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記録ID: 7127844
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トレイルラン
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳+仙丈ヶ岳(黒戸尾根発、地蔵尾根着:日帰り 14時間50分)

2024年08月11日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
--:--
距離
30.8km
登り
3,885m
下り
3,514m
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一台を竹宇駒ケ岳神社(山梨)、もう一台を柏木(長野)にデポ
コース状況/
危険箇所等
黒戸尾根は言わずと知れた一気のぼり、地蔵尾根は緩やかなシングルトラックが長々と続く
その他周辺情報 補給ポイント:七丈小屋、北沢峠、仙丈小屋、地蔵尾根の下山前に十分水分必要
予約できる山小屋
仙丈小屋
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
竹宇駒ケ岳神社2am発、眠気のもやもやに包まれたスタートから始まりました(五合目小屋跡にて明るくなる)
2024年08月11日 05:08撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 5:08
竹宇駒ケ岳神社2am発、眠気のもやもやに包まれたスタートから始まりました(五合目小屋跡にて明るくなる)
五合目小屋跡から増えるハシゴの岩場、昔の難所ですね
2024年08月11日 05:15撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 5:15
五合目小屋跡から増えるハシゴの岩場、昔の難所ですね
七丈小屋の冷たい流水に癒される(流しっぱなしの水、なんて贅沢な)。
2024年08月11日 05:47撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 5:47
七丈小屋の冷たい流水に癒される(流しっぱなしの水、なんて贅沢な)。
いまは協力金100円ですが、ありがたいほど安いし価値ありい
2024年08月11日 05:49撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 5:49
いまは協力金100円ですが、ありがたいほど安いし価値ありい
七丈小屋から山頂をピストンするテン泊組が結構いました
2024年08月11日 06:02撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 6:02
七丈小屋から山頂をピストンするテン泊組が結構いました
八合目御来迎場、ここまで来ると山頂はもうすぐ
2024年08月11日 06:30撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 6:30
八合目御来迎場、ここまで来ると山頂はもうすぐ
一枚岩と刀剣
2024年08月11日 06:50撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 6:50
一枚岩と刀剣
周囲の景色もすばらしい
2024年08月11日 06:54撮影 by  A003SH, SHARP
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8/11 6:54
周囲の景色もすばらしい
山頂直下の岩場のトラバース
2024年08月11日 07:03撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 7:03
山頂直下の岩場のトラバース
富士山も雲の上から顔を出してくれてます
2024年08月11日 07:08撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 7:08
富士山も雲の上から顔を出してくれてます
甲斐駒山頂到着、山頂には十数人のハイカーがくつろいでまhした
2024年08月11日 07:18撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 7:18
甲斐駒山頂到着、山頂には十数人のハイカーがくつろいでまhした
砂礫帯から山頂にまだまだハイカーがあがってくるようです
2024年08月11日 07:14撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 7:14
砂礫帯から山頂にまだまだハイカーがあがってくるようです
それにしても素晴らしい天気、山頂には20分も滞在せず、ここから北沢峠への下り開始。
2024年08月11日 07:18撮影 by  A003SH, SHARP
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8/11 7:18
それにしても素晴らしい天気、山頂には20分も滞在せず、ここから北沢峠への下り開始。
仙丈ヶ岳の展望もこの通りで下りながら、仙丈の展望は一旦オアズケ
2024年08月11日 07:22撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 7:22
仙丈ヶ岳の展望もこの通りで下りながら、仙丈の展望は一旦オアズケ
駒津峰を経て双児山へ、この辺から北沢峠までは樹林帯ルートになります(これはこれでひんやり涼しく助かりました)
2024年08月11日 08:17撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 8:17
