仙丈ヶ岳 (雨天敗退)


- GPS
- 04:23
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 977m
- 下り
- 967m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨天のため同行者に体力的な不安があり途中で敗退した。森林限界より上で風が強くなったのが主な原因。帰りは登山道の一部が雨水により沢のようになっていて滑り易かったが、それ以外に危険な箇所は見られず。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
この時期晴れていれば特に苦もなく山頂に立てる仙丈ヶ岳だが、同行者の体力と装備の不備等により途中敗退となった。敗因は次回以降の教訓としたい。
6時過ぎに仙流荘に到着。北沢峠へ行くのに伊那側に回るのは初めてで勝手が分からないが、それでも既に長蛇の列が見て取れ、非常に多くの登山者がいることが分かった。結局早朝とは言え炎天下で2時間ほど待ってバスに乗車し北沢峠へ向かう。バスの中では少し眠れた。峠に着きそそくさと出発。同行者の友人の山での体力レベルはあまり把握していなかったが、日常的にジョギング等行っているとのことでそこそこのペースで歩き始める。が、30分もすると遅れ始め、1時間もすると辛そうに。この時点でもっとペースを落として歩くべきだったが、帰りのバスの時刻も気になったのでペースダウンは最小限に。その後森林限界を越え甲斐駒ヶ岳方面などが見えるようになったが既に山頂付近は雲の中のようだった。更に先に進むと仙丈ヶ岳もガスに包まれ視界が効かなくなってきた。知人はここのカールを是非見たがっていたが、今日は視界は全くなくカールどころではない。小仙丈ヶ岳を過ぎた後に大粒の雨が叩きつけるようになり、実に久々にレインスーツ上下着る。がしかし、ツレの様子がおかしい。顔が青白いし、生気がない。持ってきていたのは冬山用のジャケットとパンツで、ゴアテックスを使用しているので風雨は防げる物の、雨に濡れて相当に重いらしい。標高差にして残り150メートル程度だったがこれ以上の登りは不可能と見られたので敗退決定、急いで元来た道を戻る。幸いに服を濡らす前に着込んだため体を冷やすことはなく下山開始できた。下山を始めても次から次への登って来る登山者がいて途切れない。こんな何も見えない日に登っても仕方ないと思い、こちらは慎重且つ急いで下る。相当下って北沢峠付近まで近付いてもまだ登る人がいて少し驚く。北沢峠には13:20頃到着。ちょうどバスが到着したところで、自分たちも濡れねずみのままバスに乗る。幸い乗車して5分ほどでバスは発車。帰りのバスの中も少し眠って無事仙流荘到着。温泉で体を温めてから帰宅の途についた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する