタート!最初は街の中のアスファルト道を歩く。岩松院は、後で知ることになるが…1)福島正則終焉の地と、2)葛飾北斎の巨大な天井画が現存し、3)小林一茶の池の句が有名な由緒あるお寺!御朱印は、下山口の浄光寺と合わさると雁田山が形成されるありがたくも貴重なもの!!登頂の記念になるので、是非立ち寄ることをお勧めする。
さて。岩松院から登り始めると、すぐに古い石垣が現れる!一体で「苅田城」を形成する最初の砦「小城」である。物見台として機能した事がよく理解でき…歩いて来た街並みがよく見渡せる石垣の上の眺望が素晴らしい!更にもう一段上の「大城」からは稼いだ標高差の分だけ景色が開けていく。千僧坊までは岩の急登をひたすら駆け上がる!雪道のため必要以上にふくらはぎに堪える💦し…途中四人のパーティーを追い抜くと踏み跡も無くなりいよいよラッセルか⁇…と腹をくくる。
千僧坊からはアップダウンを繰り返す縦走路で踏み跡も無いので、ここでアイゼン装着!昨日(地獄谷野猿公苑への山道)に続いて2日連続のアイゼン歩行〜踏み跡がないので慎重に進む。途中、雪の吹き溜まりでは膝まで沈む事もあったがスノーシューは車に置いて来たので、アイゼンのみを頼りに雪を掻き分け進む。
姥石を過ぎたあたりに東屋がある展望園地が現れた。このルートで一番の展望地!南は飯綱山から北側斑尾山まで続く白銀の山々は見応えたっぷり‼︎…途中追い越したパーティーとも再会し、雪山の話で盛り上がった。軽い昼食を取り先に出発。雁田山山頂は、巨大な反射板があったようだが、今は基礎が残るのみ…展望園地よりは眺望が劣るが写真撮影し、下山の路へ〜。下山道の雪道は気持ち良く走って降りれたが…一の岩あたりから雪解け道となり、ドロドロ地獄に(>_<)!しかも滑るのでより慎重に降りないといけなかった💦
下山してからは駅まで小綺麗な道を歩いたのだが、マンホールの🕳️蓋になんとも奇妙な模様が描かれており、とても気になった!帰りの電車🚃でビール🍺片手に調べてみると…葛飾北斎の浮世絵から来てる事を知る!小布施は葛飾北斎が84歳の時に訪れて浮世絵を残したゆかりの地…歩いて来た道のすぐ近くに北斎館があったのも後から知る羽目に。せっかくなので、翌日車で再訪〜北斎館に行けば…なんと!昨日の岩松院に国宝級の北斎天井画がある事をしり、岩松院へ〜丁寧なガイドさんの説明で天井画の格式の高さに感動‼︎更に御朱印は、浄光寺と併せた雁田山バージョンがあることに感動し、浄光寺さんも再訪!事前のリサーチがなかったが、雁田山も!北斎も!堪能でき、感慨深い旅となった!
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