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Yamareco

記録ID: 666770
全員に公開
ハイキング
奥秩父

甲武信ヶ岳 祝初奥秩父! のんびり行こう千曲川  

2015年06月26日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:13
距離
15.8km
登り
1,338m
下り
1,321m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
2:43
合計
8:14
距離 15.8km 登り 1,338m 下り 1,338m
6:56
80
8:16
8:26
14
8:40
9:15
36
川○さんとトークタイム
10:52
10:55
10
11:05
12:18
11
12:29
12:31
29
14:03
14:04
62
15:06
15:09
1
15:10
ゴール地点
天候 曇り/雨
毛木場 6:30でおよそ11℃ 
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大体我が家から小牧JC-岡谷JCまで走っていつも2時間程度。(時速100kmと120kmでも16分くらいしか変わらないですが、必ず何回か90kmトラック渋滞につかまる)
岡谷-長坂…25分とかからず(途中からず〜っと下りなので速度注意。ただしオービスはない)
長坂-毛木場…28号→141→68で、途中でコンビニにトイレ休憩して、常識的な速度で走っても50分ほど。信号が2ヶ所くらいしかなく早朝はかなり快適なドライブができた。
 毛木場手前1kmまでは片側1車線の舗装路で最後だけ砂利道になっている。
駐車場では雨だからか(笑)auは圏外でした。ホント使えないな〜
ということで我が家から3時間10分で到着! 以外と近いぞ奥秩父!
コース状況/
危険箇所等
基本遊歩道なので特に無し。ただし雨の丸木橋は滑りやすい。
その他周辺情報 甲武信小屋の小屋番さんに 増富温泉をおススメしてもらったが、帰り道に近い誘惑に負けて(ゴメンナサイ!) 源泉掛け流しとあったのでアクアリゾート清里 天女の湯へ。 おっさんの肌もスベスベになるお湯でよかったが…脱衣所が驚愕の暗さであった。
おっ朝日だ! 今日は午後から雨予定だからもちそうだな
2015年06月26日 05:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/26 5:01
おっ朝日だ! 今日は午後から雨予定だからもちそうだな
すごい綺麗な駐車場。さすが人気の山
2015年06月26日 06:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 6:32
すごい綺麗な駐車場。さすが人気の山
登山届BOXの下部に用紙が。親切にボールペンも3本あった。
トイレも清潔です。
2015年06月26日 06:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 6:31
登山届BOXの下部に用紙が。親切にボールペンも3本あった。
トイレも清潔です。
東屋には様々な案内図が
2015年06月26日 06:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 6:30
東屋には様々な案内図が
さぁいざ出発
2015年06月26日 06:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 6:57
さぁいざ出発
THE高原リゾート的な雰囲気
2015年06月26日 06:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 6:59
THE高原リゾート的な雰囲気
お花はかすかに咲いている程度
2015年06月26日 07:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:09
お花はかすかに咲いている程度
おお ようやく千曲川
2015年06月26日 07:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:14
おお ようやく千曲川
看板もバッチリ
2015年06月26日 07:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:17
看板もバッチリ
大山衹神社
2015年06月26日 07:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:17
大山衹神社
林道はここまでです。ゲートから約20分
2015年06月26日 07:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:19
林道はここまでです。ゲートから約20分
あぁ 落ち着くわぁ
2015年06月26日 07:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:20
あぁ 落ち着くわぁ
随所にロープが設置されています
2015年06月26日 07:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:22
随所にロープが設置されています
絶対秋もいいぢゃないですか
2015年06月26日 07:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:24
絶対秋もいいぢゃないですか
少し登山道っぽくなってきた
2015年06月26日 07:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:25
少し登山道っぽくなってきた
奥行きはそんなにないですが、寝る勇気は無し
2015年06月26日 07:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:27
奥行きはそんなにないですが、寝る勇気は無し
脇からも水が溢れでてきています
2015年06月26日 07:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:31
脇からも水が溢れでてきています
慰霊碑のケルン
2015年06月26日 07:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:32
慰霊碑のケルン
ここはピークを目指す感じで登らない方がいいな
2015年06月26日 07:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:38
ここはピークを目指す感じで登らない方がいいな
なにげにこういうのが一番怖い なぜなら重いから…
2015年06月26日 07:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:47
なにげにこういうのが一番怖い なぜなら重いから…
第2弾
2015年06月26日 07:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:48
第2弾
手を使わずに降りれる人尊敬です
2015年06月26日 07:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:50
手を使わずに降りれる人尊敬です
いや そこまでしなくても大丈夫だと思います
2015年06月26日 07:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/26 7:55
いや そこまでしなくても大丈夫だと思います
なかなか前に進めない
2015年06月26日 07:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 7:55
なかなか前に進めない
鈴鹿の上高地のご神木みたいだ
2015年06月26日 07:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/26 7:57
鈴鹿の上高地のご神木みたいだ
2回巻き道が
2015年06月26日 08:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/26 8:13
2回巻き道が
ここがナメ滝かと思って少し休憩したが
2015年06月26日 08:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 8:18
ここがナメ滝かと思って少し休憩したが
その上部に本物があった(笑)
2015年06月26日 08:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 8:22
その上部に本物があった(笑)
絶対滑れるよな〜
2015年06月26日 08:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 8:23
絶対滑れるよな〜
しかし実際の緑感って写真ででないなぁ
2015年06月26日 08:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 8:27
しかし実際の緑感って写真ででないなぁ
人気の山をまさに独り占め ここまで誰にも会わず
2015年06月26日 08:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 8:37
人気の山をまさに独り占め ここまで誰にも会わず
すごいバランスだ
2015年06月26日 08:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 8:40
すごいバランスだ
この前に合計40分弱 ある方のお話を伺っていた。 甲武信小屋に行く楽しみと車に戻る楽しみが♪
2015年06月26日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:19
