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Yamareco

記録ID: 8990935
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

鶏冠山・木賊山・甲武信ヶ岳(鶏冠尾根→近丸新道)

2025年11月24日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:02
距離
16.2km
登り
1,913m
下り
1,913m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
0:46
合計
6:58
距離 16.2km 登り 1,913m 下り 1,913m
7:26
10
7:36
7:42
40
8:47
8:52
24
9:16
12
9:40
9:41
30
10:11
10:12
51
11:03
11:04
6
11:10
11:11
10
11:21
11:36
12
11:48
9
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11:58
18
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12:21
38
12:59
13:01
25
13:26
13:27
22
13:49
13:50
11
破風山方面へ進もうとしたが、途中で引き返した。
天候 晴天・風あり
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八王子駅前からレンタカーで国道20号線を往復しました。
コース状況/
危険箇所等
・駐車場-二俣吊橋:舗装路

・二俣吊橋-鶏冠谷出合(渡渉点):川沿いを行く。右岸に出てすぐに水量が少なく比較的簡単に渡れそうな箇所があるが、ここで渡ってしまうと結局戻って渡り直すことになってしまう。

・鶏冠谷出合(渡渉点)-チンネのコル(第1岩峰のコル):渡渉点は2つの水流の出合い。足を濡らさずに渡れるかと思いきや、滑って浸水した。
渡ってすぐに川から離れて尾根の急登になるが、直登区間を過ぎて巻道に入ると道がわかりにくくなる。ピンクテープなどの目印が見えなくなったら道を間違えていると思った方がいい。

・チンネのコル(第1岩峰のコル)-第3岩峰下の分岐:狭い樹林帯と三つの岩峰を行く。第1岩峰・第2岩峰は鎖も設置されており、岩峰上は眺めも良い。

・第3岩峰下の分岐-第3岩峰上の分岐:直登ルートと巻道ルートがある。直登ルートに鎖は無いが、手足の置き場はしっかりしているので少なくとも上りでの難易度は高くない。穂高連峰の縦走(北-奥-西)あたりを楽しめる人なら苦労しないと感じた。

・第3岩峰上の分岐-鶏冠山:細い樹林帯の道を行く。道にせり出した樹々は多い。

・鶏冠山-木賊山:山と高原地図に掲載が無いが、案内看板やピンクテープもあり、通行自体に難しさはない。ただし、巻道区間に入ると歩けてしまいそうなラインがところどころあるので道迷いには注意したい。ピンクテープを見失わないようにしたい。道にせり出した樹々は多く、擦り傷などに注意したい。

