立山・剱岳遠征記ー豪雨のため目標変更ー


- GPS
- 14:05
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 655m
- 下り
- 703m
コースタイム
- 山行
- 1:10
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 2:09
- 山行
- 2:09
- 休憩
- 5:01
- 合計
- 7:10
天候 | 1日目 雨 2日目、3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースルートとコース状況/ (1日目) 室堂→みくりが池→雷鳥沢→雷鳥坂→雷鳥沢キャンプ場(テント泊) コース状況:大雨(雷鳥坂は濁流の河)登山道は泥濘、登攀困難 剣沢野営場にてキャンプし、剱岳登山の予定は中止し、雷鳥沢キャンプ場にてテント泊。富山県東部は大雨洪水注意報。夜通し、風雨強し。 (2日目) 雷鳥沢キャンプ場→みくりが池温泉 雷鳥沢周辺とみくりが池周辺を散策→みくりが池温泉(泊) コース状況:晴天で良い散策日和 (3日目) みくりが池温泉→自然保護センター→みくりが池周辺→自然保護センター→浄土山→一ノ越山荘→室堂 午前中、自然保護センターのみくりが池周遊(2H)の自然観察ツアーに参加。午後、浄土山登山。浄土山への登山道はかなり急勾配の岩々のガレ道。結構厳しい登山だった。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
夜行バスで京都から富山に向かう。乗り慣れないもので座席でのリクライニングや読書灯の操作に戸惑い、なかなか寝付かれなかったが、気がつくと富山駅に到着していた、まずいことに雨が降っている。富山地鉄の室堂線のバスに乗り換え。チケットはセンターで買えるとのことだったのでチケットセンターに向かう、所が、チケットセンターは7:00から営業、乗りたいバスは6:30発。バスの中で直接買おうとも思ったが、リスクあるので、急遽、電車に変更、なんとか6:01立山行きに乗ることができた。美女平でアルペンバスに乗り換える。アルペンバスの車窓からは一面霧で視界なし。予定より少し早く室堂ターミナルに着く。ターミナルは人で一杯。準備を整えて外に出る。外は霧から本格的な雨。しばらく待つも雨は激しくなってくるばかり。レインウェア上だけ羽織って出たものの、たちまちお尻がビッショリ、ターミナルに引き返し下も着用して再出発。みくりが池から雷鳥沢に向かって濁流が走っている。雨は激しくなるばかりで小降りになる気配はない。行くべし!雷鳥沢にたどりついた時、まだ豪雨が続く。キャンプ予定地の劔沢まで行かず、その手前の剣御前小舎で泊まれたらと考える。浄土橋を渡り、雷鳥坂の急勾配を登っていく、坂からはものすごい濁流が流れ落ちてくる。人の頭3コ分ぐらいの大きさの石が坂を流れ落ちてくる。さすがに剣御前小舎でのテント泊はあきらめ、雷鳥沢まで戻ってテントを張ることにする。しかし、雨、風共に凶暴なぐらい強い。テントが風に煽られて、なかなか張れない(この技術の無さ、情け無い)。地面も固く、ペグもなかなか刺さらない。なんとか、張り終えたてテントに潜り込む。スマホにcompassからのメール、「富山東部に大雨注意報、洪水にも注意」と何度も何度も警報メール上がる、深夜になっても風雨、治まらず。テントの張り方が悪かったのか、浸水もあり、コップで水を掻い出す。明日もこの悪天候が少し続いたら、剱岳なんか、危なくてとても無理。(劔に登りたいという心が折れた!明日の劔は諦めよう・・・) 明日はまともな宿泊施設に泊まりたいと、山と高原の地図に載っている山小屋にかたっぱしから電話する。みくりが池温泉に予約がとれた。 朝になる、なんとか、ぶじに一晩過ごせたようだ。天気も良くなっているので、ゆっくりテントの片付け、テント、シュラフ等の乾かし等行う。テントを担いで 昼過ぎにみくりが池温泉に到着。やれやれ、でも、念願の剱岳登山は手の中から、スッポリ抜け放心状態。決断をもう少し、遅くしておけば良かったかな?未練!! 明日は、自然保護センター主催のツアーに参加させてもらうのと、午後からの(多分、参加できても、ツアーは午前で終わるだろう)時間は、浄土山にでも登るか、山と高原の地図の時間から見て、室堂発立山行き最終の16:20には、お釣りがくるだろうと計算。
自然保護センターのツアーは予約不要、ボランティア、ナチュラリストの同行とウソのような話。 心配なのでみくりが池温泉に荷物を預けて、室堂まで様子を見る。自然保護センターの場所の確認と大型リュックの預け場所の特定、目処が立ったのでミクリが池温泉に荷物を取りに戻る。 重い(20キロ)。 センターに行く、すぐにツアー出発となる。みくりが池周辺を2時間で回るツアーです。 ご高齢の男性ナチュラリストについていただき、主に高山植物について教えて下さいたリクエストした。ツアーはナチュラリスト、若い夫婦と私。親切で気取らない、詳しい良い方でした。途中で、浄土山の説明の際、「この登山口からは結構ハードな登山です」といわれたのが耳に残った。ツアーが終わるとすぐに浄土山登山に出発。なるほど、急勾配の大石のガレ場の連続、さすが立山三山の一つか、結構、親子連れ(どれも足はしっかりしていました)、女性グループ、夫婦連れ。雷鳥沢でくたびれせいか、それとも本当にキツイコースなのか、とにかく、くたびれ、後続のグループに次々と追い抜かれて行きました。浄土山に着いた時々は、見込みより、1.5倍以上時間がかかっている、拙い、このペースで行くと、立山行き最終便に乗れない!現金なもので、そう思うと、あっという間に昔日の韋駄天?に豹変、飛ぶように竜王岳脇、一の越山荘から室堂と駆け下りてターミナルへ着きました。剱岳に行けず、代わりに浄土山に変更した形なので、浄土山には申し訳ないが山に向かう心掛けが欠如していたと思います。反省!
16:20発の美女平へのバス、ケーブル、地鉄にて富山駅、19:00過ぎ。富山駅近くの居酒屋での夕食でビールをいっぱい。あとは、地鉄富山の待合室でバス待ち、夜行バスに乗って帰りました。剱岳は来年、また、再挑戦しよう!
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