この前に合計40分弱 ある方のお話を伺っていた。 甲武信小屋に行く楽しみと車に戻る楽しみが♪
新しい橋が掛けられています
2015年06月26日 09:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:23
新しい橋が掛けられています
こういう距離看板はあった方が楽なのか、無い方が楽なのか…
2015年06月26日 09:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:27
こういう距離看板はあった方が楽なのか、無い方が楽なのか…
ここまで来ると水深は10cmも無い
2015年06月26日 09:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:28
ここまで来ると水深は10cmも無い
どこの水も飲めるな
2015年06月26日 09:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:38
どこの水も飲めるな
傾斜はいたってなだらか。時折これくらい
2015年06月26日 09:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:42
傾斜はいたってなだらか。時折これくらい
ちょっと雰囲気が変わってきた
2015年06月26日 09:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ちょっと雰囲気が変わってきた
もう川幅も1m無い
2015年06月26日 09:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:45
もう川幅も1m無い
川らしい川が無くなった
2015年06月26日 09:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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川らしい川が無くなった
おっ見えた!
2015年06月26日 09:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:50
おっ見えた!
水源地標〜♪ 
2015年06月26日 09:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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水源地標〜♪ 
あそこですね〜 
2015年06月26日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:52
あそこですね〜 
絶え間なく溢れてくる
2015年06月26日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:52
絶え間なく溢れてくる
まずはそのまま そりゃ美味しいよね♪
2015年06月26日 09:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 9:54
まずはそのまま そりゃ美味しいよね♪
さぁ休憩休憩
2015年06月26日 10:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:01
さぁ休憩休憩
日本海まで続く流れにカンパ〜い
2015年06月26日 10:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:04
日本海まで続く流れにカンパ〜い
稜線への登りを進む
2015年06月26日 10:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:22
稜線への登りを進む
分岐到着。冷たい風が吹いていた
2015年06月26日 10:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:33
分岐到着。冷たい風が吹いていた
稜線はこれまた歩きやすい
2015年06月26日 10:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:33
稜線はこれまた歩きやすい
山頂までは100mの登り
2015年06月26日 10:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:45
山頂までは100mの登り
山頂手前の登りはガレ場
2015年06月26日 10:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:49
山頂手前の登りはガレ場
2015年06月26日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年06月26日 10:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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国師・朝日・小川山かな。甲武信から瑞牆は見えないそうです
2015年06月26日 10:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:50
国師・朝日・小川山かな。甲武信から瑞牆は見えないそうです
右上には八ヶ岳がかろうじて
2015年06月26日 10:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 10:54
右上には八ヶ岳がかろうじて
100mほど下る
2015年06月26日 10:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/26 10:59
100mほど下る
甲武信小屋と〜ちゃく
2015年06月26日 11:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 11:07
甲武信小屋と〜ちゃく
ひとしきりお話した後で下山開始。小屋番さんのお見送り付き
2015年06月26日 12:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 12:16
ひとしきりお話した後で下山開始。小屋番さんのお見送り付き
こちらからの上りも少しガレ
2015年06月26日 12:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 12:28
こちらからの上りも少しガレ
山梨百名山 そりゃそうっしょ
2015年06月26日 12:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/26 12:31
山梨百名山 そりゃそうっしょ
雨が降ってきたのでさらに眺望も無く
2015年06月26日 12:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 12:31
雨が降ってきたのでさらに眺望も無く
山頂からの下り
2015年06月26日 12:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 12:32
山頂からの下り
雨に濡れて色っぽくなったよ〜な
2015年06月26日 13:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 13:12
雨に濡れて色っぽくなったよ〜な
結構降ってきた中 不思議と立ち止まってちょっと立ちすくんだ
2015年06月26日 14:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 14:08
結構降ってきた中 不思議と立ち止まってちょっと立ちすくんだ
小屋番さんの言ってた知る人ぞ知る名水ポイントはここだと見た…違うかな?
2015年06月26日 14:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 14:12
小屋番さんの言ってた知る人ぞ知る名水ポイントはここだと見た…違うかな?
もう少し靄るとサイコーなんだろうな
2015年06月26日 14:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 14:34
もう少し靄るとサイコーなんだろうな
と〜ちゃく
2015年06月26日 15:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 15:06
と〜ちゃく
屋根の上に約束の品が! 枝を引っ掛けて袋が飛ばないようにしてある! 76歳の方が考えて背を伸ばしてやられたと思うとシュールすぎてサイコーです!!
2015年06月26日 15:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 15:06
屋根の上に約束の品が! 枝を引っ掛けて袋が飛ばないようにしてある! 76歳の方が考えて背を伸ばしてやられたと思うとシュールすぎてサイコーです!!
頂いた物。内容は哲学的な感じでしょうか。理解できる日は訪れるのかしら…
2015年06月26日 15:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 15:08
頂いた物。内容は哲学的な感じでしょうか。理解できる日は訪れるのかしら…
やっぱりリアは跳ね上げにつきるな
2015年06月26日 15:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 15:16
やっぱりリアは跳ね上げにつきるな
これは外せない!
2015年06月27日 09:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/27 9:23
これは外せない!
撮影機器:

