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Yamareco

記録ID: 7029985
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳 〜 チロロ林道から日帰ピストン 〜

2024年07月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:57
距離
26.2km
登り
2,406m
下り
2,412m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:05
休憩
2:36
合計
12:41
距離 26.2km 登り 2,406m 下り 2,412m
3:57
4:00
20
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24
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33
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30
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0
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ゴール地点
天候 晴れ、ガス
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道からチロロ林道は通りやすくて、砂利道でもかなり快適。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト裏の右手橋から渡って歩き始める。
渡渉といえるポイントは、6箇所程度。増水時は歩きにくいか歩けないと思われる。大雨や長雨後の入山の場合は見極めることが必要か?!
稜線になるとハイマツは刈っていない箇所が多いため、思うようにスピードは出せない。特に帰りの場合は逆目になるところが多く、障害物としてさらに面倒。
看板や標識はほとんどない。どこを歩いているのか把握しながら歩くことが大切。
その他周辺情報 びだか高原荘 日帰り入浴〜19時まで、500円。サウナあり、露天風呂なし。
日高町内には、セコマぐらいしかない。朝6時から23時まで営業。24時間のコンビニは周辺にないため、事前に買い出しの必要なケースもある。
睡眠時間3時間程度の後に3時間程度運転してきて到着。すでに体力的にややきついスタート。
2024年07月15日 03:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 3:25
睡眠時間3時間程度の後に3時間程度運転してきて到着。すでに体力的にややきついスタート。
砂利道を軽くランしてたどり着く。4時から山道へ。
2024年07月15日 03:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 3:58
砂利道を軽くランしてたどり着く。4時から山道へ。
川の右沿いを歩く。増水時はきっといけない。
2024年07月15日 04:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 4:08
川の右沿いを歩く。増水時はきっといけない。
ここからいくつか渡渉箇所がでてくる。本日の水嵩だと、トレッキングシューズで行ける。
2024年07月15日 04:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 4:13
ここからいくつか渡渉箇所がでてくる。本日の水嵩だと、トレッキングシューズで行ける。
右の断崖と川の間を歩く。ここも増水時はきっといけなくなる。
2024年07月15日 04:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 4:20
右の断崖と川の間を歩く。ここも増水時はきっといけなくなる。
石をトントンと渡る。
2024年07月15日 04:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 4:27
石をトントンと渡る。
ポールがあるとさらに楽勝。
2024年07月15日 04:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 4:33
ポールがあるとさらに楽勝。
ぬるっとした石があるかもしれないので、気をつけて。
2024年07月15日 04:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 4:35
ぬるっとした石があるかもしれないので、気をつけて。
次から次へとやってくる。
2024年07月15日 04:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 4:38
次から次へとやってくる。
唐木の上はさらにぬるっとしている(場合がある)。
2024年07月15日 04:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 4:39
唐木の上はさらにぬるっとしている(場合がある)。
ここまでくると渡渉とはいえないレベルの川歩き。トレランシューズでも大丈夫なくらい。
2024年07月15日 04:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 4:40
ここまでくると渡渉とはいえないレベルの川歩き。トレランシューズでも大丈夫なくらい。
トッタの泉。ここで水分補給。水を汲んだので荷物が重くなる。
2024年07月15日 05:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 5:17
トッタの泉。ここで水分補給。水を汲んだので荷物が重くなる。
稜線へやっと出てきて、はじめて幌尻岳をまじかで見る。王者の風格が漂う。百名山最難関の山格だ。
2024年07月15日 06:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 6:00
稜線へやっと出てきて、はじめて幌尻岳をまじかで見る。王者の風格が漂う。百名山最難関の山格だ。
登ってきた林道方面を振り返る。どこがどこだかさっぱり分からない。
2024年07月15日 06:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 6:00
登ってきた林道方面を振り返る。どこがどこだかさっぱり分からない。
北トッタの手前。いくつかのテン場がある。昨夜はどこも激混みだったらしい。さすが海の日の連休。手前、額平の山頂にもひと張り。その手前でもテント張りがいた。
2024年07月15日 06:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 6:26
北トッタの手前。いくつかのテン場がある。昨夜はどこも激混みだったらしい。さすが海の日の連休。手前、額平の山頂にもひと張り。その手前でもテント張りがいた。
初登頂、北戸蔦別岳。
2024年07月15日 06:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 6:31
初登頂、北戸蔦別岳。
山頂には2張り張れそうだ。帯広側の側面にある。きっと日本海側から太平洋側に抜ける風が常時吹くのだろう。
2024年07月15日 06:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 6:32
山頂には2張り張れそうだ。帯広側の側面にある。きっと日本海側から太平洋側に抜ける風が常時吹くのだろう。
北戸蔦別から、1967峰方面。あとから聞くと非常に悪路だとか。熊の掘り返しも酷いらしい。
2024年07月15日 06:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 6:32
北戸蔦別から、1967峰方面。あとから聞くと非常に悪路だとか。熊の掘り返しも酷いらしい。
そして、戸蔦別岳。ここの山頂あたりで14張りもしたという話を聞いた。どうやったらそんなに張れるのだろうか?
2024年07月15日 07:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 7:32
そして、戸蔦別岳。ここの山頂あたりで14張りもしたという話を聞いた。どうやったらそんなに張れるのだろうか?
戸蔦別岳から少しおりて眺めると超絶景ポイントだ。
2024年07月15日 07:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 7:45
戸蔦別岳から少しおりて眺めると超絶景ポイントだ。
7つ沼カール。沼の辺りでいつかテン泊してみたい。
2024年07月15日 07:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 7:57
7つ沼カール。沼の辺りでいつかテン泊してみたい。
が、熊さんらとどう向き合うのか。肝試しの様相を感じる。水が引いた、砂地のところが快適そうだ。
2024年07月15日 08:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 8:02
が、熊さんらとどう向き合うのか。肝試しの様相を感じる。水が引いた、砂地のところが快適そうだ。
幌尻岳の肩まで登った。戸蔦別岳と7つ沼カール。
2024年07月15日 08:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 8:37
幌尻岳の肩まで登った。戸蔦別岳と7つ沼カール。
ここもひと張りいけそうだ。
2024年07月15日 08:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 8:51
ここもひと張りいけそうだ。
山頂近くだと、こちらも。
2024年07月15日 08:59撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 8:59
山頂近くだと、こちらも。
そして登頂!祝・国立公園になったため、リニューアルで新しい山頂標識だ。
2024年07月15日 09:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 9:32
そして登頂!祝・国立公園になったため、リニューアルで新しい山頂標識だ。
歩いてきた稜線たち。
2024年07月15日 09:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 9:40
歩いてきた稜線たち。
幌尻湖が見える。
2024年07月15日 09:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 9:54
幌尻湖が見える。
まったり1時間以上も山頂を楽しんで下山開始。山頂稜線は楽しい。
2024年07月15日 10:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 10:17
まったり1時間以上も山頂を楽しんで下山開始。山頂稜線は楽しい。
幌尻山荘までの下り分岐点。唯一と言っていい標識案内。でも横たわっている。
2024年07月15日 12:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 12:00
幌尻山荘までの下り分岐点。唯一と言っていい標識案内。でも横たわっている。
急途を降りて、ここから再度川沿いを下る。
2024年07月15日 14:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/15 14:35
急途を降りて、ここから再度川沿いを下る。
そしてようやく下山。足のつま先が痛い。
2024年07月15日 16:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 16:09
そしてようやく下山。足のつま先が痛い。
翌日の仕事の関係から下山後は帰らず、日高オートキャンプ場で宿泊。タープ張っていると、蚊に刺されすぎて足がパンパンに腫れてしまった。
2024年07月15日 19:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/15 19:52
翌日の仕事の関係から下山後は帰らず、日高オートキャンプ場で宿泊。タープ張っていると、蚊に刺されすぎて足がパンパンに腫れてしまった。
撮影機器:

