権現岳・鉾ヶ岳


- GPS
- 07:03
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,338m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日は森の駅大島青空市場で車中泊、早朝1時間半ほど運転して登山口駐車場に到着、準備をして6時に出発する。ここに来る時に見た権現岳のきりっとした山容そのままって感じで、最初から急坂が続く。昨日の佐武流山の疲れが残っていて足が重い。振り返るとソロの女性が来たので挨拶をして道を譲った。間隔をあけるために少し休憩し、また急坂と向かい合う。コースはロープ付きの急な岩場が続くようになる。最初はいちいち写真撮っていたけど、あまりに続くので途中から写真も撮らなくなってしまった。ヤマレコのおすすめルートでも、険しい岩場と藪のコースと紹介されている通り、今のところ藪はないものの険しい岩場は続くのであった。胎内洞では狭い岩場のトンネルを抜けるのだが、他の山にあるような短いものではなく、少し長いのが特徴的でロープに従って抜けていく。天狗屋敷までグイっと上って、はさみ岩を下って大きな岩の横を上って白山権現、一昨日上った蒲生岳の鼻毛通しや風穴のような見どころがあってなかなか面白い。急坂もましになってきたかなってところで権現岳の山頂に到着する。山頂には方位盤があり、眺望も良い。左手には妙高山、火打山、新潟焼山、金山、雨飾山、前方から右方向にはこれから歩くトッケ峰、鉾ヶ岳が見え、これから歩くのが楽しみでしょうがなかった。ここからトッケ峰へは見た目緩やかに上る感じなのだが、これまで感じなかった藪要素が追加されることになる。時期的なこともあるだろうが、藪といっても両脇の草木が少し迫っている感じで、決して漕いだりするほどではなかった。ただ、ザレてやせているところの右から草木が迫っていたりするところもあったので、ここは足元注意で慎重に通過した。滑りそうなところにはロープが設置されているのもありがたい。目の前にピークがみえるのでもう少しかな?と思ったところで、右へトラバースしながら急に下り(わずかですが)また垂直のロープ付きの岩を上ってから、山頂に着くのであった。続いてトッケ峰から鉾ヶ岳への道は、違う山に来たのかって思うほど雰囲気が変わる。普通のハイキングコースって感じですごく歩きやすいこれまでを思うとオアシスのような…。もう溶けてなくなりそうな雪渓上を通るが、前後に目印もあってわかりやすかった。先行者の足跡にイノシシの足跡があって、これがずっと続いていたのが面白かった。そして最後も緩やかに上り詰めると鉾ヶ岳の山頂についた。山頂には先行者の女性が休憩されていたので少しお話をした。溝尾から車道を歩いて戻るんですよね?そうですよ、長いですよね〜って。さっきこの山頂で会ったソロの男性は、これが嫌で結局、溝尾から鉾が岳だけピストンすることにしたのだとか…。そっか今日ここを登っているのは、私とこの女性と鉾ヶ岳ピストンの方の3名だけかもな〜。しばらくして女性が先に出発し、また時間をあけるために景色を見ながら少し長めに休憩をした。妙高山から雨飾山の景色、その右奥には北アルプスの北部が見える眺望のいいお山だ。写真を撮って下山開始、とすぐにカタクリとイワウチワが咲いていた。今日はいろんなお花を見ることができた。雪渓上の通過もさっきと同様にわかりやすく、ルート上特に藪感もない。ただ、こっちのコースでも同様にロープ付きの岩場や急斜面を下るところがあり、中でも金冠山の下りにある落差の大きな垂直な岩壁の下りでは、踏み代が浅くて緊張した。ここまできたらあとは徐々に緩やかになっていく。ルート分岐を右に折れ、溝尾登山口へ。ここも結構長く感じたが、登山口を過ぎて車道に出てからはもっと長い。周回して一通り歩いてみたかったのでこれも覚悟の上の計画、幸いにも強い日ざしはなく、微風ながら風もあったのが良かったかな。最後はじわっと上り返して登山口に到着。登山口駐車場には登山者用の水場があるが蛇口をひねっても出てこなかった。
ヤマレコのおすすめルートでも紹介されている通り、アベンチャー感満載の岩と藪のハイキングコース。いい景色にたくさんのお花も見れて、充実の楽しいハイキングであった。
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