駒津峰を経て双児山へ、この辺から北沢峠までは樹林帯ルートになります(これはこれでひんやり涼しく助かりました)
9:10頃北沢峠到着
2024年08月11日 09:08撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 9:08
9:10頃北沢峠到着
こもれび山荘の無料の流水をありがたくいただきます(ここでPatagoanianさんと合流)
2024年08月11日 09:14撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 9:14
こもれび山荘の無料の流水をありがたくいただきます(ここでPatagoanianさんと合流)
戸台口行バス停、残念ながら広河原↔北沢峠のバスは現在も通行止め(このためアクセスも長野側からのみ)
2024年08月11日 09:20撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 9:20
戸台口行バス停、残念ながら広河原↔北沢峠のバスは現在も通行止め(このためアクセスも長野側からのみ)
さて、北沢峠から後半戦スタート
2024年08月11日 09:57撮影 by  A003SH, SHARP
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8/11 9:57
さて、北沢峠から後半戦スタート
長い樹林帯を抜け五合目到着、まだ樹林帯は続きます
2024年08月11日 11:00撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 11:00
長い樹林帯を抜け五合目到着、まだ樹林帯は続きます
やがて森林限界を抜け展望がひらけたところで小仙丈ヶ岳山頂着
2024年08月11日 11:41撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 11:41
やがて森林限界を抜け展望がひらけたところで小仙丈ヶ岳山頂着
小仙丈ヶ岳以降、目の前の仙丈ヶ岳の迫力がすごい
2024年08月11日 12:14撮影 by  A003SH, SHARP
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8/11 12:14
小仙丈ヶ岳以降、目の前の仙丈ヶ岳の迫力がすごい
少しずつ距離を縮めようやく仙丈ヶ岳山頂到着。狭い山頂に15名程度のハイカーが休んでました
2024年08月11日 12:46撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 12:46
少しずつ距離を縮めようやく仙丈ヶ岳山頂到着。狭い山頂に15名程度のハイカーが休んでました
山頂で15分ほど休んで下ります、今回水も十分だったため小屋はスルーします
2024年08月11日 13:09撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 13:09
山頂で15分ほど休んで下ります、今回水も十分だったため小屋はスルーします
そして初の地蔵尾根ルートへ突入
2024年08月11日 13:10撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 13:10
そして初の地蔵尾根ルートへ突入
地蔵尾根ルートは中央の山塊をひたすら下っていくようです
2024年08月11日 13:11撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 13:11
地蔵尾根ルートは中央の山塊をひたすら下っていくようです
下りはじめはこんな感じ(TJARの選手もこの景色を見て仙丈小屋もうすぐ、そんな風にかんじるのかもしれません)
2024年08月11日 13:16撮影 by  A003SH, SHARP
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8/11 13:16
下りはじめはこんな感じ(TJARの選手もこの景色を見て仙丈小屋もうすぐ、そんな風にかんじるのかもしれません)
間もなく樹林帯突入
2024年08月11日 14:15撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 14:15
間もなく樹林帯突入
長い樹林帯道を抜けますが、この松峰小屋の分岐もまだ道中半分も来てないようです
2024年08月11日 14:53撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 14:53
長い樹林帯道を抜けますが、この松峰小屋の分岐もまだ道中半分も来てないようです
ところどころ現れる道標、所要時間からも道のりがないのがよくわかります
2024年08月11日 15:14撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 15:14
ところどころ現れる道標、所要時間からも道のりがないのがよくわかります
やがてトレイルが林道にぶつかります
2024年08月11日 15:59撮影 by  A003SH, SHARP
8/11 15:59
やがてトレイルが林道にぶつかります
林道をいくつか横切り登山道(土道)をしばらく進むとようやく登山道入り口(いやぁ〜久しぶりに長かった、でも楽しかった)、お疲れさまでした!
2024年08月11日 16:47撮影 by  A003SH, SHARP
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8/11 16:47
林道をいくつか横切り登山道(土道)をしばらく進むとようやく登山道入り口(いやぁ〜久しぶりに長かった、でも楽しかった)、お疲れさまでした!
撮影機器:

