富士山⛰️親子登拝旅🚃🥾ゼロ合目からのクラシックルート


- GPS
- 25:12
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 3,027m
- 下り
- 2,426m
コースタイム
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 11:27
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:04
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:05
天候 | 1日目 晴れ 2日目 強風&晴れのちガス一時強雨 3日目 くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
看板踏み跡はっきりしているので、ゼロ合目からの吉田ルートも心配なく。 その後のスバルラインからのルートは、整備されているので、迷いはほぼなく、ガイドが沢山歩いているので心強い |
その他周辺情報 | 吉田ルート利用のため、ひとり2000円の入山料、協力金1000円。 下山後、富士山溶岩の湯「泉水」 大人800円、こども500円。浴槽、脱衣所あまり広くないが、内容は充実。休憩室有。富士山のバナジウム水が飲める。 |
予約できる山小屋 |
佐藤小屋
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
里見平★星観荘
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
|
写真
装備
個人装備 |
飲料
ライター
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ナイフ
Tシャツ
タイツ
キュロットスカート
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
ストック
|
---|
感想
息子小学6年生11歳の夏休み🌻
今年のチャレンジは、日本一の富士山へ!
・
昨年、「尾瀬沼の長蔵小屋🛖は漫画読み放題で、ごはん🍚はめちゃくちゃ美味しいよ~」と言って、東北以北最高峰の燧ヶ岳に、息子と登りました。
小学生ラストの夏は、日本一に挑戦しよう~!
・
山歩き歴3年未満の私も富士山は登ったことがない。
遠征もとなりの県がやっとなんだもの。
富士山には、毎年30万人も人が登るっているから、
私たちも登れるのかしら~
きっと登れる。
いかに高山病にならずに、そして楽しんで歩けるか。
今回は、
青春18切符の旅が好きな息子と
青春時代、かなり18切符にお世話になった、やはり鈍行の旅が好きな私で、
富士山駅から富士山頂まで歩く「ゼロ合目からの富士登拝」をしてきました。
無理なく、楽しさもある苦行ではないのが目標。
🚃前泊▶︎参拝⛩️▶︎ゼロ合目出発▶︎山小屋7合目泊▶︎山頂&参拝⛩️▶︎山小屋6合目泊▶︎下山▶︎馬返~バス🚌▶︎参拝⛩️▶︎温泉♨️▶︎帰路🚃
で4日間かけました。
おかげで、ゆっくり高度順応できた息子は、高山病らしいものは発症せず歩けました。
他の子どもたちが苦しそうで、痛々しかったので、この日程でよかったと感じます。
※普段よりこまめな声かけ、休憩。休憩のたびに、水分と小さな補給をしました。
※最終日、馬返(1合目)~神社(ゼロ合目)は、1日2本のバスにちょうどよかったのと、疲れが溜まっているところで、頑張って歩いて結局電車に間に合わないと、終電も逃して帰宅が難しくなるので、帰りはバスも◎ということにしました。バスに少し乗ったくらいでも、その前に相当頑張ったので、よい!その代わり、バス停までは、ぐだぐだら、だらだらしないで、きちんと歩きましたよ。
※電車旅だったので、4日分の荷物を全部背負って歩きました。水分も1人1.5リットルは持つようにしていたので、息子も8キロほどは背負ったかと。
・
≪1日目≫
富士山駅までの🚃移動で終了。
18切符はJRの大月駅まで。その後は、私鉄富士急行で。
富士急行の車両を眺めるだけでも楽しい。
初日の夕飯は、ご当地名物『吉田のうどん』
太くて噛み応えがあって、息子はすっかり気に入った様子。
帰りも食べるんだと。
(帰りにも寄ったら定休日でした・・・)
駅近くのビジネスホテル泊
・
≪2日目≫
👣9時間半(休憩別)
→歩いた距離 約17キロ
↑高低差2000m超登り
5時ホテル発。
コンビニで朝食と昼食を調達。
朝日に照らされる富士山を眺めながら歩き始める。