・木賊山-甲武信小屋-甲武信ヶ岳:以降は一般登山道で、基本的に樹林帯の道を歩く。道は明瞭で迷う心配は少ない。風を感じられるようになるので寒さに注意したい。

・甲武信小屋-巻道-戸渡尾根分岐:巻道なのだが、分岐に向かって結局登ることになる。

・戸渡尾根分岐-徳ちゃん新道分岐:大部分を傾斜が急な道を行く。細かい石が多い。

・徳ちゃん新道分岐-ヌク沢:近丸新道に入り、急な傾斜を下りる。

・ヌク沢-近丸新道入口:沢から離れて近丸新道の巻道区間を行く。標高はあまり下がって行かない。小さな木の橋や砂礫のトラバースが連続し心配になる。

水場:甲武信小屋で1L100円で水を汲むことができた。(笛吹川上流の水)
その他周辺情報 竜泉時の湯 八王子みなみ野店…高濃度炭酸泉、天然温泉、サウナなど。1100円
駐車場から鶏冠山がよく見えます。
2025年11月24日 06:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 6:29
駐車場から鶏冠山がよく見えます。
準備を整えて出発です。
2025年11月24日 07:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 7:01
準備を整えて出発です。
思い返せば今年の元日もこの駐車場から出発だった。
(徳ちゃん新道→甲武信ヶ岳)
2025年11月24日 07:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 7:04
思い返せば今年の元日もこの駐車場から出発だった。
(徳ちゃん新道→甲武信ヶ岳)
お手洗いが使えるのは有難い。
2025年11月24日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 7:14
お手洗いが使えるのは有難い。
徳ちゃん新道へは進まず通過です。
2025年11月24日 07:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 7:21
徳ちゃん新道へは進まず通過です。
吊り橋を渡ります。
2025年11月24日 07:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 7:25
吊り橋を渡ります。
ここから右に曲がると破線ルートです。
2025年11月24日 07:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 7:27
ここから右に曲がると破線ルートです。
看板に従って進みます。
2025年11月24日 07:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 7:28
看板に従って進みます。
沢下りはしないからおそらく関係ないと思いたい。
2025年11月24日 07:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 7:28
沢下りはしないからおそらく関係ないと思いたい。
すぐに川沿いに出ました。
2025年11月24日 07:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 7:30
すぐに川沿いに出ました。
足を濡らさず渡れそうだと思いきや、滑って見事に浸水しました。
2025年11月24日 07:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 7:33
足を濡らさず渡れそうだと思いきや、滑って見事に浸水しました。
落ち葉で滑りやすいです。
2025年11月24日 07:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 7:34
落ち葉で滑りやすいです。
すぐに川から離れます。
2025年11月24日 07:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 7:41
すぐに川から離れます。
尾根の急登です。
2025年11月24日 07:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 7:49
尾根の急登です。
徐々に険しくなってきました。
2025年11月24日 08:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 8:25
徐々に険しくなってきました。
通行自体はそこまで難しくないが、油断していると道を見失いそうです。
2025年11月24日 08:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 8:29
通行自体はそこまで難しくないが、油断していると道を見失いそうです。
巻道に入るとさらに道がわかりにくくなるのでピンクテープを見失わないようにします。
2025年11月24日 08:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 8:32
巻道に入るとさらに道がわかりにくくなるのでピンクテープを見失わないようにします。
落ち葉で難易度は上がってる。
2025年11月24日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 8:34
落ち葉で難易度は上がってる。
なかなかわかりにくい。
2025年11月24日 08:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 8:40
なかなかわかりにくい。
人工物が無かったら結構厳しいかも。
2025年11月24日 08:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 8:43
人工物が無かったら結構厳しいかも。
チンネのコルまで来ました。
2025年11月24日 08:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 8:46
チンネのコルまで来ました。
急ではあるが難しくはない。
2025年11月24日 08:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 8:49
急ではあるが難しくはない。
別にロープは無くても登れる。
2025年11月24日 09:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:01
別にロープは無くても登れる。
第1岩峰
2025年11月24日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 9:03
第1岩峰
第1岩峰上
2025年11月24日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:09
第1岩峰上
第2岩峰へ
2025年11月24日 09:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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第2岩峰へ
第2岩峰
2025年11月24日 09:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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第2岩峰
なかなか楽しい。
2025年11月24日 09:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 9:14
なかなか楽しい。
擦れに弱いウェアは注意です。
2025年11月24日 09:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:18
擦れに弱いウェアは注意です。
第3岩峰下まで来ました。
2025年11月24日 09:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 9:20
第3岩峰下まで来ました。
第3岩峰を下から見上げます。
鎖はありませんが、左側から登れそうです。
2025年11月24日 09:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:20
第3岩峰を下から見上げます。
鎖はありませんが、左側から登れそうです。
少なくとも上りなら一般登山装備で十分だと思いました。
2025年11月24日 09:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:22
少なくとも上りなら一般登山装備で十分だと思いました。
手足の置き場ははっきりしているので難しくはありません。
2025年11月24日 09:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:23
手足の置き場ははっきりしているので難しくはありません。
無事に第3岩峰を登り切ったようです。
2025年11月24日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 9:26
無事に第3岩峰を登り切ったようです。
巻道分岐
2025年11月24日 09:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:29
巻道分岐
順調に山頂まで着きました。
2025年11月24日 09:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 9:40
順調に山頂まで着きました。
富士山がよく見えます。
2025年11月24日 09:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 9:41
富士山がよく見えます。
ここから先は『山と高原地図』に掲載の無い道ですが、道はわりと歩きやすいしピンクテープや看板もありました。