装備

個人装備
雨の日はフラッドラッシュ最高です

感想

6月恒例有給山行の季節だ
一昨年は白山。去年は…あれ行ってない…W杯の日本戦に合わせたからだ。
そして今年は甲武信ヶ岳に行くぞと決めていた。だって源流を目指すなんてロマンぢゃん(笑) BS日本百名山を見てすかり虜になった単純なヤツなのである。

さてプランにあたり一つ問題があった。金曜日有給の3連休なのに土曜日に送別会が入ったとゆ〜(○下めが)こと。一応管理職の端くれなのでいかないわけにはいかないよな〜と。 この時期は毎日のように予報が変わるのでなかなかプランを決めきれずに当日になってフィーリングで決めようということに。雨が降ったら降ったでいずれにしろ行くと。  「雨の日に訪れて欲しい」ってHPにもあったしね。

さて当日である。思いの他順調に到着して順調にスタートできた。これは十文字峠周回も余裕だな〜などと思いながらボチボチと進む。
あぁやっぱり好きだな。こうゆう山。限界を攻めるわけでもなく、標高がどうとか(なんせすぐ隣の三宝山の方が高いし)ってことでもない、競っていない感じのの〜んびりとした山。
少し進んでは写真を撮るって感じなんだけど、斜度が緩いので全然進まないってこともなく順調に進む。駐車場も3台しか止まっていなかったのでここまで誰にも会わずに貸しきり状態。この時点では 十文字周回>ピストン>小屋泊 っていう気持ちだったけどいまだ決まらず。ただ小屋泊とするには早くに着き過ぎてしまうなぁという懸念はあった。(小屋泊の準備もザックにいれてはいたし、車に寝袋も持ってきていたのでどうとでもできる状態にしてあった)
ナメ滝の一段下で間違えて少し休憩した後、一段登ってナメ滝にて小休止。雨対策であらゆる物を防水対策してきたので出し入れするのが面倒だ。