そのまま、北口本宮冨士浅間神社⛩へ。
登拝することのご挨拶。
ちょうど公式動画の撮影をしていた。
https://www.instagram.com/kitaguchi.hongu.official/reels/
一般人は、写真撮影も禁止。
そして、
ここが富士吉田口ゼロ合目となる。
クラシックルートは、遊歩道にもなっていて案内看板が各所に設置。
狭いところもあって、多くの方が歩いているとまでは言わないけれど、
きちんと歩ける。
最初の茶屋、中の茶屋でまずひと休み。
シャワーの利用ができるらしい。
ここから歩き始める人もいるみたい。
〇〇茶屋跡などの解説看板などあり、
読みながら歩く。
歴史的な参道なんだなぁと体感しながらの学びの時間。
そして「馬返」
ここが1合目。駐車場、茶屋、鳥居がある。
富士山駅へのバスの停留所もある。(1日2往復のみ)
いわゆる起点として、ここから歩く方もいて、
今回も、馬返しからの数組とスライド。
そしてそして、
ここから5合目の間は、トレラン姿の方がかなり走っていた。
平日なのに~と思っていたら、
数日後に開催の『富士登山競争』のトレーニングなのね。
素敵だなと思ってみなさんのお姿を眺めていたら、その中に、今回6連覇達成した吉住友里さんがいらした。https://www.instagram.com/yuri.yoshizumi/
※下山時も、お会いしたので声をかけたら気さくに一緒に写真を撮ってもらえた。ちょっとミーハーな私。
さらに『ゼロ富士ゼロ』が開催中で、糸魚川から走ってきて、富士山を駆け上がって、下山、そのまま太平洋まで縦断する方々ともスライド。往復する方=2日連続富士山と駆け上りかけ下る・・・もいらして、想像を絶する。
一般登山者ではない人にばかり合う、クラシックルート前半www
おかげで、息子も歩くくらいなら頑張ろうみたいなやる気が出てました。
おおよそ予定時間の昼ごろ、
5合目佐藤小屋到着。
ここで標高2300m程度。
ここで、ご褒美に手づくりプリンを食べる。
評判通りほんと美味しい!
冷え冷えなのも嬉しいし、お水もどうぞ~といただく。
ペットボトルのお水も翌日以降の分調達。
@300×3本
※7合目から上は@500だったので、ここで買っていて少しお得
高度順応のため、すこしゆっくり1時間弱休む。
元気をチャージして、
続きを歩く。
スバルラインと交差。
少し歩くと、
例のゲートに到着。
ここで入山料と寄付を支払う。
それなりに人が多いのだけど、スタッフ以外で日本語が聞こえない・・・
外国人ばかり。
ちょっと不安になるよ。
ここからはガレ、ザレの道。
たまに草が生えている程度。
予約した7合目の「富士一館」まで、もうひとふんばり、ふたふんばり。
周りの人と励まし合い。
おしゃべりしながらゆっくりと。
ようやく富士一館に到着。
ここも予定時間通り。
宿の案内を聞いて、
部屋に入って、
着替え(身体を拭いて、さっぱりさせて部屋着に)て、おおよそ荷物をまとめ直したら、
くつろぎタイム。
スナック菓子とビール🍺と麦茶で乾杯。
頑張りました!
富士山山小屋の夕飯の定番カレー🍛も美味しくいただきました。
息子は小屋のスタッフさん達と仲良くなって、いつのまにか、法被をきせてもらったり、私抜きでおしゃべりしたり。
ねだられて、金剛杖購入。
焼印を押してもらい満足げな息子。
私は、夕暮れの美しさを楽しみにしていたら、影富士もしっかり見られた♡
20時にはちゃんと就寝。
・
≪3日目≫
👣8時間(休憩別)
→歩いた距離 約12キロ
↑高低差1000m登 ↓1575m降
朝ごはんはお弁当。
市販のパン、カロリーメイト、魚肉ソーセージ、お茶の小さいペットボトル
食べながら小屋からご来光を眺める。
夜明けの美しさ。
頂上と月。
雲海。
滝雲。
河口湖に映り込む太陽。
食べてから5時ごろ出発。
強風予報。
慣れてはきたものの、
どんどん標高が上がるので、こまめに休む。
子どももちらほら登っている。
昨日多かった台湾の人たち?中国系の人たちは、頂上でご来光を楽しんだのだろう、姿はなし。朝、歩いているのは、欧米系の方々が多い。彼らは軽装。荷物は極小。服装もトレラン系。ガチの装備は、日本人。
息子さ大好きな岩場はすいすいだけど、
さすが富士山、
なかなか高度は上がらないね。
今日も周りの方々とお互い励ましつつ、
元気をチャージして登る。
子どもには必ず声をかける。
頑張っているね。
一緒に頑張ろうね。
息子も頑張る他の子の姿を見て自分を奮い立たせている。
他の子たちは、5合目からなので、やはり高度への順応はつらそう。
富士吉田口頂上
無事登りきりました!