2025年11月24日 09:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:42
ここから先は『山と高原地図』に掲載の無い道ですが、道はわりと歩きやすいしピンクテープや看板もありました。
親切な道です。
2025年11月24日 09:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:51
親切な道です。
ピンクテープを見逃すとまずいです。
2025年11月24日 09:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 9:57
ピンクテープを見逃すとまずいです。
また小ピークのようです。
2025年11月24日 10:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 10:10
また小ピークのようです。
山梨県らしく富士山が綺麗です。
2025年11月24日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 10:11
山梨県らしく富士山が綺麗です。
甲武信ヶ岳と木賊山
2025年11月24日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 10:11
甲武信ヶ岳と木賊山
鳥獣保護区の看板はありますが、山頂標識はありません。
2025年11月24日 10:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 10:13
鳥獣保護区の看板はありますが、山頂標識はありません。
再び樹林帯へ。
2025年11月24日 10:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 10:14
再び樹林帯へ。
ピンクテープが無いとわかりにくい箇所もあります。
2025年11月24日 10:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 10:17
ピンクテープが無いとわかりにくい箇所もあります。
このまま進みたくなりますが、道ではありません。
2025年11月24日 10:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 10:43
このまま進みたくなりますが、道ではありません。
正しい道にはピンクテープがあります。
2025年11月24日 10:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 10:43
正しい道にはピンクテープがあります。
無事に一般登山道へ入りました。
2025年11月24日 11:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 11:02
無事に一般登山道へ入りました。
想定より早く、天気もいいので甲武信ヶ岳まで行ってしまいます。
2025年11月24日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 11:05
想定より早く、天気もいいので甲武信ヶ岳まで行ってしまいます。
無事に登頂です。
2025年11月24日 11:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 11:21
無事に登頂です。
甲武信ヶ岳から富士山方面
2025年11月24日 11:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 11:24
甲武信ヶ岳から富士山方面
甲武信ヶ岳から南アルプス・中央アルプス・御嶽山方面
2025年11月24日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 11:35
甲武信ヶ岳から南アルプス・中央アルプス・御嶽山方面
甲武信ヶ岳から八ヶ岳方面
2025年11月24日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 11:35
甲武信ヶ岳から八ヶ岳方面
甲武信ヶ岳から北アルプス方面
2025年11月24日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 11:35
甲武信ヶ岳から北アルプス方面
甲武信ヶ岳から浅間山方面
2025年11月24日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 11:35
甲武信ヶ岳から浅間山方面
甲武信ヶ岳から秩父方面
2025年11月24日 11:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 11:36
甲武信ヶ岳から秩父方面
甲武信小屋
2025年11月24日 11:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 11:44
甲武信小屋
鶏冠山・鶏冠尾根
2025年11月24日 12:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 12:25
鶏冠山・鶏冠尾根
戸渡尾根から富士山
2025年11月24日 12:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 12:26
戸渡尾根から富士山
石が多めです。
2025年11月24日 12:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 12:50
石が多めです。
今回は徳ちゃん新道ではなく近丸新道へ。
2025年11月24日 12:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 12:58
今回は徳ちゃん新道ではなく近丸新道へ。
傾斜は急です。
2025年11月24日 13:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:00
傾斜は急です。
途中、白く尖った石が多くありました。
2025年11月24日 13:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:08
途中、白く尖った石が多くありました。
沢が見えて来ました。
2025年11月24日 13:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:26
沢が見えて来ました。
そのまま沢沿いを進むわけではなさそうです。
2025年11月24日 13:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:27
そのまま沢沿いを進むわけではなさそうです。
渡ります。
2025年11月24日 13:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:27
渡ります。
また沢から遠ざかっていきます。
2025年11月24日 13:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:28
また沢から遠ざかっていきます。
橋が心もとない。
2025年11月24日 13:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:30
橋が心もとない。
砂礫のトラバース
2025年11月24日 13:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:33
砂礫のトラバース
線路の跡
2025年11月24日 13:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:34
線路の跡
ところどころ崩落しています。
2025年11月24日 13:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:36
ところどころ崩落しています。
楽しい森歩きです。
2025年11月24日 13:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 13:38
楽しい森歩きです。
西沢渓谷から甲武信ヶ岳へ至る道として取り上げられるのは徳ちゃん新道が多いというのがわかった気がしました。
確かに砂礫のトラバースは積極的に通りたくはないです。
2025年11月24日 13:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:46
西沢渓谷から甲武信ヶ岳へ至る道として取り上げられるのは徳ちゃん新道が多いというのがわかった気がしました。
確かに砂礫のトラバースは積極的に通りたくはないです。
まもなく終了か。
2025年11月24日 13:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:47
まもなく終了か。
近丸新道入口まで下りました。
2025年11月24日 13:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 13:49
近丸新道入口まで下りました。
近丸新道近道
2025年11月24日 13:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/24 13:51
近丸新道近道
無事に戻ってきました。
2025年11月24日 14:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/24 14:03
無事に戻ってきました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 サンダル ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル
備考 水分消費量1L程度