感想

ふと、Patagonianさんとのやり取りで始まった今日の山行。過去に黒戸尾根から仙丈ヶ岳をピストンしたことはありしたが、南アルプス山脈を横断することまでは考えたことはありませんでした。
今回、Patagonianさんは柏木から仙丈ヶ岳を経由して北沢峠をピストンしていただけるという事で、チャレンジすることを決めました。

午前2時黒戸尾根竹宇駒ケ岳神社をスタート。前日の寝不足がたたりペースがあがりません。笹の平分岐から刀利天狗あたりまでは要所要所で数分座り込んで眠り落ちる瞬間も... 正直、陽が昇るまではキツかったです。

事前にPatagoanianさんとは北沢峠で落ち合うために、要所要所の行動時刻表を共有していたので、その時間にあわせてコースタイムの60%程度で無理せず進んでいきます。七丈小屋でようやく冷たい水でのどを潤し食事を済ませると一気に元気が出てきました。そこから甲斐駒山頂まではあっという間でした。
甲斐駒ヶ岳山頂周囲は多少風があったものの、山頂自体は無風状態で汗で濡れたシャツで多少寒気がしたので、これまで多少稼いだ時間を利用してシャツを乾かします。
甲斐駒ヶ岳の山頂からはこれあら目指す仙丈ヶ岳山頂もバッチリで遮るものは一切ありません。

まだ山頂でゆっくりしたいと思いつつも、先を目指します。
砂礫帯の山頂エリアを抜け六万岩、そして駒津峰へと足を進めます。更に、そこから双児山からひんやりとした樹林帯の下り道を抜け北沢峠到着、午前9時十分くらいでした。

予定の9時半をちょっとすぎたくらいでしょうか、予定通りPatagonianさんも北沢峠到着。Patagonianさんの道中は結構大変だったようで、こもれび山荘で補給し10時くらいに仙丈ヶ岳に向けて出発しました。

北沢峠から仙丈ヶ岳山頂までは1,000mの登り返し。しばらくは樹林帯です。来た道をそのまま折り返さなければならないPatagonianさんはこのときが一番キツかったそうです。
「とにかく、登り切るしかない!」そう言い聞かせながら、先を目指します。
やがて、樹林帯が開け周囲の様子が確認できるようになると、小仙丈ヶ岳の頂はもう目と鼻の先でした。

小仙丈ヶ岳から望む仙丈ヶ岳は結構なスケールで、これがたった標高180m高いだけのようには見えないほど、どっしりそびえてました。
引き続き、雲は少し出始めたものの快晴を遮るような状況でもなく周辺素晴らしい景色が広がります。もちろん、背後には今朝上がってきた甲斐駒ヶ岳の雄姿も。

小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳は、周囲の景色を楽しむようにむりせずゆっくり進みました。そして、待望の仙丈ヶ岳山頂。時間的なものなのか、甲斐駒ヶ岳山頂より仙丈ヶ岳の方がたくさんのハイカーがいました。
仙丈ヶ岳山頂で15分程度でゆっくりし、初の地蔵尾根に向かいます。

地蔵尾根はちょうど、TJARのコースの一部になってます。
最初、仙丈ヶ岳からの下りは岩稜エリアを抜けて進みますが、間もなく樹林帯に突入します。以降、急な下りはありませんが、全体として緩やかな下りがえんえんと続きます。途中、松峰小屋への分岐に到着するものの、まだ半分も来てません。Patagonianさんの調子は悪そうでしたが、小屋分岐以降はこのゆるやかなシングルトラックの下りを楽しみたいためマイペースで先を急ぎました。

それにしても長い、ゆるやかな下りなだけ高度を下げている感がない。
ただ、ちょうどヒトひとりがあるける細いトレイルですが、陽が明かるい限り迷うことはなさそうです。時折現れる道標が唯一の頼みです。

やがて、トレイルが林道に合流。その後も数回林道を横切り登山道にはいったり... そんなことを繰り返すうちに再び登山道っぽい土道に落ち着きます。どれくらい走ったでしょうか、20-30分もすると孝行猿の遺跡が現れました。ふもとに下りてきたという実感がわき、ほどなく登山道入口。近くに停めてあったPatagonianさんのクルマがあったので、ミスコースすることなく下り切ったんだ、と安堵した瞬間でもありました。

それから5分後、不調気味だったPatagonianさんも復活し、信じられないペースアップで登山口にゴールしました。

最後に:
その後、柏木の駐車場からPatagonianさんのクルマで、竹宇駒ケ岳神社まで送迎いただきました。前日11pmに自宅を出発し、10pmに帰着。長い長い一日でしたが充実感/達成感に満たされた一日でした。

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