強風の中、
がんばった!
頂上に着いた途端、
濃いガスに覆われて、
近くの方が雨雲レーダーで強雨になるらしいと。
私も初の富士山なので、
御釜巡りは無理はしない。
2人で雨のための準備、寒さ対策をしてから、
私だけ、剣ヶ峰へ。
最小限の荷物でささっと。
息子と落ち合ってすぐ、
強雨。
小屋であったかいうどんを食べた。
(今日はゴージャスに月見うどん🌕)
噂違わず、すこぶる旨い!
天気の様子を伺っていたら、
雨も止んだ。
これ以上お天気の回復を望むのも…
下山の予定に響くから、
下山しました。
山のお天気、
特に富士山のお天気は変わりやすく、
なかなか読めなくて。
下山は、
息子は得意の道だったらしく、
すたすた。
もちろん休みつつ。
雲の動きはダイナミック!
降りても降りても、
なかなか3000mを切らないし、
あー、低い所に来たねと思っても、
燧ヶ岳より高いし😳
無事、宿泊予定の6合目星観荘にちゃんと着いた。
部屋で整えたら、
息子と乾杯🍻(ビールとカルピス)
6合目は、なんと現金オンリーじゃなくてカード💳が使えるので、
生ビール🍺にしたら、
うまいのなんの!
夕飯もカレーじゃなくて
息子は名物爆弾ハンバーグ定食。
私は疲れている時に肉は消化できないので大きなおむすび定食。
息子がUNOで遊ぼうと言うので、やっていたら、家族で宿泊している欧米系の男の子2人が一緒にやろうと。
カタコト英国で白熱。
子供の英語は聞き取りやすいし、
ゲームだから使う単語が決まっているし、
なんとかなったよ( ´ ▽ ` )
彼らは9歳7歳で、翌日富士登頂を、目指しているのだとか。
Good luck!
夜は早めに就寝。
遅く宿に到着する人も多かったなぁ。
(翌朝挨拶した宿泊客に聞いたら下山が遅くなって、急遽宿泊したとか。)
・
≪4日目≫
👣3時間(休憩別)+ログ停めてから30分位
→歩いた距離 約4.5キロ+神社、温泉、駅で3キロちょっと
↓高低差 約800m降
お弁当になっていた朝食をたべてから、
6時ごろ出発。
またクラシックルートです。
疲れはあるけれど、
馬返でゆっくり休憩をして、
さらにバスに乗りたいなら、
タイムリミットを念頭に歩くんだよ。
きちんと予定通り歩けました!
馬返の大文司屋で、焼印とビールとおしること、おしゃべり。
あら?一昨日も走っていた、お姉さんが今日も走っているおもったら、こちらの茶屋とご縁ある…先に名前を出した吉住友理さん。翌日の「富士登山競走」のために今日は短距離で練習終了とのこと。知らずにおしゃべりに混ぜてもらったら、今年6連覇を目指している、ものすごい方でした。筋肉もお姿も美しかった♡
バスは、きちんと乗れました。
北口冨士浅間神社で下山の報告。
登拝完了。
富士山の岩盤で浴槽を作ったという温泉まで歩いて、3日間の汗を流す。アイシングも。
富士山駅までまた歩いて、
吉田のうどんで〆と思ったら、定休日。
隣のお店で昼食をとって、
予定の電車🚃に乗りました。
お土産は、
たっぷり脚にためた乳酸。
2人ともイタタタ言いながら、
電車乗り継ぎしました。
優雅に黒磯で
コンビニパンをかじっておしゃべりしていたら、待っているホームを間違えていたのに気付かず…。
このままだと、終電で帰れない事態。
夫にごめんなさい言って
会津のどこかで拾ってもらいました。
18切符あるある、
乗り継ぎ失敗。
他、プチトラブルはあったけど、
無事、帰ってこれて、
全てよし!の佳き山行でした。
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