感想

三連休の中日は都内で用事があり、その前後で日帰りに登山にしました。

今回は鶏冠山に挑戦することにしました。
山梨四天王の一つともされ、記録や解説を読むと険しさが強調されていることも多く、不安もそれなりにあります。

普段なら甲府または大月まで行ってから運転ですが、前日の用事で遅くなってしまい、またレンタカーの空きも少なく、八王子から運転することにしました。

移動時間を考えるなら中央自動車道に乗るのがよいのですが、久々に国道20号で移動することにしました。

甲斐大和の道の駅で仮眠しつつ、西沢渓谷の駐車場に着いたのは6時過ぎです。

駐車場からは国道140号の橋の下に鶏冠山がよく見えます。
かなりの刺々しく、あんなのを登るのかと身構えてしまいます。

7時に駐車場を出発し、二俣吊橋を越えて西沢渓谷の大きな看板まで辿り着くと、その脇に鶏冠山の案内看板も現れました。
「遭難事故が多発 東沢渓谷・鶏冠山は十便な装備と経験が必要です。」とも書かれています。

緊張感をもって鶏冠山方面へ進むと、最初の関門は渡渉です。
事前に調べたところでは脛くらいまでは深さがあるとのことでしたが、渡渉点まで着いてみると足を濡らさずに行けそうな気もしてきます。
そのまま進んでみたところ、滑って見事に浸水してしまいました。
(が、不思議とそこまで冷たく感じませんでした。)


渡渉ののちはすぐに沢から遠ざかっていき、急な尾根を登り始めます。
ここまでで特段通行に難儀する様子はありませんが、落ち葉が気になります。

ところが尾根の直登ではなく、巻道に入った辺りから特に注意力が必要になりました。
落ち葉もあって道がわかりにくく、惰性で歩いていると道を見失ってしまいそうです。
ピンクテープやロープ、看板などは充実しているのでこれらを追って行けばよいのですが、もし無かったならそれなりに大変だろうなと想像がつきます。

そうしているうちに第1岩峰のコルへ到達します。地図上は「チンネのコル」でした。
引き続きピンクテープを追っていくと岩場の登りになっていき、これが第1岩峰でしょうか。
日本アルプスの一般登山道を難なく通過できる人なら問題なく楽しめる難易度です。

第1岩峰の上からの景色は素晴らしく、続くコース上の岩峰や周りの山々がよく見えます。

続く第2岩峰も問題なく通過し、狭い樹林帯を進んでいくと第3岩峰の下に辿り着きました。
ちょうど迂回路の看板もありますが、とりあえずは岩峰を見上げて登れそうなルートを探してみることにしました。

見てみると手足の置き場ははっきりしていて、意外とあっさり登れてしまいました。
鎖こそありませんが、難しいかというとそうでもありません。
少なくとも穂高連峰の縦走(北-奥-西)あたりを楽しめる人なら苦労なく登れると思いました。
※ただし、万が一落ちれば当然危険です。

第3岩峰から先は草木に囲まれて狭い樹林帯です。
そのまま進んでいけば山頂には着きます。

山頂から先は『山と高原地図』にも掲載の無い道ですが、実際にはピンクテープや看板も充実しているし、そこまで歩きにくいということはありません。
ただし、進めてしまいそうなラインはところどころあり、目印を見失ったら道迷い遭難も十分あり得る気がします。

無事に木賊山で一般登山道に合流し、天気もいいし時間もあるので甲武信ヶ岳まで行ってみることにしました。
帰りは歩いたことのない近丸新道です。

徳ちゃん新道と共通して急登ではありますが、明確な違いを感じたのはヌク沢から登山口までの間です。
徳ちゃん新道がひたすら急登続きながらも危険箇所は無かった気がする一方で、こちらは水平に近い区間が長いながらも心許ない橋や砂礫のトラバースが続き、なんだか不安になります。

幸い危険な目に遭うことは無かったのですが、確かに通行するには勇気がいるし、少なくとも友人を連れて歩きたいとは思いません。
西沢渓谷から甲武信ヶ岳へ続く道は徳ちゃん新道と近丸新道が平行するように存在しているのに、記事などで紹介されるのは圧倒的に徳ちゃん新道である理由がわかった気がします。

今回も無事に終えられてほっとしています。
登る前は少し身構えていましたが、しっかり楽しむことができました。


<メモ>
・岩山としての難易度はそれほどない。普段からなるべく鎖に頼らず登っている人なら楽しめそうだと感じた。
・ところどころ迷いやすい箇所はある。進路に違和感を覚えたらすぐに立ち止まって地図を見たり、目印を探せることが大事。
・鶏冠尾根はバリエーションルートとされているが、かなり整備されていて通行自体は難しくない。
・甲武信小屋で水を買うことができたが、これ以外に水場は無さそう。(東沢やヌク沢で汲む手もあるが、序盤と終盤なので極端になる。)
・近丸新道は他人にはお勧めしない。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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