谷川岳主脈縦走
群馬県
新潟県
kuge
体力度について
- GPS
- 12:36
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,685m
- 下り
- 2,409m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 11:32
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 12:35
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
・西黒尾根→谷川岳主脈→松手尾根を縦走して平標山登山口に下山 ・平標登山口から南越後バスで越後湯沢駅へ、越後湯沢駅でJR上越線の乗り換えて土合駅に戻りクルマを回収 ・越後湯沢駅の水上行き（土合方面）最終列車は17:52発、これに乗り継ぐためには平標登山口16:55発のバスに乗る必要がある |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【西黒尾根】 ・黒戸尾根、早月尾根と並んで日本三大急登の1つとされるが、一番勾配がきつく感じられるのは登山口から尾根に乗るまでの序盤の区間 ・"ラクダの背"とザンゲ岩直下は特に険しい岩場が連続。ザンゲ岩の直下にはホールドに乏しい一枚岩を乗り越えねばならず少々滑りやすい。 ・核心部の鎖の設置具合や目印のペイントは基本的に親切で、全体的に登山道としては良く整備されている。 【主脈縦走前半：谷川岳〜万太郎山】 ・笹原の稜線を辿る歩きやすい登山道、100％森林限界上なので非常に展望が良い ・岩場はオジカ沢ノ頭と大障子ノ頭付近に少々、大障子ノ頭の岩場は下りになるので慎重に通過 ・各ピークごとにアップダウンはあるが登り返しが辛く感じるのは万太郎山のみ（標高差200m） 【主脈縦走後半：万太郎山〜仙ノ倉山】 ・疲労の蓄積のせいもあるかもしれないが、前半部に比べてアップダウンがとにかくきつく感じられる。 ・数値面では万太郎山から毛渡乗越まで一気に400m下ったあと、エビス大黒ノ頭まで300m登り、再び100m下ってから仙ノ倉山まで200mを登り返す。個人的感想としてはエビス大黒ノ頭への登り返しが主脈縦走全体を通しての体力的な核心部。 ・前半に引き続き笹原の稜線歩き中心で岩場はたまに登場する程度。技術的に難しい場所は無い。 ・景色は常に絶景。 【松手尾根】 ・岩場や難所は特になく、平標山登山口まで淡々と下るのみ。登山道は整備が行き届いている。 |
写真
午前4時、いざ谷川岳主脈縦走へ出発！谷川岳主脈縦走のスタート地点は西黒尾根ですが、帰りに土合駅からクルマを回収に向かうことを想定して白毛門登山口の駐車場から歩き始めました
拍手谷川岳主脈縦走のスタート地点は西黒尾根ですが、帰りに土合駅からクルマを回収に向かうことを想定して白毛門登山口の駐車場から歩き始めました
西黒尾根からの谷川岳は何度見ても迫力凄い！
先は長いぞ(´ω`;)
ラクダの背とはよく付けた名前だと思う(´ω`;)
ここまで登山口からちょうど3時間、今のところ順調かな(=゜ω゜)ノ
これはテンション上がっちゃいますねぇ♪
ここから俎�瑤泙能珍�することもできるようです
よーく見れば確かに笹原にトレースのようなものが見えます…
谷底に関越トンネルの排気塔が建っているのが見えます
しかしここは主脈縦走路中間地点よりもまだ手前…先は長いぞ😥
今日踏んできたピークが綺麗に並んで見えています😊
バスの時間を考えるとここを11時までには通過したかったので余裕こそ無いけど計画通り🫠
エビス大黒ノ頭に千ノ倉山
見るからに登り返しがエグそう…( ´⌓` )
うっかり踏んでしまわなよう注意です😳
最低鞍部（毛渡乗越）に向かって物凄い勢いで下りが続いています万太郎山から鞍部まで標高差は約400m、もはやアップダウンとかいうレベルではないですね😂
万太郎山から鞍部まで標高差は約400m、もはやアップダウンとかいうレベルではないですね😂
疲労も蓄積してペースは上がらす、最低鞍部（毛渡乗越）からここまで1時間もかかってしまった🥲
この避難小屋を過ぎると仙ノ倉山への登り返しが本格的に始まります💦
大群落というほどではないけど本当にあちらこちらに咲いています♪
バスのタイムリミットまであと3時間半…大丈夫、これなら間に合う😆
我ながらあんなに遠くからよく歩いたものだ😇
西尾黒尾根登山口から約12時間半の縦走でした😇
間に合いました🥹
上越線に乗ってクルマをデポした土合へ戻ります午後6時前ですがこれが水上行き最終電車😇
谷川岳主脈縦走中、万太郎山でお会いした方と再会して土合まで楽しく山話をしながら帰りました😊
午後6時前ですがこれが水上行き最終電車😇
谷川岳主脈縦走中、万太郎山でお会いした方と再会して土合まで楽しく山話をしながら帰りました😊
感想
昨年6月の谷川馬蹄形縦走チャレンジからちょうど1年。
今度は谷川岳主脈縦走に挑戦してみました。
・昨年の谷川岳馬蹄形縦走の総距離は24.4km・獲得標高2,706m
・対する谷川岳主脈縦走は総距離は21.5km・獲得標高2,685m
数値上では距離が短い主脈縦走の方が少しだけ難易度が低いような気がしなくもないですが、精神的な意味を加味した難易度は今回の主脈縦走の方がずっと上だと感じました。
その理由は馬蹄形縦走が単なる体力一本勝負なのに対して、主脈縦走の方は土合駅へ戻るためのタイムリミットが存在すること💦
と言うのも、平標登山口16:55発のバスに間に合うように下山をしないと、越後湯沢駅から土合駅に戻るためのJR上越線最終電車に乗り継ぐことができなくなり当日中のクルマの回収は不可能になります😵💫
そのため制限時間の無い馬蹄形縦走と違って、主脈の縦走は「16時55分」下山というリミットを常に頭のどこかで意識しながら歩くことになり、これがなかなか精神的な焦りと疲れを招くことになります。
ちなみに今回の谷川岳主脈縦走の中で体力的に一番キツかった場所は断トツでエビス大黒ノ頭の登り返し。西黒尾根の急登の方がキツいのでは？と思われそうだけどアレはまだ序盤なのでHPに余裕あり。それよりも疲労が蓄積した縦走後半で現れるエビス大黒の標高差約300mの急登は半端なく辛いっす😂
いろいろとキツいこと辛いことを先に書き連ねてしまいましたが、谷川岳主脈縦走の景色は最初から最後まで本当に素晴らしいです。
西黒尾根の中腹から平標山までオール森林限界上なので、見える景色は常に絶景また絶景…。そしてハクサンイチゲやミヤマキンバイ、シャクナゲにハクサンコザクラなど、初夏に見頃を迎えるありとあらゆる花が満開😊
今の時期は残雪と新緑のコントラストも見事で、本当なら時間など気にしないでもっとゆっくり写真を撮りながら歩きたい景色ばかりなのですが、やはりバスの時間を考えるとどうしても時間に追われるように行動しなければならないのが少し残念で勿体無い。。
そんなわけで谷川岳主脈縦走の日帰りはチャレンジの意味ではとても面白い経験になったけど、あの素晴らしい絶景をじっくり楽しむならやっぱり一泊二日欲しいなぁと感じます。
（谷川岳馬蹄形縦走の方はナイトハイク上等でいつか逆回りでもしてもう一度日帰りチャレンジをしたいなぁと思っていたりもするんだけどね…）
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