感想

満を持しての、日高山脈へ!

これまでずっと避けてきた日高山脈。難路であることとアプローチの長さから、ある程度の経験・体力・技術を磨いてから行こうか、と考えているうちに月日が流れて、ようやく足を踏み出した。

具体化したのは、大雪で1日35キロ程度の超ロングを経験したあとからだ。日高を登るためには、30キロ以上を走破できる経験を積んでおきたかった。2年前にできる手応えを得て、あとは季節と天候と仕事との兼ね合いをみて、今回に至る。

百名山最難関の異名はその通りだと感じた。まだ1/3程度ぐらいしか登ってないが、劔岳の難度とは種類が違う意味で難しいし、よく比較される飯豊山よりは断然幌尻の方が難度は上だった。何よりハイマツがうざく、山小屋など管理された休息場がこのルート上にはない。さらに標識もほぼない。

山はカールがあるため、風格は他の山を凌ぐ別格な風貌であり、よく聞く話のまさにその通りの有様だった。この3連休はキャパを明らかに超えている登山客が入っていたらしく、テン場大変混み合っていたとのこと。

日帰りで狙う場合は、入山するまでの過程も色々迷って、結果3時間睡眠の深夜に自宅を出るという、体力消耗してからスタートしているようだと、流石に下山中にスピードが上がらず、消耗し切っていた。日高のキャンプ場で連泊を組んでおいて、そこから登山口まで車でピストンするか、もしくは登山客の少ない時期をみて、ゆったり入山して途中でテン泊するなどしないと、安定して楽しい山行が臨みにくい。24時間コンビニが近くにないのも、補給を考える上で頭をひねることにもなった。何よりこの連休中はふものとキャンプ場も満員になっていて、入り込める余地がなかったため、やむなく睡眠不足のまま入山する羽目に。。。

そんなこんなのトータル的にも、最難関といってまず間違いないのではないだろうか。これまで数多く登ってきたなかでも、大きく印象に残る山であった。さて次回は再び幌尻に行くのか、他の山に行くのか、ゆっくり考えてみよう。

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