さぁ次は水源地でコーヒーコーヒー♪ この調子なら9時半には着くな〜と思いながら歩いていたら、上からご老人が降りて見えた。「昨日は泊まりですか?」などと話しかけると、その方は昨日十文字から登っての甲武信泊まりだったそうで ここから主稜線や十文字から甲武信ヶ岳までの植生の変化について〜奥秩父開拓の話〜白山のチブリ尾根には幹周り7m以上あるような大木が多くておススメの話〜立山の話〜古代ギリシャやローマの哲学者の話〜家が2軒ある話〜若い頃稼いだ話〜投資信託で損をした話〜定年して10年たつが毎日が日曜日なのは地獄だ話などなどと怒涛のトークが20分ほど続いて(話についていく自分も自分だが)締めが 昨年本を出版した ということで、これはひょっとして著名な作家さんかと思って(ちょっと邪心が)お伺いすると全然そんな人ではなく趣味が高じて出版されたそうだ。
「では お気をつけて〜」となんとか区切りをつけてさぁ進もうかと思ったら、下の方から呼ぶ声がする・・・振り返ると先ほどのご老人が走って登ってくる「どっどうしました?」「車に本が1冊だけ残っているからよかったらプレゼントするよ」「・・・それはありがとうございます・・・」「車は何色?」と再びトーク再開。
なんでも登山ガイドの山田さん(BS日本百名山でも甲武信ヶ岳などに出演されているベテランのガイドさんで甲武信小屋の常連さんらしい)から去年小屋で本をもらって、そのお礼に今日小屋に本を置きにいったそうで「小屋に1冊置いてきたからそれ貰ってきていいよ!」っていやいや初めてのヤツが突然小屋に現れて「この本もらっていきます」なんていったらただの変質者ですよ。
一通り車の説明などをして「じゃぁ 置いておくからね!」っと超笑顔で去っていかれた時には、なんだかもう「ピストンでか〜えろ」ってモードになっていた(笑)

そして念願の水源地♪ 生まれたてのお水をゴクリと頂く。 う〜んうまい!・・・気がする(笑) 元々水には全然こだわらない(水道水もフツーに飲むし、水を買うこともないし、会社に某有名会社の宅配水も常備されているが ふ〜んって感じ)為よくわからないのだが、雰囲気とこの水が日本海まで流れていくんだなぁっていうロマンなだけでおいしい!
まだ雨も降っていなかったのでゆっくりと中休憩してさぁピークへ行きましょうかね。ようやく登りらしい登りが始まるがすぐに稜線にでる。

ピークは案の定北アルプスなど見えるはずもなく、かろうじて八ヶ岳が見える程度で風に雲がどんどん流されている。早めに切り上げて甲武信小屋へ。
10分ほど下ると小屋へ到着。小屋番さんがお片づけをしていたのだがあれを確認せずにはいられん・・・「昨日泊まられた方で「白い山」って本を置いていかれた方みえましたか?」 ・・・そこから楽しいトークが始まったのだった♪
女性の小屋番さんは非常に気さくな方で帰るときもドアから顔をひょこっと出してお見送りをしていただいた(外は雨が降っていた)
「またきてくださいね〜」 そやぁまた着ますよ!十文字峠にも行ってないことだし(もともと土曜日が晴天予報だったら100%泊まるつもりだったし)、思ったより近いし♪

雨は強くなったり弱くなったりを繰り返していたが、小屋から分岐までで一人の男性と20名くらいの平均年齢70代のグループとすれ違った。
その後男女二人とこれまたご高齢の7人くらいのグループとすれ違った。
こんな天気の平日なのにみんな泊まりなのかと思い(7人くらいのグループの方は泊まりだと言っていた)、小屋番さん今日一人下山してるって言ってたけど大変だな〜などと考えていたら駐車場にマイクロバスが止まっていたので20名くらいの団体さんは日帰りなのかな。明日は金峰山って言ってたけどツアーとかなんだろうか。 やっぱりあんまり大人数になるといろいろと面倒そうだな。

楽しい小屋でのトークですっかり昼ご飯を食べるのを忘れていたことに水源地で気がつき行動食で軽めの昼食をとって下山した。
カッパを着て歩くと汗なのか雨なのかわからないくらい結局濡れるので、極力大汗をかかないペースを維持して駐車場へ。

車の屋根を見て見ると・・・あった〜ありました〜♪  この面白さを理解してもらえるのは人となりを知っている小屋番さんしかいないので、電話したかったのだがいかんせんauが圏外・・・ほんと使えない。 
頂いた本は「白い山」 というもので内容は・・・ちょっと今の自分が理解するのは難しいかなって感じであったが、3年後に「水の山」ってタイトルでまた本を出すって言われていたのでちょっと覚えておこう。

改めて思うのは十文字峠まで行かなくてよかったってこと。多分一度に周ってたら、これから10年は行こうとは思わないだろうな。  

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